桜庭一樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公の名前が「駒子」ってことで、私と同じ名前なので読まなきゃ!って感じで読みました。
前半は駒子が母「眞子」の子分として(「まこ」の子供だから「こまこ」なんだって! なんだなんだ?!)育っていく様子でした。
母は殺人を犯してしまい、二人で逃げてたどりついた村で生活し、また追っ手が迫ってきたら逃げて…という日々で。
前半はかなりドキドキしました。
おぞましい雰囲気のシーンも多くて、えーーーん、最近こういう感じの本ばかり読んでいるーー!と思いましたが。
そして後半は「まこ」の子分ではなくなった後、つまり少女時代から大人になった駒子の物語でした。
しかし、後半はわりとありふれた人生で、とにかく長 -
Posted by ブクログ
一度目に読んだ時レビュー書いてなかった!
ということで感想は再読のものですが。
すごく、面白かったです。1巻からどんどん面白くなる。1回目に読んだ時はやっぱり謎解きにばかり目がいってて、でもこの巻は歴史的背景(史実も架空もあわせて)の一端が現在の事件として発覚するってかんじだから、やっぱり2回目読んでこそだなあと思います。
もしくは続けて読んでるからというのもあるかもだけど。
ほんとこの世界観の深さや、かといって難解なわけではなく惹きつける描写はたくさん読んでるひとだからこそ書けるんだなー、としみじみ実感します。続刊も引き続き読み直すー。 -
Posted by ブクログ
初めは非日常的で、格闘技という全然分からない世界観だったので、少し戸惑った。でも技やらなんやらが分からないのはさておき、話はスラスラ読めた。
それぞれの少女の葛藤と人間性。一見おかしいように思える彼女たちは、実は女性なら誰しも持っている奇妙な心なのかもしれない。
過去のトラウマに縛られ、恐怖と安堵を同士に得てしまう、不安定な真由。
一見強そうに見えて愛を欲しがる、人に尽くす事を喜びとする反面で本当は我が儘に甘えたい衝動を持つミーコ。
異質さや弱さの塊である自分を守る為、必死に拒絶し突っぱねる。本当は自分のありのままの姿を誰かに認めて欲しいのに。そんな想いを抱える皐月。
共感という言葉で片付ける