桜庭一樹のレビュー一覧

  • いつか、アジアの街角で

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    大島真寿美さんの「チャーチャンテン」
    島本理生さん「停止する春」
    角田光代さん「猫はじっとしていない」
    が好きでした。
    桜庭一樹さん「月下老人」、続きが読みたい〜

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    2025年03月24日
  • 読まれる覚悟

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    本を読むことの案内書はたくさんあるが読まれることについての本は初めて読んだ。作家志望やジャーナリスト志望の若者向けにとどまらず、発信することの意義や難しさを教えてくれる深い内容だった。人権侵害やストーキングなどの犯罪の恐れは文筆家でも昔からある。裁判沙汰もよく聞いたものだ。大げさでなく「覚悟」が要る。作家の広範囲の研鑽には頭が下がる。作家さんとか編集者さんとか、職業にさん付けは不要だ。敬意の表れなのだろうが、この本でひとつ気に入らなかったところ。

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    2025年03月19日
  • 赤朽葉家の伝説

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    「その大屋敷は山の樹木や土になかば埋もれるようにして、巨人の手で押されてやわらかな山に押しこまれでもしたかのように、ちょっとかしいで、のっそりと建っていた。‥‥赤朽葉家はまことに、どこもかしこも、赤かった。それは暗い、腐りかけた紅葉の赤とでもいう色彩で、山の頂に、まさに王者の風格で堂々と、しかしちょっとかしいで、建っていた」

    この文章だけで充分ワクワクする!
    ワクワクゾクゾクしながら物語は進む
    日本の歴史の流れの中で赤朽葉家の歴史も流れる
    その中で生きる人々のなんとも愛くるしいこと
    どの登場人物も愛おしく好きになれる
    女三代
    やっぱり女は強し!だけれど
    その強さの中に必ず素敵な殿方がいたりし

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    2025年03月16日
  • 読まれる覚悟

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    小説家(プロ・アマ問わず)だけでなく、二次創作書きにも、ネットでブログなりSNSなりなにか書いたり描いたりしてる人の「読まれる覚悟」としても大切な話なのではないでしょうか

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    2025年03月01日
  • 無花果とムーン

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    ここ最近ずっと桜庭一樹さんが続いています。不思議な魅力があってなかなか離れられないです。
    この小説はとても好みでした。激しいけど淡くて、切ないストーリーが好きな方におすすめです。

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    2025年02月19日
  • 読まれる覚悟

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    桜庭一樹氏の『読まれる覚悟』を読みました。よくこの内容を言葉にして1冊の本にまとめてくださったなあ、勇気が必要だったろうなあと
    キャリアのある小説家だからこそできたという面とキャリアのある小説家だからこそ言葉に重さが発生してしまうということを考えるとよくぞ世にだしてくれたという気持ちになる
    読み方や感想の持ち方は自由というのは、それはあるのだけれどやっぱり誤読というのはある、と私は思っている。小説家だけではなくあらゆるクリエイター(特に物語性が発生してしまうもの)にも言えることだと思うけどどんな感想も引き受けろというのはそれはかなり暴力的だと思う。明らかな誤読は誤読であるのだから、それまで引き

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    2025年02月17日
  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    ネタバレ

    この頃の桜庭一樹の美しい文体、単行本のときの美しい装丁
    自分が読んでいた時の年齢と環境
    今も大切に本棚にある。

    内容云々ではなく私が「美しい文体」が好きだと認識した作品。

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    2025年02月15日
  • 名探偵の有害性

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    ネタバレ

    個人差出ると思うけど、自分は好き。
    主人公の夕暮さんと同年代同性だからだとは思うのだが。

    名探偵が活躍していた時代があった。
    令和の時代になった今、その名探偵の有害性が問われる、という不思議な世界観のお話。
    かつて名探偵だった風くんとその助手だった鳴くん 。
    今では引退し、喫茶店のマスターの奥さんとなった主人公の夕暮さんが、
    かつての名探偵と共に過去の事件を調べに行く。
    50才という超同年代の彼女の悩みというかモヤモヤが、他人事とは思えず親近感。

    最後が特に好き。
    あの頃二人ぼっちだったとふりかえるシーンは、切なくて、でも少し前進した二人の成長?というかなんというかがとても良い!
    これは、

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    2025年02月12日
  • ほんとうの花を見せにきた

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    残酷で切ない物語

    残酷で哀しいけど救いもある小説。
    竹の妖怪バンブー、吸血を必要とし、120年の寿命を持つ。
    理不尽な世の中で生きていくこと、人の心変わり、人間が持つ残忍性が淡々と描かれているのと対象に、無性の愛をそそぐバンブー。
    寂寥と切なさを感じる一冊。

    #切ない #ダーク

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    2025年01月27日
  • 赤×ピンク

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    本当に桜庭先生の本は私のタイプだ。想像したこともない世界が広がっていて、でもどこかで現実感がある。3部で構成されてたけど、まゆが中心の3人の物語。

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    2025年01月25日
  • 読まれる覚悟

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    小説は、読まれてはじめて完成する。
    小説家はこのような思いで小説を世に出しているのか。批評というものの意味と力も改めて知る。小説を如何に読むか(受け取るか)の指針ともなろう。
    「大きな声は小さな声を可視化するために使われるべき」との言葉が胸に響く。

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    2025年01月21日
  • 読まれる覚悟

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    2025.1.14〜2025.1.16

     今年1番にこの新書選んでよかった!と思える本でした。
     「あなたが小説家になったときに」と最初に記述がありますが、それを受け取る側である私達も読んでおいて損はない本だと思います。

     ちなみに私は今、この本の感想を書くのをとても躊躇しています。作者である桜庭先生の主張されている内容と、私が読んで取り入れた内容に乖離があるのではないか、とヒヤヒヤしているからです。

     読みながら思い返していたのは昨年、大好きな本のファンレターを書いたことです。とても面白かったことをたくさん伝えたくて。先生にとってデビュー作である作品だから、尚更特別なファンレターになる

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    2025年01月16日
  • 名探偵の有害性

    購入済み

    桜庭一樹先生のファンで購入しました。
    名探偵とその助手だった二人が過去の事件を振り返る旅を通して名探偵の必要性と有害性について考えさせられる物語でした。現代のSNS、業界慣行などさまざまな問題提起も感じられる作品でした。

    #エモい #共感する

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    2025年01月04日
  • 赤朽葉家の伝説

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    ネタバレ

    桜庭一樹先生の代表作の一つ。
    1番大好きな作家さんなのに、なぜ今まで読まなかったのだろう。
    桜庭先生独特の世界観が大好きです。
    ミステリーと聞いていたけれど、1部、2部は全くミステリー色がなく、あれ?と思っていたところ、3部でミステリー色が出てきました。

    3部の主人公が付けられるはずだった、「自由」という名前、これは「家」というものから「自由」になる世代という意味で付けられたのではないかと思います。
    万葉も毛毬も生き方は違えど、「家」に属して、「家」を守っていた女たち。
    瞳子はきっと「家」に縛られず、「自由」にこの物語が終わった後も生きていくのでしょう。
    そして、きっと赤朽葉家は静かに終わり

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    2024年12月27日
  • 無花果とムーン

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    ネタバレ

    桜庭一樹先生感全開な作品。
    大好きです。
    死者への弔いの話と受け取ったのですが、能からインスピレーションを受けたとは驚き。
    能については全く知識がないのですが、知ってみたくなりました。

    死者の弔いは忘れることではない、思い出し続けること。
    生きている人は死者を忘れることはなく、前に進み続けなければならない。
    残酷なハッピーエンドでした。

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    2024年11月09日
  • 名探偵の有害性

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    想像とは違う話だったけど、面白かった。昭和(平成初期)から令和へ。
    歳を取るのも、悪くはないかもね、名探偵。

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    2024年11月04日
  • いつか、アジアの街角で

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    台湾や香港の風景、日本で感じられる台湾や香港について思いを巡らせながら読んだ。人生の様々な出来事について深く考えるきっかけにもなる。

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    2024年10月24日
  • 名探偵の有害性

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    薄暗い仄暗い印象の桜庭先生だったので、ある意味ほのぼのとした話に驚き。この作品の名探偵と助手って何とも言えない関係性で、お互いしかわからないことが多すぎて、肉体関係なくともこんな相手が自分の配偶者にいたら不倫よりも嫌だなあなんて思ってしまった。

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    2024年10月20日
  • 名探偵の有害性

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    あぁ。こういう桜庭一樹が読みたかったんだよ〜!!って感じ。やはり、桜庭さんと東京創元社は相性が良いのかも。
    ミステリに対する、新しい試み·企みを感じられて、◯

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    2024年10月17日
  • いつか、アジアの街角で

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    久しぶりにアンソロジーを読んだかも。中島さん、大島さんが初めて…かな?どれも日常な感じでスッと馴染んで読みやすくて、その中に何か引っ掛かるものがあって良かった。

    隣に座るという運命について/中島京子
    読み始めからスッと読めて、この本読みきれそうだなと思った。なんか途中ふわふわしてて迷子になりそうになったけど、サッと読み終えて面白かったな、と思えた。

    月下老人/桜庭一樹
    どこかにありそうなハチャメチャストーリー始まって面白かった。

    停止する春/島本理生
    途中までごちゃごちゃしててわけわからんくなりかけてたけど、後半でスッと収束して心に残った。
    P95「生きたいと思うことと、死にたいと思う

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    2024年10月01日