あらすじ
【挿絵あり】1924年、春。東洋の島国からソヴュール王国に留学してきた優等生の久城一弥は、学園に伝わる〈春やってくる旅人が死をもたらす〉という怪談から《死神》とあだ名され、クラスで孤独な日々を送っていた。そんな中、怪談どおりに殺人事件が起きてしまい…!? 容疑者となった一弥を救ったのは、図書館塔最上階で書物を読みあさる不思議な美少女、ヴィクトリカだった〉──。それぞれの出会いを描く、「GOSICK」はじまりの短編集。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
長編とは別に小話のような感じ。しかし話は繋がっており面白かった。聖マルグリット学園に蔓延る怪談にちなんだタイトルで、それが解決されていくのは面白かった。本編(長編)とはまた違った感じで頁をめくる手が止まらず、一気に読んでしまった。
Posted by ブクログ
ちゃんと下調べしてここから読み始めたGOSICKシリーズ。実際刊行されたのは後だったような?第0話扱いです。
ヴィクトリカに心を奪われました。
Posted by ブクログ
GOSICKシリーズ初の短編集。 時系列はさかのぼり久城とヴィクトリカ、アブリルやセシル…それぞれの出会いが描かれています。 アブリルの秘密にはびっくりだ。
留学まもない久城の苦労が窺えるし、そしてあとがきの【狛犬劇場】の面白さと挿絵の素晴らしさも申し分なし。
では初回限定特典で付いてきたGOSICK名言集の中からヴィクトリカの言葉をひとつ。
「久城、君、ちょっと下界に降りて、不思議な事件を捜してこい」
「なければ自ら起こしたまえ。
なにかに巻きこまれて、死ぬほど困れ」
Posted by ブクログ
久々に読んだけど、安定した面白さ。
今回はあいまあいまの短編だったんだけど、前の内容をあまり覚えてなかったから アブリル...? みたいなことになった。
角川文庫でノーマル版がでたから、再読したいなーぁ。
Posted by ブクログ
久城一弥とヴィクトリカの出会いの部分。
短編と言うかオムニバス。
GOSICKの1巻を読んでずいぶん経っていたので、この物語が1巻だと思ってた感じもある。
多分、アニメ版の影響なんだろうとは思うけど。
アブリルの出会いの話でもあった訳だけど、アニメ版も見てから結構経っていたので大部分を忘れてて新鮮に読めたかも。
久城寛とヴィクトリカのパズルの解き合いは全然覚えてなかったので、アニメ版には無かったか、あるいはアニメ版でその部分を見てないのかも。
まあ、GOSICKは面白いですなあと改めて思った作品でした。
Posted by ブクログ
4巻まで読み終わってから読みました。
トリックは本編よりかは簡単で分かり易かった感じがしました。
あっさりした感じでサクサク読めて楽しかったです。
1巻読む前に読んでればよかったなと個人的に思いました。
でも、後から読んでも差し支えないと思います。
Posted by ブクログ
GOSICK本編1巻よりも前の話。その中でも最後に収録された序章がGOSICKの本当の始まりの話である。
あ、ちなみにアブリルとの出会いも何気にあったりする。というか、今回の短編は主に彼女を取り巻く謎がメインになってる。
改めて、ブロワ警部の髪型と部下(男)2人が手を繋いでいるところを見ると滑稽というかシュールというか・・・
Posted by ブクログ
ちょうどGOSICK1の前に当たる話で、短編形式でした。
なので、ヴィクトリカと久城の始まりのお話といったとこですかね。
いつもの感じとは違う二人のやりとりと、アヴリルとの出会い、なかなか面白かったです。ラストにセシル先生とヴィクトリカの出会いを持ってくるところも素晴らしい。
これは、GOSICK初心者でも読めると思います。これ読んでから本編であるGOSICKを読むもよし、順番どおりに読むもよしといった感じ。
短編とは言え、ちゃんとミステリーに仕上がっておりますよー。
Posted by ブクログ
異国から留学生としてきた学園は
奇妙な噂と、奇妙な少女が存在していた。
連続短編、ですが、これはスピンオフみたいなもの
らしいです。
短編内ですべての謎が終了するわけではなく
次回へ持ち越し、が多くて、続きが気になります。
刑事もどきもすごいですが、泥棒もすごい。
もしかしたら響いて聞こえているかもしれない場所で
思いっきり正体明かしてますし。
ものすごく気になったのは、兄へ送ったクイズ。
これは絵をコピーして切りだしてやるべきでしょうか?
脳内ではなんとなく分かるのですが…。
後、あとがきの狛犬が非常に面白いです。