久坂部羊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ医療系ミステリー。600ページ以上の長編でグロい場面もあるが、話がどんどん進んでいくので、すぐ読めた。読後の印象は「キャラクターが白黒はっきりしすぎ」ていることと「不快」。
結末が中途半端だと思ったら、続編があるらしい。以下、気になった点は、続編で回収されるのか?
・海外に逃亡した白神とサトミはその後どうなったのか?
・白神がサトミを治療して一緒にいる動機は?イバラと同様、サトミを殺人者に仕立てるつもりなのか?
・白神の「臓器に興奮する感覚」は、その後どうなったのか?
・熱田はどうなったのか?
・逃亡したイバラはその後どうなったのか?
気になるが、続編は読むかどうかわからない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいわゆるクオリティ・オブ・ライフがテーマでしょうか。同作者の「神の手」「廃用身」も似たようなテーマだったように記憶していますが、病気との向き合い方を他人に決められてしまうことの嫌悪感を「希望の御旗」にて同じように感じました。
対して「ミンナ死ヌノダ」の覚馬は、検査も治療もしないことを自ら選んで死んでいったわけですが、その様子はとても満足そうに映ります。
本書はこうした終末期医療に対する問題定義がメインかと思いますが、ラスト直前に出てきた誤診と医師の労働環境に関する問題についても作者は訴えたかったのかな、という気がしました。どちらの点についても、いろいろ考えさせられたり興味を持って調べたりす