桜庭一樹のレビュー一覧

  • 傷痕

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    ポップス界のスーパースターとして君臨してきた、一人の男性が急逝する。彼の家族やスタッフ、ファン、ルポライターなどの回想により、孤独なキング・オブ・ポップの姿を炙り出していく。

    設定こそ日本ではあるけれど、類いまれな歌とダンスで世界の人々を魅了するカリスマである一方で、繊細すぎる心が引き起こす奇行や裁判沙汰など数々のスキャンダルを抱えるスターのモデルは、もちろんマイケル・ジャクソンだ。
    才能を武器に有り余るほどの富と名声を手に入れた代償として、一挙手一投足をつねに監視される苦痛はどれほど大きかったことか。成功を重ねるほどに、心は内向きになり孤独になっていく。

    マイケルをリアルタイムで聞いてい

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    2019年02月21日
  • ほんとうの花を見せにきた

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    バンブーって純粋な生き物だなぁと思った。

    何だか切ない話だったけど、生きることが大変で、嫌になったとしても、火は消してはいけないんだよね。

    それにしても、切なかった!
    ただ、梗ちゃんが最後に愛してるを伝えられて良かった。

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    2019年01月26日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    これはまぁ…小説を読んだというより漫画を読んだって言った方が感触としては近かったかな。映画版はキャラクターの性格やら容姿やらが結構変わっていて、どちらもそれぞれ面白かった。小説の方が全体にドライな感じだと思う。信乃好きです。←

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    2019年01月23日
  • 荒野

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    鎌倉ってやっぱりいいな~と感じた。

    もっと荒野と悠也のやり取りをずっーと見てたかった。
    淡い気持ちがよみがえり、読み返したくなる作品。

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    2019年01月12日
  • ばらばら死体の夜

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    終始乾いた印象。登場人物みんな幸せじゃなさそう。主要人物四人も、その周辺の人も。解の妻も幸せじゃなさそう、というか、描写するのが解と里子の視点だからなのか、幸薄い感じ。

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    2018年12月26日
  • GOSICK GREEN

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    渡米三日目、依頼に押し切られるように開業したヴィクトリカと、空から紙幣をばら蒔き犠牲も多かった伝説の銀行強盗KIDと仲間たち。今回に限らず著者ならもっと凝縮出来そうな気がするんだけどなあ。微妙に変わった気がする「である」口調も言語の違い?と思いつつ未だ若干慣れない。妹の消息を喜ぶグレヴィールが可愛い。

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    2018年10月13日
  • GOSICK PINK

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    アメリカに辿り着いた日のBLUEに続き、翌日のたった一日が引き伸ばしたみたいに濃密。身を寄せた瑠璃の家での朝から、久城が仕事と家探しをする中迷子になったヴィクトリカは幻覚や幻聴に悩まされ、久城は新聞社に半ば無理矢理引き込まれる。ボクシング大会に戦争中の仲間殺し疑惑。緑青とヴィクトリカの関係が興味深い。

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    2018年10月12日
  • GOSICK BLUE

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    大戦終結後間もなくアメリカ合衆国へ駆け落ちして来た二人とワンダーガールな人気コミック、勝ち続ける老婆と高層タワーパーティでの爆弾テロ。頑張らない働かない宣言がいっそ清々しい。綱のよじ登りも凄い。裏のない賭けをする惚けたヴィクトリカとわあわあ言う久城、事務所や記者見習いへの繋がり、歓迎する瑠璃が良い。

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    2018年10月12日
  • GOSICK RED

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    ヴィクトリカはサボりたがりな私立探偵に、久城は新聞記者になったニューヨークでの新章。ギャングたちを殺した犯人探しを瑠璃の幼い息子を人質に要求するマフィアに、暗示をかける心理学者。大統領候補暗殺阻止に動いたことでヴィクトリカに固執する新たな因縁も結ばれたよう。じゃれ合うようないつもの二人が微笑ましい。

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    2018年10月12日
  • GOSICKs IV ──ゴシックエス・冬のサクリファイス──

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    七巻の後、冬期休暇前日の人間チェス大会の日の学園での本筋の隙間を埋めるような交流。グレヴィールと幼なじみ婦人、ゾフィとセシルの日常、アブリルと穴にはまったヴィクトリカ。ブライアンによる救出前後の彼に秘密の存在を明かすメイド等。繰り返されるどさりと落ちる雪の描写が学園の賑わいを吸い取るようで染み入る。

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    2018年10月10日
  • GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生──

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    父ブロワ侯爵に召喚されグレヴィールに連れられトランクのセシルに付けられながら首都へ向かうヴィクトリカと、ゾフィと後を追う久城に、人気の王妃の死の秘密。昔劇場で踊り子をしていたコルデリアや鎖に繋がれた出産前後、双子のブライアンによる救出。芝居の舞台裏が賑やかで良い。遠く思い合う母娘も胸に染みる。

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    2018年10月10日
  • GOSICK III ─ゴシック・青い薔薇の下で─(ビーンズ文庫)

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    風邪を引いたヴィクトリカを残し巨大な高級デパートを訪れた久城が遭遇したそこで消える人々の謎。電話だとあっけらかんと口が悪くなる久城と基本的に口の悪いヴィクトリカのコンビが微笑ましい。着物を喜ぶヴィクトリカも可愛い。迷路花壇の奥にあるお菓子の家のような彼女の家がメルヘンで夢に溢れていてうっとりした。

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    2018年10月10日
  • GOSICK II ─ゴシック・その罪は名もなき─(ビーンズ文庫)

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    新聞の広告欄に呼び出され訪れた隔絶された山間の小さな村の夏至祭で、ヴィクトリカの母の無実を証明する。主役コンビの可愛さがとにかく良い。お風呂の歌をうたう間の抜けたヴィクトリカも可愛い。ダークさとキュートさがどちらも美味しく、声色が七変化する不気味さも併せ持つメイドのハーマイニアの濃さにもそそられた。

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    2018年10月10日
  • GOSICK II ──ゴシック・その罪は名もなき──

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    実に退屈だ/ 頬をふくらますヴィクトリカ以外に得るべきものはない/ しかし、わずかに感じさせる雰囲気の良さを認めないわけにはいかない

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    2018年10月08日
  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    可もなく不可もなく/ 傑作では決してない、しかし暇をつぶせる程度のクォリティは持っている/ 今回は特に安楽椅子探偵だった/ 終盤、カーテンが閉まっているからこそ見つけたあの部屋で、雲が晴れて月明かりが中の人間を照らすの描写に違和/

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    2018年10月08日
  • GOSICKs IV ──ゴシックエス・冬のサクリファイス──

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    リビング・チェスの裏側で語られていた話。

    前回と違って、そこまで主人公と狼は接触してません。
    時間は繋がっているものの、話はまったく。
    そしてまた、英国留学少女はルームメイトに迷惑かけて
    すごい勢いで遊んでます。

    何故あの警部の髪型はああなのか。
    何故部下の彼らはずっと手をつないでいるのか。
    そんな謎も解けた2話分。
    3話目では、いちいち話の腰を折って
    人を殺して幽霊話にしようとする英国少女。
    そして…狼の母親がちらり、な話。

    皆が皆、荷物を抱えて帰省の支度。
    この後、何が起こるのでしょう…。

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    2018年10月05日
  • GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──

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    花とケーキと読書の短篇集、プラスおまけ。

    持って行った花にまつわって本を選んで。
    同じ内容を読んでいるはずなのに、その結論には
    まったく至らないという…主人公と同じ脳内(笑)
    4話ぐらいでした、どういう落ちになるのか
    理解できたのは。

    1話目の薔薇、2話目のチューリップ
    4話目のエーデルワイスはともかく
    3話目のマンドラゴラは…花?

    おまけの英国からの留学生の女の子の話は
    迷走しかしてない思考回路話でした…。
    主人公、ご愁傷様です。

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    2018年10月03日
  • 赤×ピンク

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    世界観がなかなかフィクション性強いが、女の子たちの内面、心情面が緻密に描かれていておもしろかったなあ、
    まゆ14歳が、息苦しいここでしか生きてはいけないという考え、とても共感できました。

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    2018年07月16日
  • ばらばら死体の夜

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    ネタバレ

    私の男以来の桜庭さんでした。

    描く世界観と、男と女の関係、性描写、どれをとっても一級品です。しかし、好みは分かれるかなと。私はとても好きです。このどうしようもない人間感が。

    消費者金融を題材にはしてますが、根幹にあるのは人間の底知れぬ哀愁。人はこんなにも落ちぶれるし、生きるのはこんなにも大変なのだということ。砂漠の人生は哀しすぎますね…。

    解の殺人の動機が語られないのがまた我々読者の想像を駆り立て、人の心の闇を感じさせますね。狂っているのに、狂ってる描写はない。あくまで裕福な妻をもらい、その箱庭に閉じ込められている解の心情だけ。人を殺すということに対して強く焦点を当てないのが、個人的には

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    2018年07月09日
  • GOSICK PINK

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    表紙がかわいかったので読んでみることに。事前に何も調べなかったのがいけなかったのだが、途中でシリーズ物だと気づく。、物語としては少し物足らなかったけど、新世界の情景描写のいい意味でのちょうどよいわかりづらさが、町並みを想像したくさせてくれて、その点は非常に楽しかった。

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    2018年05月17日