桜庭一樹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
おすすめ頂き、購入してやっとこさ読むことができた作品『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』。
タイトルの意味から内容がイメージつかなかったのが理由です。表紙はいい感じだったんですが。
さてさて、何がうちぬけなかったのか?
13歳中学2年生、9月に転校してきた謎すぎる
美女海野藻屑(うみのもくず)。親は芸能人だがどうやら問題のある家庭のよう。
藻屑は自分を人魚だといい、現実として絡むのがかなりシンドイキャラ。また、主人公山田なぎさも、ひきこもりの兄と母と暮らしていて早く大人になりたーい!
あぁ、苦しい設定ですよ。
親や大人に問題あり!凪良ゆうさん的な?
でも不思議と藻屑のキャラが次第に愛おしさ -
-
Posted by ブクログ
これは、小説なのか?私小説とはなんなのか?
地方の、この押し潰されていく感じ、箱に入れられる感じ、話ができない様。自分の一部でもあるから捨てられないんだけど、うんざりする思い。この息苦しさが、わからない人がいることがショックだった。
そして、自分が肌感覚でわからない、頭でどうにか想像してわかろうとするけれど、気を抜くとわからなくなってしまう世界があるだろう、さらにそもそも気づいてもいない世界がすぐ近くにあるのだろう、ということを自覚しておきたい。(そう思いながらもすぐ忘れてしまうのだろうから、せめてアンテナを張ることは続けておこう。)
共同体のルールにのれないなら、出ていかなければ -
Posted by ブクログ
読み終わって、当事者意識、について考えている。
自分ではない立場の人の状況や気持ちになるのが難しいって事はよく分かるし、いつか自分もその当事者になるかもしれないっていう想像も難しい。
頑張って想像してみたところで、憶測に過ぎなくて、
かえって失礼かも、とか、逆の立場なら、やめてよっ!てリアクションをしてしまうかもしれない。
自分ではない誰かの気持ちを丁寧に書ける作家さんって、ホントすごい。とも改めて思う。
二つの義務、についても考える。
少数派が、多数派の和を乱すだけ、困惑させるだけだから黙っている沈黙。
少数派だから、社会に受け入れて頂くため説明し、努力を重ね、理解して頂かなくてはなら