感情タグBEST3
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ヴィクトリカが久城について語る場面が良かった。ヴィクトリカが信じている久城の精神をずっとシリーズを読み進めてきた自分にも久城ならそうだろうと違和感なく自然に思えるとこが良い。
ヴィクトリカの考え方や姿勢がよくわかる巻だったと思う。
ラスト数十頁が特に好き。ヴィクトリカがとても愛おしく感じられる巻だった。久城も格好良かった。
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おもしろかったー。
ページにするとシリーズの中でも薄いんだけど、入り組んでて楽しめた。
桜庭一樹の文書はたまに分かりづらいとこがあるんだけど、まぁ全体の内容が面白かったんで特に気にならず。
列車内の短い間の話にこれだけの内容詰めこんですっきりまとまってるので、これまでの話の中では一番面白いと思う。
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メインの謎やトリックは真新しいものではないけれど、後半の、容疑者たちの証言を聞いて検討していくパートは面白かった。
シリーズ的にはクライマックスへむけた準備の感があり、王国のオカルトvs科学の内部対立が具体的に見えてきはじめた。
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今回は随分とミステリーみたいな話の流れだなというのが読み終わった直後の感想
久城とヴィクトリカの中もさらに強固なものとなる、しかし久城のヴィクトリカへの気持ちもなかなかはっきりしないまま進むのももどかしい。
最初にも書いたけど、今回は随分とちゃんとしたミステリー。事件が起こり、容疑者が何人かいてそれぞれの供述を聞きながらそこにある鍵を探し当てる
物語が確信に迫りだしているのもはっきりと分かりだしてきている。この後どうなる〜
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個人的に結構好きな巻。
やっぱり列車ミステリーは読んでて楽しい。
事件のトリック自体は意外性はなかったけど、乗客の「孤児」「木こり」「公妃」「死者」のそれぞれの背景がどれも独特で良かった。
暴走した汽車を止めるシーンは陳腐なアクション映画よろしくな感じだったけど、それを差し引いても面白かった。
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先の物語を引き継いで、シリーズ六作目は帰還の列車における事件である。
今回も謎解きは主題から外れ、シリーズの大きな物語が展開する。ただ、さすがに赤い箱の秘密には拍子抜けしたかな。どのような陰惨な謎が隠されているのかと思わされていただけに。
主人公二人の思いは、より進んだものに、より自覚的なものに変わりつつある。この思いがシリーズ完結の折りにどういう着地点を得るのか、見守りたいところだ。
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わたしはもう一つ、あの男のことで信じていることがある。それは、たとえ自分の命のためであっても、わたしを救うためであっても、罪のない人間を手にかけることはけしてないだろう。おそらく、わたしとともに死ぬことを選ぶ。
それは戦場においては、大人の男たちから弱さと糾弾されるべきもの、後世の歴史家によって間違った選択として記録されてしまうものであろう。しかし、かれにはそういう正しい弱さとでもいったものがある。わたしはそれを、高潔と呼ぶのだ。
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今までの中では結構好きな方かも。ヴィクトリカを無事に助けだし、学園に戻る列車の中でのお話。トリックは相変わらずシンプルだけど、ストーリー展開が良かった。
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面白かった!
犯人やトリックは別段驚くような展開じゃなかったけど他の『皇妃』や『死者』の正体は凄く面白かった。
特に『皇妃』の狂いっぷりがすごい。
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この巻は前の巻と比べても面白かった。
登場人物もそれぞれよくて、奇妙な空気感がより一層強まってた気がする。
久城もスタントシーンありで、頑張った(´ ` )笑
そろそろ物語も後半に入ってきたかなー
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ベルゼブブの頭蓋の続き、帰りの列車での事件。
アニメを見ていたのに、すっかり内容を忘れていました。
本で読むとまた別の雰囲気があっていいですね。
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2013-4
2人が学園へと戻る列車での事件。
2人が力を合わせて解決してるのがいい。
犯人に対しての語りでヴィクトリカの一弥に対しての気持ちがあらわになる。
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ゴシックシリーズ第6弾。
前作の続きから始まる。
列車の密室殺人や、仮面舞踏会の謎など、また次に何か起るなという期待を裏切らない事件の起りようです。
一人一人の証言がおもしろかった。
4巻で出てきた王国の秘密に関するストーリーが後半に出てきて、謎が解けます。
次が最終巻のようなので、最後にどうまとまるかが楽しみ。
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ベルゼブブの頭蓋からヴィクトリカを助け出し、聖マルグリット学園への帰途、彼等の乗るオールドマスカレード号で奇妙な人々と出会う。そんな中殺人が!暴走するオールドマスカレード号、錯綜するソヴュールの2大勢力オカルト省と科学アカデミー、そして形見箱とは?エンディングに向けての伏線が出揃った感あり。シリースを通して古典ミステリの様式美をなぞる文体、トリックが共通項であったが、この1篇は事件発生から真相解明、事件の終結への構成が際立っていた。気に入った1文を紹介したい。
~それは戦場においては、大人の男たちから弱さと糾弾されるべきもの、後世の歴史家によって〝間違った選択"として記録されてしまうものであろう。しかし、君。久城にはそういう〝正しい弱さ"とでいったものがある。わたしはそれを、高潔と呼ぶのが~
真犯人に向けてヴクトリカが放った言葉。
互いの感情に気付きつつ深まる二人の絆、いよいよクライマックスである。
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ヴィクトリカと久城はなんとか修道院から脱出し、帰路へつく汽車に乗り込むことに成功。
しかし、その汽車で事件に巻き込まれてしまう。
トリックは単純だけど、容疑者1人1人の独白のようなもので進んでいくのが新鮮でよかったです(推理小説だとよくある手法?)。
そろそろヴィクトリカと久城が引き離されてしまうと思うと、辛いですね。
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ベルゼブブの頭蓋から帰る電車の中、偶然居合わせた一弥達は、成り行きから仮面舞踏会のような自己紹介をする。一見でたらめのような自己紹介が、実はそんなに的外れじゃなかったのが面白かったです。
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主人公二人の関係も少しマンネリ化。面白いが変化もそろそろ欲しい。この作品はミステリー要素は弱めなので、関係性を変えてもいいのかなぁ、個人的には。
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GOSICK6
大陸を横断して疾走する豪華列車内のコンパートメントで起きた毒殺事件。
自己紹介は、孤児、公妃、木こり、死神。
灰狼と家来のみわかる。
ヴィクトリカのパパはオカルト省なんだね。
ヴィクトリカ兄は今回は事件解決とはいかない。
野兎、逃げろ! ヴィクトリカと久城は離れない。
・・・時代の流れに転がされる感が。
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再読。学園から出ることがないのに、一度出るとすごい事件に巻き込まれてしまう。学園への帰り道なのに、別の事件にまた巻き込まれてしまう。愛に気づき始めるヴィクトリカが可愛らしい。
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ベルゼブブの頭蓋から脱出したヴィクトリカと一弥ですが、ソヴュールへ向かう豪華列車オールド・マスカレード号の中で、新たな事件に巻き込まれてしまいます。
ヴィクトリカと一弥の2人は、車内のコンパートメントで、それぞれ「孤児」「公妃」「木こり」「死者」と名乗る奇妙な4人と同席することになります。そして、どうも「孤児」と名乗る少女は、ブライアン・ロスコーの隠した「形見箱」を持っているらしいのです。
一弥と「孤児」「公妃」「木こり」「死者」の4人は「干し葡萄取りゲーム」を始めますが、干し葡萄を口にした「孤児」が苦しみ出し、死んでしまいます。状況から見て、彼女は何者かに毒殺されたらしいと分かり、一弥を含めた5人はソヴレムでブロワ警部による事情聴取を受けることになります。4人の証言を聞き終えると、ヴィクトリカの推理が披露されます。
今回はミステリらしいミステリです。4人の証言が順番に記述されるなど、構成も謎解きを楽しめるような工夫がされています。たまにはこういう構成もいいかなと思います。
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前作の続き。帰りの電車の中で起きた事件についてのお話。
よくわからない陰謀に巻き込まれた人たちのお話って感じ。
ヴィクトリカと一弥の距離の縮まり方が素敵でした。
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ベルゼブブの頭蓋からの帰り道、
オールド・マスカレード号の車内で起こった殺人事件。前巻の続き。
みんなが身分を隠し、仮面を被ったような一夜を共に過ごす夜。
安定のヴィクトリカの頭脳は冴え渡る。そして一弥は頼もしく動き回る。
身分を偽ったその背景と、さりげない伏線が印象に強い。
勢力争いで割りを食うのはやっぱり端っこの人間なんだよな。なんか、やな感じ。
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最初に事件が起きて、後半は容疑者たちの証言で構成されていて、そこから事件を解いているという展開が新しくてよかった。事件自体は相変わらずシンプルでどちらかというと人間関係の変化とかに注目すべき作品でした。主人公二人の思いが明らかに友情以上のものになっていて今後どうなっていくのか。最後にヴィクトリカが犯人にした助言は少し驚きました。
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"GOSICK-ゴシック-"シリーズの第6巻。本巻はアニメで第18話として放送されました。前巻でベルゼブブの頭蓋から無事にヴィクトリカを連れ戻すことに成功した一弥でしたが、聖マルグリット学園に戻る電車の中で妙な事件に巻き込まれてしまいます。本巻では、科学アカデミーとオカルト省の対立やヴィクトリカの一弥に対する心境の変化などが語られているのですが、ここまで本シリーズを読んできて、ちょっと微妙な立ち位置の感じがする巻でした。前巻のラストでから引っ張っておいて、この内容だったのはちょっと残念な気もしました。
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「悪ではなく,弱さことが人を狂わせ,大切なものを永遠に失わせることもあるのだ」
修道院からヴィクトリカを助けだした一弥.二人で列車にのってソヴュールに帰ろうというお話.そこで形見箱をもった「孤児」が殺される.
うーん,私ならどうするだろう.自分の大切な人を救うために,罪のない人間を殺すことはあるだろうか.
よく知らない誰かよりは,大切な人に生きてほしいと思うだろうなあ.でも,うーん.生きるとか死ぬとか殺すとか殺されるとか,よくわかんないや.
あと、なんか描写がわかりにくいところがあったのが気になった。私だけかな。
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豪華列車内の殺人事件をそれぞれの寓話から謎を解くという設定も良いですが、一番お気に入りのシーンはぷくぷくのほっぺをつついたところだったりします。
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前の巻の完結編。ベルゼブブの頭蓋から逃げて、無事に列車に乗ったヴィクトリカと一弥だったけれど、そこで新たな殺人事件が!でも、それによって二人の絆はますます深まった感じ(*^^*)あぁ二人はどうなっていくのか…