桜庭一樹のレビュー一覧

  • GOSICK BLUE

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    桜庭一樹さん、2014年発表の小説。ゴシックシリーズの、今の所、最終巻。前作『RED』の続きではなく前日談であったので一寸がっかりしましたが、物語自体は『RED』より面白いです。ファンアイテム、という感じではありますが・・・。

    1930年、銀髪の天才美女ヴィクトリカとパートナーの日本人青年久城は移民としてニューヨークにたどり着きます。その記念すべき日、一日の物語。
    ニューヨークに着いてはみたものの、超高層ビルの完成式典のための交通規制で、頼みとする久城の姉の家へ行くことが出来ません。そうこうするうちにひょんなことから高層ビル完成式典のパーティーに参加することになってしまい、しかもそこで大事件

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    2015年11月15日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

    アニメを先に知り、原作を読んだクチですが、原作のアフターストーリーがアニメだと思った方がしっくり来るかな。原作の好きなところは信乃が見事な江戸っ子弁で語るところ。アニメより色っぽい信乃さんが魅力です。

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    2015年10月18日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    なるほど、アニメにするとピッタリな作品。祖父と暮らしていた山から降りて、兄と共に伏を狩る猟師、浜路とその敵である伏、信乃が地下道を共にしたわずかな時間の先にどんな決着があるか、ドキドキしながら読んだものの、アレレ?地下道のやり取りがなかったかのようなアッサリした結末。でも贋作の方の物語はとてもおもしろかったので良しとするかな。里見八犬伝を知っていたら、もっと楽しめていたかも。

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    2015年10月16日
  • GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──

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    ネタバレ

    今巻は前巻・前々巻にベルゼブブ頭蓋、そしてマスカレード号での事件を経て聖マルグリッド学園へと帰ってきたヴィクトリカと一弥の秋の日の一幕。
    ヴィクトリカは学園に帰って来てから数日後、風邪をひいてしまい、それを心配した一弥はヴィクトリカのためにお菓子、書物、そしてそれぞれの書物に関係した花をヴィクトリカの元に運ぶことになる。
    一弥の持ってきた本にはそれぞれに謎が含まれていて…。

    今巻は短編集のような内容であったが、どの話も中々面白かった。また最後の方にはあの人も出てきて、これから先を暗示していた。

    徐々にちいさな灰色狼と東洋の少年の物語も終盤へと向かってきた。巻が進むごとに引き込まれてしまう。

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    2015年09月09日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    とうとう物語が加速してきた感。
    本筋の時計塔の謎解きの結末は途中で何となく分かった。
    最後に不穏な流れ…。
    近いうちに嵐が来て、ヴィクトリカは武器となる…?
    2巻の占いを思い出した
    久城とは離れ離れになってしまうんだろうか…。
    ブライアン・ロスコーの動向も気になるところ。

    あとアヴリルちゃんうざ可愛い。

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    2015年09月03日
  • GOSICK BLUE

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    REDに引き続き、新大陸編の第二弾。
    けれど内容は、REDより少し過去にさかのぼった、一弥とヴィクトリカが新大陸に到着する直前から始まります。

    新大陸に到着早々、事件に巻き込まれる二人。
    世界一の高層タワーアポカリプスの完成披露パーティーに出席することになった二人を待ち受けていたのは、煙草産業で巨大な富を築き上げた老女ラーガディアと、彼女を取り巻く紳士淑女たち。
    しかしはなやかな社交の場で突如爆発が起こり、アポカリプスの最上階は密室と化してしまう。

    REDへと繋がるキーワードがいくつもちりばめられており、REDで説明されないままになっていたことの理由や事情が見えてきます。
    犯人はわりと早く

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    2015年08月30日
  • GOSICK II ──ゴシック・その罪は名もなき──

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    ネタバレ

    引き続きGOSICKシリーズ。

    喧嘩して絶交したのをさっぱり忘れてる久城に怒るヴィクトリカが可愛かった。

    ハーマイニアがとにかく怖い。
    水差しに目玉とかこええよ。

    「外の世界から隔絶された灰色狼の村」という舞台がまた素敵。
    しかもその正体は村ではなく…。

    時代が時代だけに占いの結果が気になる。
    というかヴィクトリカも久城と同じこと聞いてたのね…。
    ほんとに可愛い奴だ。

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    2015年08月29日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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    ネタバレ

    夏休みが終わるころに一弥の前から忽然と姿を消したヴィクトリカ、セシル先生の話ではある日、ヴィクトリカは父であるブロワ侯爵の指示でどこかへ連れていかれたという。一弥は意を決してヴィクトリカが連れていかれたという修道院 ベルゼブブの頭蓋に向かう。そこは古き力を持つとされる人々がショーを開催する場所であった。一弥はそこでヴィクトリカを何とか見つけ出すが、この修道院で殺人事件が起こり、二人はそれに巻き込まれる。

    果たしてブロワ侯爵がヴィクトリカをベルゼブブの頭蓋に連れてきた理由とは…。それには名もなき村で奇術師ブライアン・ロスコーがヴィクトリカの母であるコルデリア・ギャロの家から持ち出した箱が関係し

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    2015年09月04日
  • GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──

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    今回は、花にまつわる話の短編集。
    前作同様、可愛らしい話がたくさん詰まった一冊だった。

    先にGOSICKシリーズは読んでしまっていたから、最後のコルデリアとブライアンの意味深な会話を見て、あぁ、なるほどなって思った。

    やっぱり、GOSICKsの方も混ぜながら読んだ方が良かったかな…?

    ともかく、今回もヴィクトリカと一弥のほっこりするシーンがたくさんあって満足な一冊だった。

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    2015年08月15日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    なかなか可愛らしいお話が詰まっていたな(♡˙︶˙♡)
    グレヴィールとジャクリーヌのお話もすごくほっこりした^^
    グレヴィールはああしてドリルが二股になったのね…www
    続きのGOSICKsが楽しみだな(*^^)b♪

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    2015年08月14日
  • GOSICKs ─ゴシックエス・春来たる死神─(ビーンズ文庫)

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    異国から留学生としてきた学園は
    奇妙な噂と、奇妙な少女が存在していた。

    連続短編、ですが、これはスピンオフみたいなもの
    らしいです。
    短編内ですべての謎が終了するわけではなく
    次回へ持ち越し、が多くて、続きが気になります。

    刑事もどきもすごいですが、泥棒もすごい。
    もしかしたら響いて聞こえているかもしれない場所で
    思いっきり正体明かしてますし。
    ものすごく気になったのは、兄へ送ったクイズ。
    これは絵をコピーして切りだしてやるべきでしょうか?
    脳内ではなんとなく分かるのですが…。
    後、あとがきの狛犬が非常に面白いです。

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    2015年08月09日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    グレヴィールが、最後にやってくれました!
    とうとう妹を認め、助け、自らも自分で道を切り開こうとする。素敵な男性になりました。

    そして、まさかの1番グッときたのは、アヴリルとフラニーのところ。悲しい別れ。ここに持ってくるか。

    最後にヴィクトリカと一弥が再開するところはわかっていたけど、やっぱそしてそれでもすごく幸せな気分になりました。一弥がヴィクトリカを妻とか読んじゃうの、かわゆす。

    ストーリー的には、オカルトチックな存在がなんけたくさんいるの?よくわかんない部分もでてきて????って感じだったけど、まぁ、そこらへんはどーでもいいっちゃいいので軽く飛ばしました。最後で求められた結末にたどり

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    2015年07月24日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    ヴィクトリカと一弥が別れてしまう前のことや、ヴィクトリカが体に一弥の手紙を刻むところとか、前半のほうがいい感じ。

    戦火の悲惨さが伝わってこないせいか、別れてからの一弥以外の人物の感情があまりみえてこなくて、物足りなさがある。辛い状況ってのが伝わってこないのよね。

    グレヴィールの戸惑いはわかるけど。
    何はともあれ下巻に続く。

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    2015年07月24日
  • ブルースカイ

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    ネタバレ

    高校生の少女が時空を司るシステムに入り込み、魔女狩りが行われていた中世ドイツとテクノロジーが発達した近未来シンガポールに迷い込むお話。
    なんていうのか難しいけど、老いとか子供から大人に移り変わる時期をテーマにしている。
    中世ドイツでは女の子から直接大人の女性になり、そしてすぐに母親となる。
    近未来シンガポールでは、青年は体だけ大人になり心は少年のままである。
    現代日本ではそれらの中間(?〕。

    桜庭一樹は初(ゴシックは読んだことあるようなないような…)だけど、女性だってあとがきで知った。

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    2015年07月20日
  • GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生──

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    みんなに愛されたお姫様のがなくなった10年前の謎を解く。そこには国の大きな秘密が隠されていて、ヴィクトリカ達も巻き込まれていく、って流れ。

    国の陰謀より、一人の少女を思う一弥の姿とか、グレヴィールの頭に乗るウサちゃんとか、気になるポイントは大筋よりささいなとこだったり。

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    2015年07月17日
  • GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──

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    今回は本当に番外編。
    お花とそれにまつわる世界のどこかの昔話、って感じ。内容は可もなく不可もなく。
    本編とのつながりはないので読まなくてもよかったなぁ。

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    2015年07月16日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    前作の続き。帰りの電車の中で起きた事件についてのお話。

    よくわからない陰謀に巻き込まれた人たちのお話って感じ。

    ヴィクトリカと一弥の距離の縮まり方が素敵でした。

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    2015年07月15日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    主人公の二人はもちろん、一弥のお姉さんの恋バナや、ヴィクトリカのお兄さんの恋バナもあり、いつもと違った雰囲気も楽しめた。

    ヴィクトリカ兄、好きなんだよなぁー。

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    2015年07月14日
  • GOSICKs ──ゴシックエス・春来たる死神──

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    ようやく読めた。
    ヴィクトリカと久城君の出会いとか、アブリルとの出会いとか。連続短編で結構楽しんで読めました。
    アブリルが最初、本編とイメージ違いすぎてどーしたものかと思ったら、そんな出来事があったのね、ってかんじでした。時間軸ではこれが一番最初ですが、順番通り、とはいかなくても本編を2巻くらいまで読んでから読むと楽しめると思います。

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    2019年04月07日
  • GOSICK II ──ゴシック・その罪は名もなき──

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    意外と早かった、お母さんの過去が出てきた。
    外出禁止のはずのヴィクトリカはあっさり学園をでてしまった。w

    物語の雰囲気はけっこう好きで一巻に続いての二巻目。今度は山奥のミステリアスな村での事件。
    一巻よりドキドキは少なかったなぁ。

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    2015年06月11日