オカシナ記念病院

オカシナ記念病院

814円 (税込)

4pt

島民の健康向上に奔走する若き研修医・新実一良。「がん検診」「在宅医療」「認知症外来」など新たな施策を試みるも、意外な問題点が次々と明らかに……?!現代医療に一石を投じる著者渾身の医療エンタメ!

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オカシナ記念病院 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    医療について考えさせられた。
    延命治療や過度な検査は歳を重ねると、
    本当に良い事なのか。
    自分はどのような医療行為を今後求めたいのか。
    何となく手に取った小説でこんなに考えることになるとは思わなかった。
    周りに医療関係の知り合いがおらず、実際の医療と乖離するところはあるのかも知れないが大切にしたい価

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    うーんそうかもしれない!

    私も死ぬ時は こういう病院にかかりたい!

    現代の病院が忘れてしまったこと

    自分が死ぬ時 どんな病院にかかりたいかということを

    考えさせられました。

    0
    2023年11月23日

    Posted by ブクログ

    赴任/臨終/自由/検診/青年/嫌煙/縮命/離任

    あぁ おもしろかった。命とは、医療とは、さて私は?
    患者の立場、医師の立場、個人の思い……
    それらが絡み合い渦巻いて思わない方へ進むこともあって、へぇーとかふむふむとか、えぇっ!とかブツブツ言いながらいろいろ考えながらラストへ。一良君 大丈夫??が最

    0
    2023年02月22日

    Posted by ブクログ

    新実一良(にいみ いちろう)は、研修医期間の最初の二年を東京の、白塔(はくとう)大学病院で務めた後、離島の病院に赴任した。
    院長以下のゆるい医療体制に唖然とし、積極的に色々な提案をしては当たって砕ける。
    岡品院長は、自分のやり方に異を唱える人たちの意見にも、「お試しで」やってみましょうとあっさり同意

    0
    2024年12月28日

    Posted by ブクログ

    都会の大病院での研修を終えた主人公が、今度は離島での研修のため、岡品病院へ赴任する。若く使命感に燃える主人公は、島民のために前の病院でやってきた通り、老人に延命治療を施したり、訪問医療やがん検診を積極的に提案する。

    昨日、テレビでがん検診を推奨するような番組を見たし、私の会社でもがん検診を受けるよ

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    本作は久坂部医師の作品の中では、比較的楽しく読める作品でした。医療行為とは?改めて考えさせられました。

    0
    2024年08月30日

    Posted by ブクログ

    今回は、当たり前のように思っていた病院での治療について考えさせられた。オカシナ記念病院と南沖平島に住む人々の考え方が、本当は一番よいのだと思う。がん検診や認知症外来などについても、そういう考え方のほうがいいかもと、目から鱗で興味深かった。

    0
    2023年10月29日

    Posted by ブクログ

    久坂部羊さんの作品はいつも考えさせられます。
    今回もそうでした。
    何が本当にいいのか分からなくなります。
    けど、健診受けちゃいます。(笑)

    0
    2023年06月21日

    Posted by ブクログ

    一気に読んでしまった。本当に良い医療とは何か。それはほどよい医療だ。私が地方急性期病院で感じている違和感がよく現れた本。

    0
    2023年03月11日

    Posted by ブクログ

    帯が全てを物語る。
    舞台は離島。設備は整っている、そこそこの病院だ。
    積極的な検査や治療は実施しない。
    患者が求める治療を行う。
    死を間近にしても、それは変わらない。
    患者の家族もまたそれを望む。

    離島という環境も大きく関わっているのだが、院長の意向でもあるというから東京からやってきた研修医が混乱

    0
    2023年02月02日

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