桜庭一樹のレビュー一覧

  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    どことなく不思議さの漂う作品。
    世界観は好みだったけど、もう少しアクション要素があると更に面白くなったんじゃないかな、と。

    浜路ちゃんの生き生きとした姿に惹かれました。

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    2013年12月07日
  • 赤×ピンク

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    初めは非日常的で、格闘技という全然分からない世界観だったので、少し戸惑った。でも技やらなんやらが分からないのはさておき、話はスラスラ読めた。
    それぞれの少女の葛藤と人間性。一見おかしいように思える彼女たちは、実は女性なら誰しも持っている奇妙な心なのかもしれない。
    過去のトラウマに縛られ、恐怖と安堵を同士に得てしまう、不安定な真由。
    一見強そうに見えて愛を欲しがる、人に尽くす事を喜びとする反面で本当は我が儘に甘えたい衝動を持つミーコ。
    異質さや弱さの塊である自分を守る為、必死に拒絶し突っぱねる。本当は自分のありのままの姿を誰かに認めて欲しいのに。そんな想いを抱える皐月。
    共感という言葉で片付ける

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    2014年04月02日
  • ブルースカイ

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    一気に読んでしまった。ハッピーエンドではない。
    考え方は非常に面白かった。
    でもブルースカイの少女を思うとなんとも言えない気持ちになる。かつて自分も通った時代を思い、そこで終わることをかわいそうだと思えるとは、何だかんだで私もいい人生を送っているのかもしれない。
    まぁブルースカイの少女本人は受け入れているので…いいのかな。いや、よくないか?でも…
    という感じ。
    面白かった。

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    2013年12月04日
  • 赤×ピンク

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    廃校で少女たちが夜な夜な闘ってる。関係者がほぼ全員格闘技に魅せられてるのがいい。偽女王様と真性奴隷のSMプレイが最終的に愛の域に達してよかった。本当の自分を愛して欲しい&愛したい欲の爆発の話。

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    2013年11月09日
  • 傷痕

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    女の子の謎が知りたくてどんどん読み進めた点で、ミステリー小説としてはなかなかよかったと思う。
    読んでる間は知らなかったんだけど、明らかにマイケルジャクソンの話しだよなぁ〜と思ってたら、やっぱり。
    面白かったような、物足りなかったような・・・

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    2013年10月17日
  • 道徳という名の少年

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    メモ:未読の作品のインタビューは読んでない。

    桜庭作品はGOSICKから入ったからか、それ以外の作品に感じるなにかにずっと違和感というかもやもやしてたけどちょっと謎が解けた気分。

    これも母親と名前の物語で、解説にもあったけどすごく桜庭さんの世界が凝縮された一冊だと思う。

    というかGOSICKって完結してたのか...武田日向さんのイラストが好きでビーンズ文庫で揃えてるせいか全然知らなかった...
    早く続きでないかなー

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    2013年10月02日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    "GOSICK-ゴシック-"シリーズの第6巻。本巻はアニメで第18話として放送されました。前巻でベルゼブブの頭蓋から無事にヴィクトリカを連れ戻すことに成功した一弥でしたが、聖マルグリット学園に戻る電車の中で妙な事件に巻き込まれてしまいます。本巻では、科学アカデミーとオカルト省の対立やヴィクトリカの一弥に対する心境の変化などが語られているのですが、ここまで本シリーズを読んできて、ちょっと微妙な立ち位置の感じがする巻でした。前巻のラストでから引っ張っておいて、この内容だったのはちょっと残念な気もしました。

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    2013年08月28日
  • GOSICK ──ゴシック──

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    元々、桜庭一樹さんの本が好きで読んでましたが、桜庭さんの本の主人公がほとんど女の子だったということもあり、GOSICKは主人公が男の子という設定で、(一応、ヒロインのヴィクトリカと女の子もいたけど)あったので、新鮮味を感じることができました。面白かったです☆

    2013.8.23(1回目)

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    2021年09月11日
  • GOSICK II ─ゴシック・その罪は名もなき─(ビーンズ文庫)

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    今一つかなぁ、と思って読んだけど、「誰でも読めるホームズのような様式美のあるミステリー」、的なことが解説にあったので、納得。作者の狙い通りかと思います。

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    2013年08月21日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    ジャクリーヌのために髪の毛を二股にしたブロウ警部いいねぇーwwどれだけジャクリーヌを大切に思っているのかが分かりました(*´∀`*)

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    2013年07月20日
  • 道徳という名の少年

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    短編集。
    世代が変わっていく連作になっている。
    独特な雰囲気の作品がほとんどだが、ちょっとファンタジーっぽい感じ。
    しかし、決して明るい話でもなく、ハッピーエンドでもないので、読む際は注意。

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    2013年07月15日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    よくぞ読んでくれた・・・
    本の読みすぎです。うらやましいです。
    食べて・飲んで・食べて・本屋行って・本読んで・本読んで・本屋行って・本読んで・本読んで・仕事して・・・
    うらやましい生活です。
    推理小説をもっと読まなくちゃ・・・・

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    2013年06月18日
  • ファミリーポートレイト

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    最後に希望が見えて、個人的には良かった。
    でも、作品的には前半だけで終わっていたほうが良かったのかも。

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    2013年06月07日
  • ファミリーポートレイト

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    ネタバレ

    文芸部の女子高生(時間だけはいくらでもある)ががんばって書き上げたような、荒さ。稚拙さ。自意識。うかされたような熱量。

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    2013年05月24日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    王妃の殺人事件の解決が、何度も、より深く解決されていき、最終的に推理を重ねた後に、更に違う面から光を当てる。こういうミステリ好きだなぁ。そして、ヴィクトリカと久城の成長が良い感じ

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    2013年05月22日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    本が読みたくなる。本が買いたくなる。そしてすっごくお腹が減る。もちろん、膨大な数の本が新旧問わず紹介されているので勉強になります。

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    2015年04月25日
  • 傷痕

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    MJへのオマージュだそうだ。題名や装飾からもっと悲劇的な話を想像していたが、桜庭さんらしくなんとなく甘さのただよう一冊だった。1人のスターの人生と、呆気ないほど切ない死は、いろんな人間の人生を動かしていた。人と人とのつながりって温かいと感じさせられた。

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    2013年05月19日
  • 道徳という名の少年

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    ネタバレ

    前半は短編集、後半はインタビュー集。
    まだ読んでいない作品についてのインタビューが多かったので、もう少ししてから読み直します。

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    2013年05月19日
  • 少女には向かない職業

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    物語の中には閉塞感が付きまとい、主人公は美しい島という自然の監獄にとらわれているようだ。抜け出せず、どうにもならない息苦しさを感じ、希望の光が見えたときもあったが、それも物語と共に幕を下ろされる。少女二人がどうなるのか気になり、夢中で読み進めることができた。終わりはあっけなく急なものだったが、それは少女たちの気持ちとシンクロさせるためだったのかもしれない。

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    2013年04月13日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    「悪ではなく,弱さことが人を狂わせ,大切なものを永遠に失わせることもあるのだ」

    修道院からヴィクトリカを助けだした一弥.二人で列車にのってソヴュールに帰ろうというお話.そこで形見箱をもった「孤児」が殺される.


    うーん,私ならどうするだろう.自分の大切な人を救うために,罪のない人間を殺すことはあるだろうか.
    よく知らない誰かよりは,大切な人に生きてほしいと思うだろうなあ.でも,うーん.生きるとか死ぬとか殺すとか殺されるとか,よくわかんないや.


    あと、なんか描写がわかりにくいところがあったのが気になった。私だけかな。

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    2013年04月04日