あらすじ
目を凝らせ、魂をみつけろ――
少女とヒーローと無数のifに満ちた映画ワールドがここに。
・音楽の神さま、あの娘を助けて 『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』
・老いたるロッキーは神話的英雄だ 『クリード チャンプを継ぐ男』
・SMとは「神の子」を造る戦い 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
・中年スパイダーマンが胸狂おしい 『スパイダーマン:スパイダーバース』
・血塗れの「映画の子供たち」 『GONIN サーガ』……etc.
「本当に観ておもしろい」映画を厳選!
「週刊文春」の人気連載ほか、物語作家ならではの洞察が光る珠玉の映画エッセイ集。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
100本近い映画が取り上げられていて、どれも見てみたい気にさせてくれます。
100はこれから見るには大変だなぁ、1日1本見ても100日。
映画館では見れないからNetflixで見れるか…
各話の冒頭の小話は、同時代の同地域にいた身には懐かしいというか、あーそうねというか。やはり子供の頃なので狭い範囲で生きてたからか自分の記憶と違うところとかあったり。
映画館は田舎の割にあったほうなのではと思っていた、松竹系と東宝系、もう一つあった気もするけど違うかも。多分今はない。駅前にシネコンが1館あるだけのはず。
去年、実家近くの本屋に行った際に過去から現在の写真が掲載された本が置いてあった。あういうのに映画館の歴史も載ってるかな。
最後の方はコロナが始まっていて時代を感じさせる。
Posted by ブクログ
私は実は、桜庭一樹さんのファンで、一時期、読み漁ったことがある。ただ、どこが好きなのかうまく説明出来ないし、何の作品が印象的かと聞かれても答えられないかもしれない。
その、不思議な感じが、この本の目次から伝わってきた。知らない映画だらけなのである。にもかかわらず、一つ一つ、気になる。気になったタイトルをスマホにメモしていたが、途中から諦めた。もう、これは全部見るべきなのかも(見ませんが)。誰かに勧められて出会う本や映画もいいけど、やっぱ、なーんにも考えずに出会う本や映画だって、魅力的だったりしますよね。たくさんの映画紹介を読んで、結局そんな感想になりましたとさ。
おすすめ!