久坂部羊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高齢者の方に関わる仕事もしている身としては、色々と考えさせられました…!
今後、高齢者がたくさん増えていく中で、介護問題は本当に大きな問題だと思います。大事な家族だとしても、介護は綺麗な面だけではないので、負担が大きかかったり、当事者も仕方がないことだとしても、迷惑かけてしまってと申し訳ない気持ちになってしまったり…
最初は腕や足を切断するなんて恐ろしいという気持ちでしたが、読み進めていくうちに、しっかり説明し、本人家族も希望している、そして、メリットがあるなら、選択肢としてありなのでは?と実際に思ってしまいました。
主人公については、さまざまさな人間性や一面が描かれており、単純に良い人悪い人 -
Posted by ブクログ
年齢的にも人生の先が短くなりつつあり、実際に死にかけたこともあるので、この種の本はつい手に取ってしまう。
決してスピリチュアルな本ではなく、死を避けることのできない現実として捉え、そこに備えるための実践的な考え方を述べている。
医師でもあり小説家でもある著者の立場から、現代の医療に関する問題点、医師としてのジレンマなどにも触れつつ、最終的には「より良い生き方」を解く本になっている。
文章が上手いためか、内容がすんなり頭に入ってきて、読んでいて一種の安心感が得られる。「やりたい事をやり遂げようと思うな」との主張にはなるほどと思った。
なかなかの良書と感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの話はノンフィクション?フィクション?どっちだろう。リアリティがありすぎることに驚き、深く考えさせられる小説だった。※小説なのだが、研究発表のような形でストーリーが進むので、一見リアルな話かと思ってしまう。
『廃用身』とは…脳梗塞などで身体が麻痺し、回復する見込みがない手足のことを言うらしい。
小説の中で漆原(うるしばら)医師が提案する『Aケア』というものは、廃用身を切断し、介護する者の手助けをするもの。
(『切断』=アンピュテーションということから)
介護の現場は本当に大変だと思う。小柄な女性ならまだしも、体重が80キロ、90キロあるような方の介護をするのは想像するだけでキツイと思う。