桜庭一樹のレビュー一覧
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誰にも定義されないで。
桜庭一樹らしい小説。マルチエンディングなのも面白い。ラノベ寄りだなぁ、と思っていたら、最初はファミ通文庫だったそうです。なるほど。
巣籠カナは義父を「撃ってしまい」逃走を図る。そこで出会った記憶喪失の美少女、もしかして宇宙人かもしれない「白雪」と秋葉原を目指して逃げ続ける。「電脳戦士」のお兄ちゃんと別れ、アキバの『ブラック・パイレーツ』で出会った「火器戦士」千晴に助けられながら、補導員や警察、評論家からも逃げて、カナはどこへ行くのか。
説明できないいろいろなこと。大人から言わせれば、悩むにも値しないくだらないこと。荒唐無稽、夢のような、非現実的な話。でも、中学三年 -
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一弥は、姉の瑠璃からの手紙を受け取ります。そこには、「青い薔薇」と呼ばれるペーパー・ウェイトを買ってほしいという依頼が記されていました。「青い薔薇」とは、10年前の大戦でソヴュール王家から盗み出された世界最大のブルー・ダイヤモンドで、それにちなんだガラス製のペーパー・ウェイトが、ソヴュールの首都ソヴレムにあるデパート「ジャンタン」で売られているとのこと。
さっそくジャンタンを訪れた一弥ですが、この店で娘を誘拐されたと叫んでいる老女を目にすることになります。さらに一弥は店内で道に迷ってしまうのですが、その結果偶然にも、ある部屋で「悪魔がいる」と叫ぶ女の子に出会うことになります。ジャンタンで誘拐 -
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最後の最後、依頼人のオチで失笑。
gosickってこんな話だったっけ?て感じ。新章に入ってから方向性を変えたんだろうか。綺麗なファンタジーはお呼びでないのに。
ソヴュールにいた頃ならまだ許せる終わり方だが、この本の中で新世界はどうのこうの、旧世界は古い堅い言われてるのにそりゃないだろ。
前章にあったちょっと気味悪い感じも綺麗サッパリなくなってしまい、主人公二人の身に危険が迫ることもない。登場人物のキャラクター性だけが突出して、ストーリーがスカスカ気味。
今までは、ヴィクトリカが自分がわかったら皆もわかった定で話を続け、一弥が「え、どういうこと?」と説明を求めていたのに、新章のヴィクト -
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長い長い夏休みに、帰省していく生徒達。
故郷も遠い彼は、一端は友人の誘いに乗るものの
彼女が気になって残る事に。
連続短編6話分。
この前の白い子馬の謎も解けてすっきり、です。
駄目駄目なのは3話目。
美味しかったからと言って
盗みに入ってはいけません。
これが盗みでなかったら、世の中の泥棒は
泥棒とは呼べなくなります…w
の、流れで5話目を読むと、何で上げたのか
憶えてないのか、と突っ込みたくなります。
ここだけ読んでも、突っ込むとは思いますが!!
そして刑事に誤解される彼。
まぁ…実害はそれほど、ない?
犯人の手口がすごいです。
間にあった4話目は、一途なのがすごいのか
愛がすごいの -
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桜庭一樹さん、2014年発表の小説。ゴシックシリーズの、今の所、最終巻。前作『RED』の続きではなく前日談であったので一寸がっかりしましたが、物語自体は『RED』より面白いです。ファンアイテム、という感じではありますが・・・。
1930年、銀髪の天才美女ヴィクトリカとパートナーの日本人青年久城は移民としてニューヨークにたどり着きます。その記念すべき日、一日の物語。
ニューヨークに着いてはみたものの、超高層ビルの完成式典のための交通規制で、頼みとする久城の姉の家へ行くことが出来ません。そうこうするうちにひょんなことから高層ビル完成式典のパーティーに参加することになってしまい、しかもそこで大事件 -
アニメを先に知り、原作を読んだクチですが、原作のアフターストーリーがアニメだと思った方がしっくり来るかな。原作の好きなところは信乃が見事な江戸っ子弁で語るところ。アニメより色っぽい信乃さんが魅力です。
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ネタバレ今巻は前巻・前々巻にベルゼブブ頭蓋、そしてマスカレード号での事件を経て聖マルグリッド学園へと帰ってきたヴィクトリカと一弥の秋の日の一幕。
ヴィクトリカは学園に帰って来てから数日後、風邪をひいてしまい、それを心配した一弥はヴィクトリカのためにお菓子、書物、そしてそれぞれの書物に関係した花をヴィクトリカの元に運ぶことになる。
一弥の持ってきた本にはそれぞれに謎が含まれていて…。
今巻は短編集のような内容であったが、どの話も中々面白かった。また最後の方にはあの人も出てきて、これから先を暗示していた。
徐々にちいさな灰色狼と東洋の少年の物語も終盤へと向かってきた。巻が進むごとに引き込まれてしまう。 -
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REDに引き続き、新大陸編の第二弾。
けれど内容は、REDより少し過去にさかのぼった、一弥とヴィクトリカが新大陸に到着する直前から始まります。
新大陸に到着早々、事件に巻き込まれる二人。
世界一の高層タワーアポカリプスの完成披露パーティーに出席することになった二人を待ち受けていたのは、煙草産業で巨大な富を築き上げた老女ラーガディアと、彼女を取り巻く紳士淑女たち。
しかしはなやかな社交の場で突如爆発が起こり、アポカリプスの最上階は密室と化してしまう。
REDへと繋がるキーワードがいくつもちりばめられており、REDで説明されないままになっていたことの理由や事情が見えてきます。
犯人はわりと早く -
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ネタバレ夏休みが終わるころに一弥の前から忽然と姿を消したヴィクトリカ、セシル先生の話ではある日、ヴィクトリカは父であるブロワ侯爵の指示でどこかへ連れていかれたという。一弥は意を決してヴィクトリカが連れていかれたという修道院 ベルゼブブの頭蓋に向かう。そこは古き力を持つとされる人々がショーを開催する場所であった。一弥はそこでヴィクトリカを何とか見つけ出すが、この修道院で殺人事件が起こり、二人はそれに巻き込まれる。
果たしてブロワ侯爵がヴィクトリカをベルゼブブの頭蓋に連れてきた理由とは…。それには名もなき村で奇術師ブライアン・ロスコーがヴィクトリカの母であるコルデリア・ギャロの家から持ち出した箱が関係し -
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グレヴィールが、最後にやってくれました!
とうとう妹を認め、助け、自らも自分で道を切り開こうとする。素敵な男性になりました。
そして、まさかの1番グッときたのは、アヴリルとフラニーのところ。悲しい別れ。ここに持ってくるか。
最後にヴィクトリカと一弥が再開するところはわかっていたけど、やっぱそしてそれでもすごく幸せな気分になりました。一弥がヴィクトリカを妻とか読んじゃうの、かわゆす。
ストーリー的には、オカルトチックな存在がなんけたくさんいるの?よくわかんない部分もでてきて????って感じだったけど、まぁ、そこらへんはどーでもいいっちゃいいので軽く飛ばしました。最後で求められた結末にたどり