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Posted by ブクログ
シリーズ四作目は、学園でかつて研究を行っていた錬金術師にまつわる事件である。
彼自身の謎が非常にエモーショナルで、終盤のモノローグにはぐっとくるものがあった。一弥とヴィクトリカを別に動かしたことで謎解きが終盤までお預けされたために、推理物としても非常にまとまりのよい内容だった。
これまでの壮大な舞台装置と比べると、いくぶん小振りな舞台ではあったが、それだけに謎解きが中心に置かれていて推理物としては特に読み応えのある巻である。
シリーズを解き明かす流れは加速し、ヴィクトリカの立ち位置はかなりハッキリしてきている。どのような結末を迎えるのか、楽しみにしたいところだ。
Posted by ブクログ
ヴィクトリカが学園の中を自由に歩いていて、いろんな人と会話しているのがヴィクトリカの成長・変化を感じられた。
読み進めていてもなかなか解決せず、全てわかるのが本当に最後だったので少しだれてしまった印象。
でも実は、和也たちのいる現代(も私たちからしたら現代ではないのだけれど)と回顧録とが交互に絡み合って、最後に全てつながるところがすごく上手で衝撃も強く、ラストスパートの勢いに鳥肌がたった。
1のころはヴィクトリカと一弥しかいない世界だったけれど、それぞれに関わる人たちやソヴェールという国時代の全容が深掘りされていって、シリーズものの楽しみってこういうことか、とワクワクした。
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