怖い患者

怖い患者

小説・文芸
649円 (税込)

3pt

区役所に勤務する愛子は、同僚女子の陰口を聞いたことがきっかけで、たびたび「発作」を起こすようになる。この世の終わりに直面したような、とてつもない恐怖に襲われるのだ。心療内科で受けた「パニック障害」という診断に納得できず、いくつもの病院を渡り歩き……(「天罰あげる」)。介護施設を併設する高齢者向けクリニックには、多くのお年寄りが集まってくる。脳梗塞で麻痺のある人、100歳近い超高齢者などさまざまな症状の利用者みなに快適に過ごしてほしいと施設長は願うが……(「老人の園」)。「我ながら毒気の強い作品ばかりであきれます」と書いた本人もため息。現役医師が描く、強烈にブラック短編全5編!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    怖い患者
  • タイトルID
    :
    1420062
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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怖い患者 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    医者出身の筆者ならではのタッチで描かれた5つの作品からなる短編集でした。
    医者、また患者の心理描写に引き込まれてしまう。
    最後の収録である「注目の的」は、医者・患者・弁護士・政治家・マスコミなどのそれぞれの思惑がうまく描かれていました。
    久坂部 羊氏の作品は、「善医の罪」を読みましたが、もう一つぐらい読んでみたいと思う短編集でした。

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    久坂部医師作家の医療系短編集です。どの作品も久坂部先生のブラックさが、際立っていて楽しめました。特に老人ホームの話はカオスでした。自分の将来が怖いです。

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    医療ミステリー、またはホラー
    短編が5作収録されているのですが
    患者と医師の関係を描いたものです
    すごく人間臭く、リアルです
    そしてその人間臭さが怖いと思いました
    普段は選ばないようなジャンルを選んだなぁと思いましたが
    満足度はかなり高いです

    0
    2024年12月07日

    Posted by ブクログ

    医療に関する短編集。
    診断された病名に納得できず、ドクターショッピングを繰り返す女性。
    他人の不幸に快楽を感じてしまう女医。
    旦那宛に届いた自分を誹謗する手紙に情緒不安定になる妊婦。
    デイサービスに通う老人たちに公平に対応しようと努める医師と老人たちの狂気。
    自分の発作の原因が接種したワクチンの副作用思い込む女性。
    どれもが悪意に溢れ、疑心暗鬼になっている人たちが描かれている。
    だけど、とても他人事とは思えない。
    自分にもそういうところがあるのでは…これから、自分も同じようなことが起こる可能性があるのでは…と考えてしまう。

    2024.12.5

    0
    2024年12月05日

    Posted by ブクログ

    やっぱり現役医師のかたの小説は、医療に対する描写に違和感が少ないから読んでいて楽しい!
    短編5編。毒気は強め。でも.一気に読みきりました。
    以下はちょっとネタバレあり。

    「天罰あげる」
    うわーいるいる、こーゆー患者!!って感じで読み進めた前半。
    ドクターショッピングする患者て、医師側からしたら厄介なんだよなぁ…あーでも患者側も色々つらいのは辛いんだろうなぁ……
    との同情の気持ちから一転の結末。恐ろしい、けど絶対にあり得ない、とは言いきれないのが一番恐ろしい。

    「蜜の味」
    例えば不幸な患者を診た時、ほの暗い愉悦は本当に絶対ないのか、と言われると言葉につまる。そんな自分を暴かれた気持ち。
    もちろん良くなって欲しいし、辛い宣告をするときは本当に辛いんだけど、「あぁ自分でなくて良かった」みたいな気持ちは本当にない??(愉悦とはちょっと違うかもだけど)
    ストーリー自体はちょっとさすがに毒気を強く出しすぎた感じもしたかな。

    「老人の園」
    これは、デイサービス運営の仕方に問題があるでしょう。
    施設責任者としての責任をまっとうできてないともいえる。でも、本人はそこのところには最期まで気づけてなさそう。

    「ご主人さまへ」
    最後は統合失調症みたいな描写だと感じましたが(専門ではないので詳しくはないけど)これの怖いところは、どこまでが事実でどこからが妄想か本当には分からないってとこなんですよね。
    もしかしたら、手紙の存在も妄想かもしれない、もっと言えば自分は幸せな家庭の専業主婦だ、というのも妄想かもしれない。
    「信頼できない語り手の叙述トリック」と「統合失調症の妄想」という組み合わせで産み出したストーリー、おもしろい!

    「注目の的」
    昨今のワクチン問題の強烈な風刺に感じた。そのオチもふくめて、強烈な皮肉にも読める……

    0
    2023年10月02日

    Posted by ブクログ

    天罰あげる/蜜の味/御主人さまへ/老人の園/注目の的

    医師にとって怖い患者?
    この人たちは周りの人にとって嫌な ヒト としか思えない。こんな人たちがのさばっているのは許せません!!!
    と叫びたくなるほどイヤなヒトたちでした。
    あぁぁ疲れた_| ̄|○

    0
    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    常日頃から、人は心で動いていると思っている私
    ウクライナ戦争でもそうだし、コロナ禍でもそうだし、過去に遡ればホロコーストもそう
    普通の世界ならばとても出来ないようなことでも、異常な精神を来たせば出来ることがある
    なので人の心というのは本当に怖いもの
    と普段から思っている
    この本もそう
    読んでいる側からしたら“なんでそうなるの”と思うが、本人は至って本気
    そしてとんでもないことを考えたり行動したりする
    人って怖いな、、、と改めて思わされた本であった
    短編なので5回ゾワっとすることが出来る

    0
    2023年08月16日

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り

    身体や精神的に病んで罹ったとき、
    人はこんなにも壊れてるんだなと

    結局のところ、世の中でいちばんこわいのって人間だったりするんですよね

    0
    2026年01月08日

    Posted by ブクログ

    お医者様に少~しだけ関わる仕事をしているですが、お医者様もなかなか変わった方が多い職種だと未だに思っています。
    でも、この本は完全に患者側が【怖い】の原因。
    でも、パーソナリティに問題がある人ってお医者様だけでなくて、書いてあることするよね。
    いずれも精神的なケアが必要な近くにいる人と何ら変わらなくて、より恐怖を感じる。
    作中に出てくるような人、モブ出演含めて周りに結構な人数いる気がする。
    この本の内容って、たまたま作者さんが現役の医師で患者と医者の立場であっただけ…というか、視点がお医者様だったというだけだと思って。
    言うなれば、現役美容師とか現役CAとかどこの世界にもまん延しているヒトコワ。
    できれば一生関わりたくないし、一生そうなりたくはない。

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    2010〜2019に雑誌に掲載された5短編集。天罰あげる、蜜の味、ご主人さまへ、老人の園、注目の的。患者や医師、思い込みのエスカレートと医学的な知識。

    お医者さんが、実際に見聞きしたことや経験したことがベースになっている感じです。

    0
    2024年12月01日

怖い患者 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    怖い患者
  • タイトルID
    :
    1420062
  • ページ数
    :
    288ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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