桜庭一樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
富士見ミステリー文庫がなくなったため廃版になってしまったライトノベル版GOSICKが、ビーンズ文庫で復活です。
基本的に、ミステリー文庫版と内容は表紙イラストも含めて同じ。角川文庫版との違いも、挿絵の有無とあとがきが付いているかどうかです。
ただ、初回にはキャラクターの学生証カードが付くようです。
そういうわけで、ミステリー文庫版を持っている人が無理に購入するようなものではないですが、武田 日向さんの描くヴィクトリカがとても愛らく、他のキャラクターも魅力的なので、これからGOSICKを購入する人や、角川文庫版しか持っていない人にはお勧めしたいアイテムである。
内容としては、元々ライト -
Posted by ブクログ
主人公の大西葵(13歳)は2人の人間を殺してしまう。
夏休みに1人(義理の父親)。
まぁ、コレは故意のような過失のような感じなんやけど、、、。
その時、葵のそばにいたのは宮乃下静香。
その静香に頼まれて(?)、冬休みに、もぉ1人。
静香の従兄弟の浩一郎さん。
こっちは、故意。
しかも、浩一郎さんも静香に殺意を持ってたり、、、( ̄□ ̄;)
初めて、桜庭一樹さんの作品を読んだんやけど、、、
嫌な感じじゃないザワザワした感じが読んでいくウチに広がっていくよ。
『次は?次は?』って夢中になって読んでしまった( ´艸`)
前々から気になってる『赤朽葉家の伝説』も読んでみようかなぁ? -
Posted by ブクログ
これは意外に面白い! 何となく原作小説に興味があり、とりあえず試しに漫画版から読んでみようか、と購入に踏み切ってみたワケなのですが。…なんででしょう、読んでて結構わくわくしました。言うなればこれは、現実感の希薄な推理物、ってカンジ? 主人公の留学生が出会った、お人形のような美少女が、さしずめ、安楽椅子探偵、ってな役どころでしょうか。主人公の話す事件の謎を彼女が悩みもせず解決していく様は…探偵にしても出来すぎ? とは思うものの、一方で痛快でもあることには違いなく。あらゆる意味で、先が楽しみになりました。また、物語の舞台は、一昔前のヨーロッパの小国、ということですが、それにしては、というべきか、だ