桜庭一樹のレビュー一覧

  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    ネタバレ

    砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
    このタイトルの意味はいまいち、わかるようではっきりとした答えは言えない。

    実弾はお金。
    砂糖菓子の弾丸は空想など、、、

    とにかく可哀想。変な転校生かと思う。でも愛情と憎しみがわからない。って言うのはよくある。虐待されている子供によくみられるよね。

    最初に死亡ニュースが書かれているので最後も予測ができ、話の流れ的に特に驚くことはない。だけど涙が出る。
    実際に現場を見たら終わり。

    教員の立場を考えても本当に辛いだろうな

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    2025年11月08日
  • 私の男

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    倫理観という軸で語れば最悪の物語のはずなのに引き込まれる圧倒的な文章だった。それぞれの視点で描かれ、さらに時系列を遡って行くだけのそれが魅力的なでしかない。すごい。

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    2025年10月22日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    登場人物や文体から独特な世界観が展開され、最初はなかなか感情移入しづらかった物語にどんどん引き込まれた。子どもに対する虐待というテーマを扱っているため、読んでいてしんどい部分はありましたが、短い物語の中で感情を動かされました。タイトルの「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」、おそらく「砂糖菓子の弾丸」は藻屑のことを指しているのだろうけれど、読み終わった後に改めてタイトルの意味を考えると暗い気持ちになる。

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    2025年10月07日
  • 能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵

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    能や文楽、歌舞伎に行きたくなった時、読んでおくと筋がわかって理解が深まり、余裕を持って楽しめます。 時代が違うと景色が違い、常識や価値観が違って、なかなかわかりづらいことが多いのですが、どの新訳も面白く、登場人物が生き生きと動き、楽しく読み進めました。 一家に一冊。

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    2025年10月01日
  • 彼女が言わなかったすべてのこと

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    かなり良かった。
    上手。
    コロナ禍があったからこそ書けた話だと思う。
    あっちの中川くんもこっちの中川くんも元気でいてくれたらな。
    世界線が違うと、もう会えないんだなーと思うと寂しい

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    2025年09月29日
  • 読まれる覚悟

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    著者の覚悟を感じる。
    誤読や勘違いはよくやる。読んだはずなのに記憶にないというのはよく(!)あるし、あると思っていた場面が実際には書かれていない(自分で作っていた)というのもままあって、やたらと批判するもんじゃないと肝に銘ずる。

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    2025年09月23日
  • 少女を埋める

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     これは、小説なのか?私小説とはなんなのか?

     地方の、この押し潰されていく感じ、箱に入れられる感じ、話ができない様。自分の一部でもあるから捨てられないんだけど、うんざりする思い。この息苦しさが、わからない人がいることがショックだった。
     そして、自分が肌感覚でわからない、頭でどうにか想像してわかろうとするけれど、気を抜くとわからなくなってしまう世界があるだろう、さらにそもそも気づいてもいない世界がすぐ近くにあるのだろう、ということを自覚しておきたい。(そう思いながらもすぐ忘れてしまうのだろうから、せめてアンテナを張ることは続けておこう。)

     共同体のルールにのれないなら、出ていかなければ

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    2025年09月19日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    現実主義的で自衛官を志望している、なぎさと、自分は人魚だと述べる夢想的な藻屑の二人を中心に物語が展開される。
    共通して、理不尽で大人に対して子供は無力であるという現実に対抗しているけど、その方法が「実弾」と「砂糖菓子の弾丸」で対比されているのが面白かった。読み終えてタイトルについて考えるとぐっとくるものがあった。

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    2025年09月13日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    だいぶ前に読んだのでざっくり
    動物が死ぬ話は悲しくて怖くて残酷で苦手
    この話が頭からこびりついて離れない
    また読みたいけど読みたくない

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    2025年09月10日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    ネタバレ

    父が死に兄がひきこもりの山田なぎさは、人生に直接関係のある「実弾」にしか興味がない。
    たとえばその日の糧についてだし、たとえば毎日しなくてはならない料理についてが「実弾」である。
    ある日砂糖菓子の弾丸を打ちまくる転校生、海野藻屑がくる。ミネラルウォーターを投げたり、嘘をついたり、虐待された痣を汚染と言い張る。
    この話は海野藻屑が虐待の果てに殺されて近くの山にバラバラで捨てられるまでを描いている。
    子供が放てる砂糖菓子の弾丸では大人の実弾には、勝てない。
    海野藻屑のちょっとした魅力がすてきで、悲しい本でした

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    2025年08月16日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    「生きているだけで偉い」とよく言われるが、この本を読んで偉いというよりもすごいことだと思った。この世は生き残りゲームみたいなもので、生き抜いて大人になれるだけで奇跡なのかもしれない。

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    2025年08月09日
  • 名探偵の有害性

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    主人公2人と同世代の自分にとってはこれは青春小説だな。そしてボーイミーツガールでバディもの。変人探偵と世話焼きな助手という王道。謎解き推理部分はありきたりであんまりだけど、キャラクターで魅せる。出てくる小道具や背景、流行がいちいち懐かしく、何者かになりたかった若い頃と、妻や母という役割に落ち着いた現在が主人公とリンクしてちょっぴりこそばゆい。十代二十代の子が読んで面白いと感じるかわからないけれど、昭和ブームだしいいかな。

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    2025年08月09日
  • 彼女が言わなかったすべてのこと

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    パラレルワールドの小説。

    この世界とあの世界、どっちも一緒であり一緒じゃない。ちょっと間違えれば世界線の波間にいて、無になる。なんかわかるようなわからないような。
    この世の中の状況を織り交ぜながらの話し、
    私もガンサバイバーだけど、もう普通に生きている。人からの見た目や価値観はさまざまだなと思うし、言わなくてもいい事が増えてくるのは同感。

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    2025年08月07日
  • 少女を埋める

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    田舎帰省。家父長制。Cさん嫌だ。論点をすりかえるな。
    明るくネガティヴなことを言うとしらける確かに気をつけよう

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    2025年08月04日
  • 赤×ピンク

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    3.7という感じの評価。
    女の子たちの話だというものすごくざっくりした知人からの紹介で読んだが、彼女たちの生き方在り方が心に響いた。

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    2025年07月29日
  • 彼女が言わなかったすべてのこと

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    コロナがある世界とない世界、二つのパラレルワールドが主人公と別世界の男の子とのLINEを通してだけ繋がるお話。
    同じ世界でも違う世界でも、みんな違う人生を生きているし、人生同士の境界線は曖昧。他人事として考えるか自分ごととして考えるか、いつでも選択できるし、手放すのも寄り添うのも自分次第である。

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    2025年07月28日
  • 赤朽葉家の伝説

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    長い。けどテンポ感がよくサクサク読める。正直内容は覚えてないんだけど(おい)こちらも10代の時に読んで超おもしれ〜ってなった作品

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    2025年07月17日
  • 女殺油地獄

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    ネタバレ

    おどろおどろしい表紙とタイトル。
    お恥ずかしい話ですが、学がない私はこの古典作品を知りませんでした。
    そんな私ですが、大好きな桜庭一樹先生が書いていると知り読みました。
    惨殺シーンがグロテスクでありながら、エロチックでもあるのはさすが桜庭先生ですね。
    江戸時代は実際にあった事件を大衆演劇の演目とすることは知っていましたが、この作品は事件から1ヶ月半後に上演されたとか…。
    人の命の重さが違う時代だとは頭では理解していたつもりですが、その感覚、現代人には理解できるものではないですね…

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    2025年07月14日
  • 彼女が言わなかったすべてのこと

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    読み終わって、当事者意識、について考えている。

    自分ではない立場の人の状況や気持ちになるのが難しいって事はよく分かるし、いつか自分もその当事者になるかもしれないっていう想像も難しい。
    頑張って想像してみたところで、憶測に過ぎなくて、
    かえって失礼かも、とか、逆の立場なら、やめてよっ!てリアクションをしてしまうかもしれない。

    自分ではない誰かの気持ちを丁寧に書ける作家さんって、ホントすごい。とも改めて思う。

    二つの義務、についても考える。
    少数派が、多数派の和を乱すだけ、困惑させるだけだから黙っている沈黙。
    少数派だから、社会に受け入れて頂くため説明し、努力を重ね、理解して頂かなくてはなら

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    2025年07月14日
  • 赤朽葉家の伝説

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     著者の別作品のシリーズに『GOSICK』なるライトノベル作品が存在する。一九二四年、架空の西欧の小国ソヴュールを舞台とするホラーテイストのミステリである。二〇一一年には悠木碧主演でアニメ化もされた。

     此の『GOSICK』シリーズに関して、著者が何処かで、歴史上、近代とは日本にとって青春の時代ではなかったか、というようなニュアンスのコメントを残していたと思う。

     即ち、子供から大人へ。神秘から科学へ。換言すれば近代とは神秘の残り香を宿した最後の時代なのである。本書『赤朽葉家の伝説』もまた『GOSICK』と同様の通奏低音の下に書かれた作品であろう。

     サンカ、服わぬ山の民。其の遺児たる万

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    2025年07月04日