【感想・ネタバレ】砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上) A Lollypop or A Bulletのレビュー

あらすじ

現実主義の女子中学生・なぎさと、自分を人魚だと言い張る不思議な転校生・藻屑。2人の少女の出会いが、甘く切ない思春期の痛みを呼び寄せる。桜庭一樹の原点といえる小説を気鋭・杉基イクラが鮮烈に漫画化!!

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Posted by ブクログ

話も好きだったけど、文章の表現に魅入られた。ニートのことを「貴族」だとか、もくずの「汚染」だとか、すごく染みた。とても残酷なストーリーだけど好き。

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2019年03月04日

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上下2巻完結
 遊ぶ所もまともにない田舎の中学生達、家の事情で冷めた性格の女の子、ある日引っ越してきた自らを人魚だと電波な発言をする女の子2人を中心とした物語。
キャラも可愛いいし背景の描き込みも多くて綺麗です。
何度も読み返す作品ではないですが、とても印象に残る作品だと思います。

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2015年02月02日

Posted by ブクログ

原作に衝撃を受けたのも今は昔、古書店の棚にあってぱらぱらめくったらだいぶ絵柄がよかったのでお買い上げ。一言で言うと、原作に忠実、ということです。生きていくために『実弾』を求めようとするなぎさと、名前のようにはかなく消えていこうとする藻屑との、『砂糖菓子の弾丸』は少女たちにはあまりにも過酷で。原作後半の鬱展開を知っているだけに、下巻が早く読みたいような読みたくないような。いずれにせよ、原作ともども常に手元においておきたい作品。

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2012年07月16日

Posted by ブクログ

言わずと知れた、直木賞作家、桜庭一樹さんの名作「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」のコミカライズ作品。

薄めの小説の内容をしっかり上下巻で書き、丁寧なイラストで描かれたこの作品はコミカライズの多くの作品が失敗するなか少ない成功例と言えるでしょう。人によっては原作よりいいと言う人もいるようです。

個人的にはやはり原作の方がすきですが、先に読むならこちらの作品の方がいいかもしれません。

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2010年12月23日

Posted by ブクログ

すっごい良かった!!なぎさの髪型に違和感があったのは最初だけで、どんどんのめりこんでいった。原作の雰囲気をすごい上手く出せてると思う。値段以外にけちつけるとこなかった。

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2012年07月28日

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漫画版上下を鬱が一番酷い時期によく行く本屋でたまたま読みました。
発売された時期に被ってたのかもしれないね…。
なんかコーナーが作ってあって丸ごと試し読み出来るようになってた。

藻屑の心理がいたいほどわかるよ…。

あきらめたくも、なるよ・・・

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2009年10月04日

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小説を読んだ後に、購入しました。
小説版とは絵柄やキャラクターデザインが異なります。
こちらの方が現実的なイメージがありました。

原作に忠実で良かったと思います。
個人的にこの人の絵は繊細で好きです。

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2009年11月07日

Posted by ブクログ

緻密な描写と繊細な絵柄がゴシックな作風にとてもマッチしていると思います。胸に迫る作品でした。コミカライズとしては非常に良く出来ていると思うけど、当分読み返す気にはなれません。欝になるから。

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2009年10月04日

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ちとだるい展開?ってなってる
2巻が楽しみ
どうなるんだろー。

本の手が込んでる
らぶほりっくみたいな感じで色がついてて
しゅこ。

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2022年05月14日

Posted by ブクログ

なぎさちゃん、クールで可愛い。 この世界観、いいですねー。原作は読んでないが・・・ 描写も素敵で、お気に入りだ。 (下巻)も楽しみだ。

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2019年06月26日

Posted by ブクログ

 原作に殆ど忠実に沿っていて分かりやすいです。≪サマーウォーズ≫のコミカライズも手掛けている方で安心して読めます。藻屑もなぎさもまるで小説から飛び出してきたような容姿で……。

「好きって絶望だよね」

 藻屑の儚んだような投げやりなような。生き抜くことを諦めたような。
 おとなになること。

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2013年11月10日

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ネタバレ

原作が大好きなので買ってしまいました。
おもしろかったです!ただ原作ファンとしては、
台詞がちょいちょい変わってたりしたので
出来れば変えないでほしかったかな(´・ω・`)

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2012年01月25日

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漫画版で入りました。なんとも言えないお話だったと思います。好きですけどうまい表現はできなかったです。

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2010年03月29日

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小説を読み終わったあとに購入、読みました。絵はあまり好みではなかったのですが、小説の雰囲気を壊してはおらず、むしろきちんと丁寧に描写されていました。

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2010年03月03日

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まず、主人公2人が、いじらしすぎてどうしよう、てくらい、どうしようもない気分にさせてくれる。保護欲を駆り立てられる、っていうか? 特に藻屑がね。ちらほら虐待の跡が窺がえるし、なんか不憫でたまらない。いろいろと妙にイヤな胸騒ぎを感じるけど、物語の展開、というか2人の行く末が気になって、ページをめくる手が止められなくなります。…上下巻に分かれてるのが、ある種ヒキョウだと思わないでもない(苦笑)

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2009年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

漫画で見ると藻屑ちゃん可愛いwwwうはww
って思ってたけど、途中からもう読むのがつらいつらい。

ラノベも面白いらしいので読みたいでつ。

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2012年01月26日

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独特な設定と人物像でややメンを食らう。登場人物も基本的に2人なので距離感をどう思うかで印象が変わるかもしれません。ただ全編に漂う悲壮的な流れが…

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2011年12月02日

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マンガなのでさらっと、入ってくる。絵はマッチしていた。イラっとするのは理不尽だからじゃなくて、何だろう、このもやもや。(って感じるのは、すでに桜庭一樹の掌の上)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

下も読みました。てゆーか、え?これって漫画ですよね?

上はわけがわからぬまま、下を読んでようやく話が分かった感じがします。
藻屑が人魚だ嵐だって嘘をついて何度も自分に言い聞かせるようにしていた姿が
話のほとんどを理解したときに痛々しく思えました。
砂糖菓子の弾丸って、こんぺいとうのことですよね?
実際にあっても体内に溶け込んで、まるで実態がないかのような。
藻屑はそんな女の子だったのでしょうか。
人に逢いたいがために、自分の身を守るために
人を殺したり、暴力を奮う人を好きになったり、
人間の脳ってなんだかまだまだ科学的にきちんと証明されないようなことが多いと思うのです。
兄の身体から抜けていった濃いピンクの物体は、
もしかして藻屑のお父さんが藻屑にする、暴力をしたい という気持ちと
ほぼ同等なのではないかと思います。
想像してみたら、兄もお父さんと似たような感情・衝動に攻められて
お父さんはそれに逆らえなくて実行してしまって
兄はそれに必死で対抗するためにひきこもりという形をとったのではないかと。
担任の先生も少ししか出ていませんでしたが、
英雄になろうとしていたことはすごいと思いました。
ただ、英雄ではなく、主人公を救おうという心構えで対応したほうが良かったかのように思います。
結局、うさぎの件だけが分かりませんでした。
あの男の子はショックを受けて同じことしか言えなくなったんだろうけれど
でもどうして頭がないとか、そんな少しズレたようなことが言えたのか分かりません。
あのウサギ達は藻屑にやられた・・・?だとしたら理由は何なのでしょう。
お父さんに暴力を受け、それが愛情だと無意識の内に自分に言い聞かせている藻屑は
同じようにうさぎに接したのでしょうか。

なんだかとっても恐くなってきたので終いにします。
今回も感想が長い・・・

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2009年10月04日

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