桜庭一樹のレビュー一覧

  • 傷痕

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    モチーフがあのスター一家?
    もやもや感が否めぬまま進んでいき、やや疲れました。
    ただ、桜庭作品は今の私にはなぜか心地良し。
    満足です。
    つぎ、いこ。

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    2014年12月20日
  • GOSICK BLUE

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    本シリーズが後半に行けば行くほどシリアスになるので、全体的にどたばたとした内容に少し違和感が感じて……。
    次回作は前作に張った伏線が回収されるのかな?

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    2014年12月30日
  • ばらばら死体の夜

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    20141214 うまいこと誘惑されて本気になるとはぐらかされる。気づいたら読み終わってしまった。読後感はかなり悪い。

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    2014年12月14日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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    ヴィクトリカが遠い修道院に幽閉され、それを迎えに行く久城一弥という大まかな流れ。

    今回は、話の流れ以上にトリックの伏線がばら撒かれ、
    「推測して読む」というのが比較的やりやすかったな。
    とはいえ、シリーズ全体としての話の展開はまだ掴めないけれど。

    ヴィクトリカと一弥の絆が深まった用で、
    この幼き2人の成長と発展に期待。

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    2014年11月27日
  • 推定少女

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    家出少女の「ぼく」と、ダストシュートの中から出てきた「白雪」の話。
    途中から、女の子みたいにきれいな少年「千晴」も加わり、
    身勝手な大人たちと宇宙人に翻弄されるお話。

    大人になるっていうのは、どうも気持ち悪いものだ。

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    2014年11月16日
  • ばらばら死体の夜

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    桜庭一樹さんの作品のなかだと、砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない、とか、私の男、のほうがすき。
    はじまりは面白いけど結末が微妙。
    あともう1パンチほしかった。

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    2014年10月28日
  • GOSICK II ──ゴシック・その罪は名もなき──

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    灰色狼の伝説残る村へ二人旅。
    過去の事件をヴィクトリカの頭脳で解き明かす。

    フランクなやり取りと、
    次々起こる不可解な事件にテンポ一定で読み進められた。
    1巻の迫力と比べるとちょっと盛り上がりにかけるかな?

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    2014年11月23日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    ちょっとずつ過去の巻の伏線回収か。

    ヴィクトリカがたまに見せる少女の部分がとても可愛いと思う今日この頃。
    錬金術師の謎を追う4人が出くわす事件は、次の巻への導入線にもなっているような気がぷんぷん。
    兄のグレヴィールはただいるだけだけど、今回はアブリルとヴィクトリカの対戦カードが見物です。

    推理もオカルトから科学にべりっと剥がされる感じが面白い。

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    2014年09月25日
  • 道徳という名の少年

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    道徳や一般論の奴隷になっているクソ野郎ばかり。生きている時間のうちで、必要なことは本当に僅かだ。下らない世界の一部として、生きている。

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    2014年09月12日
  • GOSICK II ──ゴシック・その罪は名もなき──

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    GOSICKシリーズの2巻。ヴィクトリカのツンデレ感が可愛らしい。話はヴィクトリカの母親のいた村にヴィクトリカが行き、そこで起こる事件と母親にまつわる事件を解決するというもの。
    読みやすいんだけど、なんとなく話に乗り切れず最後まで読んでしまった感じ。一巻もそうだったんだけど、若干トリックが無理やりなような印象を受ける。
    3巻以降も家にはあるので、ちょっとずつ読んでみようと思う。

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    2014年08月19日
  • 傷痕

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    マイケル・ジャクソンの桜庭一樹ver物語。
    と言いきってしまうには惜しいような。
    復讐ちゃんのお話がいちばんらしくて好き。
    やっぱり砂糖菓子の少女を書かせたらピカイチ。流石。
    久しぶりにあの頃、少女だった頃に戻れた気がした。
    桜庭さんがすべてだったあの頃の私に。
    角砂糖や金平糖みたいに綺麗なお話だった。
    いつもより痛さが少ないから、余計に不思議で硝子細工だった。
    美しいなあ。どうしようもなく儚いなあ。

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    2014年08月06日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    2014/7/17。18冊目。
    八犬伝が好き過ぎる。
    誰が、と問われればまず親兵衛と答える。
    けれど信乃と浜路(この二人はセットであって欲しいので、やはり)も外せない。
    毛野も好き。伏姫、八房も。
    山田風太郎氏の八犬傳の影響で、馬琴先生や北斎さんも大好きなのです。

    先日、座・高円寺の本の楽市で出会った本書。
    丁度映画が始まった頃存在を知ったのに、すっかりうっかりしていて、これは僥倖と手に取ってみた、と。

    うん…
    ファミリーポートレートの雰囲気が凄く好きで、期待してたんだけど…うむ。
    時代小説としては…むう…
    浜路の可愛さはわかるんだけど…

    どうも歯切れが悪くなる。

    人物の言葉遣いや地の

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    2014年07月28日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    ネタバレ

    最初に事件が起きて、後半は容疑者たちの証言で構成されていて、そこから事件を解いているという展開が新しくてよかった。事件自体は相変わらずシンプルでどちらかというと人間関係の変化とかに注目すべき作品でした。主人公二人の思いが明らかに友情以上のものになっていて今後どうなっていくのか。最後にヴィクトリカが犯人にした助言は少し驚きました。

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    2014年07月26日
  • ばらばら死体の夜

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    ネタバレ

    ばらばら死体というタイトルからミステリーかと思っていたら、群像サスペンスだった。借金追われてどうしようもなくなった人々の顛末。全体的に薄暗く私の好みではなかった。犯人がのうのうと生きているのも個人的にはちょっとあれ。

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    2014年07月03日
  • 傷痕

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    14/6/22

    キングオブポップ/マイケルジャクソンをモチーフにしたお話。
    「モチーフにした」だけどあまりマイケルジャクソンに詳しくない私にはドキュメンタリーのように感じた。
    そして途中からマイケルジャクソンの曲が聴きたくて聴きたくてたまらなくなって何度も本を閉じて音楽を聴いてしまいました。
    今更ファンになったよ。それほど魅力的に描いてあった。
    せっかく一緒に生きている時間があったのに勿体無かったな、もっと彼が生きている間に彼のこと知りたかったなー。

    桜庭一樹作品としては少し物足りなく思ったけど。
    キングオブポップに性的虐待されたとされる復讐という名の少女の描き方はとっても桜庭一樹らしかっ

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    2014年06月22日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    初巻からミステリともファンタジーとも微妙な年代設定だなと感じながら読んでいましたが、本書でやっとその理由が明かされスッキリ。
    史実の時代背景を多く利用した舞台設定となっていますが、その史実部分を思ったよりも丁寧に物語に絡めていると感じられる部分が有り好感でした。
    また肝心なミステリ部分も、途中まで焦点がぼやけて分かり辛い、トリックが同じものを使ったケイゾクの方がリアルという難点はあったものの、無理に技巧に走らず時代背景をうまく利用した落とし方はすんなりと受け入れる事が出来こちらも好感。
    予想を上回る一作でした。

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    2014年06月14日
  • GOSICKs ─ゴシックエス・春来たる死神─(ビーンズ文庫)

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    ネタバレ

    本編より前の話を書いた短編集でした。それぞれの出会いが描かれていて興味深かったです。ミステリー要素は本当に軽くさくさく読めて、どちらかというと、登場人物たちの関係の始まりをかいた人物メインの本だと思います。

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    2014年05月27日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    ネタバレ

    事件の謎解きもさることながら、登場人物たちについても明らかになってきた巻でした。主人公たちが通っている学校にはまだまだ秘密がありそうで先が楽しみな感じです。今回のなぞも歴史が絡んでおり楽しめました。人間関係においては・・・久城くんは無神経だなと思わずにはいられませんでした。少しはアヴリルのことも考えてほしいなー、て思わなくもなかったです。

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    2014年05月18日
  • 推定少女

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    読んでる途中から
    どうしてこんな話を大人が書けるんだろう、という素朴すぎる疑問が生まれてしまった。
    ってくらい、この話は完全に子ども目線。子どもの見てる世界、考えてる頭の中。
    頭の固ーいおじさんがこの話を読んだら、子どもは何を言ってるんだ!くだらん!なんて言い放つんじゃないかなーレベル。笑

    今の悩みに埋れていると、昔悩んでたことなんてちっぽけに思えてくる。その時だって、それなりに全力で悩んでたはずなのにね。
    子どもの世界は狭い。でも、狭いなりに自分の目で見てる世界にどうにかこうにかして、自分の生きている証を見つけようとしていたんだと思う。大人の言ってることだけを信じてすくすく育ってきましたー

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    2018年12月18日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    猟師の娘の浜路は、江戸にいる兄の道節のもとに身を寄せ、彼とともに、最近江戸に出没している「伏」と呼ばれる犬人の賞金稼ぎとなります。

    山で暮らしていた浜路は、獣の匂いを敏感に察知し、さっそく一匹の伏を仕留めることに成功します。そんな彼女の活躍を聞きつけた、曲亭馬琴の息子の滝沢冥土は、あることないこと織り交ぜて、浜路のことを新聞記事にして江戸中に知らせます。そのことを知った浜路は、文句を言うために冥土のもとを訪れますが、そこで彼が執筆中の、伏が生まれた顛末を記した読本『贋作・里見八犬伝』のことを知ります。

    『贋作・里見八犬伝』は、美しく強い里見城の姫君・伏姫と、弟の鈍色、そして伏姫の愛犬・八房

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    2014年05月12日