桜庭一樹のレビュー一覧

  • GOSICK ─ゴシック─(ビーンズ文庫)

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    裏表紙のワイドイラストが削られて、バランス調整でトリミングされた以外は富士見ミステリー文庫版のイラスト全収録。カラーの発色も良くなってますし、完全版と言っていいでしょう。なにより祝うはあとがき再録。これぞ待ちに望んだ完・全・復・活! ありがとうビーンズ文庫。

    加筆修正は未チェック。
    ロゴが新装されたのは意外でした。優雅な雰囲気で素敵です。口絵のキャプションも打ち直し。
    1巻のみ、ビーンズ版のあとがきが追加されていますが、富士ミス:17行/329p、ビーンズ:18行/318pなので、全体のページ数は減ってるんですね(角川:18行/301p)。
    フォントが太くなってるのでビーンズの方が読みやすい

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    2011年03月31日
  • GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──

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    花ことばにちなんだ話が全部で五つ
    昔話なので考察という形になっているが、話の中に隠された謎を解明していくのはさすが。
    短めだがオススメの一冊です。

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    2011年03月18日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上) A Lollypop or A Bullet

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    言わずと知れた、直木賞作家、桜庭一樹さんの名作「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」のコミカライズ作品。

    薄めの小説の内容をしっかり上下巻で書き、丁寧なイラストで描かれたこの作品はコミカライズの多くの作品が失敗するなか少ない成功例と言えるでしょう。人によっては原作よりいいと言う人もいるようです。

    個人的にはやはり原作の方がすきですが、先に読むならこちらの作品の方がいいかもしれません。

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    2010年12月23日
  • 書店はタイムマシーン

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    ネタバレ

    祝文庫落ち。
    お、おもしろい。
    小学校から休み時間も授業中も登下校(歩き)も
    本を読んでいたら変人か。そうか、そうだよなー。

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    2011年01月17日
  • 書店はタイムマシーン

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    桜庭さんの小説は読んだことないのだが… 文庫の解説や雑誌で目にするいかにも本好きな姿に興味がありました。案の定、読みたい本が際限無く増える系の本。
    日記はとても面白いが、それ以上に、脚注のツッコミ・解説や巻末の対談がいい…。F嬢強烈ですね。

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    2010年12月01日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    本の趣味は合わないけど、すごく幸せな気分になれる。
    しかし、編集者さんたちは馬鹿みたいに本を読んでる。
    すごい。
    すごい。
    本は楽しい。

    本の趣味は近づけたかな…
    好きー!!桜庭一樹好きー!!

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    2011年12月01日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上) A Lollypop or A Bullet

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    すっごい良かった!!なぎさの髪型に違和感があったのは最初だけで、どんどんのめりこんでいった。原作の雰囲気をすごい上手く出せてると思う。値段以外にけちつけるとこなかった。

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    2012年07月28日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(下) A Lollypop or A Bullet

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    衝撃のラストにただ茫然。
    担任の藻屑へ向けた最後の言葉に考えさせられました。
    グロ系が苦手な方はご注意を。

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    2009年10月04日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上) A Lollypop or A Bullet

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    漫画版上下を鬱が一番酷い時期によく行く本屋でたまたま読みました。
    発売された時期に被ってたのかもしれないね…。
    なんかコーナーが作ってあって丸ごと試し読み出来るようになってた。

    藻屑の心理がいたいほどわかるよ…。

    あきらめたくも、なるよ・・・

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    2009年10月04日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上) A Lollypop or A Bullet

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    小説を読んだ後に、購入しました。
    小説版とは絵柄やキャラクターデザインが異なります。
    こちらの方が現実的なイメージがありました。

    原作に忠実で良かったと思います。
    個人的にこの人の絵は繊細で好きです。

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    2009年11月07日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上) A Lollypop or A Bullet

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    緻密な描写と繊細な絵柄がゴシックな作風にとてもマッチしていると思います。胸に迫る作品でした。コミカライズとしては非常に良く出来ていると思うけど、当分読み返す気にはなれません。欝になるから。

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    2009年10月04日
  • 読まれる覚悟

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    『読まれる覚悟』は、「本を書くこと」ではなく、「本が読まれ始めてから何が起こるのか」を描いた一冊だった。

    印象に残ったのは、作品が世に出ると、作者だけでなく読者や批評家、ファンまで含めた関係性が生まれるということだ。人は作品をそのまま読むのではなく、自分の経験や知識を通して意味を再構成するため、誤読はある程度避けられない。一方で、批評を書く立場には、その評価に至った根拠を示す責任があり、批評そのものも読者から評価される時代になってきていることは健全な変化だと感じた。

    また、ファンダムは作品を支え、作者を応援する大きな力になる一方で、過熱すると作者を神格化したり、人格への攻撃につながったりす

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    2026年07月01日
  • そうだ、君を憎めばいいんだ 愛と殺意と七つの条件

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    日時・場所・キーワード・セリフの七つの条件をもとに書かれた2名×4テーマの短編集で、間違い探しみたいに共通した条件をメモして予想しながら読むのが新感覚で楽しかった。

    「怪物のまま生きてゆく」が群を抜いて好き。女の子同士の感情がリアルで美しい。好きなシーンばかりで何回も読み返すことになりそう。
    その他の話も痛々しく辛いところがありながらも結末がどれも好みで最後まで飽きずに読めた。

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    2026年06月30日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    ネタバレ

    わたしは海無し県の田舎で育ったから、この物語の舞台の日本海に面した田舎町はなんだかファンタジーのような遠い世界にも思えて、海野藻屑の嘘ばっかりの話も何だか受け入れられてしまうような不思議な力がある文章だった。

    登場人物みんな一般の感覚とはだいぶズレているように思えた。田舎町にありがちな閉ざされた空間の中で狂ってしまった価値観がそのままテクストにも通用しているようだった。「実弾」を求める主人公の「あたし」の視点もかなり偏っていて、引きこもりの兄を神と崇めるように扱うのは彼女なりの貧しい暮らしを生きぬく術なのだろう。読者である自分も兄を美形でインテリの、知識人として受け入れていたが、「あたし」の

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    2026年06月21日
  • 私の男

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    共感できる部分は少なかった。禁忌とされることによって却って淳悟と花の結びつきがが特別になっていくのと同時に、危険な関係になっていくのがよく描かれているなと思いました。過去を遡っていく構成が淳悟と花のルーツを辿っていくと共に、家族とは何かということを探りたくなるような気持ちにさせられました。

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    2026年06月17日
  • 私の男

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    ネタバレ

    家族愛の話だと思った。歪み切ってはいるけれど……。ただの禁忌的な愛の話では終わらせない、受け入れざるを得ない説得力のある語りと設定の生々しさ。

    淳悟も花も、自分に欠けていた血の繋がりのある家族愛を求めすぎた結果なのかなと思った。
    淳悟は花に母の面影を重ねているというよりは母の血そのものを求めていると思った。亡くなった母の血が流れているのは、自分と、花だけだから。

    6章で、花以外の家族が抱き合って津波に飲み込まれるシーンが1番残酷だった。一緒に死ねない自分だけが本当の家族じゃないとまざまざと分からせられる無慈悲で残酷な描写はこれ以上に無い。ここまで読んできた花の歪んだ感覚全てが、このシーンだ

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    2026年06月01日
  • 私の男

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    読み始めは、気持ち悪くて仕方がなかった。
    淳悟が花に甘える姿に、強い嫌悪感を抱いて正直、最後まで読み切れない気がした。

    けれどページをめくるたびに、吐き気にも似た感覚を覚えながら、惹き込まれていった。
    気づけば、私はこの作品を純愛だと思うようになった。

    深く絡み合い、誰にも壊されない二人だけの世界。
    閉ざされた結びつきが、羨ましい。

    私の男、この呼び方がかなり刺さった。

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    2026年05月11日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    初めから結末がわかっているのに、その結末までをぐっと堪えてなぎさの目線から追いかけていく。 大人なら理解出来ること動けることが13歳には困難で、それでも対抗しようと藻掻くことを砂糖菓子の弾丸と呼ぶ。 甘くてベタベタでどうにも出来ないやるせなさ。 重いテーマでありハッピーエンドでは無いけれど、胸がぎゅっとなる苦しくて愛おしい。

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    2026年05月09日
  • 私の男

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    稀に、読み終わった後に感想が短くまとめられない類の本があって、これがそうだった。
    多分一言でこの本の全てを語るのは難しい。是非読んで欲しい。

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    2026年05月02日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    最後は前向きな気持ちになれる話ではあるものの、自分にはかなり辛い話でした。
    主人公達、十三歳!?かなり大人びていましたが、そうならざるを得ない環境だったのでしょうね。
    でも大人の元でないと生きていけない、バイトも出来ない年齢で、もどかしく思いました。

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    2026年04月29日