桜庭一樹のレビュー一覧

  • 赤×ピンク

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    中身は、まゆ編、ミーコ編、皐月編に分かれていて、特に難解な文章ではなく、スラスラと読めました。

    解説にもあった通り、主人公はまゆで、まゆの旅立ちがあってそれが二人の成長を促していて、恩田陸さんの「ドミノ」を思い出しました。

    武志の「Noooooo」がけっこういい味出してました。ここだけ現実味があってよかったです。

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    2014年03月30日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    ネタバレ

    グレヴィールが出てくる話が好きだ。マヌケな警部ではなくいい人さが出ているエピソードのやつ。
    短編なんで続きが気になるってのはなく、ただただキャラクターを楽しむのみである。

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    2012年03月19日
  • GOSICKs ──ゴシックエス・春来たる死神──

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    ネタバレ

    知っちゃってるからなー、本編読み終わってからのだから、人物関係を知ってるので驚きがない。そもそもこれらの話を短編で別冊にしなくてもよかったんじゃないかな。本編に織り交ぜて順を追って読みたかった。

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    2012年03月18日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    シリーズ最終章。
    「二度目の嵐」が近づき、一弥は日本へ強制送還され、聖マルグリッド学園も閉鎖されてしまいます。

    本作を読んで一弥に対する印象が変わりました。前作までのヴィクトリカとの会話など、行動の端々から幼さが目立つと感じていましたが、ソヴュールでの留学生活を経て日本へ帰ってきた一弥はどこか大人びていて成長を感じられます。

    嵐の前の静けさ、そしてざわつき…。下巻も楽しみに読みたいと思います。

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    2012年05月02日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    もっと軽くていい。つまらなくはないんだけど、部分部分で退屈なとこあり。夏休みにはいる直前なんで、これからの布石というか繋ぎなのかな?といった感じ。

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    2012年02月26日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    作家とは本を書く人のことだけど、本好きでもあるってことがよくわかる書評。 私は書評大好き人間であるが、本の情報を得ると言うより、読友がそこに居るって感覚を楽しみたくて読む。それにしても桜庭一樹がまたしても女性とは・・、有川浩に続いて失敗。ずっと男性だと思っていた・・と言うより、何を隠そう実は、書店で初めて著者の書評集を見かけたとき桜庭和志と間違えた。m(_ _ )m IQレスラー!って言われるだけあって本好きなんだなあーと妙に納得した覚えがある。21世紀作家はよくわからない。只今、読書メーターにて猛勉中。

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    2012年02月08日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上) A Lollypop or A Bullet

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    ネタバレ

    漫画で見ると藻屑ちゃん可愛いwwwうはww
    って思ってたけど、途中からもう読むのがつらいつらい。

    ラノベも面白いらしいので読みたいでつ。

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    2012年01月26日
  • GOSICKs II ─ゴシックエス・夏から遠ざかる列車─(ビーンズ文庫)

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    ネタバレ

    それは、姉の筆跡で次兄のことを『お兄さまはパズルのことで悩んで、夜もお馬さんの夢を見て魘されてて、わたしが起こしてあげたのよ?それで結局わからなくて、母校である大學まで行きましてね。数学の教授に泣きついて、解いてもらったのよぅ』と告げ口していた・・・・。

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    2011年12月09日
  • GOSICK III ─ゴシック・青い薔薇の下で─(ビーンズ文庫)

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    ネタバレ

    「その代償に、わたしはこのヘアスタイルを続けることになった」
    「・・・へんだって知ってたんですか?」
    「こんなの、へんに決まっているだろう!でも、約束しちゃったのだ!」
     ブロワ警部は叫んだ。

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    2011年12月09日
  • 少女には向かない職業

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    中学生の少女の闘い。読みやすかった。面白かったけど、ちょっと物足りないと感じた。けっこうドロドロしてるけどそれを感じさせない文章はいい。
    そして中学生女子の描き方がリアルでびっくりした(笑)こんなんだったな…。

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    2011年12月04日
  • 少女には向かない職業

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    中学二年の葵はこの一年間に人を二人殺した。これは、ふたりの少女の、血の噴き出すような闘いの記録。


    普通の少女たちが殺人に手を染め、少女だからこそ破綻してしまう話。稚拙な犯罪計画を練りながらも、動機は真に迫るような、そんなストーリーでした。

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    2011年12月02日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上) A Lollypop or A Bullet

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    独特な設定と人物像でややメンを食らう。登場人物も基本的に2人なので距離感をどう思うかで印象が変わるかもしれません。ただ全編に漂う悲壮的な流れが…

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    2011年12月02日
  • GOSICK IV ─ゴシック・愚者を代弁せよ─(ビーンズ文庫)

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    天才美少女VS錬金術士!
    ヴィクトリカがリヴァイアサンの挑戦を受ける形で王国の禁忌に迫ります。
    一方、女難の相が出ている一弥は一弥でブライアンとの戦いがあったりと少しずつ物語が動き始めた感じがしますね。

    ミステリーは好調、あとがきもますます好調(笑)。 そんな中とうとうヴィクトリカとアブリルが出会い、一弥を巡る三角関係に……もうアブリルが可愛いすぎますっ!

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    2011年10月22日
  • GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生──

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    ブロア侯爵の命により、ヴィクトリカは過去の事件を解決することに。
    久城もヴィクトリカにとめられつつも、ヴィクトリカのため解決に向け奔走する。

    アニメとはけっこう違う雰囲気でした。
    アニメは不気味さをかなり演出していて、原作ではそうでもなかったとような気もしました。

    最後は、なんかいい話にまとまってたようなまとまってなかったような(笑)
    ヴィクトリカが可愛かったです。

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    2013年10月12日
  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    久城がソヴレムに買い物へ。その時、助けを呼ぶ少女がいたため警察に駆け込むが、再度赴いた時には先ほどの訪問がなかったことに・・・。

    今回は久城とブロア警部の物語です。
    そして、ブロア警部の髪型の謎と、それに伴ったヴィクトリカの謎も明らかになります。

    本当の愛を知らないヴィクトリカってあたりが、最後に向けての大きな伏線になってるのかなーと。

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    2013年10月12日
  • GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──

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    【収録作品】プロローグ/純潔/永遠/幻惑/思い出/花びらと梟/エピローグ
    〈ベルゼブブの頭蓋〉と〈オールド・マスカレード号〉の事件の後、静かな秋の始まりを迎えた聖マルグリット学園でのひととき。熱を出して寝ているヴィクトリカの下に、一弥が書物とそれにちなんだ花、そしてお菓子を抱えて訪れる。大昔に書かれたその書物に隠されていた謎をヴィクトリカが解き明かす。

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    2011年08月06日
  • 少女には向かない職業

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    プロローグで破滅的な結末は予測できる。破滅に向かって転がるストーリーを飽きさせずに読ませるには作者の力量が必要だが、この作品では遺憾なく発揮されている。中学二年生の語り口らしい文体に季節感を乗せた文章が巧み。ストーリーのテンポのよさも相まって引き込まれてしまう。これ以上長いと間延びしたのだろうが、ちょうどいいボリュームが結末のやるせなさを引き立てている。サスペンス色濃い最後のシーンはページをめくる手が止まらなくなった。
    読み終わって赤川次郎の「殺し屋志願」を思い出した。

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    2011年08月04日
  • 少女には向かない職業

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    作者の文章は毎回的確で、わかりやすく、情景も浮かびやすい。
    ぐいぐい引き込まれる。ラストはどうなるのかな。と思わせられるくらい予測不可能な物語だった分、ラストが拍子抜けした感じが否めない。
    まぁ、そのラストが一番正しい物であることは確かだけれども。

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    2011年07月03日
  • 書店はタイムマシーン

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    やっぱり、作家さんにとっては各賞の受賞って大変なイベントなんだなぁと感じることができる一冊でした。
    読書案内と受賞関連のあれこれがシームレスに書かれているのが、いかにも日記らしいですね。
    この期間に紹介されている本で、自分が読んだことのある本はあまりないんですけど、どこか、読書趣味が重なっている印象があるんだよなぁ。
    確かに、紹介されている本が積んであったりもするけれど、紹介されている本に興味が湧くことが多いというか。

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    2011年07月03日
  • GOSICK ─ゴシック─(ビーンズ文庫)

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    パイプを片手に、恐るべき頭脳で難事件を解決していく不思議な少女ヴィクトリカ。人形とみまごうほどの美貌をもつ彼女だが、性格は超傍若無人!?真面目で誠実な留学生久城一弥はそんな彼女に日々振り回されっぱなし・・・。そんな中、とある占い師の死をきっかけに、二人は豪華客船で起こる殺人事件に巻き込まれてしまう。次々と命を落とす乗客達、そして明かされる驚愕の事実とは――!?

    アニメが面白くて原作に手を出してみた。基本的にあらすじは同じだけど細かいところはやっぱり違うね。桜庭一樹は何か話がグロいイメージを抱いてたのですが、思ったよりは普通だった。偏見はいけないですね。軽いテイストのミステリだけど、とりあえず

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    2011年06月11日