感情タグBEST3
Posted by ブクログ
おもしろかった。
難題が出るたびにどうにかして解決していく(ただ一筋縄ではいかないところにハラハラする)のがおもしろい。
解説の通り、たしかに悪者は悪者ではないのかもしれないと思った。
「悪者」にも正義があり、守るものがある。
視点が変わりながらの進んでいく話、おもしろい。
最後の終わり方も良かった。
高血圧の診断基準が昔より低くなってる点、
学生の頃知ったときは、素直にいいことだと思ったけれど
単なる症状悪化改善の他に
薬(製薬会社)の売上増、病院の儲け、ひいては医療費の増大…と確かにそうなるわけだ。あと薬価というものを気にしたことなかったけどそれも前述に繋がる。。
何においても健康第一です。体も心も!
Posted by ブクログ
下巻は、追い詰められた紀尾中とその部下達の立ち向かい方が、一縷の隙も見せられない感じで気になり、読み進めた。薬が患者の手元に届くまでに、こんなにも様々な思惑がうごめいているのかとも思った。
患者ファーストで働いてきた紀尾中が、最後に、社長の真の思いは社員ファーストということを知り、これからどう行動していくのか。読み終わっても考えている。
Posted by ブクログ
上巻で、ライバル会社と戦った彼らは、下巻での敵は社内に。
誰が敵で、誰が味方か、疑惑に裏切りに。
患者ファーストのMRが金儲け優先のMRか。
息詰まる攻防に目が離せない。
医薬業界の闇と光を描いたエンターテイメント。
Posted by ブクログ
理想は理想。現実は現実。
その乖離を見事に表現してくれている。
勧善懲悪とは行かないまでも、程よく爽快感もあり。
医療業界とはいえ、結局はビジネス。
身内にいるMRを労おうと思った。
Posted by ブクログ
上下巻とも勧善懲悪がハッキリして面白かった。医療業界版「半沢直樹」のような感じがした。医療業界と接点がない方でも楽しめると思う。何を仕事の軸として働くのか、誰を見て働くのか、立場が違えば理想だけでは動けないこともある。理想と現実(会社の戦略)の間で揺れる主人公の続きが気になるところ。続編もあるのかな?