【感想・ネタバレ】老乱のレビュー

あらすじ

老い衰える不安をいだく老人と、介護負担で疲労困憊の家族。介護する側の視点だけでなく、認知症の老人の心の動きをリアルに描き、親と子の幸せを探る。在宅医療を知る医師でもある著者が描く、書評・テレビでも話題になった認知症小説。解説は最相葉月氏。

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ネタバレ

最後は涙。

お嫁さんすごいよ。最初からちゃんと舅さんの心配して、これでいいのかって自問自答して。
ちゃんと施設にも通って、介護して。
私だったらどう?義母はもちろん、両親ですらできる気がしない。
両親のことは憎んでいるから。
そうするとこれから先介護が必要になった時どうしたらいいんだろう。
穏やかな気持ちで見守ることができるだろうか。
作者さんが番組で、楽に死ぬ準備をするって言っていたけど、認知症だとなかなかそうもいかないよね。
自分がなったら嫌だなぁ。迷惑かけたくないってやっぱり思う。
長寿はいいことなのかな。


ラスト
十二月二十日、午前三時五分。
ベッドサイドにはだれもいない。
夜明け前のしんとした闇が、幸造を包んでいる。

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2026年06月13日

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「認知症介護のいちばんの問題点は、うまくいかない原因は認知症を治したいと思うことです」

現代の医者という存在は整形外科の医者も含めて“患者”の老いをキャンセルする存在として期待されているような気がする。
個人的に現代の医者には、「ずっと若々しく元気でいたい」という呪いを解く存在でいてほしいと思う。

世にある医療エンタメはどうしても病を治す、というところに物語を見出すものが多いように思う。
病と向き合うこと、ひいては人と向き合うこと。
それが医療の物語です。

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2026年03月10日

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認知症介護者は偉大な力を持っている。
それは東洋で言われてきた「孝」の力だ。
西洋なら「愛」のパワーだろう。
いずれも無償のエレメントである。
著者の先手必敗の考えには賛同できる。
症状もないのに早期発見は意味がない。
異常もないのに検査を受けてしまって
余計な不安を抱えることはゴメンだ。
手遅れで結構。生物は死すべき運命なのだから。

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2025年12月23日

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なかなかズシっと精神的に重い本でした。しかし読んだ価値はある貴重な小説。

妻を亡くし78歳で独り暮らしをしている幸造さんが主人公であり、ヒシヒシと押し寄せてくる認知症への恐怖と、彼を取り巻く家族の心理状態の描写が非常に細かくリアルでした。久坂部羊さんは医師でもあるので、よく分かった上で執筆しているのだろう。

幸造さんが単に老いを感じ始めてから、どんどん認知症が進行していく様が、彼の毎日書いている日記にあらわれはじめ、漢字が書けなくなったり、車をぶつけたり、孫の名前が思い出せなくなり…徘徊が始まり、免許や預金通帳を取り上げられ、家族がわからなくなり…病院に入院…その後、施設に入居する費用を捻出するために、息子夫婦が妻との思い出がたくさん詰まった家を売りに出す…仕方のないことだが、儚いものだ。

これから老いを迎える人、そしてその家族…生きている以上避けられない定めがあるが、心の準備をしているかどうかでも多少は違うのだろうか。問題作ではあったが、読んでよかったと思える小説でした。

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2025年05月26日

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認知症になった老人の気持ちがすごくわかった。読んでよかった。何度も読み返したい本。最後は号泣してしまった。

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2024年05月23日

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とにかく泣けた。始めからずっと淀みなく読み進められる。引き込まれていく力が強い文章。介護される側する側の両視点から、描かれるている。もっと早くから読みたかったと思わせた一冊。

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2024年03月16日

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年老いた母にプレゼントしてしまった。1年以上前に読み終わり、感想を書こうと思ったらほぼ忘れている私は認知症だろうか。また読み直そう。

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2023年08月14日

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認知症で施設に入所している母が部屋で書き殴っていたメモと幸造の日記が重なる。
アホだ、私はバカになった、死にたい、、、、

認知症は本人が一番辛くて苦しいはず。自分が自分でなくなる恐怖と日々闘っているのだ。
母も精神科に入院し、施設スタッフが介護しやすいようになって退院した。歩けていたのに目の前の母は車椅子で紙オムツで生気がなかった。それでも皆、母を取り囲んで「良くなりましたねー」と言う。まさにこの本に書かれていた通りの体験をした。
自分で母を介護はできない私は、母を姥捨山に置いてきていると日々戒めている。

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2023年08月02日

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決して他人事じゃなく、そんなに遠くない未来に自分にも降りかかるであろう問題に自分と重ね合わせながら読んだ。
幸造の日記が痛々しい。
でも雅美や知之の気持ちも分かる。
どんな結末を迎えるのか途中から読むのが辛くなってきたけど、幸造に喜んでもらえることを考えてくれて実現できたラストに号泣した。
がんや認知症や介護、、、久坂部作品にはいつも考えさせられ学ばせてもらってます。。。

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2022年08月26日

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介護関係の仕事をしているので、あらためてどう接していくべきなのか、考えさせられました。他人事ではない事実、、、介護者、だけではなく、自分自身がそうなるかもしれない。。心の準備として、でもこの本に出会えてよかったです。

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2022年06月05日

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認知症が進行していく老人とその家族のそれぞれの内面が描かれている。最初は我儘な老人やと思いながら読んでいたけど、次第にその悲しみや辛さが伝わってくる。現実は分かり合えないまま終焉を迎えることも多いのかもしれないが小説は紆余曲折を経ながら大円団になっていく。私たちが向かうべき未来が指し示されている。

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2021年11月27日

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もよすごく感動した訳ではないけど読んでよかった。近い将来親の介護が始まったり、ずっと先に自分が介護されることになった時もう一度読みたい。老人の記憶が悪くなるメリットもある。直前の怒り、悲しみ、口惜しさ等を明日に持ち越さない。介護者もそれを理解していると自己嫌悪にならなくてよい。かと言って悪用する者があってはならないけれど。
人間はうまくできている。

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2021年10月21日

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私も親の認知症に関わっているが、本書のリアルさに随所でドキリとし深く考えさせられる。物語後半、ある医師が講演で「認知症を治そうと思わず受け入れることです」と語る。それが理想主義だと即座に反応してしまうほどに、それまでの描写が分厚いのだ。重いテーマであるが読後感は悪くない。認知症が疑われる親や配偶者を持つ人に是非読んでもらいたい。巻末の最相葉月氏の解説も良い。

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2021年10月19日

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認知症の薬ができた、というニュースを見て読んでみた本。
著者は医者とのことで、認知症になった人、認知症の介護をする人を丁寧にリアルに書いていて、自分の将来を想像せずにはいられなかった。介護する人も辛いし大変だけど、本人の辛さ寂しさ苦しさもわかってあげる必要がある。
認知症になるとはどういうことか、介護するとはどういうことか、この本を通して知ることができて本当によかった。

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2021年07月11日

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ネタバレ

ー久坂部羊『老乱』を読んで――認知症になっていく本人は、何を感じているのか

久坂部羊の『老乱』を読んだ。

この小説には、主に三人の人物が登場する。認知症が進んでいく父親と、その息子である夫、そしてその妻だ。夫婦の母親はすでに癌で亡くなっており、父親は一人で自宅生活を続けている。

その父親が、少しずつ認知症になっていく。

小説は、父親の側と、父親を介護することになる夫婦の側、それぞれの視点を行き来しながら進んでいく。

読んでいて最初に気になるのは、やはり介護する側の夫婦の気持ちだった。

親のことを心配しながらも、自分たちの生活がある。父親の言動に腹を立てたり、困惑したり、どう対応すればいいのか悩んだりする。

介護する側の大変さについては、これまでもいろいろなところで語られている。だから、この小説を読み始めたときも、私はどちらかというと夫婦の側に気持ちを置いて読んでいた。

ところが、読み進めるうちに、別のことが気になってきた。

ー 認知症になっていく本人は、一体何を感じているのだろう。ー

この小説では、父親が認知症になっていく過程が、父親自身の感覚や考えを通して描かれている。

本人にとっては、自分がおかしくなっているという自覚がある場合もある。昨日までできていたことができなくなったり、自分では普通に話しているつもりなのに周囲から否定されたり、何かを忘れてしまったことで周りから叱られたりする。

しかし、本人からすれば、それにはそれなりの理由がある。

こちらから見ると「認知症の人の不可解な行動」に見えることでも、本人の中では筋が通っていることがある。

そこを、この小説はかなり考えさせてくれる。

認知症について考えるとき、私はこれまで、どうしても「介護する側は大変だ」という視点に偏っていたように思う。

もちろん、実際の介護が大変であることに変わりはない。

しかし、『老乱』を読んでいると、もう一つの視点が見えてくる。

それは、**「認知症になっていく本人も、自分の身に起きている変化に戸惑いながら生きているのではないか」**ということだ。

自分では普通にしているつもりなのに、周囲の反応が以前とは違ってくる。

何かがおかしいとは感じても、その原因が自分の認知機能の低下だとは分からない。

そして、自分の世界が少しずつ変わっていく。

そんな状態になったとき、高齢者本人は何を考え、何を感じるのだろう。

この小説を読んで、そのことを以前より具体的に想像できるようになった気がする。

『老乱』は、介護する側の苦労を描いた小説であると同時に、**認知症になっていく本人の側に立って考えるきっかけを与えてくれる小説**でもあると思う。

認知症というと、つい「どう介護するか」「どう対応するか」という側から考えてしまう。

でも、その前に、「本人にはどう見えているのだろう」と考えてみる。

この小説を読んで、その視点を持つことの大切さを感じた。

認知症を扱った小説はいろいろあると思うが、『老乱』は、認知症になっていく高齢者本人の気持ちを想像するという意味で、読んでみる価値のある一冊だと思う。

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2026年08月10日

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『少しきつい言い方になりますが、相手に求めたり批判的な気持ちになるのは、自分の都合に執着しているせいです。それでは優しい介護はなかなかできません』

介護する側、される側の心情を強烈なリアリティで書いている。読んでいて、「自分はこうなりたくない」「こうは思わないようにしたい」と思いつつも、いざ当事者になったらどうなってしまうのか、自信はない。

祖父は両方とも他界し、祖母は両方ともかなり元気に過ごしている。無論、両親もともに元気である。
それもあって、私は「介護」について第三者的な目線で、どこか他人事として扱いつつあった。現実から目を背けたかった。
だからこそ本屋でこの本を見つけた時に、"全くもって知ろうとしなかったことが、全部かかれてるぞ" という期待半分、恐怖半分で購入した。
結果、購入して読んで良かったと思う。
(重度の)認知症の人は何も分からないというイメージが少なからずあったが、その気持ちを覆してくれた。
ないものとして扱ったりせず、「人」として接することの大切さも知った。
また、毎日少しずつ自分が自分でなくなることの恐怖、絶望。ただでさえ自尊心が傷つくのに、それを家族や周りに詰られる屈辱と羞恥。
そして、自分を育ててくれた親がどんどん弱っていき、自分の知る親じゃなくなっていくような怯え。これは、経験がある作者にしか書けない強烈なリアリティだった。
「介護される側」の恐怖は、この本を読まなくては知らないまま老いさらばえただろう…。

介護について、「まだ先のこと」と考えてしまう我々世代にもぜひ読んで欲しい1冊。

あと嫁の雅美が学童保育のパート先の仲間のことを「単身赴任の妻」とか「家庭内別居中の…」とか、スゴく記号的に捉えていたのが少し怖かった。

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2026年08月05日

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医師作家さんなので、いわゆるボケから始まって、アルツハイマーを経て、終末期に向かう本人とその家族の心境が見事に書かれていました。なるべく周りに迷惑をかけずに、最期はボヤケた中で亡くなるのが理想だと思います

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2025年03月17日

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五十川幸造(78)が認知症で次第に衰えていく過程を綿密に綴った物語だが、医師でもある著者の幅広い見識がストーリーをリアルにしていると感じた.妻 頼子を亡くし一人暮らしだった幸造は自炊の生活を営んでいたが、土鍋を焦がしたり、散歩で迷ったり、家出をして遠くの町まで出かけたりすることがあり、診断の結果レビー小体型認知症が判明.自宅にケアマネージャーが来るようになったが、セクハラ行為が露見する.その後化粧をしたり、車を動かしたり、包丁を振り回すいった行為が目立つので施設に入る.息子知之と妻の雅美が献身的に介護するが、最終的に有料老人ホームで過ごす事になる.費用捻出のため自宅と土地を売却したことに衝撃を受ける幸造.医師や介護者の様々なアドバイスが紹介されていたが、和気医師のものが良かった.「認知症をよくしようと思うなら、そう思わないほうがよい」 「介護者がお返しをしているという態度で接することで相手に安心感を与えている」 考えさせられる本だ.

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2025年02月10日

Posted by ブクログ

久坂部羊さん初読み。
ご本人が、「僕の本のレビューには、読後感が悪いとよく書いてある」とおっしゃっていたけど、妙に納得。確かに読後感はよくない。
でも、これが認知症の現実なんだなと。
医師という立場ならではのリアルな描写と、認知症絡みの事故や事件の新聞記事の引用が相まって、ドーンと現実を突きつけられた。
認知症の人を介護するときの心の持ちようも出てきたけど、そんな大らかな心で優しく接し続けられる人っている?私は全く自信がない…
誰もが介護する側、される側になる可能性があるので、自分事として考えないといけないなとつくづく思った。

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2024年11月05日

Posted by ブクログ

認知症の介護の話。
最初は高齢者の車の事故が増えていることから、義父にも運転をやめてもらった方がいいと嫁の雅美が言い出したことから始まる。
義父を説得しているうち、何か様子がおかしいと思うようになり、なんとか脳ドックという名目で病院に連れていく。
初めは事故が起こったら自分たちにも被害があるとか、世間体ばかりだった。
とにかく介護が進むに連れて色々なことがある。
介護される側もする側も疲れてくる。
壮絶な日々である。
自分も近いうちに介護をする側になり、その先には介護される日が来るだろう。
それがわかっていても、受け止められないような過酷で残酷な真実がある。
そんな重い話でも、目を背けることは難しい…

2024.6.9

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2024年06月09日

購入済み

介護する側、される側のそれぞれの大変さがわかりました。

この作品では、介護する側の息子夫婦の強引さが最初目立ちましたが、山あり谷ありの経過を経て、介護される側の気持ちに寄り添う決意を固めると、後半は深い思いやりに変わっています。

仕方ない事ですが、最後が少し悲しかったですね。

#切ない #タメになる #共感する

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2023年12月16日

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認知症を患った老人の視点と老人を介護する家族の視点から、認知症の怖さが描かれていました。
特に怖いと思った所は、『老人が書いている日記の内容が、どんどん変になっていくところ』です。

下記表現が生々しくて、読んでいて身につまされました。
•漢字で書けなくなっていく所
•『っ』等の促音が日記に書けなくなっていく所
•書いている文字がガタガタになっていく所

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2023年06月23日

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物語りとしてすごく面白いかったかというと
そうでもない

認知症になる自分や家族の心情が、まるで実際のことのように描かれているので、とても勉強になる

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2023年01月30日

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両親が認知症で日々大変、、な中、とても親近感覚え読みました。リアルで、そうそう、と思うところ多々あり。

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2022年12月28日

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私も母の認知症の介護経験があるので、すごく共感するところがあった。私も主人公と同じで先のことを心配しすぎて本人の気持ちになかなか寄り添うことができなかった。ありきたりだが、もう少し早くこの小説に出会えていれば、母との最期の時間をもう少し穏やかに過ごせたのではないだろうか。
認知症本人の気持ちや介護職、医師側からの視点も書かれている。施設や精神科医療の現状は悲しいものだが現実だろう。私は介護には関わっていないが田舎の義父は認知症を患っているし、私自身も可能性はあるのだからこの学びを活かしていきたい。

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2022年05月09日

Posted by ブクログ

老いていかれる恐怖、置いていかれる恐怖。

介護者と被介護者の視点で進んでいきます。
私も割と雅美の気持ちもわかるのですが、日記の内容だったりを読んでいると、だんだんと気が滅入ってきました。全体のイメージとして、アルジャーノンに花束を、のローズとチャーリーを思い出しました。

不謹慎ですが、自分が認知症になる前に、楽してぽっくりが良いと考えました。

認知症のテーマでは「アリスのままで」も、なかなか重苦しいです。

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2022年03月28日

Posted by ブクログ

認知症になっていく幸造からの視点と、介護者である息子夫婦の視点で書かれた話
認知症になって迷惑をかけてしまう怖さと闘う様子を日記で表現してて、当事者の考えや気持ちを最大限に書き起こした感じがした。本当にそんなふうに考えているかはわかんないけど…
介護者としての苦悩や不安が尽きない様子もリアルに書かれてて、日本の現状を考えさせられた。
2020/12/09 00:37

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2021年09月20日

Posted by ブクログ

これは、自分の親に訪れるかもしれない未来、そして自分自身にも訪れるかもしれない未来。
介護する嫁の雅美の気持ちでも、老い、認知能力を失っていく義父幸造の気持ちでも辛い。
認知症は治らない、受け入れるだけ。
ラスト、受け入れてからの互いの姿に泣きそうになる。
老いに抵抗しても仕方ない、受け入れる心の準備としてよい本だった。

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2021年08月19日

Posted by ブクログ

昔にお坊さんから親が亡くなってからの四十九日は自分が生まれてから49日間に世話してもらった分のお返しをして下さいと言われたことがあった。親の介護も過去に世話になったお返しをする気持ちがないとできないのかもしれない。

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

怖いねえ。
自分が、自分の家族がこうなるかもしれないのが怖い。
介護する側とされる側の心境両方に頷く。
逆アルジャーノンかもしれない。
幸造はこれで幸せだったのか、はきっと誰もわからない。
幸造自身ですらわからないかも。

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2023年11月28日

Posted by ブクログ

なんとも ストレートなタイトルで。。。
これって まだらボケの人から直接 気持ちを聞いたの??
っていうくらいリアルに描かれていて この著者は 
とっても勉強して書いているんですね~~
毎度の事ならが 凄い人ですね~~

いつかは 若い人にお世話になる時が来るけど
お互い心の準備をしていても
その時になったら 冷静に対応できず
この本のように感情的になっちゃって大変な事になりそう~~

是非若い人に読んでもらいたいですね~~

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2022年06月16日

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