桜庭一樹のレビュー一覧

  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    藻屑となぎさ2人の共通点は、家庭が大変だということ
    藻屑は妄想することで自分を守りなぎさはいつも実弾ということを軸に考えて自分を守っている
    藻屑のことを嫌いになれないだって彼女を妄想の世界に引き込んだのはきっと環境のせいだからだ
    大人ができることはきっとあったそれを忘れないようにしていきたい

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    2026年02月21日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    直木賞の「私の男」から桜庭一樹を知り、その生々しさの表現の中にある世界観に虜になりました。
    現代から過去に流れていくプロットも好きです。

    この作品でも同様に、1ページ目から既に死んでいると分かっている少女の人生を追う形で進行し、結末までの生々しさが素晴らしかったです。

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    2026年02月17日
  • 私の男

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    ネタバレ

    1行目で心を奪われてしまった。

    花が浮悟について語るとき、複数の呼称を使う。
    状況、心情によって変わるものかと思っていたが、違うのかもしれない。私の男、淳悟、おとうさん、花にとってその全てが腐野淳悟なんだろう。
    呼称の使い方が巧妙。
    お父さん/おとうさん これは別の人物
    お兄さん→名前呼び これは関係性の変化

    複数回出てくる「お⋯⋯」の気味悪さと言ったらもう肺に吐瀉物が溜まるような気分。

    ・花の母と淳悟のこと
    レイプなのか。そうだとしてどうして産んだのか。
    『母』が恋しくて断れない程に縋ったのか。

    ・淳悟視点での淳悟が求めたもの
    血の人形←愛しているとは思えない表現
    あんなに

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    2026年02月16日
  • 私の男

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    個人的にはとても良かった。桜庭一樹は4冊目だけど1番好き。ただ近親相姦の話だし読み手によっては淳吾をロリコンだと言う人もいると思うので、好みが分かれる作品である事も理解出来る。

    結婚間際の主人公花と40歳の淳悟から物語が始まり、二人の関係性を軸として年月を遡っていく形で話が進む。2人の未来を先に知ってるからこそ、お互いがお互いを想いすぎてる描写が出てくる度に苦しくなった。(特に花が9歳の頃と高校生の頃)

    読み終わってから数日経ってるけどこの2人が頭から離れない、本当に良かった

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    2026年02月11日
  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    桜庭一樹さんの書く文章とお話が本当に大好き
    女の人生ってのはね、母を許す 許さないの長い旅なのよ。っていうセリフが印象に残ってて、昔お友達がママの事は好きだけどママみたいな人にはなりたくないって涙溜めながら話してくれたの思い出した
    その子は今ママの事許せてるのかな

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    2026年02月09日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    すごい本
    最初から結末が分かっているのに、そこで生きている女の子二人から目を離せなくなる
    昨年少女七竃を読んでいたので、桜庭先生の書く世界の綺麗な残酷さは体験済みだったけど、この作品はより痛みがずっしり来る感じ

    嵐の来た夜に読み直せるように、本棚に置いておこうと思います

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    2026年02月06日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    藻屑ちゃん最低で最悪なのに憎めないし、むしろ魅力的に感じてしまうのファム・ファタールすぎるよ
    ずっと霧がかってるみたいな不思議な感覚になるお話だった。桜庭一樹さんは天才だな

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    2026年02月03日
  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    ネタバレ

    とにかく出だしが最高なので何があっても最後まで読むと決めた。「わたし、川村七竈十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。」
    語り手を話ごとにスイッチしていく方法をとっていたり、雪や七竈の情景描写を比喩としたり、遺伝子的に現れ等、最後まで面白く読ませる工夫がたくさんあって流石と思いつつ、何と言っても古風な言い回しが平成九年生まれの私にとっては滑稽のような洗練されているような不思議な面白さを味わった。
    私は川村七竈のように美しい、かんばせ、を持つ人間ではないけれど何だか世間に対する怒りを特に思春期の頃に抱えていて、そういった感情を引っ張り出させてもらえるような力強さがこの作品にあると思う

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    2026年02月01日
  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    ネタバレ

    誰もが振り向く美貌と"いんらん"で有名な母を持つ1人の少女 七竃を中心に大人達の複雑な心情を描いた一冊。
    桜庭一樹先生特有の面白い文体や表現も魅力的なのですが、男女の恋慕が孕む寂しさや愚かさ、母と女の狭間など決して自分から縁遠いものではない存在が生々しく書かれていて震えました。
    七竃と雪風、そして緒方後輩がとても好きです。
    私は七竃のお母さんの気持ちを理解することができませんでしたが、彼女は田中先生の葬儀で何を感じたのでしょう。
    読み終わって心が少し苦く寒くなって、けれど決して後味が悪い訳ではなく。
    素敵な1冊でした。

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    2026年01月27日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    ずっと読みたいリストに入ってた桜庭さんの小説。
    期待を裏切らない。
    冒頭で衝撃を受け、途中で忘れ、最後でまた思い出して心が痛くなった。

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    2026年01月24日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    なんて救いのないストーリーなのでしょうか。
    冒頭で死ぬことがわかっている女の子の話ですが、読んでいるとそんなことすっかり忘れてしまっていて、結末にショックを受けました(冒頭ででわかっていたはずなのに)。
    嘘と本当の中に、愛と虐待が絶妙に混じっていて、一瞬ファンタジーなのかなと思わせておいてからのリアリティがドーンです。
    ページ数も少ないので、一気に読み切りました。

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    2026年01月24日
  • 私の男

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    ネタバレ

    はっきり言ってしまうとなかなかに気持ち悪い情景描写が多々あるのだが、それを超える魅力をこの本には感じた。
    最初は暗い、よく分からない今の描写から、2人が出会った時まで時を巻き戻していくと、この気持ち悪さがただの気持ち悪さではなく、生物としての人間の生々しさからくる生きるための苦悩なのだと分かってくる。
    本当は親子だった2人が出会った時の喜び、幸せ、渇望している生で終わるという物語の組み立て方が素晴らしく、どんどん引き込まれていった。

    2人の本質、関係性を正しく読み取れたのは小町さんだけ。

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    2026年01月14日
  • 私の男

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    直木賞受賞作。
    人によっては、いや、大多数の人がこの2人の関係に嫌悪感を抱くであろう始まり方。

    しかしながら、現代から過去に触れていく中で、その禁忌の愛の繋がりに共感は出来ないながらも圧倒される。
    新しい気持ちになる読書体験をさせて頂いた。

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    2026年01月10日
  • このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集

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    喜怒哀楽全部セットみたいな内容に心が大歓喜しました。
    面白さは勿論なんですが不気味さの中に優しさとか、寂しさとか散りばめられていてちょっと泣きそうになるお話なんかもあったりして。
    私のお気に入りはモコ&猫と赤い犬花です。
    是非読んでいただけたら嬉しいです。

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    2026年01月10日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    ネタバレ

    凄い作品と出会った。地方の中学生・なぎさはクラスで浮いた存在の転校生・藻屑と知り合う。藻屑は自分を人魚だと言い張り、海に帰ることを信じ、周囲から理解されない言動を繰り返す。一方、なぎさは彼女の言葉を信じきれないまま、それでも一定の距離を開け藻屑と関わり続ける。藻屑の抱える家庭環境や危さが明らかになり、何もできない自分と対峙するなぎさは、彼女を見続ける。共感できた理由として、読者に正義や救済を押しつけない、読者も同じ無力であり、なぎさは他者をきちんと理解できないが、絶対に切り捨てなかったということ。⑤↑↑

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    2026年01月03日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    ネタバレ

    ちょっと本を読むのに気が入らなくなってしまったので読んでみた(笑)いいな~桜庭さんの生活がうらやましい(笑)色んな本を読もうって気になった(笑)物語を楽しんでいこう(笑)

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    2025年12月29日
  • 書店はタイムマシーン

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    ネタバレ

    相変わらず本を読んでいる桜庭さん(笑)うらやましいな~(笑)こんなに本に囲まれている生活って(笑)今回もたくさん読みたい本が増えてしまった(笑)勢いに乗って色々注文してしまわないように注意しないと(笑)

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    2025年12月29日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    ネタバレ

    この本は最初のページに主人公の友達となる藻屑が死ぬことが書かれていて、もうここでそんなこと書いちゃっていいの?って驚いた。話の最初は(藻屑、、すごい子だな)とだけ思いながら読んでたけど、話が進んでいくうちに亡くなってしまうこと自体は最初から分かっていたのに最後物凄いショックを受けてしまった。(嫌だ死んでないよね、生きていて!!!)とまで思うくらいに藻屑がおかれている家庭環境や過去の辛さが読み進めていくうちにボロボロと明らかになってきて悲しくなった。この物語の主人公なぎさも普通ではない家庭環境で暮らしていて、そんな2人が出会ったことが作中の唯一の救い、また奇跡だったと思っている。2人が出会えてよ

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    2025年12月18日
  • 私の男

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    濡れ場が変にいやらしくなく情感たっぷりで美しい。ひとりぼっちだったふたりが親子となってふたりぼっちをやっているのがとてもいじらしく、歪ながらも美しくて幸せに過ごしてほしいと思った。
    時系列を逆に遡って話が進むので、恐らくふたりが1番幸せだったであろう時で話が終わるのが憎いなぁ。
    歴代トップ3には入る大好きな作品になりました。

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    2025年12月10日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    このシリーズバラバラに読んでますな。
    2006年の記録です。ガツガツと本を読む。そんな表現がピタリとくる読書量と読書形態。
    執筆の様子も描かれ、情報のインとアウトが渾然一体となる様が見て取れる。きっと本でできた人なのだろう。

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    2025年11月09日