桜庭一樹のレビュー一覧

  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    ジャンタン人間消失の謎。
    デパートという一見開放的な閉鎖空間に消える少女…うっとり。
    この話が一番好き。天才浮浪児ルイジ大活躍。

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    2013年12月25日
  • GOSICKs ──ゴシックエス・春来たる死神──

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    新刊が出るナイスタイミングでようやっとアニメを観たので、原作も角川文庫版で時系列順に。読み返し。
    絵がないとちょっと寂しい。

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    2013年12月21日
  • ファミリーポートレイト

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    個人的には著者さんといえば「少女感」という言葉が浮かんできます。これはそれを極限まで書ききってやろう!こんにゃろう!という気合いの詰まった1冊だと思いますん。
    変質的な愛と幸福に包まれた母との逃避行・その後の余生、その中で傷ついて絶望して、堕ちながさまよい続けた、主人公コマコの生き様から目が離せなかったす。
    結構な分厚さだったけど、それを感じなかった。

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    2013年12月15日
  • GOSICK ─ゴシック─(ビーンズ文庫)

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    イラストの繊細なフリル、内容はめくるめく謎解きと友情と恋を行ったり来たりする甘酸っぱさがつまっており文句なしに大好きな作品。桜庭一樹さんの文も歯切れがよくて好きです。

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    2013年10月29日
  • 道徳という名の少年

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    これはがっつり趣味突っ走りの、暗黒童話でした。
    お父さんの話が怖い。全ての女の行きつく先を見せつけられてるようで苦しい、でも読む手が止まらない、清々しいほどの残酷なお話でした。

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    2013年09月28日
  • 傷痕

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    かの大スターへのオマージュ作品。
    ああ、この作者はこうとるのか。実際にもそんな話があったんだろうか。
    少しあの人への見方が変わった、そんな話。

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    2013年09月28日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    桜庭一樹の"GOSICK-ゴシック-"シリーズの最終巻。これがラストだと思うと寂しかったですが、ヴィクトリカと一弥が再会できるのかヤキモキしながら読みました。アニメとは異なるラストなので、アニメを観た人も絶対原作を読んだほうが良いと思います。また、今まで登場したキャラクターについても触れられており、とても読み応えのある内容でした。そんな中で印象に残ったのは、アブリルとフラニーのお話です。これは読んだ時、とても切なく悲しかった。出会いと別れを繰り返して、少年少女は成長していく、とても素晴らしい物語でした。

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    2013年09月06日
  • 製鉄天使

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    これが南米風のマジックリアリズムというやつなんですかね?鉄が思いどうりに動くとかバイクが一人でに動いてるとか。

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    2013年08月04日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    ネタバレ

    お互い戦争に巻き込まれる久城とヴィクトリカ。
    ヴィクトリカは実の父親でもあるブロワ侯爵の陰謀によって。久城は抗えない徴兵によって。
    コルデリアとブライアンの悲しい運命。

    でも無事にハッピーエンドで良かったなー。
    アニメとはちょっと違う感じだった気がするけど。
    ちょくちょくアヴリルとかアンブローズとか入るけど、再び会うことはあるのだろうか。短編のほうでなんかあったりすんのかな?
    8巻はもはやミステリーでは全くないけど、完結編としては、まあまあ良かったと思う。

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    2013年07月22日
  • 少女には向かない職業

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    少女が主人公なのに初めから漂うあきらめにも似た雰囲気が生々しい。
    DV気質の義父、遺産を独り占めするために殺そうとする男。
    2人とも本当に「死んじゃえばいいのに」と思ってしまう。
    最後は罪の重さに耐えきれず、自首する主人公2人だけどホッとしてしまった。
    自首するような良心さえなければ2人は本当に化け物になってしまうから

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    2013年07月14日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    アブリルが腹立つ(  ̄▽ ̄)ヴィクトリカに何をする!!でもブライアンが出たから良かったρ( ^o^)b_♪♪

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    2013年06月11日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    コルデリアと 二人のブライアンのそれぞれの最期は、ほんとに涙が止まりませんでした。何回読んでも、号泣( TДT)このシリーズ読んで本当に良かった!!!!

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    2013年06月09日
  • 傷痕

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    キング・オブ・ポップの人生について、事実と虚構が交錯するお話。
    特に最後のほうは本当にただ切なくて、胸が詰まって涙が出た。

    彼は幸せだったろうか。
    どうしてあんな終りが来てしまったのか。

    でも、彼は家族を得て、そこで得た安らぎの時間を持てたことはすごくよかったんだろうな。

    彼の音楽を愛した1人として、この本が読めて良かったと思います。

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    2013年06月05日
  • ブルースカイ

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    ネタバレ

    「少女」とはなんぞや、をいくつかの時代を対比させながら考えさせる物語。時代や性の差を越えて通底する”少女的”なものにも焦点を当てていく。「少女的ななにか」を内に抱える大人や男性は、一見訳が分からなく見える少女達と自分とに、ある種の共通項があることを気づかせてくれるだろうし、自分はそういう読み方をした一作。ただ、肝心の少女たちはこの本をどう読むのかはわからず、そういう興味もそそられた一作だった。
    また「少女」と「カルチャー」と「世界の崩壊」、それぞれが興味深いテーマなわけですが、それを一元的にまとめた考えは非常に衝撃的だった。
    広範な知識と深い考察を元に、細やかな状況・心象表現を駆使して成立して

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    2013年05月19日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    ネタバレ

    ラストまで読んでほっとした。
    同時に、もう読めないのかと思うと寂しい。

    シリーズ途中までは、海を挟んで離れ離れになった二人が(さらに、戦争という生死も分からない状況で)どうやって再び会うことができるのだろうか、と思っていた。
    あんなに小さなヴィクトリカが(1巻では切符の買い方さえ知らなかった少女が!)海を渡ってまで会いに行くことを想像できなかったので、きっと戦争が終わって一弥が探しに行くんだろうと予測していたのだけれど、全く違った展開。
    二人が無事会えるのか、その先は?とドキドキしながら読み進めた。

    アブリルやセシルやゾフィのその後が気になるけれど、とにかく主役二人が幸せになってくれて嬉し

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    2013年05月16日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    ネタバレ

    南方で戦う一弥の悪夢から始まる、シリーズ最終巻の上巻。
    怖い夢から目覚めて、幸せないつもの二人きりの謎にまみれた日常が始まるのかと思いきや、思っていたよりも早く嵐はやってきたようです。(1925年なのにドイツのポーランド侵攻。もっと先かと思っていました。この辺、史実とは違うのですね)

    唐突にヴィクトリカと引き離される一弥が、もう本当に傷ついて大人になってしまって、ヴィクトリカを思って泣き崩れるところにこちらも切なくなります。
    ヴィクトリカのことを、はじめて「友達」ではなく「想い人」と呼び、だからこそ別れが胸に迫って切ない。
    赤紙が来て召集されて、戦地に赴くその先を読むのが怖くて、でも二人の未

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    2013年05月13日
  • ファミリーポートレイト

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    暗い、とても暗いけど、前半と後半の対比、救い、成長、長い旅をしたような気持ちになった。
    コマコが幸せでありますように。

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    2013年04月26日
  • 道徳という名の少年

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    装丁の美しさは文庫になっても変わらず。
    半分は「道徳という名の少年」、もう半分は桜庭さんのインタビュー集。
    インタビューの内容が今までの作品の背景や書こうと思った理由が詳細に書かれていて面白かった。
    卒論で凄く使えそうと思ってしまったw

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    2013年04月04日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    ネタバレ

    それぞれの主要人物が描かれていてよかった。

    短期間にまとめてシリーズ全巻よんだから、スッキリ!

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    2013年02月18日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    ウェブ版を見てから手にとった。
    銀色さんのつれづれシリーズが昔から好きだったので、楽しい。つれづれシリーズもそうだけど、作家さんと編集者さんのやりとりは面白い。同じ趣味の仲間でもあり、ひとつの作品を作り上げるギルド的な空気を感じた。桜庭さんの作品を作り上げる過程にはらはらした。毎年同じ描写をお母様が褒めてくださるあたりが、好き。

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    2013年01月27日