桜庭一樹のレビュー一覧

  • ブルースカイ

    Posted by ブクログ

    早川書房版を読んだのはいつだったろうか。高校生の時か。その時は、この作品だけは桜庭一樹の中で、理解できないというか、好きになれなかった。



    今、文春文庫版を手にとって。やはり人の感性はかわっていくのだなぁと改めて感じた。



    特に第二部、ディッキーの終末、崩壊に対する思索は、多分に桜庭一樹本人のものが投影されている。少女性についてもだ。無力だからこそもがき、カルチャーを生み出す時代のクリーチャー。近代の産物。桜庭一樹の根本を理解する上では良質なテクストだ。



    再びこの本に出会えて良かった。青い空を探したこの本に。

    0
    2012年09月13日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

    Posted by ブクログ

    セシル先生と寮母さんの話が一番好き!夏休み中の話だからか、何となくのんびりした雰囲気(^-^) 一弥はやっぱり和装が落ち着くのかな!?ヴィクトリがどんどん人間らしくなっていくのがカワイイ(*^^*)♪

    0
    2012年09月07日
  • 書店はタイムマシーン

    Posted by ブクログ

    「書店はタイムマシン」

    うーん、なんて素敵な題名なんだ。
    この題名、最高ですね。

    そして、この人と新井 素子は、本当にうれしそうに本を読むな~。
    こっちも、しあわせになります。

    0
    2012年08月31日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(下) A Lollypop or A Bullet

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人魚たちにはこの狭い世界はあまりにも残酷で、安心を求めて逃げ出した彼女たちはどこまでも砂糖菓子でしかなかった。原作に大変忠実で、満足できる仕上がり。もう一度原作を読んでみようという気にさせます。また、原作未読でも十分いける出来ではないかと。藻屑は結局人魚でしかなくて、でも彼女がバラバラになった後にかけられた「本当に生きたかったの?」という言葉に心を動かされた。

    0
    2012年07月16日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上) A Lollypop or A Bullet

    Posted by ブクログ

    原作に衝撃を受けたのも今は昔、古書店の棚にあってぱらぱらめくったらだいぶ絵柄がよかったのでお買い上げ。一言で言うと、原作に忠実、ということです。生きていくために『実弾』を求めようとするなぎさと、名前のようにはかなく消えていこうとする藻屑との、『砂糖菓子の弾丸』は少女たちにはあまりにも過酷で。原作後半の鬱展開を知っているだけに、下巻が早く読みたいような読みたくないような。いずれにせよ、原作ともども常に手元においておきたい作品。

    0
    2012年07月16日
  • GOSICK―ゴシック― 8巻

    Posted by ブクログ

    最終巻。ここからが佳境じゃん!とは思うけど、コミカライズだしね…。仕方ないのかな(^^;)それでも満足のいくラストだったと思う。ヴィクトリカ側の一弥との出会い話で締めなのが良かった。

    0
    2012年06月09日
  • GOSICK―ゴシック― 8巻

    Posted by ブクログ

    いい最終巻でした。本編に区切りをつけたあとで短編持ってきて、最後の最後はエピソード『-1』という構成は気が効いてますね。原作に忠実にすればするほど半端に終わるのはコミカライズの宿命とはいえ、今作は満足です。まぁもちろんもっと読みたかっただろと言われればそりゃ読みたいですけど。

    0
    2012年06月07日
  • GOSICKs IV ──ゴシックエス・冬のサクリファイス──

    Posted by ブクログ

    「チェックメイトだっ!」、その途端、海に浮かぶ大地が揺らいだというように、駒たちがかすかに震えた。ヴィクトリカはぶつぶつと、「チェスとはじつに手の込んだ知性の浪費法だな」と独り言を言った。ふと耳をすます。遠く、学園の校舎の方からか、生徒たちの喧騒がかすかに聞こえてきた。ヴィクトリカはしばし不思議そうに考え込んだ。やがて、「あぁ」と合点したようにうなずいた。「今日はあれか・・・」


    GOSICKsⅣ
    GOSICK短編集第四弾はある冬の一日に焦点を当てた物語集。その日はリビング・チェス大会の日。黒と白の剣士や僧侶、戦車、女王になりきった生徒たちが駒になりきって、戦っている。しかしリビング・チェス

    0
    2012年05月26日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    GOSICKという作品は必ずしも安定したクオリティが保たれていた作品ではなく、特に中、後期になるに従い文章のクオリティが落ちていく傾向にあったのだが、それでも尚☆5の評価をつけるのは、ひとえに最終2巻、とりわけこの8巻の内容による。
    ヴィクトリカの壮絶な決意が文字通り刻まれるシーンは圧巻であり、その美しさを体感出来ただけでもこのシリーズを読み進めてきた価値があったと感じさせた。

    0
    2012年05月09日
  • GOSICKs II ─ゴシックエス・夏から遠ざかる列車─(ビーンズ文庫)

    Posted by ブクログ

    時系列順では4巻と5巻の間にあたる短編集第2弾。 読む順を間違えたかもだけどまぁ気にしない。
    学園に残り夏休みを過ごすヴィクトリカと一弥を中心に、サブキャラ達にスポットが当たっています。
    ミステリーは軽めな印象だけどその分イラストが多くて大満足でした!

    0
    2012年05月03日
  • GOSICK III ─ゴシック・青い薔薇の下で─(ビーンズ文庫)

    Posted by ブクログ

    一弥、やっぱり一言多い。
    マメさも優しさもあるけど、心配も心からなのに、鈍感で一言多い。
    ヴィクトリカが怒っても、黙っても、頭に?浮かべてるし。14歳だから?少年だから?
    ちょっとずつ二人の仲が変わって来たのかなぁ?二つも大冒険をした後だしね。この後もどうなって行くのか楽しみです。

    0
    2012年04月21日
  • 荒野の恋(1)

    Posted by ブクログ

    思春期特有の気恥ずかしさとかのあたりは猫山さんの「きょうもみんな元気です」の感じにすごく似てるなー、と思いました。
    あの作品の感じが好きだった方はきっと気に入るんじゃないかな。

    0
    2012年04月16日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

    Posted by ブクログ

    ヴィクトリカが久城について語る場面が良かった。ヴィクトリカが信じている久城の精神をずっとシリーズを読み進めてきた自分にも久城ならそうだろうと違和感なく自然に思えるとこが良い。
    ヴィクトリカの考え方や姿勢がよくわかる巻だったと思う。
    ラスト数十頁が特に好き。ヴィクトリカがとても愛おしく感じられる巻だった。久城も格好良かった。

    0
    2012年04月12日
  • 少女には向かない職業

    Posted by ブクログ

    島の夏を、美しい、とふいにあたしは思う。
    ー強くなりたいな。強くて優しい大人になりたい。
     力がほしい。でも、どうしたらいいのかな。

    (用意するものは××と××です、と静香は言った。)

    0
    2012年04月01日
  • 赤×ピンク

    Posted by ブクログ

    三人の少女がそれぞれの人生を決めていく話し。
    皐月と皐月がバイトをしている所の代理店長との駆け引きで文学は、と問いをかけると「三島派」「太宰派」に分れたところが何故か印象深い。
    勿論他にもまゆが永遠の14歳を卒業したり、ミーコがアイデンティティを見つけようとする所など光るところ、目立つ所は多々ある。
    みんな傷ついてるけれど、それでも立ち上がって進む。

    0
    2014年11月18日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

    Posted by ブクログ

    おもしろかったー。
    ページにするとシリーズの中でも薄いんだけど、入り組んでて楽しめた。
    桜庭一樹の文書はたまに分かりづらいとこがあるんだけど、まぁ全体の内容が面白かったんで特に気にならず。
    列車内の短い間の話にこれだけの内容詰めこんですっきりまとまってるので、これまでの話の中では一番面白いと思う。

    0
    2012年03月01日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(下) A Lollypop or A Bullet

    Posted by ブクログ

    漫画を先に読んだので、藻屑が荷物を取りに家に帰ったシーンの時、なぎさと一緒に緊迫した気持ちでした。


    漫画読んでてさーっと冷や汗が流れる体験を初めてした。

    0
    2012年02月11日
  • 荒野の恋(1)

    Posted by ブクログ

    タカハシマコさんの絵は綺麗で
    いいですよね。原作のイラストと変わってるところもありますがいい感じです。ただ蓉子さんのイメージはちょっと違ったかな…。ともかく次巻が楽しみです!

    0
    2012年02月09日
  • GOSICK VI ─ゴシック・仮面舞踏会の夜─(ビーンズ文庫)

    Posted by ブクログ

    ベルゼブブの頭蓋から聖マルグリット学園へ帰還する、列車での道中。
    そこでまたしても事件が起こります。
    犯人の心情とヴィクトリカの台詞の善悪の対比、列車を停止させる時の連帯感がいい。
    “きみのためなら死ねる”とは意味合い違いますが…、相手に命を預けるって、もう立派な愛じゃないかと。

    0
    2012年02月07日
  • GOSICK V ─ゴシック・ベルゼブブの頭蓋─(ビーンズ文庫)

    Posted by ブクログ

    コルデリアさん若っww
    第5巻。囚われのヴィクトリカを連れ戻しに、単身ベルゼブブの頭蓋へと出立する一弥。
    2巻で無くしたペンダントもここで活きてきます。
    陰謀の渦中にいるヴィクトリカの立場を再確認すると同時に、GOTHICは一弥の成長物語でもあったんだと気付かされました。
    故郷から遠く離れた異国の地で、祖国を想いながらも、今ここで生死を共にしたい存在が居る。
    1巻での曖昧さが嘘のような男らしさです。

    0
    2012年02月07日