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小説家・桜庭一樹は稀代の読書魔である。本当に毎日本を読むのである。こよなく愛するジョン・ディクスン・カーのミステリをはじめ、ガルシア=マルケスの傑作小説、アゴタ・クリストフの自伝、死刑囚についてのドキュメント、茨木のり子の詩集から三島由紀夫のエッセイまで、縦横無尽に読んで過ごした、疾風怒濤の一年間!/【もくじ】二月 読書にまつわるすごいこと(たぶん)を発見する。/三月 町中に“なぞの女”がいる、気がする。/四月 ジョン・ランプリエールが辞書になる!/五月 夏木マリと、カー談義する。/六月 直毛なのに、アフロである。/七月 バナナの皮で、世界が滅亡する。/八月 傑作の前を、歌って通りすぎている。/九月 百匹の蟬が死に、百人の老人がやってくる。夏が、終わったのだ。/十月 片手に二十世紀梨、片手に豆腐竹輪の夜である。/十一月 「ビバビバ都会! 野戦病院!」である。/十二月 少年になり、花を買うのだ。/一月 書店はタイムマッシーンである。/単行本版あとがき/文庫版あとがき
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年08月10日
面白かった!!久しぶりに再読した「書店はタイムマシーン」が面白くて第一弾を読んでみようと思い購入。桜庭さんの本への愛情と情熱がビシバシ伝わってきます。食材を買うように本を買い、食事を食べるように(美味しそうに)本を読み・・それが全部栄養になっているんだろうなあと思える本と共に生きる日々。楽しい手引き...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月27日
ウェブ版を見てから手にとった。
銀色さんのつれづれシリーズが昔から好きだったので、楽しい。つれづれシリーズもそうだけど、作家さんと編集者さんのやりとりは面白い。同じ趣味の仲間でもあり、ひとつの作品を作り上げるギルド的な空気を感じた。桜庭さんの作品を作り上げる過程にはらはらした。毎年同じ描写をお母様が...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月29日
他の人のレビューを読んで桜庭一樹が読書日記を沢山出していることを知り、手にとった。この人の文体が好きだ。エッセイだとこんな感じなのね。これもこれで楽しい。
こんなふうに本を好きなだけ買って、好きなだけ読めたらいいのになぁ。
大雪の日の運転に、METAFIVEのアルバムが流れゆく雪景色にやたら似合った...続きを読む
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