桜庭一樹のレビュー一覧

  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    ヴィクトリカが久城について語る場面が良かった。ヴィクトリカが信じている久城の精神をずっとシリーズを読み進めてきた自分にも久城ならそうだろうと違和感なく自然に思えるとこが良い。
    ヴィクトリカの考え方や姿勢がよくわかる巻だったと思う。
    ラスト数十頁が特に好き。ヴィクトリカがとても愛おしく感じられる巻だった。久城も格好良かった。

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    2012年04月12日
  • 少女には向かない職業

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    島の夏を、美しい、とふいにあたしは思う。
    ー強くなりたいな。強くて優しい大人になりたい。
     力がほしい。でも、どうしたらいいのかな。

    (用意するものは××と××です、と静香は言った。)

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    2012年04月01日
  • 赤×ピンク

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    三人の少女がそれぞれの人生を決めていく話し。
    皐月と皐月がバイトをしている所の代理店長との駆け引きで文学は、と問いをかけると「三島派」「太宰派」に分れたところが何故か印象深い。
    勿論他にもまゆが永遠の14歳を卒業したり、ミーコがアイデンティティを見つけようとする所など光るところ、目立つ所は多々ある。
    みんな傷ついてるけれど、それでも立ち上がって進む。

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    2014年11月18日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    おもしろかったー。
    ページにするとシリーズの中でも薄いんだけど、入り組んでて楽しめた。
    桜庭一樹の文書はたまに分かりづらいとこがあるんだけど、まぁ全体の内容が面白かったんで特に気にならず。
    列車内の短い間の話にこれだけの内容詰めこんですっきりまとまってるので、これまでの話の中では一番面白いと思う。

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    2012年03月01日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(下) A Lollypop or A Bullet

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    漫画を先に読んだので、藻屑が荷物を取りに家に帰ったシーンの時、なぎさと一緒に緊迫した気持ちでした。


    漫画読んでてさーっと冷や汗が流れる体験を初めてした。

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    2012年02月11日
  • 荒野の恋(1)

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    タカハシマコさんの絵は綺麗で
    いいですよね。原作のイラストと変わってるところもありますがいい感じです。ただ蓉子さんのイメージはちょっと違ったかな…。ともかく次巻が楽しみです!

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    2012年02月09日
  • GOSICK VI ─ゴシック・仮面舞踏会の夜─(ビーンズ文庫)

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    ベルゼブブの頭蓋から聖マルグリット学園へ帰還する、列車での道中。
    そこでまたしても事件が起こります。
    犯人の心情とヴィクトリカの台詞の善悪の対比、列車を停止させる時の連帯感がいい。
    “きみのためなら死ねる”とは意味合い違いますが…、相手に命を預けるって、もう立派な愛じゃないかと。

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    2012年02月07日
  • GOSICK V ─ゴシック・ベルゼブブの頭蓋─(ビーンズ文庫)

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    コルデリアさん若っww
    第5巻。囚われのヴィクトリカを連れ戻しに、単身ベルゼブブの頭蓋へと出立する一弥。
    2巻で無くしたペンダントもここで活きてきます。
    陰謀の渦中にいるヴィクトリカの立場を再確認すると同時に、GOTHICは一弥の成長物語でもあったんだと気付かされました。
    故郷から遠く離れた異国の地で、祖国を想いながらも、今ここで生死を共にしたい存在が居る。
    1巻での曖昧さが嘘のような男らしさです。

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    2012年02月07日
  • GOSICK III ─ゴシック・青い薔薇の下で─(ビーンズ文庫)

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    いよいよ3巻目。
    ヴィクトリカは今回は安楽椅子に徹するのかな?と思いきや、やっぱり登場。この二人が揃ってこそGOTHICですね。
    キャラの意外な一面も見れたり。
    前回の救出劇の時に負った怪我を、ヴィクトリカが隠すシーンが印象に残ってます。
    一弥に心配かけたくなかったのね。

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    2012年02月07日
  • GOSICK II ─ゴシック・その罪は名もなき─(ビーンズ文庫)

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    どんどん可愛さが増してくるヴィクトリカ。
    あの非力な彼女が、落ちる一弥を小さい身体で必死で支えようとするのにグッときました。
    “知識の泉”を持つ灰色狼が案じる未来は、たった一人の友達と一緒にいられるかどうか。
    一弥が同じ事を質問していて、嬉しかっただろうな。
    鈍ーい一弥にはいまいち伝わらないようですが…。
    彼女のバックグラウンドも少しづつ日の光を浴び始めます。
    …メイドの描写がちょっと怖かったですw

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    2012年02月07日
  • 書店はタイムマシーン

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    ネタバレ

    読みたくなった本
    『百年の孤独』『月と六ペンス』『死都ブリュージュ』『黒いチューリップ』
    『肉体の悪魔』『ドンキホーテ』『海底二万海里』『死霊』『カリギュラ』

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    2012年01月31日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    ネタバレ

    読みたくなった本
    『四人の女』『七人のおば』『被害者を探せ』『これが密室だ』
    『郵便配達は二度ベルを鳴らす』『ジョン・ランプリエールの辞書』
    『殴り合う貴族たち』『ケッヘル』『愚行録』『ハマースミスのウジ虫』
    『私家版』『日曜日は埋葬しない』

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    2012年01月31日
  • 傷痕

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    Great ! やっぱり、桜庭作品は最高なのだ!・・・またもや、内容をよく知らずに読み始めた私。「あれ?これって、マイケル・ジャクソンがモデル・・・とか?」 参考文献を見ると、やっぱりそうらしい。私自身、彼に特に興味はないのだけど、そんな大スターをモデルに書いちゃって、大丈夫なのかなぁ?と、ちょっと心配しつつ読み進める。結果・・・やっぱり、桜庭さんは、桜庭さんなのだった!桜庭さん、マイケル・ジャクソン好きなんだなぁ~。と、私も今更ながら、ちょっと彼に興味を持った次第であります。それにしても、「傷痕」が彼の娘の名前だったとは・・・。でも、好きです「傷痕」♡

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    2013年07月18日
  • GOSICK V ─ゴシック・ベルゼブブの頭蓋─(ビーンズ文庫)

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    いきなりヴィクトリカがさらわれてしまう。
    ブライアン・ロスコーが再登場したり、今回は遂にコルデリア・ギャロ本人が登場する。

    オカルト省だの科学アカデミーだのといった組織も出てきて裏方がなにやら賑やかになってきた。
    これらが一体本編にどう関わってくるのか気になるところ。

    てかこの巻は101ページのイラストだけで充分なのではないかと。
    これぞボーイ・ミーツ・ガールだと思わず感動してしまったであります。

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    2011年12月22日
  • GOSICKs II ─ゴシックエス・夏から遠ざかる列車─(ビーンズ文庫)

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    GOSICK短編集の第2弾。
    今回は全編通して久城とヴィクトリカが二人だけで過ごす夏休みの話。

    全開出たっきりそのままだった仔馬のパズルの解答編をはじめ、久城の姉やアヴリル、セシル先生それぞれにスポットの当たった話になってる。

    どれも面白いが、最後の「初恋」が思わずジーンとさせられるいい物語だった。グレヴィールがこんなにいいキャラだったとは・・・

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    2011年11月26日
  • GOSICK―ゴシック― 1巻

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    ネタバレ

    ・春やってくる旅人が学園に死をもたらす
    アヴリル、ヴィクトリカとの出会いと、一弥が殺人事件の容疑者にされる話
    ひなあられを頬張る姿が可愛い

    ・階段の13段目では不吉なことが起こる
    納骨堂事件、紫の本とアヴリルの話。
    雷おこしに苦戦し、一度投げたのにやっぱり食べるヴィクトリカ可愛い。
    階段を降りながら一弥に問うシーンで目をキラキラさせるヴィクトリカと話を聞きたくてうずうずする一弥可愛い。

    ・廃倉庫にはミリィ・マールの幽霊がいる
    アヴリルの正体に近づく話。
    かりんとうを喜んで食べるヴィクトリカ可愛い。
    なぜか人見知りのあまり人形のふりをしちゃうヴィクトリカが可愛い

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    2011年11月19日
  • 書店はタイムマシーン

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    読書記録を中心とした日記なのですが、この方が紹介されると「面白そう、読んでみたい」と思えて凄いなと思います。蔵書に加えて出ている本を一冊ずつ読んでいきたい、と思います。少し先の話ですが…

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    2011年11月08日
  • GOSICKs II ─ゴシックエス・夏から遠ざかる列車─(ビーンズ文庫)

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    今回は夏休みの間の話で、短編集でした。
    アヴリルの夏休みの話とか、ちょっとしたミステリーな話が満載でした。
    一弥くんとヴィクトリカのやり取りは相変わらずおもしろく、微笑ましいものでした。
    グレヴィールさんが主役の話があったり、一弥くんの姉、瑠璃さんが登場したり、なかなか良い話が多かったです。
    エンディングではⅤに続く導入部分があり、続きを読むのが楽しみになる最後でした。
    これから話が進んでいきそうな感じで、とにかく楽しみ。
    早く続きが読みたいものです。

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    2011年09月25日
  • GOSICK III ─ゴシック・青い薔薇の下で─(ビーンズ文庫)

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    風邪をひいてしまったヴィクトリカを学園に置いて一弥が一人ホテルの謎に挑む!
    ・・・という割にはヴィクトリカに電話であれこれ聞いたりしてるけどw
    今回は最強()の相方・グレヴィールを連れてホテルで起こった人が消える事件に立ち向かう。
    ただグレヴィールはいつも通りなんで、ね。期待しないでください。

    今巻は今まで以上に一弥とヴィクトリカの距離感を感じることができる。かなり近づいてるけど、まだ何か一歩足りないというか・・・

    ところで、セシル先生って一体何者なんだろうね。思い込みの激しいドジっ子というのは天然物ではあるみたいだが。

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    2011年09月11日
  • GOSICKs ─ゴシックエス・春来たる死神─(ビーンズ文庫)

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    GOSICKシリーズ初の短編集。 時系列はさかのぼり久城とヴィクトリカ、アブリルやセシル…それぞれの出会いが描かれています。 アブリルの秘密にはびっくりだ。

    留学まもない久城の苦労が窺えるし、そしてあとがきの【狛犬劇場】の面白さと挿絵の素晴らしさも申し分なし。

    では初回限定特典で付いてきたGOSICK名言集の中からヴィクトリカの言葉をひとつ。
    「久城、君、ちょっと下界に降りて、不思議な事件を捜してこい」
    「なければ自ら起こしたまえ。
    なにかに巻きこまれて、死ぬほど困れ」

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    2011年10月08日