久坂部羊のレビュー一覧

  • 芥川症

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    【収録作品】病院の中/他生門/耳/クモの意図/極楽変/バナナ粥/或利口の一生
     ブラックユーモア。現場を知る医師が書いただけに、笑えない。

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    2017年01月25日
  • 嗤う名医

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    6作品からなる短編集。
    色々な味?が楽しめた。
    だが…嘘はキライは難しかった。
    '16.12.23読書完了

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    2016年12月23日
  • 嗤う名医

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    介護、整形、医師のストレスなど、医療現場を舞台にした短編集。とても読みやすい文章で、描かれる世界にすんなり入っていける。

    最初の3編は展開に目新しさが無いものの楽しく読めた。特に「寝たきりの殺意」のクソジジイっぷりときたら!次の2編は異常な趣味嗜好を持った医療関係者の話が続いて気分が悪くなったけれど、最後の1編、白い巨塔の派閥争いに巻き込まれる男の話「嘘はキライ」は面白かった。

    他の作品を読んでみたくなる程の魅力は感じなかったが、短編集ということもあり気軽に一気読みできた。

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    2016年10月05日
  • 嗤う名医

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    ネタバレ

    うーん。☆3.5くらいかなあ。
    作者の短編は初めて。でも内容的には長編でなくて良かったと思うような、皮肉な話ばかり。

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    2016年09月28日
  • 思い通りの死に方

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    (たぶん)本音ベースが身上のお医者さんお二人の対談形式の本です。「思い通りの死に方」、2012.9発行です。内容的には、中村仁一先生の「自然死のすすめ(大往生したけりゃ医療とかかわるな)」と久坂部羊先生の「日本人の死に時(そんなに長生きしたいですか?)」を足した感じでしょうか。確かに長生きすればいいわけではなく、長生きの中身が大切ですね!そして「老い」と「病気」の違いは、本人が(きっとわかるはずと思います)しっかり自覚して、薬で治るとの錯覚を持たないことがいいと、私は思ってます。

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    2016年09月11日
  • 神の手(下)

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    ネタバレ

    安楽死について考えさせられる。確かにあってもなくても困る。でもいくら考えても答えなんか出てこないのでは。
    なかなか新薬も認可されない日本では難しそう。合法化されているオランダなどではケルビムみたいな薬があるのかな。

    ちょっと長い。途中でななめ読みしてしまった。。

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    2016年03月31日
  • いつか、あなたも

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    9割ほど実体験を元にした在宅医療の話。痴呆や末期ガンやALS、精神疾患の若い女性の話だけフィクションとの事だが患者だけじゃなく、その家族との関わりも含めた在宅での死を待つ日々。死を看取る家族、死後直後に行う湯灌作業など医師や看護師の大変さをしみじみとの思う。病気はいつ発病するか分からなし誰もが他人事ではない話ではあった。

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    2016年01月21日
  • いつか、あなたも

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    在宅医療に関する短編6編。
    最期を自宅で迎えたいと誰しもが考えるのではないだろうか。
    住み慣れた家で家族が側にいてくれればかなり落ち着けそうだもの。
    自分の最期もそうありたいなぁ。
    それに付き合ってくれる医師、看護師さんの苦労は大変なものだろうな。それでも、在宅医療を望む患者がいるならばぜひにも協力して欲しいわ〜。
    それにしても、最期まで痛みに苦しむのはちょっとキツイ。
    なんとかならないものだろうか。

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    2015年12月27日
  • 神の手(下)

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    下巻に入り、当初の安楽死の問題よりも医師会問題に重点が置かれたようになる。
    そのため、興味を持ちきれない。
    途中にはさまれる白川とは別の安楽死反対派の医師が、苦しむ患者を前に安楽死を決断出来ない状況の描写は、医師ならではの生々しい残酷さで読者を引き込む。

    この作品では、多くのひとが死んでいく。殺されたり自殺したり。
    安楽死と医師会の問題に巻き込まれ、ひとが実際に死んでしまうことはあるのだろうけれど、警察も余り捜査をしていなかったり、犯人がどういう手口で犯行を行ったのかが重視されていない。
    ひとが死んでいるのに、あっさり過ぎてしまうということに、ひとの命を雑に扱っている印象を受け、読んでいて気

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    2015年12月09日
  • 神の手(上)

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    安楽死と医師会に焦点を絞った、久坂部羊さんらしい医療への問題を掲げた作品。

    21歳の末期癌患者である若者の除ききれない激痛と向き合う主治医白川。
    付き添いをしている伯母の頼みもあり、患者自身の意思を確認したため、安楽死を決断する。
    しかし、殆ど見舞いにも訪れなかった母親によって告発される。

    安楽死の四要件(P46)
    患者が耐えがたい肉体的苦痛に苦しんでいること。
    苦痛を除去する方法を尽くし、ほかに代替手段がないこと。
    生命の短縮を承諾する本人の、明示的な意思表示があること。
    死が避けられず、死期が迫っていること。

    白川も感じているが、この要件って少しおかしい。
    痛みがあって苦しんでいて、

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    2015年12月07日
  • いつか、あなたも

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    ネタバレ

    最初のと最後のが良かった。
    フィクション分があるとはいえ
    現場ではこういうことが起きてるんだな。

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    2015年12月05日
  • 第五番 無痛II

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    前作の無痛より、こちらの作品の方が読みやすい。
    ストーリーの面白さに欠けたが、日本の医療や日本人の医療に対する考え方について、作者の思いが強く感じる。恥ずかしながら、人間ドックが日本人独特の考えから成り立っており、欧米には存在しないこと、そのような考え方がないことを知らなかった。
    病気はどうしようもない事が多く、医者は万能ではない事は、心に刻みたい。

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    2015年11月10日
  • 破裂(上)

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    ある過激な高齢化社会対策と医療裁判の話。現代社会に警鐘を鳴らす超意欲作だが話が冗長すぎるのが気になる。ドラマでは主人公を削っても話が成り立つのが無駄なエピソードが多い証。だが好きな作品。

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    2015年10月02日
  • いつか、あなたも

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    *在宅医療専門クリニック看護師の“わたし”と新米医師、院長らが、患者本人と家族、病とその終焉に向き合う。終末医療、看取り、安楽死、死後処置…カルテに書かれない六つの物語*

    これは小説ではなく、ほぼ実話とのこと。重く哀しくやるせないが、綺麗ごとではない、これが現実。

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    2015年05月12日
  • 破裂(上)

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    医療過誤は、ニンゲンであるからこそ、起こる。
    それを どう防ぐかが 課題なのだが。

    松野という ジャーナリスト。
    正義 という言葉を振り回すいやな記者。
    そのオトコが、医療過誤を 追求する。
    設定の角度が イマイチ だね。
    自分が ガンだと診断されたが、それが誤診だった。
    その体験が 医療に不信をもち、追求しようとする。

    江崎は 麻酔医。
    痛恨のミスを 事例として集める。
    なぜなのか?
    どうも、その動機が よく見えない。
    医療を どのように 変えていくのかが
    見えていないような気がするから、物足りないのか?

    香村は 心臓外科の助教授。
    エリート中のエリート。
    研究の水準が高いが、手術は 

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    2015年04月29日
  • いつか、あなたも

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    在宅医療に興味のある私にとっては、とても興味深い
    この超高齢化社会では、需要はどんどん増える

    素人なんだから、しょうがないだろう

    でも、自分にとって大切な人の介護なのだから
    無関心でいる訳には行かない
    もう少し基礎的な知識があると良いのに

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    2015年01月28日
  • 神の手(下)

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    ネタバレ

    上巻はかなり惹き込まれて読んだのですが、下巻は上巻でちりばめられたいろんな要素の畳み方がちょっと雑に感じられてしまい、残念。

    まずはJAMA。様々な知謀を巡らせて国内医療の覇権を握ったと思ったら、代表の新見はおかしくなっちゃうし、その後不自然なほどバタバタと人が死んでいくし…

    そして阻止連。結局無能な集団のまま消滅。唯一まともだった東氏は新見の手でアッサリと離脱。古林康代もサックリ死亡。

    これだけ関係者が不審死してたらだれがどう見ても超怪しんで、わずかでも関係している人たちに捜査の目を向ける思うんだけど。

    で、話の黒幕「センセイ」の正体のガッカリ感といったら…正直、何の驚きも無かったし

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    2015年01月03日
  • 破裂(上)

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    様々な立場の人が、それぞれの思惑で一つの医療ミス裁判に関わっていく。
    人間である以上ミスは必ず起こるのであり、ベストを尽くした(であろう)医師を責めても仕方がないと思う反面、遺族は許せんよなぁと思ったり…

    松野の歪みは腹立つな、と思っていたら、後編の裏表紙のあらすじが、すごいネタバレしてきた。

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    2014年12月05日
  • 人間の死に方 医者だった父の、多くを望まない最期

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    お父様の介護について書かれている
    医師として忙しいのに、自宅で介護されていた
    多くの経験をしているからこそ、落ち着いて介護されているけれども
    決して楽ではなさそう
    医療行為は拒んでいても
    寝たきりになったので、身の回りの世話は必要
    しかも、せん妄とか、不穏な状態にもなり
    介護する側の疲れや不安も大変そう
    それでも、比較的には安らかに逝けた方らしい

    自分の時は、どうなるやら

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    2014年11月23日
  • 破裂(下)

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    手術の医療ミスで大金を請求するなら、逆に手術が成功したときには同じくらいの報酬をよこせ、的な記述があって、結構納得してしまった。
    人間なんだから絶対ミスをしないなんて無理だし、どんなに注意して二重三重のチェック機構を作ったとしても100%ミスをなくすことはできないと思う。ミスを減らすことはできるかもしれないけど。
    だからといって医者の凡ミスで命を落とした人とその遺族は仕方ないと思えないっていうのもわかる。

    医療ミスとは別に少子高齢化の問題も出てきて、いろいろと考えさせられる。
    でも私もピンピンポックリがいいなあ。

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    2014年02月08日