桜庭一樹のレビュー一覧

  • GOSICK VI ─ゴシック・仮面舞踏会の夜─(ビーンズ文庫)

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    修道院から聖マルグリット学園に帰る道中、乗り込んだ列車で起きた事件の謎解き編。
    こうして事件が起きるたび、一弥とヴィクトリカの絆が深まっていくのが分かります。 ただ一弥はだいぶ逞しくなってきたけど相変わらずニブチンだなぁ。
    また、あとがきで時系列順にシリーズのおさらいをしてくれているのでそちらも注目です。

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    2012年11月13日
  • GOSICKs ──ゴシックエス・春来たる死神──

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    ネタバレ

    学園に連れてこられた頃のヴィクトリカ、一弥とヴィクトリカの出会い、アブリルとの出会い。。。なんだか読んでいて嬉しくなってきてしまうなぁ

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    2012年11月12日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    ゴシックシリーズの外伝。
    学園に残った二人の夏休みを描いた短編集。
    普段のシリーズと違ってのんびり和やかな雰囲気の作品。

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    2012年11月10日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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    ゴシックシリーズ第5弾。
    これは長編で、次の6巻にまで続いている。
    父親に連れ去られて幽閉されたヴィクトリカを救いに行く久城のの話が中心。
    科学省とオカルト省の争いもかいま見え、クライマックスへ続いていくような内容になっている。

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    2012年11月10日
  • ブルースカイ

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    3つの時空にまつわる物語。
    中世ドイツ、近未来のシンガポール、2007年の鹿児島と異なる時と場所をひとりの少女が渡り歩く。
    それぞれの時空で世界観も語り口も異なり、受ける印象もかなり違っている。SF要素も世界観の構築というよりは小説的演出のための側面を強く感じる。登場人物たちの不安定さがくっきりと立ち、いろいろと想像力をかき立てられる本だった。

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    2012年11月08日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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    ネタバレ

    修道院に移送されて衰弱したヴィクトリカを和弥が助けに行く・・・

    おかあさん、生きてたね~。よかったね~。・゚・(ノε`)・゚・。

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    2012年10月31日
  • 傷痕

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    ネタバレ

    読み始めてすぐ「おや?」と気づく。これはマイケル・ジャクソンの物語だ。舞台を日本に置き換えてはいるけれど、その圧倒的な音楽性や奇行、スキャンダルなど丹念にマイケル・ジャクソンの人生をなぞっている。

    印象的なのは子ども時代にきちんと子どもとして過ごせなかった者は大人になっても子どもの心のまま取り残されてしまう、というところ。
    「キング・オブ・ポップ」の子どもとして取り残された傷痕が、きちんと、普通の子どもとして新たな人生に漕ぎだせることを祈る。
    (現実のパリスちゃんはやっぱりそうはならないようだけれど……)

    終盤の「新しい世界を生きるのだ」という一文がいい。
    大きなものを喪失したあとで、でも

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    2012年10月30日
  • 傷痕

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    彼をモデルにしたんだろうなぁ…でも何故? 桜庭さんって彼のファンなんだろうか? とぼんやりと感じつつ、私自身に彼への思い入れがそんなになかった分、最後までするすると読めた。
    彼の事を詳しく知ってたり、彼の熱狂的なファンだったりすると(この小説自体はフィクションだと頭ではわかっていても)読みづらかっただろうな、と、なんとなく思う。

    とりあえず、傷痕、とか、孔雀、って名付けがやっぱり桜庭さんだと思った。普通にいたら変なのに、桜庭ワールドでは普通というかピッタリというか。

    復讐ちゃん編は、読んでてなんだか切なかった。誰が悪かった、とかじゃないけど…誰が正しかった、とも言い切れず。
    やっぱりほんの

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    2012年10月25日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    相変わらずの読書量である。他ジャンルの本が多数紹介されてて、全部オモロそうってなるんだけど、自分が真似しちゃうと、処理しきれない感じ。触手の広げ過ぎは禁物である。すこしずつそうなっていけたら、と思う。

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    2012年10月23日
  • ブルースカイ

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    中世のドイツや近未来のシンガポールで、不思議な「少女」が突如現れる時間SF。

    伏線があるような無いような、ダラダラしたりバタバタしたりの展開。

    第二部の世界観と言うか、性別の考え方が理解出来ないし、第三部になると、何の捻りもなく、あるべき場所にそのまま戻されるだけ?みたいな…

    何かドンデン返しとか欲しかったけど、もしかして、SF設定借りただけのただの青春モノだったのかなぁ。

    ラストだけ出てくる他の3人なんて蛇足だと思うし。

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    2012年10月19日
  • ブルースカイ

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    世界と繋がる、もしくは人と繋がる感覚って、現代では機械を通してじゃないとなかなか得られないのだ!と思った。

    機械のない時代はきっともっと直接的に人と人が関わっていたはずだし、そこには軋轢と暴力と、そして何より徒党を組んでの組織性があったのだろうと思うけど、今よりは他者と繋がっている感覚があった気がする。

    この時間、ここに行ったらあいつと会える、とか。
    そんなふうに約束してなくても会えるのってどこかで(思考なり、日常生活なりが)繋がっているからこそだ。
    昔はそれが多かったんだろうと推測する。


    もし仮に現代にケータイやPCなどの機械がなかったら僕たちは他者と繋がっている感覚を得られるだろう

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    2012年10月12日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    豪華列車内の殺人事件をそれぞれの寓話から謎を解くという設定も良いですが、一番お気に入りのシーンはぷくぷくのほっぺをつついたところだったりします。

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    2012年10月07日
  • 書店はタイムマシーン

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    『赤朽葉家の伝説』受賞から『私の男』受賞までの読書日記。一人称が「わたし」だったり「俺」になるのは、桜庭作品を読んでいれば不自然を感じさせない。それにしても、あれこれ気になる本や読みたい本が増える!フンフンと興奮しながら本の世界に入り込む姿が、自分とだぶる。エログロはやっぱりツボ。「粘液について」とか「揚げ方の清らかさ=油の処女性」の訳語とか、面白い。『爆心』『血族』『また会う日まで』が気になった。

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    2012年09月30日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    Ⅴの続き。ヴィクトリカと一弥の絆が固まっていく。ヴィクトリカの人間っぽいところがみれてよかったかな。

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    2012年09月24日
  • 少女には向かない職業

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    ネタバレ

    主人公の義父が死ぬところまでは面白かったんだけどな。
    最後は静香は普通の子みたいになっちゃうし、だんだん尻すぼみ。
    主人公の母親の描写も何か変。娘に向かってああいう事言わないよね、というセリフばかり。
    文章は読みやすかったけど、別の作品を読んでみようとは思わないな。

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    2012年09月19日
  • GOSICKs IV ──ゴシックエス・冬のサクリファイス──

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    ある冬の一日の話。一弥が学ぶ聖マルグリット学園は休暇前のリビング・チェス大会で楽しそう♪でもヴィクトリカと一弥はいつもどおり(^^) 今回も本編の秘密が少し明らかに!ヴィクトリカの兄グレヴィールって嫌な奴だけど、憎めないな〜

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    2012年09月19日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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    突然いなくなったヴィクトリカを迎えに一弥はベルゼブブの頭蓋へ。そして、ついにヴィクトリカの母登場。どんどん話が加速していく。

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    2012年09月11日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    前の巻の完結編。ベルゼブブの頭蓋から逃げて、無事に列車に乗ったヴィクトリカと一弥だったけれど、そこで新たな殺人事件が!でも、それによって二人の絆はますます深まった感じ(*^^*)あぁ二人はどうなっていくのか…

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    2012年09月10日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    黄金のドリルの意味がわかる夏休みのエピソード。それにしても、外伝らしく、どれも本編から微妙にずれてほのぼのしてるのが良いですね。

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    2012年09月04日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    GOSICKシリーズ第4弾。アブリルとヴィクトリカの対面。かわいい三角関係出来上がり。全体的なにストーリーも重要な場面になってきた。次が気になる。

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    2012年09月04日