書店はタイムマシーン

書店はタイムマシーン

850円 (税込)

4pt

『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を、『私の男』で直木賞を受賞するまでと、してからの、ドキドキとバタバタの日々……。作家サクラバカズキは、そんななかでもとにかく小説を書き続け、ひたすら本を読み続ける。稀代の読書魔を虜にした本をたっぷり紹介する、大好評第二弾。/【もくじ】三月は(ちょっとだけ)パンク・ロックの月である。/四月は穴居人生活の月である。/五月は熊とパンツとベレー帽だった……。/六月はほんの三日間だけ八頭身だった!/七月は海辺の町でみんなで海産物を手に手に、踊る。/八月は銀の箱を持って匍匐前進する!/九月は地図を握ってあっちこっちにワープする!/十月はドイルの頭にちょっとだけ、触った。/十一月はジョン・アーヴィングに頭から油をかけられる……。/十二月は編集長が酔って石と話す。/一月はコックリさんで埴谷雄高を呼びだす。/二月はコタツで亀になる。/特別座談会 ジゴロになりたい。あるいは四十八時間の恋!/単行本版あとがき/文庫版あとがき

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書店はタイムマシーン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年05月24日

    出てくる本をリストに書き溜めながら再読。最高の過ごし方。ものすごくうっとりする。読みたい本がありすぎて決して尽きないこと、果てしなくてとても安心してしまう。ここからどれを読んでもいいんだ。大好きな人の大好きなものが果てしない。まだ何冊かシリーズあるからしばらく楽しめるけど、それにしても有限だもんな。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月20日

    今回もよく書き、よく読み、よく食べておられたな~。なんだか安心。
    桜庭さんはよく飲んで帰宅後も読書出来るかたなんですね。お強いのが羨ましい。

    直木賞受賞の際の日記…ご母堂とのやり取りにクスクス。

    そして受賞作読んでないという…買わねば。

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    Posted by ブクログ 2015年09月15日

    一体何度このシリーズを読んでいることか…
    それくらい好きです。

    桜庭さんのとっての本を読むという行為の大切さや編集さんとの本についての会話のあれこれ。
    もりもり食べる食事。
    どれもこれもが本好きの心のツボを直撃します。

    私は生涯、何度このシリーズを読み返すんだろう?(笑)

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    Posted by ブクログ 2013年03月21日

    桜庭さんも、編集者さんたちも、一言で表すなら「本の虫」
    本の会話が、ポップコーンが弾けるようにぽんぽん出てきて「いいな。楽しそうだな」と思いながら読みました。巻末のジゴロや魔少年の話もおもしろい。

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    Posted by ブクログ 2012年08月31日

    「書店はタイムマシン」

    うーん、なんて素敵な題名なんだ。
    この題名、最高ですね。

    そして、この人と新井 素子は、本当にうれしそうに本を読むな~。
    こっちも、しあわせになります。

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    Posted by ブクログ 2011年11月08日

    読書記録を中心とした日記なのですが、この方が紹介されると「面白そう、読んでみたい」と思えて凄いなと思います。蔵書に加えて出ている本を一冊ずつ読んでいきたい、と思います。少し先の話ですが…

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    Posted by ブクログ 2011年07月15日

    文庫本での再読。つくづく桜庭さんの読書量に脱帽。やっぱり集中力が違うんだろうなぁ…。
    うっかり読みたい本が大量に増えてしまう本。エッセイとしても文章が面白く、気楽な気持ちで読み進められました。

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    Posted by ブクログ 2010年12月01日

    桜庭さんの小説は読んだことないのだが… 文庫の解説や雑誌で目にするいかにも本好きな姿に興味がありました。案の定、読みたい本が際限無く増える系の本。
    日記はとても面白いが、それ以上に、脚注のツッコミ・解説や巻末の対談がいい…。F嬢強烈ですね。

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    Posted by ブクログ 2020年08月29日

    桜庭一樹読書日記2007年3月~2008年2月分。前に読んだ『少年になり、本を買うのだ』の時も思ったけど、ほんとに読書量が半端ではないですね。特にこの年度では夏『赤朽葉家の伝説』が直木賞候補になり、落ち着かない様子、そんななか『私の男』を執筆、そして『赤朽葉家の伝説』は落選。『私の男』上梓。またまた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月23日

    桜庭一樹の本はまだ4,5冊しか読んでいませんが、この書評シリーズは欠かさず(文庫だけですが)読んでいます。本好き気取りの私としては、現職の作家さんがこれだけの読書をこなしているのがとても読んでいてわくわくします。私も好き嫌いしないでもっと読まないと。それほど中身について熱く語っているわけではないのに...続きを読む

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