感情タグBEST3
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出てくる本をリストに書き溜めながら再読。最高の過ごし方。ものすごくうっとりする。読みたい本がありすぎて決して尽きないこと、果てしなくてとても安心してしまう。ここからどれを読んでもいいんだ。大好きな人の大好きなものが果てしない。まだ何冊かシリーズあるからしばらく楽しめるけど、それにしても有限だもんな。きっと引き続きずっと読んでらっしゃるのだろうから読書日記再開というか続編出してほしいな………
再読と言っても初読のときは単行本で登録したみたい。巻末のあとがきを読んで2010年という表記に震えた。10年前………!
10年後も、読みたい本が溢れていてその果てしなさに幸せを覚えていますように。
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今回もよく書き、よく読み、よく食べておられたな~。なんだか安心。
桜庭さんはよく飲んで帰宅後も読書出来るかたなんですね。お強いのが羨ましい。
直木賞受賞の際の日記…ご母堂とのやり取りにクスクス。
そして受賞作読んでないという…買わねば。
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一体何度このシリーズを読んでいることか…
それくらい好きです。
桜庭さんのとっての本を読むという行為の大切さや編集さんとの本についての会話のあれこれ。
もりもり食べる食事。
どれもこれもが本好きの心のツボを直撃します。
私は生涯、何度このシリーズを読み返すんだろう?(笑)
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桜庭さんも、編集者さんたちも、一言で表すなら「本の虫」
本の会話が、ポップコーンが弾けるようにぽんぽん出てきて「いいな。楽しそうだな」と思いながら読みました。巻末のジゴロや魔少年の話もおもしろい。
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「書店はタイムマシン」
うーん、なんて素敵な題名なんだ。
この題名、最高ですね。
そして、この人と新井 素子は、本当にうれしそうに本を読むな~。
こっちも、しあわせになります。
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読みたくなった本
『百年の孤独』『月と六ペンス』『死都ブリュージュ』『黒いチューリップ』
『肉体の悪魔』『ドンキホーテ』『海底二万海里』『死霊』『カリギュラ』
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読書記録を中心とした日記なのですが、この方が紹介されると「面白そう、読んでみたい」と思えて凄いなと思います。蔵書に加えて出ている本を一冊ずつ読んでいきたい、と思います。少し先の話ですが…
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文庫本での再読。つくづく桜庭さんの読書量に脱帽。やっぱり集中力が違うんだろうなぁ…。
うっかり読みたい本が大量に増えてしまう本。エッセイとしても文章が面白く、気楽な気持ちで読み進められました。
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桜庭さんの小説は読んだことないのだが… 文庫の解説や雑誌で目にするいかにも本好きな姿に興味がありました。案の定、読みたい本が際限無く増える系の本。
日記はとても面白いが、それ以上に、脚注のツッコミ・解説や巻末の対談がいい…。F嬢強烈ですね。
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桜庭一樹読書日記2007年3月~2008年2月分。前に読んだ『少年になり、本を買うのだ』の時も思ったけど、ほんとに読書量が半端ではないですね。特にこの年度では夏『赤朽葉家の伝説』が直木賞候補になり、落ち着かない様子、そんななか『私の男』を執筆、そして『赤朽葉家の伝説』は落選。『私の男』上梓。またまたそれが冬の直木賞候補、受賞。当然受賞後のバタバタに、貴重な作家日常ですね。それなのに~この量です!
怒濤の本の数々、偶然わたしが読んだのも多くあり、そうでないものにもすごく惹かれました。恐れおおくも嗜好が同じだなあなんて。読みたい本、買いたい本のリストがますます長くなりまして困りますね。
読書感想がなにげないのにうまい・・・当たり前ですね、直木賞作家ですもんね。わたし、桜庭作品をちょっと(4作品)読んでいます。『私の男』は意表を突かれましていろいろ考えさせられたものでした。『赤朽葉家の伝説』は昭和が懐かしくておもしろかったです。
感想のほか、本の薀蓄も目が離せなかった。山本周五郎『五辯の椿』がコーネル・ウールリッチのミステリー『黒衣の花嫁』の換骨奮胎だなんて!おもしろいものです。
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初読。相変わらずの読書量には恐れ入る。『赤朽葉家の伝説』で直木賞の受賞を逃したときと、『私の男』で受賞した時の裏話も面白かった。受賞したら本当に慣れないことをいっぱいさせられるんだな。鳥取に帰った時に家族が主に体のことを心配して食べさせたり、お母さんとお祖母さんが着物を買って送って来たり、普通の温かい家族関係があるのが、少し不思議。作家さんの家族って何か普通と違うような先入観があるから(失礼ですよね)。
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桜庭一樹の本はまだ4,5冊しか読んでいませんが、この書評シリーズは欠かさず(文庫だけですが)読んでいます。本好き気取りの私としては、現職の作家さんがこれだけの読書をこなしているのがとても読んでいてわくわくします。私も好き嫌いしないでもっと読まないと。それほど中身について熱く語っているわけではないのに、この書評本を読むと出てくる作品が読みたくなるのが不思議。
ちらちらと垣間見える桜庭一樹の生活も、ファンなら嬉しいんではないでしょうか。
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真面目にいろいろと考えこんでしまう人なんだなぁと思う。賞を何度かとった時期の読書日記なので、興味深い。編集者さんとの話しが1番ワクワクする部分。なんて楽しそう。
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第1弾の「少年になり、本を買うのだ」でも思った事ですが、とにかく圧倒されるほどの読書量です。
海外作品が多いので、海外物苦手な私は全然ついていけないのですが、それでもとっても面白いんです。しかも桜庭さんが熱く語っているのを読んでいると、海外作品であろうが何であろうが「めっちゃ読みたい」ってなります・・・・これ以上積読本が増えてもほんと困るので、今回は読みたい本を真剣にメモるのは自粛致しましたが、かなりありました。
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「うまく言えないので頭の中が痒い。世界はこんなに広いのに、自分が触れたものでしか例を挙げられなくて、心ばかりが逸る感じがする。」
相変わらず、解説から読むスタイルが解せない。
大人なのに…と思うエピソードが今回も多様。
母親と婆ちゃんからの気にかけられようは、上京したての大学生並み。
自転車を買おうとしたら、事故るからと本気で泣かれて止められるとか、
だ、大丈夫か?
そんな母も変わっている。
『私の男』で直木賞受賞時、電話にて報告すると
「ワー、そんなの信じられないっ!」
ぶち。
大きな声の後、突然電話を切られる。
直木賞受賞時のカメラの向けられように
「こんな数のカメラが、つぎに向けられる日がくるとしたら、人を殺したときだろう。」
と思うのは、なんとも作風に現れた著者像を彷彿とさせる。
本を読むか、取材か、打合せか、書くか。
根っからの文学少女という日常は
「本読みの子はみんな元気だ。」に ぴったりだ。
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文庫化したので再読。このシリーズを読むたびに感じるのですが、桜庭さんの読書量は半端ないです。単行本を読んだ時に較べてこの本で紹介されている中で読んだのは10冊以下。でもその少し増えただけでも楽しめるものがありました。冒頭の「佐々木丸美音読会」は実施されたのか気になります。それにしてもオツボメンに薙刀二段と個性的な編集者の方に恵まれてますね。さあ、次の本を読もう。
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『赤朽葉家の伝説』受賞から『私の男』受賞までの読書日記。一人称が「わたし」だったり「俺」になるのは、桜庭作品を読んでいれば不自然を感じさせない。それにしても、あれこれ気になる本や読みたい本が増える!フンフンと興奮しながら本の世界に入り込む姿が、自分とだぶる。エログロはやっぱりツボ。「粘液について」とか「揚げ方の清らかさ=油の処女性」の訳語とか、面白い。『爆心』『血族』『また会う日まで』が気になった。
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やっぱり、作家さんにとっては各賞の受賞って大変なイベントなんだなぁと感じることができる一冊でした。
読書案内と受賞関連のあれこれがシームレスに書かれているのが、いかにも日記らしいですね。
この期間に紹介されている本で、自分が読んだことのある本はあまりないんですけど、どこか、読書趣味が重なっている印象があるんだよなぁ。
確かに、紹介されている本が積んであったりもするけれど、紹介されている本に興味が湧くことが多いというか。