桜庭一樹のレビュー一覧

  • 無花果とムーン

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    主人公となる18歳の「月夜」は、紫の瞳に狼のような犬歯を持つちょっと変わった少女。
    彼女は前嶋家に幼女として迎えられたもらわれっ子だった。
    優しい教師の父親、8歳年上の兄貴、そして大好きな一つ年上のお兄ちゃんこと「奈落」との4人家族。
    何故か母親は存在しない。

    物語の冒頭は、大好きだったお兄ちゃんこと「奈落」の葬式の場だ。
    「月夜」の悲しみは深く、周囲の者たちも対処に困り果ててしまう程だ。
    「月夜」が深く落ち込む理由は、コンビニの駐車場で一緒にアイスを食べていた「奈落」が、「月夜」の目の前で急死したことにあった。
    「月夜」は、「奈落」が死んだのは自分のせいだと思い込む。
    葬儀が済んんだ後、家

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    2024年07月05日
  • GOSICK GREEN

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    本巻も桜庭一樹氏らしく、GOSICKシリーズらしく、スムーズに読みやすい。読みやすい? 昔、彼女の作品を本棚に並べていくのが楽しく読み漁っていたが、このシリーズは何度同じような表現(ヴィクトリカを可愛くフワフワなように・久城一弥の漆黒の可愛らしくも生真面目な性格を伝える言葉回し)と思っていたが、いつの間にか月日が流れ、むしろこのフワフワでキリッとした台詞回しこそが、この世界観の語りであり、安心できるのだなと一周回って好きになっていた。
    本書の内容は戦争が終えて引っ越してきたばかりの久城とヴィクトリカの新たな生活スタートの様子と、摩訶不思議な建築家の残したおかしな家へ椅子を貰いに行くと…? そこ

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    2024年05月30日
  • 推定少女

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    古本屋で購入⑻

    不思議な女の子がずっと正体不明のままなところが良かった。
    よくわからないし、友達でいた年数は全然浅いし、考えていることは全くわからないけれど、なぜか心は繋がっていて絆が確立されている関係性が、不思議で尊くて、子供ならではの関係性だと思った。

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    2025年11月18日
  • GOSICK PINK

    ネタバレ

    タイムループ

    著者が完全に疲れ果てていることは明らかです。
    著者が読者に伝えられるのは次のことだけだった。
    1. スラブ諸国の領土はなく(作者はすべてを奪いました)、スラブ諸国の言語の抑圧、スラブ諸国の文化はありません。作者は意図的にこれらすべてを小説の世界の表面から消去しました。スラブ人のすべての領土は他の州に譲渡されました。
    2. 喫煙ロリ女王様処女(恋人を長年圧政している)たとえ彼らの周りに黙示録があり、何百万人もの人々が目の前で死に、世界は地獄に陥り、本は二桁に進み、彼らの愛の関係は前進しているとしても
    最大でも手を繋ぐレベルまで。
    3. 主人公の視界の範囲内にある、話すことができる生きているもの

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    2024年05月20日
  • 赤×ピンク

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    女の心の描写って男の心の描写よりも面倒くさくて、長ったるくて、考えすぎで、面白い
    男の描写が薄めなのが、男にそんなに関心がない私にとって好きなところ
    表紙とタイトルが可愛かったから買ったけど全然中身と表紙タイトルは一致してなかったと思う
    いや表紙のデザインいいよねかわいい

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    2024年05月19日
  • 赤朽葉家の伝説

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    親子3代のお話だったので、時代の流れを感じられました。
    それぞれの時代の若者の特徴をすごく的確に表現しているなと思いました。
    このまま物語が続いていたら、令和の若者はどんなふうに表現されるのでしょう?

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    2024年05月03日
  • 無花果とムーン

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    パープルアイと聞くと「闇の」を付けたくなるのは、世代でしょうか。苺苺苺苺苺先輩のインパクトがすごい。

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    2024年04月20日
  • 彼女が言わなかったすべてのこと

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    ネタバレ

    治療を続けながら自分の生活をゆっくり立て直していく数年間の間に、主人公の気持ちが目まぐるしく複雑に変化していく。

    元気で明るくて前向きな病人という面だけを見せ続ける社会的な義務

    少数派が社会に受け入れていただくため、説明し、努力を重ね、理解してもらわなければならないような義務

    そんな謎の義務感にかられたり。
    そういうのもういいかなと思ったり。
    でも、心が疲れて抗わなくなったり。
    自分の言葉が、暴力的に誰かの心を打撃してしまう可能性を考え出して沈黙するしかなくなったり。

    複雑なままに終わった。

    特に理由はないが、しばらく桜庭一樹から離れていただけに、このNEW桜庭ワールドは、本当にNE

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    2024年04月18日
  • 無花果とムーン

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    ネタバレ

    独特の文体、リズム感、あぁ〜桜庭一樹さん全開だ〜って本でしたね。
    主人公の月夜が確かに芝居染みててイライラするの、わかるぞ!と思いつつ、お兄ちゃんの“奈落”って名前の付け方どうなのよと思ったり…
    とっ散らかってるような話に見えて、最終的には支社と向き合う生者の話という一貫したテーマがあって興味深かったです。

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    2024年04月12日
  • 製鉄天使

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    製鉄天使 赤朽葉家の伝説はとても好きな作品なのですが、この製鉄天使が赤朽葉家の伝説とリンクした作品だとは知らずに読みました。言葉が独特で、私としては初めのうち読みにくい印象でしたが、読みを進めるにつれ、どこでどう面白くなって行くのかに興味が出て来ました。昭和の時代のヤンキーのよう話だけど、戦闘シーンばかりが強くないのは割と好きです。結末も嫌いではないですが、わー。面白かった!という感じにならなかったので星3にしました。

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    2025年12月02日
  • 少女を埋める

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    少女を埋めるは面白かった。
    あとのキメラと夏の終わりは、うーん。
    他人事だった。

    母と確執がないひとなんているのかな???

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    2024年04月05日
  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    ネタバレ

    人間消失の噂が流れる怪しいデパートの謎解き。ラノベ故にミステリとしては軽めだし話もよくある流れかもだけどキャラ達の掛け合いもあって面白かった。
    そしてヴィクトリカのツンデレっぷりが可愛い〜!
    風邪引いて弱ってるせいでいつもよりデレ多め(1人の時に限り笑)でその可愛さに癒される。

    隠し部屋いくら人目につかないようにしてるとは言え鍵もかけてないのは笑っちゃったな。普通に開いてるんかい^^;

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    2024年03月27日
  • GOSICK II ──ゴシック・その罪は名もなき──

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    ネタバレ

    野兎走りの次に覚えてた話。
    トリックとか動機とかミステリとしては緩いけど、ヴィクトリカが可愛いしサクッと読む分には丁度良い^^
    いつもは開いてるけどシオドアの気分次第で時々閉まる程度の鍵なら到底密室とは呼べないのに、視野が狭い上に頭が固くて前時代的なセルジウスが結論を出すのが性急過ぎたせいでコルデリアが無実の罪で追放されたなんて遣る瀬無いな。

    同じ我が儘でもヴィクトリカのは可愛いと思えるのにアブリルのは何か無理…
    それに人の郵便物勝手に開けたり生垣の枝鉈でへし折ったり色々有り得なくて嫌い…そういうキャラも必要なのはわかるけど(ー ー;)

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    2024年03月24日
  • GOSICK ──ゴシック──

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    アニメから入りだいぶ昔に原作も読んだGOSICKを久しぶりに再読。
    他の話がうろ覚えなせいもあるけど野兎走りの話がなんだかんだ1番好きだった記憶。
    またアニメ1話から見返したいなぁ。

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    2024年03月22日
  • 赤×ピンク

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    友達からのオススメとして桜庭さんを聞いたのとジャケ買い

    本作は非合法の闘技場にいる3人の女性のそれぞれの視点での物語で構成されている
    悩みはそれぞれだが、皆等しく悩み闘い答えを探し苦しんでいる
    しかし闘う方法であったり、答えを見つけた後の行動も十人十色で良いんだよなと思えた

    今後悲しい事があったら酒ではなくコーラを飲もう

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    2024年01月30日
  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    美しく生まれてしまった少女『七竈』
    同様な容姿の幼馴染みの友『雪風』
    孤高の2人の青春を可愛そうな大人達が惑星の如く干渉してくる。
    雪の街旭川を舞台に繰り広げられる痛切でやさしい愛の物語
    17歳から18歳のあいだになにが起こる?
    本文中に出てくるこの言葉にその時期にタイムスリップした様な気がした。
    夢があってもなくても、美しくてもそうでなくても、非凡でも平凡でも・・・
    「とくべつな自分と。とくべつすぎる自分と。みんな、そういう自分とむきあって~怒涛のように変化していく季節なのだ」本文中
    自分もそんな季節を過ごしたのだと、遠い昔の事の様な、昨日の事の様な、思いになりました。
    主人公の少女『七竈』

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    2023年11月11日
  • GOSICK II ──ゴシック・その罪は名もなき──

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    安易にラブコメ的に発展しないのが良い。
    一弥が、古き良き男性像から、距離を置いた
    キャラクター造形なのも良い。
    アンチラブコメ、アンチ男らしさ
    とかっていうと言い過ぎかもしれないけど。

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    2023年11月05日
  • 少女を埋める

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    「東京ディストピア日記」を読んでからの「私小説」。時系列がつながっているので、切り替えがうまくできなくて、「少女〜」も日記のように読んでしまい、さらに「キメラ」で戸惑いをおぼえた。立つ場所によって見え方は違う、ということを考える。
    お父さまが亡くなられるまでとその後やお母さまとの関係を物語った「少女〜」は、親と子の関係や、地方の閉鎖性、残り続ける家父長制の枷を、桜庭さんはこう感じているのだな、と他人の視線を借りる興味深さ。桜庭さんの危機感とのズレがある、文芸時評を書かれた鴻巣友季子さんや掲載紙である朝日新聞とのやり取りも、同じように。

    「記憶というものは、どこをどう覚えているか、人によってひ

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    2023年11月05日
  • GOSICK ──ゴシック──

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    映像化を意識した登場人物なのは分かるけど、一部の人物はあまりにも鼻につく感じで好きになれなかった。
    主人公の2人の掛け合いについても、もう少しTPOをわきまえてやれば良かったとも思う。正直、ウリのはずな掛け合いがドスベリして、その状況をぶち壊している場面もあった。
    続編があったら読むかというと、ちょっとどうかなという感じ。

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    2023年10月26日
  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    ネタバレ

    語り手がどんどん変わっていく形式。
    自分が美しいがゆえに物心がついた時から
    周囲の人から視線を集めている。
    高校生ながら、自分を見て消費するな
    って台詞がでるのはずーっと見られてきた
    からこそでる台詞なのかなと思った。
    高校生で考える言葉ではないよなあ。

    唯一、心を開いている雪風も、
    成長するにつれて自分と顔が似ている…
    つまり、血がつながっているということ。
    自分の母親と雪風の父親と何があったのか
    想像するのは簡単ということになる。

    そんな雪風のことを好きだったのか
    そういう直接的なことは書かれていなかったけど
    お互い見つめあって、名前を呼び合っていたのを
    見て、そういう気持ちがあったの

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    2023年10月25日