桜庭一樹のレビュー一覧

  • 東京ディストピア日記

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    コロナウイルスを信じる人、信じない人。何かと分断されて描かれていく2020年の1年間の日記。「極端な選択」という言葉には私は違和感を感じるけど、それ以外は概ね共感できるなと思いつつ、読んだ。それにしても、被害を訴える人の訴えを信じずに本人にぶつける無神経さ...。最後のZOOM会議の様子が不快だなと感じる。世の中の流れとともに桜庭さんの身近な世界の流れが描かれているのが興味深い。

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    2021年07月11日
  • 荒野

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    女の子の心の成長を描いた本。 大人の男女関係と共に描かれる、一箇所ドキッとするシーンがあり、子供に読ましてよいかな、と思ったが、中学生には読ませたい本の一つ。心の成長を知ってもらえるかな。

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    2021年06月26日
  • 東京ディストピア日記

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    タイトルは著者の小説ともリンクしているみたい。

    コロナ禍のこの1年を振り返りながら、自分のあの時の状況や感情などを振り返り、そしてこれからを考えるうえで指針の一つとなった。

    とはいえ、この1年は自分の小さな周りの世界しか考える余裕がなかったなと実感。
    著者は、観劇や行きつけのカフェなどに行っていることを思うと、私は本当に狭い世界だったこの1年だとつくづく思う。
    そりゃ、ストレスも溜まるわ(笑)

    とはいえ、自分のペースで無理せず、もう少しこのディストピアをやり過ごせねばならぬ。

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    2021年06月15日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    本編と同じくらいの量で過去の話が入り、それが悪い方向に働いて本筋をわかりにくくしている。結果どのキャラにも感情移入がしづらい。
    設定も若干無理があるように感じ、ふわっとした世界観で、やっぱり結果どのキャラにも感情移入がしづらい。

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    2021年04月28日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    個人用読書メモ


    ・ヴィクトリカは突然幽閉、久城は日本へ強制帰還となり、ついに二人は離れ離れとなってしまう。久城はヴィクトリカへの置き手紙-自宅の住所-を書き、それを受け取ったヴィクトリカは自分の体に刻み込む。
    ・二人の別れと同時に、二度目の嵐がやってきた・・・第二次世界大戦の開戦である。どの国がどちらサイドなのかは明記されていないが、古き力-魔法- vs 新しい力-科学-の戦いである。
    ・アルベールは、ヴィクトリカの頭脳を現代で言うAIとして利用し、戦局の予想・国王への助言を行い、ソヴュールの政治的実権を掌握しつつあった。
    ・コルデリアと一人のブライアンが身代わりとなってヴィクトリカを助け

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    2021年05月09日
  • 赤朽葉家の伝説

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    日本推理作家協会賞を受賞した作品。この人の本は初。

    戦後まもなくの鳥取県紅緑村に、一人の赤ん坊が置き去られていた。
    「山の民」の子と見られるこの子を村の若夫婦が引き取り、その子は後に製鉄業で財を成した旧家・赤朽葉家嫁入りする。
    それが赤朽葉家の「千里眼奥様」こと、赤朽葉万葉だった。
    時代は過ぎ去り、万葉の娘・毛毬は中国地方最大のレディースの頭から漫画家に転身する。
    そして孫の瞳子は、旧家の娘として何が出来るかわからぬまま、空虚な自分を感じていた。
    本来ならば“自由”と名付けられるはずだった瞳子。彼女は祖母と母の本当の物語を知る為に動き出す。。。

    非常にスケールの大きな作品である。
    何しろ親

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    2021年03月14日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    主人公二人の関係も少しマンネリ化。面白いが変化もそろそろ欲しい。この作品はミステリー要素は弱めなので、関係性を変えてもいいのかなぁ、個人的には。

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    2021年03月11日
  • ブルースカイ

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    この物語には”少女”が生きている。
    時をかける少女が現代にいたら、こんな少女なのだろうか。時代をこえて、少女と”少女”が出会う。繋がりを求めていた少女は、”少女”と出会い、何を思ったのだろうか。そう考えだけで、私の目の前にも、青い空が広がっているような気がした。
    とても不思議なお話だった。

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    2021年03月06日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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    物語の一つが終わり、始まる。
    なので、謎が残っているので評価しにくい。
    二人のやり取りは定形化している。もう少しハネてもいいかも。

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    2021年03月04日
  • 赤朽葉家の伝説

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    3部に分かれてるんだけど、1部は途方もなくて読み終わらないかと思った………ミステリーとして読むと物足りなさはあるけれど、女3代の物語としては日本のその時々の文化や世相もよく現れていて読み応えはありました。しかし、3部の現代編が1番読みやすかったな。

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    2021年03月02日
  • このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集

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    【モコ&猫】 普通でない愛
    【このたびはとんだことで】 男の骨壺を挟んだ妻と愛人
    【青年のための推理クラブ】 と見せかけて?
    【冬の牡丹】 残念美人のグダグダ
    【五月雨】 吸血鬼もの
    【赤い犬花】 少年が田舎で冒険

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    2021年02月08日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    個人用読書メモ



    ・物語はいよいよクライマックスへ。ついに「二度目の嵐」(おそらく第二次世界大戦を表している)がやってきた。
    ・ヴィクトリカはブロワ侯爵によって幽閉され、「オカルト生物兵器」として利用された。今でいうスーパーコンピューターまたは人工知能的存在である。皮肉なことに、オカルトの最も対極にある科学であった。
    ・強制帰還した一弥も、二人の兄に続いてついに出兵することになる。
    ・ブロワ侯爵は、ヴィクトリカから伝えられる「神託」をもとに国王に取り入ろうとする。ヴィクトリカをさんざん利用したあげく、死なせようとする。ヴィクトリカを助けるために登場したのが、コルデリアとブライアンであった。

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    2021年05月09日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    時は江戸時代、山で猟師をしていた浜路は身寄りを亡くし、都に住む異母兄・道節を頼りに山をおりてきた。その頃江戸では伏と呼ばれる犬人間なるものが世間を騒がせており、狩れば懸賞金が出るという。
    兄と共に伏狩りをすることとなった浜路は、伏にまつわる不思議な因果に巻き込まれていく。

    もちろん本書はタイトルの通り、かの曲亭馬琴による南総里見八犬伝を下地としているが、まったくの別物として楽しめるつくりとなっていて、しかも捕物としてのハラハラ感や伏や浜路にまつわる人情モノとしての部分があって、終始楽しめた。
    元となっている南総里見八犬伝もいつか読みたいな。江戸時代にこんなにファンタジックでここまで語り継がれ

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    2021年01月10日
  • GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生──

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    個人用読書メモ



    ・長年闇に葬り去られていた「ココ王妃殺人事件」の謎が暴かれる。それはオカルト省と科学アカデミーの対立と、絶対に明かされてはいけない国の秘密であった。
    ・謎を解いたヴィクトリカは取引をする。オカルト省には心煩にが分からないと伝え、科学アカデミーにはココ王妃はとっくに殺されていて替え玉殺人だったと伝える。
    ・母コルデリアがヴィクトリカを産んだ時の物語が明かされる。次に来る「嵐」のための政治的策略だった。
    ・墓を暴いたオカルト省、遺体に出産痕がないことに気付いたが・・・

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    2021年05月09日
  • GOSICK ──ゴシック──

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    女性作家ならではの柔らかさがある。

    ミステリ部分は割と分かりやすく事件の序盤で犯人まで推測できた。
    だが、キャラクター萌えという点ではかなり良い。
    面白かった。

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    2020年11月30日
  • 道徳という名の少年

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    本の前半分が小説で、後ろ半分がインタビューという構成で、小説部分の短さに驚きました。
    「道徳という名の少年」はいくつもの時代にまたがる昔話のようで面白かったです。代々の一族は美しいかんばせを持っていても、晩年凄く太るのも興味深いです。道徳には打ち勝てずとも、楔は打ち込めた気がします。
    インタビューも面白かったです。既読の作品も、未読の作品もわくわくしました。「私の男」の構成は『ペパーミントキャンディー』なんだ、ソル・ギョング観ねば。
    桜庭さん、小説もかなり読まれると思っていましたが、映画やドラマもかなりご覧になられてて範囲が広いな…すてき。未読の作品を読みたくなりました。

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    2020年11月28日
  • 少女には向かない職業

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    島に暮らす13歳の少女葵と静香。
    強くなりたい。強くて優しい大人になりたい。力がほしい。中学生の頃は同じような事を考えていたな。子供の世界から早く抜け出したい、早く大人になりたいと。

    静香の告白はどこまでが真実だったのだろう。
    「我慢と秘密が同居する罪は、その子供を滅ぼす。」
    の警察官のおじさんの言葉が凄く印象的だった。

    葵と静香も二人とも救われているといいな。

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    2020年10月20日
  • GOSICK GREEN

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    ネタバレ

    ヴィクトリカ、グレイウルフ探偵事務所開業。
    ニューヨークで銀行強盗がさかんだったのは、数十年前。その主犯格KIDが刑務所から釈放された。もう老人なはず。
    元気すぎな老女の同窓会。暗躍する孤児院の子たち。
    あいかわらず、ヤク中で苦しむヴィクトリカ。老人にポプリをもらう。ポプリを嗅ぐとどうやら効くらしい。
    銀行強盗、もちろん未然に防ぐ。
    ヴィクトリカが今回手に入れたのはポプリ。
    クレヴィールへ手紙を書く。容姿端麗を武器にヨーロッパで俳優してるクレヴィール。それを受け取った彼は、ニューヨーク行きを決意する。
    クレヴィールの人気競演俳優がヴィクトリカのもとに。退屈だから引き受けるよ、とヴィクトリカ。

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    2020年10月17日
  • GOSICK BLUE

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    ネタバレ

    わくわくしながら読み進めた。これが一番最初だね。
    船旅でニューヨークへやってきたヴィクトリカと久城。ヴィクトリカ、薬漬けにされてたから体調不良。入国できないかと思えば、まんまと入国。
    この巻では、ヴィクトリカはふと体調不良。くすりこわい。

    新大陸に移民としてやって来たラーガディア。一代で財を築き、アポカリプスタワーを作る。孫は誰もが呆れるオタク。アメリカンSFな美少女が悪を倒すコミックを共同執筆者と書いてる。これが、ヴィクトリカそっくり。
    で、パーティに呼ばれる二人。爆弾テロに巻き込まれる。
    アメリカンな車に乗ってヴィクトリカと久城参上。
    ヴィクトリカがここで手に入れるのが、金色のトカゲのパ

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    2020年10月17日
  • GOSICK PINK

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    ネタバレ

    時系列でなく、発売日順に読む、と書いたくせに、BLUEより先にこっちを読んでしまった。
    瑠璃の家に居候し、じょぶとほーむを探す久城。
    新世界に来て、自分の存在価値が壊れたヴィクトリカ。
    今回のヴィクトリカは、マンホールにはまって久城からはぐれ、団子が落ちてきたから食べれば無銭飲食となり、ブタバコに入れられる。自分の住所も言えず、顔はキレーなのにかわいそうな子認定。
    軸は、ニューヨークのボクシング対決と、戦時中の殺人事件。
    じょぶとほーむを見つけた久城。
    探偵事務所をすることになったヴィクトリカ。忙しい新世界も、まだまだ謎を解明したい人々はいるようで。

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    2020年10月06日