桜庭一樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2人の作家が共通する「七つの条件」にもとづき小説を執筆、その条件も読後ページに記されていました。斜線堂さんの作品が尖ってるのはもちろんのこと、桜庭さんも(まだ50代前半なんですね。昔から読んでいるイメージなのでもっと年配なのかと思ってました)今の中高生に刺さるような内容で驚きます。逆に言うと、若者向けの内容なので、歳を重ねた人ほど評価下がりそう。
同じテーマなので、すごく似ている世界のこともあるけど、ビックリするくらい違う話になってることが多かったです。
性的に踏み込んでいることもあるので、中学校以上。
※桜が咲いた日、七つの条件
「かわいそうに、魂が小さいね」桜庭一樹
「その春に用がある」斜線堂有紀
※「ゲームオーバー」からはじまる七つの条件
「場外戦」斜線堂有紀
「怪物のまま生きていく」桜庭一樹
※「自称犯人」から始まる七つの条件
「私は呪い、君は愛」斜線堂有紀
「アンチの恋」桜庭一樹
※斜光のさす場所、七つの条件
「譲:クリスマスツリー」桜庭一樹
「譲:門松 求:クリスマスツリー」斜線堂有紀 -
Posted by ブクログ
2人の作家が、共通する7つの条件にもとづき執筆するマッチング競作。
4回のマッチングで各回2篇、計8篇を収録した1冊。
桜が咲いた日、七つの条件
「かわいそうに、魂が小さいね」桜庭一樹
「その春に用がある」斜線堂有紀
「ゲームオーバー」からはじまる七つの条件
「場外戦」斜線堂有紀
「怪物のままで生きてゆく」桜庭一樹
「自称犯人」からはじまる七つの条件
「私は呪い、君は愛」斜線堂有紀
「アンチの恋」桜庭一樹
斜光のさす場所、七つの条件
「譲:クリスマスツリー」桜庭一樹
「譲:門松 求:クリスマスツリー」斜線堂有紀
トラウマを抱える「君」を見守る存在とか、
カードゲームの世界で見下されない強さを求めた主人公を見守るプロモ版カードとか、
自分を騙した推しを憎悪を込めて呪い付きまとうファンのひとりとか、
娘の為に大晦日にクリスマスツリーを手に入れようとする父親を見守る母とか。
斜線堂有紀サイドは、なにがしかの対象を見続けている存在の物語で徹底されている。
そんなところも自ら縛りを付け加えているのかと驚いた。
なんとなく、
桜庭一樹→愛憎
斜線堂有紀→愛執
というイメージ。
もちろんどちらの作品も秀逸。
この2人をマッチングさせようと考えた人に拍手を送りたい。
条件の頭に「桜」と「斜」をつけたのもちょっとツボ。
ちなみにこれ読む前日に、用があって飯田橋駅すぐの牛込橋を渡ってたんですよ。
なので、あ〜!あそこで門松とクリスマスツリーが!と臨場感たっぷりに読めました♪