久坂部羊のレビュー一覧

  • R.I.P. 安らかに眠れ

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    後味の悪さとか評価はいろいろわかれるが、私はやはり、面白かった。ただし、わかりにくいところも随所に見られたが。

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    2022年05月07日
  • R.I.P. 安らかに眠れ

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    ネタバレ

    小説としてはあまり好みではないが、ノンフィクション風味として読むと大変興味深い本だった

    私自身、死は救済だと思っているところがあるので、始終薫子の意見には疑問を抱きつつ読み進めた

    亡くなった方の気持ちに寄り添うとしたら、今世から解放されてよかったねと思うけど
    亡くなった人が親しい人だった場合、諸手を挙げてよかったねとは思えない、それこそ薫子のように相談してくれたらよかったのにと思ってしまう気がする
    希死念慮と長年同居している私でさえそう思うのだから、通常の死を恐れる人たちにとっては自殺した人に寄り添うことなんてとてもじゃないができないのではないかと思った

    生きる自由があるのだから死ぬ自由

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    2022年04月18日
  • 第五番 無痛II

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    ネタバレ

    これだけの厚さを、一回も飽きることなく読ませさせる力がすごい。
    今回はすごい規模の恐ろしさが描かれていたけど、リアリティある文章に引き込まれて、そういう意味での“おかしさ”は感じず、最後まで読みきれた。けど、最後の終わり方がよくわからなかった…。
    コロナが流行っている今読むから、また身近に感じられる部分も多々あって、おもしろく読めた。
    イバラが想像以上に成長していて、なのに亡くなってしまったのは悲しかったな…。

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    2022年04月17日
  • 廃用身

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    どのみち、足手まといの重荷なんだから軽くなってくれ。

    これからの若い世代に何を背負わせなければいけないのか。経済活動、出産育児、高齢介護。これらをやってもらわないといけないと考えたとき、何を軽くするか。考えさせられた一冊です。
    でも、アリじゃないの?とも思いました。
    悪趣味な考え方をすると、五体満足な高齢者は、手厚い介護を受けれている目印になる日が来るのでしょうか。

    私?
    十中八九切断されているんでしょうね。

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    2022年04月09日
  • 老乱

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    老いていかれる恐怖、置いていかれる恐怖。

    介護者と被介護者の視点で進んでいきます。
    私も割と雅美の気持ちもわかるのですが、日記の内容だったりを読んでいると、だんだんと気が滅入ってきました。全体のイメージとして、アルジャーノンに花束を、のローズとチャーリーを思い出しました。

    不謹慎ですが、自分が認知症になる前に、楽してぽっくりが良いと考えました。

    認知症のテーマでは「アリスのままで」も、なかなか重苦しいです。

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    2022年03月28日
  • 悪医

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    もう、治療法はありません。
    そう宣告された人に必要な事は何だろうと考えました。

    私は二十代の頃から難病からくる半身不随で、社会的な立場を何も持っていないので、末期がんを宣告されても驚きはしますが、生きる事にあまり執着を見せないかもしれません。なるべく楽な方法が良いなぁ、とだけ考えています。

    作中に出てくるお医者さん同士の会話は、ちょっとショックでした。多分これを何倍にもしたのが、患者と医師の溝の大きさなのかなとも感じました。

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    2022年03月21日
  • R.I.P. 安らかに眠れ

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    善人で相手の立場を考えて行動する、心優しい人。
    独りよがりで思いこみが激しく、軽はずみな人。

    1人の人の印象は、その人を見る人数の分だけ種類がある。

    誰かにとっての心遣いは、その人にとっての迷惑以外の何物でもないこたもある…。

    難しい。

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    2022年02月12日
  • 廃用身

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    善と悪の間に立たされた感覚を持ったまま読み進めてしまう。介護問題やメディア問題など、現代の社会的問題について問いかけるメッセージ性があった。

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    2022年02月06日
  • R.I.P. 安らかに眠れ

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    医師作家による「人間の尊厳」を問い続ける内容であり、とても重く答えが出せなかった。

    薫子の次兄が、自殺志願者を3人も殺害するという凶悪事件が起きたことから物語は始まる。

    検察官のあざとい法廷戦略にも臆するとこなく、自分の意思を告げる次兄。

    優しい次兄が、世間から極悪人と糾弾されるのが納得出来ず、以前通っていた心療内科医に相談したりと奔走する。

    兄のことを善良なサイコパスだと言っていた心療内科医師こそが…。

    すんなり納得できる結末ではなかったものの、テーマ事態が、自殺を容認できるか…につきると思ったので、自分にとっても重い課題を背負ったようだ。

    昨今、特にコロナ禍になってからも感じる

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    2022年02月01日
  • 嗤う名医

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    ネタバレ

    面白かった!

    医療系の短編小説は特に読者と有識者の知識の乖離が起きやすいように思うが、今作はわかる、推察できるギリギリの用語が多く、興味深く読めた。
    汚い部分や倫理観から外れている欲望なども小説内にあり、それは人の生死を見てきた人間が故なのかもなと考えさせられた。
    しかしながらちゃんとした正義の軸もあり、人の多面性を感じられた。

    嘘はキライ!内で出てきた本物親子丼、自分は良く思ったので食べられる場所があったら食べたい。

    今まで読んだ中で1番巻末の書評が面白い。大体読んだ時に感じる感想はこの巻末の中野さんが書いてくれているから書くことが無い。

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    2022年01月13日
  • R.I.P. 安らかに眠れ

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    被告の言い分に同意していまいそうになる気持ちが読み進むにつれて大きくなる。
    殺人犯に同意してはいけないとの思いの間で気持ちが揺れる。
    死に惹かれる人や死にたいと強く思うほどつらい思いの人に、どのように寄り添っていけばよいのか、とても難しい。
    それは希望の押し付けや自殺の全否定ではないのであろう。
    本当の思いやりを真剣に考えたい。

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    2022年01月04日
  • R.I.P. 安らかに眠れ

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    本筋に関係ないけれど、仏前にお参りするってそんなに意味のあることだろうか、そして私が遺族ならお断りするだろう。

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    2021年12月28日
  • 無痛

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    ネタバレ

    ぶ厚くてびびったけど、読みやすくて、読みごたえがあって、楽しく読めた。
    最後の終わり方が気になりすぎるから、続き早く読みたい。

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    2021年12月03日
  • 無痛

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    この分厚さでも飽きることなくスリリングに読めた。しかしクライマックスがイマイチだったかな。終わらせる為にアレコレ結びつけた感じ。でも意外性や実際にはない診断法だったり人物の設定が斬新だった。ストーカーの性的描写は苦痛を覚えた。

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    2021年11月06日
  • 介護士K

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    2014年に起きた「川崎老人ホーム連続殺人事件」を題材に高齢者介護の現場で起きてるさまざまな出来事をできるだけ事実に基づいて描かれた物語のようだ。介護施設は現代の姥捨山なのか…「85歳になっても老いが受け入れられず不安と恐れに苦しみながらプライドを捨てられずにいる」の場面が我が家に重なった。長生きしたくなくなる読後感

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    2021年10月09日
  • 第五番 無痛II

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    医療小説っぽくて、医師会とかその内情が描かれていたし、病気に対しての医師の接し方の描画が細かくて面白かった。
    タイトルの「第五番」は、疫病の5番目を意味し、ベートーヴェン第五番「運命」を掛けている。
    前作「無痛」と多くのキャラが引き継がれるのでそちらを先に。
    ただ前作は、立ち位置があまりはっきりしておらず、無痛症の少年を中心とする人間模様が主だった。

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    2021年09月28日
  • 老乱

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    認知症になっていく幸造からの視点と、介護者である息子夫婦の視点で書かれた話
    認知症になって迷惑をかけてしまう怖さと闘う様子を日記で表現してて、当事者の考えや気持ちを最大限に書き起こした感じがした。本当にそんなふうに考えているかはわかんないけど…
    介護者としての苦悩や不安が尽きない様子もリアルに書かれてて、日本の現状を考えさせられた。
    2020/12/09 00:37

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    2021年09月20日
  • 老乱

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    これは、自分の親に訪れるかもしれない未来、そして自分自身にも訪れるかもしれない未来。
    介護する嫁の雅美の気持ちでも、老い、認知能力を失っていく義父幸造の気持ちでも辛い。
    認知症は治らない、受け入れるだけ。
    ラスト、受け入れてからの互いの姿に泣きそうになる。
    老いに抵抗しても仕方ない、受け入れる心の準備としてよい本だった。

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    2021年08月19日
  • 黒医

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    医療をテーマにしており、作者も医者なので設定に矛盾などを感じず素直に読める。
    対立する立場を描いており、自分だったらどちらの立場かを考えながら読んだ。生々しい話もあるが医者の苦悩が少しわかる気がした。
    骨髄ドナーについて興味を持って調べた。今までの自分の知識が刷新されたので読んでよかった。

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    2021年05月09日
  • 祝葬

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    生きるとか死ぬとか医療とかってなんだろう。

    平均寿命って今は85歳ぐらいですかね?
    90歳以上の治療のための医療費は、全種類自由診療にしたらどうだろう。緩和の医療費は現行で。

    長生きは裕福な老人の特権?別にそれでいいような。

    子どもからの老後の医療費をあてにして、1人あたりの金額の負担を減らすために子だくさんとかになって少子化もマシになるかも。

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    2021年04月21日