久坂部羊のレビュー一覧

  • 人はどう死ぬのか

    H

    購入済み

    人は死ぬものであることは、全ての人は解っています。また、それの受け入れ方は、文化の影響を大きく受けることも解っているのであろうと思います。
    著者のご意見は理解できたと思います。著者と反対の医者も有られるであろうと思いますので、両者の意見を比べて、自分で判断したいと思います。
    一方で、文化人類学の観点から文化の違いによる点も読んでみたいと思います。
    死については、多面的に見ることが必要であろうと思います。その意味では、一つの見解を明確にされた著作ですので、読む価値はあると思います。

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    2023年10月20日
  • 神の手(下)

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    素人が考えていた安楽死と、実際に行う医師の状況がまったく違った。韓国ドラマのヨハンの原作とのことで、読み始めましたが、それとは雰囲気が別です。

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    2023年10月15日
  • 善医の罪

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    法律が必ずしも正しくないことを思い知る。
    医療との相性が悪いというか
    本職の方には悪いけど正しさをこじつけるための
    手段という印象を受けた。
    有罪のままなら延命治療する医者はいなくなるな。

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    2023年10月12日
  • 善医の罪

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    白黒をはっきりさせるのが裁判なのか?
    判決という形で線を引いても、それはとりあえず今はとしか思えない線引きもある気がする。
    生きているのと死んでいるのは はっきり違うけれど、その間には無数の状態があって、ここが境目という箇所は無いに等しいのかもしれない。

    医師はどんな思いで治療をし患者はどんな思いで治療を受けるのか………難しいな

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    2023年10月02日
  • 怖い患者

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    やっぱり現役医師のかたの小説は、医療に対する描写に違和感が少ないから読んでいて楽しい!
    短編5編。毒気は強め。でも.一気に読みきりました。
    以下はちょっとネタバレあり。

    「天罰あげる」
    うわーいるいる、こーゆー患者!!って感じで読み進めた前半。
    ドクターショッピングする患者て、医師側からしたら厄介なんだよなぁ…あーでも患者側も色々つらいのは辛いんだろうなぁ……
    との同情の気持ちから一転の結末。恐ろしい、けど絶対にあり得ない、とは言いきれないのが一番恐ろしい。

    「蜜の味」
    例えば不幸な患者を診た時、ほの暗い愉悦は本当に絶対ないのか、と言われると言葉につまる。そんな自分を暴かれた気持ち。

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    2023年10月02日
  • 怖い患者

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    天罰あげる/蜜の味/御主人さまへ/老人の園/注目の的

    医師にとって怖い患者?
    この人たちは周りの人にとって嫌な ヒト としか思えない。こんな人たちがのさばっているのは許せません!!!
    と叫びたくなるほどイヤなヒトたちでした。
    あぁぁ疲れた_| ̄|○

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    2023年09月26日
  • 悪医

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    医者と患者の視点から癌治療に関する捉え方を描いた作品。
    癌治療は副作用が治癒作用を上回る事があるという事を知りました。
    癌治療の副作用に耐える患者の描写が生々しく思えて身につまされました。

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    2023年09月18日
  • 善医の罪

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    うーん。こう、終わるんか。
    もう一歩進んで終わらんかい。
    ちょっともの足らんわ。
    廃用身を読んだ時のような新鮮味や驚きが無いなあ。

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    2023年09月07日
  • 廃用身

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    フィクションなのにすごくリアル
    今後の高齢化社会を考えさせられた、と
    読み物として読み応えあった

    実際に介護が必要な高齢者の方が読まれた時に
    どんな気持ちになるのか気になる

    ネット小説『CUC』に関しては
    ふざけすぎの気もするが
    初版発行から約20年経過の今、
    高齢化社会は本当に深刻で
    フィクションながら本当にリアルを感じました

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    2023年09月05日
  • 人間の死に方 医者だった父の、多くを望まない最期

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    そう遠くない将来に起こり得る看取りの予習のために関連本を読んで勉強中。
    人間の死について、医師の観点からも、家族の観点からも書いてあり、とても参考になった。

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    2023年08月18日
  • MR(下)

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    上巻で、ライバル会社と戦った彼らは、下巻での敵は社内に。
    誰が敵で、誰が味方か、疑惑に裏切りに。
    患者ファーストのMRが金儲け優先のMRか。
    息詰まる攻防に目が離せない。
    医薬業界の闇と光を描いたエンターテイメント。

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    2023年08月17日
  • MR(上)

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    製薬会社のMR=医療情報担当者を主人公としたビジネス小説。
    著者が現役の医師である故、一般には馴染みのない職種の実態が鮮やかに描き出される。
    自社の薬を医師に取り扱ってもらうため、下僕のように涙ぐましい努力をしながら、ライバル製薬会社とのスパイもどきの熾烈な戦いを繰り広げられる。
    お仕事小説として、MRについてを理解する格好の小説。

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    2023年08月17日
  • 怖い患者

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    常日頃から、人は心で動いていると思っている私
    ウクライナ戦争でもそうだし、コロナ禍でもそうだし、過去に遡ればホロコーストもそう
    普通の世界ならばとても出来ないようなことでも、異常な精神を来たせば出来ることがある
    なので人の心というのは本当に怖いもの
    と普段から思っている
    この本もそう
    読んでいる側からしたら“なんでそうなるの”と思うが、本人は至って本気
    そしてとんでもないことを考えたり行動したりする
    人って怖いな、、、と改めて思わされた本であった
    短編なので5回ゾワっとすることが出来る

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    2023年08月16日
  • 日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか

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    高齢の母がコロナに罹って入院し、医師から万が一の時に延命治療を望むかと聞かれた。3年前に脳梗塞を患い、左手足が不自由ではあるが、週3回のリハビリには通っているし、ヘルパーさんの助けを借りながらも1人暮らしができていた。「私は100歳まで生きる」と日頃から話す母だったので、母と万が一のことなど話したこともない。とはいえ、いずれ確実にその日は訪れる。
    老い、その先の死についてさまざまな事例を示してくれた。死に時を自分で決めて、悔いのないように生きるという考え方は参考にしたい。

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    2023年08月11日
  • MR(下)

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    理想は理想。現実は現実。
    その乖離を見事に表現してくれている。
    勧善懲悪とは行かないまでも、程よく爽快感もあり。
    医療業界とはいえ、結局はビジネス。
    身内にいるMRを労おうと思った。

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    2023年07月22日
  • R.I.P. 安らかに眠れ

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    うむ〜最近ニュースでも話題となる自殺幇助に関する内容で多岐の事情は異なるが精神的に生きる事への執着が薄れるのも病と考えるので有れば、医師による安楽死(尊厳死)とも関係も少なからず有ると思う。。
    ダイバシティ化が叫ばれる世の中に有り、虐め、SNSによる誹謗中傷も酷い世の中にあっては全否定出来ない難しい内容。
    読むにつれて3人の自殺希望者を殺害した村瀬真也の言い分は一貫性も有り理解も出来るのは筆者の力なのだろう。

    真也が3人(若い芸術家の男性、失恋に悩む女性、不治の病の男性)の自殺希望者とSNSで「希使天使」の名で知り合い希望に添い殺人と遺棄を行った裁判を通して話が進む。真也は兄一也、妹薫子の3

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    2023年07月14日
  • 寿命が尽きる2年前

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    ショッキングなタイトルだが、2年前を「今でしょ」(2年後に死んでも悔いはない)と思って考えて生きるのが良いってこと。

    自分も71を超えたので、そろそろそういう考えに方向転換の時期か。

    具体的にしてはいけない事については頷くことができたが、したらどうだという項目(たとえば豪華な海外旅行など)には、ほとんど頷けるものがなかった。つまり、これだけやったら「死を受け入れることができる」というものがないのが、自分を含めて多くの凡人。

    でも、本書を含めて、長生きしすぎて苦しむ多くの話を目にするたび、覚悟はついてきたように感じている。

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    2023年07月11日
  • 砂の宮殿

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    ネタバレ

    題材的にとても面白い。
    医療は国民に公平にあるべきだ、というマスコミの主張に対して、医療だってビジネスと捉えれば投資をして利益を出すというモデルも全く違反でもなくあっても良いのではないか?ということ。
    惜しげもなく設備投資をして、お金持ちの命を救ってしっかりと儲ける。それ自体はおかしくもなく、マスコミと対決をしながらもストーリーは進んでいくのだが。
    我が身を守るために実は…ということが後半になって少しずつベールが剥がされていく。
    途中までは主人公に感情移入しているのだがあれよあれよという間に展開が変わっていき、金儲けもたいがいにしろ、とう気持ちになってしまう。
    お金がかかる最新医療とさらに進ん

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    2023年07月07日
  • 老乱

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    認知症を患った老人の視点と老人を介護する家族の視点から、認知症の怖さが描かれていました。
    特に怖いと思った所は、『老人が書いている日記の内容が、どんどん変になっていくところ』です。

    下記表現が生々しくて、読んでいて身につまされました。
    •漢字で書けなくなっていく所
    •『っ』等の促音が日記に書けなくなっていく所
    •書いている文字がガタガタになっていく所

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    2023年06月23日
  • オカシナ記念病院

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    久坂部羊さんの作品はいつも考えさせられます。
    今回もそうでした。
    何が本当にいいのか分からなくなります。
    けど、健診受けちゃいます。(笑)

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    2023年06月21日