久坂部羊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ①人間の屑:あまり印象に残らず。
②無脳児は…:出生前診断の話。私には出産経験がないが、もしそういう機会があったとして、出生前診断をして、障害があるといわれたら、出産は出来ないと思ってるので、この話のように診断に誤りがあったとかだと、怖いなー。
③占領:老人優遇社会。20歳と45歳を行き来しちゃう男性が、将来の老人優遇社会を目の当たりにする。
④不義の子:一卵性双生児なら遺伝子同じなんだからどっちが父親でもいいじゃん、と個人的には思ったし、最終的には嫉妬深い主人公もそれに近い感情になったと思ったら、、、
⑤命の重さ:頼まれたら嫌とは言えない公務員が、上司に頼まれて骨髄バンクにドナー登録し、ドナーに選ばれる。家族に猛反対されつつもドナーの役割を果たすが…
主人公が報われない。かわいそう。
⑥のぞき穴:気持ち悪い
⑦老人の愉しみ:テレパシー
個人的には「無脳児は…」「不義の子」「命の重さ」がおもしろかった。 -
Posted by ブクログ
3人の自殺幇助をしたとして逮捕された兄。
妹の薫子は未だついていけない状況の中、事件を知ろうと奔走する。
医師作家による自殺、自殺幇助といった重いテーマ。
人の命を救う医者は自殺志願者をどう思ってるんでしょうね…(お勉強だけができて人間性はカスみたいな医大生の事件もよくあるから、崇高な人間ばかりじゃないと思いますが。)
P226生と死の欲動が人間にはあって、人によって比率が違うって、すごくしっくりきた表現。
自殺完全否定派と、希死念慮に一部でも理解がある人との価値観は交わらない気がする。
失恋ぐらいで、時間が経てば立ち直れたのに、ってその時の故人が耐えられないから自殺を選んだ辛い状況だったことには思いを馳せない「自殺の全否定」が彼の動機だったんだろうなぁ。
自分の人生を賭けて自殺幇助するのに共感はできないけど。