久坂部羊のレビュー一覧

  • 神の手(下)

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    ネタバレ

    上巻はかなり惹き込まれて読んだのですが、下巻は上巻でちりばめられたいろんな要素の畳み方がちょっと雑に感じられてしまい、残念。

    まずはJAMA。様々な知謀を巡らせて国内医療の覇権を握ったと思ったら、代表の新見はおかしくなっちゃうし、その後不自然なほどバタバタと人が死んでいくし…

    そして阻止連。結局無能な集団のまま消滅。唯一まともだった東氏は新見の手でアッサリと離脱。古林康代もサックリ死亡。

    これだけ関係者が不審死してたらだれがどう見ても超怪しんで、わずかでも関係している人たちに捜査の目を向ける思うんだけど。

    で、話の黒幕「センセイ」の正体のガッカリ感といったら…正直、何の驚きも無かったし

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    2015年01月03日
  • 破裂(上)

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    様々な立場の人が、それぞれの思惑で一つの医療ミス裁判に関わっていく。
    人間である以上ミスは必ず起こるのであり、ベストを尽くした(であろう)医師を責めても仕方がないと思う反面、遺族は許せんよなぁと思ったり…

    松野の歪みは腹立つな、と思っていたら、後編の裏表紙のあらすじが、すごいネタバレしてきた。

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    2014年12月05日
  • 人間の死に方 医者だった父の、多くを望まない最期

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    お父様の介護について書かれている
    医師として忙しいのに、自宅で介護されていた
    多くの経験をしているからこそ、落ち着いて介護されているけれども
    決して楽ではなさそう
    医療行為は拒んでいても
    寝たきりになったので、身の回りの世話は必要
    しかも、せん妄とか、不穏な状態にもなり
    介護する側の疲れや不安も大変そう
    それでも、比較的には安らかに逝けた方らしい

    自分の時は、どうなるやら

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    2014年11月23日
  • 破裂(下)

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    手術の医療ミスで大金を請求するなら、逆に手術が成功したときには同じくらいの報酬をよこせ、的な記述があって、結構納得してしまった。
    人間なんだから絶対ミスをしないなんて無理だし、どんなに注意して二重三重のチェック機構を作ったとしても100%ミスをなくすことはできないと思う。ミスを減らすことはできるかもしれないけど。
    だからといって医者の凡ミスで命を落とした人とその遺族は仕方ないと思えないっていうのもわかる。

    医療ミスとは別に少子高齢化の問題も出てきて、いろいろと考えさせられる。
    でも私もピンピンポックリがいいなあ。

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    2014年02月08日
  • 思い通りの死に方

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    死にたくても死ねない長命地獄社会、治療の苦しみがわからない、幻想を与えてお金を儲けている医者。納得のいく生き方をすれば、死に方はどうでもよくなる。

    医療の歴史。ここまで出来るようになったと言うべきか、まだまだ遠いと言うべきか。

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    2014年03月17日
  • 医療幻想 ―― 「思い込み」が患者を殺す

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    世間では、あちらもこちらも立つようなバラ色の幻想が、マスメディアを中心として拡大再生産されている。

    気付かない人と、気付かないフリをしている人。いつかは気付かされるんだろうけど。

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    2013年06月02日
  • 大学病院のウラは墓場 医学部が患者を殺す

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    タイトルからはもっと軽いタッチの作品かと思ってたけど、いたって真面目な内容。ちょうど同時期に読んだ“医療の限界”と似てるな~、って思ってたら、やっぱり本作者も少なからず共感されてました。でも日常業務の忙しさのあまり、声を上げて医療の現状の打破を試みる人がほとんどいないから、こういう主張をどんどんしていくべきだとは思います。

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    2013年02月16日
  • 思い通りの死に方

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    高齢者は不調を病気のせいにしたがる。一部の例外の元気な高齢者や闘病環境に恵まれた立場の人が手本になってはならない。胃ろうをしたらまた口から食べられるようになる、というのは、この株は絶対にあがる、というのと同じ、だと。僕は長生きするつもりでいるけれど、突出して長生きで元気な人が世の中に自慢するのは害悪だと言い切られた。年代や立場で感触が大きく変わりそうな本。ただ、歳をとればそれに応じた変化がでるのが当たり前、そろそろお迎えがくるよ、という表現ができる社会に、というのは、いまのところ、賛成。

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    2013年01月31日
  • 思い通りの死に方

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    体の不自由も痛みも「年のせいだから受け入れろ」と言われてもねえ・・・・。いずれ死ぬことは仕方がないとしても、腰が痛い膝が痛い何が痛いというのを、我慢しろというのは殺生だと思います。
    老いることは、すなわち高齢障害者になること。元気な年寄りは例外なのだと口をそろえるお二人。だったら、だからこそ、年寄りの体の痛みにはもっと同情してしてほしいと思いました。
    しかし、老いにともなう痛みの問題以外は、「死と太陽はみつめられないから、死をちら見しながら、明日死んでもいいように毎日を生きよう」という話など、その通りだなあと思うことばかりでした。

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    2012年11月17日
  • 大学病院のウラは墓場 医学部が患者を殺す

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    この本のタイトルと内容には相当開きがあります。

    医学部、大学病院、医局から観た医療制度改革の問題点について医師から見た意見であり、それを正しいと思うか?おかしいと思うかは読み手次第でしょう。

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    2012年10月03日
  • 思い通りの死に方

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    久坂部 羊 さんの作品を読んで、興味があったので手に取った。「老い」と「死」について加齢とともに考えてそれを受け入れ、明日死んでもいいように悔いなく生きなさいってことが書いてあった。がんになっても治療せず延命治療もしないで、生きた方がいいという考えの著者なので、それはそれでこういう考え方もあるのだと思って読むのが良いと思った。

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    2012年10月01日
  • 日本人の死に時 そんなに長生きしたいですか

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    「人がなぜ生まれ、どう生きるのか」という本質の問題がお座成りになっているので隔靴掻痒のきらいがあり。

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    2012年09月04日
  • 神の手(上)

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    大好きな現役医師作家である久坂部羊の作品。
    文庫化を機に上下巻を読んでみた。
    「神の手」とは、延命治療でひどい状態になりながらもなんとか生きながらえている患者に対して、医師が安楽死させる行為のこと。
    安楽死の是非を巡って、肯定派と否定派を巡る話。
    著者が現役医師なだけに、相変わらず医療業界の裏事情や延命治療を受けている患者のひどい状態の描写が生々しく描かれており、自分もどちらが良いのかを考えさせられた。
    物語の最後では、安楽死法というのが制定され、安楽死専用薬というのが開発される。近い未来でこのような時代が来るのだろうか。
    この本を読んで、自分の知らないところではいろいろな問題があることを思い

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    2012年08月25日
  • 神の手(上)

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    長い!そして難しい!
    読み慣れないジャンルだったから読むのに時間がかかって仕方なかった。
    「無痛」がすごく面白かったから読んでみたんだけど、医療モノは気合い入れて読まないとダメね。
    登場人物が多いのも面倒くせーってなってしまった…

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    2012年08月02日
  • 破裂(下)

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    すごくビックリした事があったんですが・・・・
    ネタバレだろうと思うのですが、内容紹介に出ちゃってるので書きます。

    ジャーナリスト松野さん死んじゃうの?( ̄□ ̄;)
    主役級の人物死す・・・・
    とりあえずそこが一番衝撃でした。

    高齢化社会への問題提起と「プロジェクト天寿」計画。
    テーマはとっても良いと思ったんですが、結局どうなの?って感じで終わってしまったのが残念でした。
    これだけ問題提起したのだから、最後何らかの結論が欲しかったです~。

    医療ミス、報道、高齢化問題、安楽死問題など興味深いテーマが山盛りなのですが、山盛りすぎたのでしょうか。。。
    ラストがあっけないと言うか何と言うか。
    あと、

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    2012年08月01日
  • 破裂(上)

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    久坂部羊さんは、「廃用身」「無痛」と読みましたが、どちらも面白かったです。
    特に「廃用身」は衝撃的でした。
    今回も「廃用身」のテーマに通じるものがあります。

    高齢化社会において、医療の発達によって「生かされている」老人達は果たして幸せなのか?チューブに繋がれてただ延命するのみならば、ポックリ死出来た方が本人にとっても家族にとってもいいのではないか?

    そう考える厚労省の佐久間のストーリーと、父は医療ミスによって死んだと訴える枝利子のストーリー、で展開していきます。

    佐久間が取り入れようとしている治療法について、そんなのダメでしょと思いつつ、でもそれって実はいいのかもしれないと段々佐久間の説

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    2012年08月01日
  • 神の手(上)

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    久坂部 羊 の新刊がやっと出た!と思って、喜んだのだけど・・・。
    テーマ自体はすっごくオモシロかったのに、話の運びがイマイチ・・・。
    ちょっぴり残念な感じでした。 でもやっぱりまた久坂部 羊の新刊が出たら読んじゃうんだろうなー。

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    2012年07月11日
  • 神の手(上)

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    ネタバレ

    安楽死の是非というのは古今東西、恐らく半永久的に答えはでないと思っています。徐々に加速する、賛成派VS反対派。そこに当事者たる患者やその家族はいません。論争を大きく起こすきっかけとなった医師と患者との最後の場面。人の生死はとても厳かです。共に安楽死に賛成した、というより積極的に医師へ依頼すらしていた付き添いの家族が、時間とともに大切な人を死なせた(安楽死)憎い医師、と感情が大きく揺れ動き、医師を追いつめる姿は、理解し難いものであった。しかし、大切な人を積極的に死なせた、という罪悪感は時が経つ程、徐々に自分を責め立てていくものなのかもしれない。
    生死を論争の道具にしか思わない、鬼と化した人々が登

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    2012年05月30日
  • 神の手(上)

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    なんとなんと!
    下巻に続く!気になるわ

    途中がなんかつまらんかったな。
    出たしと後半は、はらはらわくわく。

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    2012年05月28日
  • 大学病院のウラは墓場 医学部が患者を殺す

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    理想主義が日本の医療全体を破綻に向かわせた
    制度が崩壊し問題点もわかってきたのだから、そろそろ、それらを織り込んだ次の制度が出てきてもよいのでは。

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    2012年06月02日