桜庭一樹のレビュー一覧

  • GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──

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    今回は体調を崩したヴィクトリカのために一弥が物語を読んであげるという番外編の短編集。ゴシックシリーズはヴィクトリカと一弥のやり取りも可愛いけど、ストーリーに登場する様々な可愛らしいものを読むって感覚も楽しくて好きだなぁと気づいた。

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    2016年03月11日
  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    今回は時代を感じさせるミステリー
    とあるデパートで起こった複数の謎の絡み合い、ほんとにこういうのあったのかな

    一弥とヴィクトリカの凸凹コンビが今回も…と思いきや、新コンビ結成?!
    この二人はこれはこれで楽しいかも

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    2016年03月08日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    今回は脇役たちの短編ものになっている。セシル先生とゾフィとの出会い、一弥のお姉さんの話、ジャクリーヌのグレヴィールへの淡い初恋など。ヴィクトリカと一弥の夏休み。ほっこりする内容で楽しめた。

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    2016年03月02日
  • GOSICKs ──ゴシックエス・春来たる死神──

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    番外編の短編集。セシル先生とヴィクトリカ、久城の出会いが描かれている。けっこう本編を忘れていたけど、読み進めていくうちに雰囲気は思い出してくる。やっぱりヴィクトリカと久城のやり取りは可愛らしい。

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    2016年02月14日
  • GOSICKs IV ──ゴシックエス・冬のサクリファイス──

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    久しぶりにゴシックシリーズ読んだー

    全部は読んでないんだよねぇ
    どこまで読んだんだろう?

    一樹の表現が可愛くて豊かでびっくりだ
    僕が同じ物を語ろうとしてもきっとつまらないだろうな
    一樹の手にかかれば日本の冬も可愛らしくなるんだろうか?
    ゴシックの日本バージョンがあったら楽しいだろうな

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    2016年02月09日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    世界は新たな戦争に向かって進み始め、ヴィクトリカは一弥との別れの時が近づいているのを悟ります。クリスマス当日、彼女は一弥に15個の謎を持ってくるように告げますが、あと1つの謎を残して、一弥は母国へと連れ帰られてしまいます。しかしヴィクトリカは、一弥が思いがけずも彼女に残した最後の1つの謎に、小さな心を惑わせます。

    そしてヴィクトリカ自身も、ブロワ侯爵のもとに連れ去られてしまうことになります。オカルト省のトップに立つ侯爵は、科学アカデミーを抑えてルパート陛下の信頼を勝ち取るため、実の娘であるヴィクトリカを監獄「黒い太陽」に幽閉し、戦争の帰趨の予測に彼女の頭脳を酷使します。

    しかし、そんな侯爵

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    2016年02月08日
  • GOSICKs IV ──ゴシックエス・冬のサクリファイス──

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    クリスマス前日、聖マルグリット学園では、生徒たちがチェスの駒に扮するイベント「リビング・チェス大会」の準備がおこなわれていました。そんな学園内をヴィクトリカや一弥、ブロワ警部、アヴリルたちが歩き回りながら、過去の事件を回想するという趣向の物語です。

    第1話は、ジャクリーヌにかけられた嫌疑を晴らすため、ブロワ警部がヴィクトリカのもとを訪れ、髪を角のように尖らせることに同意する話。第2話は、ブロワ警部が村の警察になったばかりのときのこと、誘拐事件の謎解きをヴィクトリカに依頼したために、警部の部下のイアンとエバンが手をつなぐことになった話。第3話は、ヴィクトリカが人形作者のグラフェンシュタインの遺

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    2016年02月08日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    夏休み。仔馬のパズル回答編。セシル先生とゾフィの出会い。瑠璃姉の恋バナ。グレヴィールのドリルが2本に。

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    2016年02月05日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    ベルゼブブの頭蓋から脱出したヴィクトリカと一弥ですが、ソヴュールへ向かう豪華列車オールド・マスカレード号の中で、新たな事件に巻き込まれてしまいます。

    ヴィクトリカと一弥の2人は、車内のコンパートメントで、それぞれ「孤児」「公妃」「木こり」「死者」と名乗る奇妙な4人と同席することになります。そして、どうも「孤児」と名乗る少女は、ブライアン・ロスコーの隠した「形見箱」を持っているらしいのです。

    一弥と「孤児」「公妃」「木こり」「死者」の4人は「干し葡萄取りゲーム」を始めますが、干し葡萄を口にした「孤児」が苦しみ出し、死んでしまいます。状況から見て、彼女は何者かに毒殺されたらしいと分かり、一

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    2016年02月04日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    セシル先生、ゾフィさん、瑠璃など、脇役たちの魅力にスポットを当てた短編集。

    聖マルグリット学園は夏休みに入り、アブリルは地中海の避暑地にある祖母サー・ブラッドリー夫人の別荘で過ごすことに。他方一弥は、学園から出られないヴィクトリカのもとに残ることになります。

    アブリルが別荘で体験した不思議な出来事の話、セシル先生と寮母のゾフィさんの間の友情を描いた話、一弥の姉の瑠璃と武者小路という一途な男をめぐる話、名画〈リボンの令嬢の肖像〉が盗まれる事件を解決する話、シニョレー夫人ジャクリーヌのため、ブロワ警部がヴィクトリカに頭を下げて事件の謎解きを依頼する話が収められています。

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    2016年02月04日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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    ブロワ侯爵によって、リトアニアにある修道院「ベルゼブブの頭蓋」に連れて行かれたヴィクトリカを追って、一弥は汽車でリトアニアに向かい、ヴィクトリカとの再会を果たします。

    このベルゼブブの頭蓋は、1914年にソヴュールの科学アカデミーの主催者ジュピター・ロジェが、幻灯機を使ってドイツ空軍を破った「滂沱の聖母マリア作戦」がおこなわれた場所だったのです。そして「名もなき村」から「形見箱」と呼ばれる小箱を持ち出した奇術師のブライアン・ロスコーが、この地に形見箱を隠したのでした。

    そしてこの日の夜、ベルゼブブの頭蓋で「ファンタスマゴリアの夜会」が開催されます。ところが、幻灯機を使った奇術の最中に、死者

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    2016年01月31日
  • GOSICKs ──ゴシックエス・春来たる死神──

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    本編第1巻の前に起こった事件を描いた短編集。

    第1話は、ソヴュールにやってきた一弥がブロワ警部の予断で殺人事件の犯人にされてしまい、ヴィクトリカの推理によって救われる話。

    第2話から第5話は、8年前にミリィ・マールという生徒が病死して以来使われなくなっている学園内の墓地で、一弥たちが死体を発見するところから物語が始まります。ヴィクトリカは、この男が8年前から行方が分からなくなっている大泥棒クィアランだということを突き止め、さらに彼の遺した盗難品を狙う2代目クィアランがこの学園に潜入していることをも、たちまち推理してみせます。

    最終話は、ヴィクトリカが初めて学園にやってきた頃から一弥に出会

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    2016年01月31日
  • 推定少女

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    2回ほど積ん読になってしまったけど、後半をいっき読みしたら、なんだかよかった。あのころの私が、いるなあ、と思った。いつか大人になったら、「あの頃はなんにも考えてなかったわ」とか言っちゃうんだろうか、っていう不安。大人に対する羨望のような軽蔑。家出。大人の女性に対する嫌悪感。そういうもの全部、自分に対する絶望だってこと。わかってくれている本があってよかった。

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    2016年01月11日
  • GOSICK PINK

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    新世界に来たから文章が軽薄になったの?
    ふたりを脅かすものがないからなの?
    前より先が先が!という感じはなくなったかもしれない。
    相変わらずふたりは可愛いけどドタバタ色が強く、ペースが上がらなかったので☆みっつ。

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    2016年01月04日
  • GOSICK PINK

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    Blue の続き、というか翌日のお話。
    なんとニューヨーク到着2日目にして2つの謎を解き、じょぶ&ほーむ もGET。よかったね。

    ヴィクトリカが複雑に難解なツンデレからただの分かりやすいツンデレになっちゃったのがかなり残念。新大陸編はいっきに軽くなって全編お祭り騒ぎな感じになってしまったので、もう少しキャラに深みが欲しい。
    そんな中、ヴィクトリカが、ほーむとは何か?にこだわり、聞かれた各自の答えが違ったところが良かったなー。
    全体的にスカスカ感が残念だが、「クリスマスの休戦」は実際にあった史実で、そのシーンはステキだったので、星3つ!

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    2015年12月28日
  • 推定少女

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    誰にも定義されないで。

    桜庭一樹らしい小説。マルチエンディングなのも面白い。ラノベ寄りだなぁ、と思っていたら、最初はファミ通文庫だったそうです。なるほど。

    巣籠カナは義父を「撃ってしまい」逃走を図る。そこで出会った記憶喪失の美少女、もしかして宇宙人かもしれない「白雪」と秋葉原を目指して逃げ続ける。「電脳戦士」のお兄ちゃんと別れ、アキバの『ブラック・パイレーツ』で出会った「火器戦士」千晴に助けられながら、補導員や警察、評論家からも逃げて、カナはどこへ行くのか。

    説明できないいろいろなこと。大人から言わせれば、悩むにも値しないくだらないこと。荒唐無稽、夢のような、非現実的な話。でも、中学三年

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    2015年12月26日
  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    一弥は、姉の瑠璃からの手紙を受け取ります。そこには、「青い薔薇」と呼ばれるペーパー・ウェイトを買ってほしいという依頼が記されていました。「青い薔薇」とは、10年前の大戦でソヴュール王家から盗み出された世界最大のブルー・ダイヤモンドで、それにちなんだガラス製のペーパー・ウェイトが、ソヴュールの首都ソヴレムにあるデパート「ジャンタン」で売られているとのこと。

    さっそくジャンタンを訪れた一弥ですが、この店で娘を誘拐されたと叫んでいる老女を目にすることになります。さらに一弥は店内で道に迷ってしまうのですが、その結果偶然にも、ある部屋で「悪魔がいる」と叫ぶ女の子に出会うことになります。ジャンタンで誘拐

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    2015年12月25日
  • GOSICK PINK

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    時系列は、青、桃、赤か。
    次は何色かしらー、とそこを楽しみに。
    探偵として活躍するヴィクトリカを待つ。
    連作短編とか!

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    2015年12月24日
  • GOSICK PINK

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     最後の最後、依頼人のオチで失笑。
     gosickってこんな話だったっけ?て感じ。新章に入ってから方向性を変えたんだろうか。綺麗なファンタジーはお呼びでないのに。
     ソヴュールにいた頃ならまだ許せる終わり方だが、この本の中で新世界はどうのこうの、旧世界は古い堅い言われてるのにそりゃないだろ。
     前章にあったちょっと気味悪い感じも綺麗サッパリなくなってしまい、主人公二人の身に危険が迫ることもない。登場人物のキャラクター性だけが突出して、ストーリーがスカスカ気味。
     今までは、ヴィクトリカが自分がわかったら皆もわかった定で話を続け、一弥が「え、どういうこと?」と説明を求めていたのに、新章のヴィクト

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    2017年03月04日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    長い長い夏休みに、帰省していく生徒達。
    故郷も遠い彼は、一端は友人の誘いに乗るものの
    彼女が気になって残る事に。

    連続短編6話分。
    この前の白い子馬の謎も解けてすっきり、です。
    駄目駄目なのは3話目。
    美味しかったからと言って
    盗みに入ってはいけません。
    これが盗みでなかったら、世の中の泥棒は
    泥棒とは呼べなくなります…w

    の、流れで5話目を読むと、何で上げたのか
    憶えてないのか、と突っ込みたくなります。
    ここだけ読んでも、突っ込むとは思いますが!!
    そして刑事に誤解される彼。
    まぁ…実害はそれほど、ない?
    犯人の手口がすごいです。

    間にあった4話目は、一途なのがすごいのか
    愛がすごいの

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    2018年10月02日