桜庭一樹のレビュー一覧

  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    あぁ、人が死ななくてよかった。
    まずそれが私の一言目で。他の作品と比べるとちょっとだけ読みにくいかもしれない。長旅の電車の中1/2ほど読んだせいだろうか、話の内容はあやふやで。
    見た目というのがこの本のどちらかと言うとメインの話で、「大変遺憾ながら、美しく生まれてしまった」そして鉄道好きである七竃、同様の容姿と鉄道好きである共通点持つ雪風。その他七人の可哀想な大人たちの話。本当にタイトル通り。
    雪風と七竃が名前を呼び合う文章。そして
    「母をゆるさないことだけが、わたしの純情です。雪風」→「それなら僕は父をゆるさないことにする。」
    このセリフが私の中で印象に残った。
    優奈に関しては話の内容的にだ

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    2025年02月01日
  • 名探偵の有害性

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    現実とはちょっと違う、過去に探偵が活躍していた時期がある世界線の物語。でも、内容はかなり現実的。きれいごとじゃない、スッキリ割り切れない、ごちゃごちゃでうやむや…な感じ。
    読みやすかったけど、主人公のドタバタっぷりがちょっと辛かった。隣の芝生は青いってことかな。

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    2025年01月23日
  • 桜庭一樹のシネマ桜吹雪

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    いろいろな作品が紹介されているが、アマプラでは追加料金が発生するのもあるし、そもそもラインナップにないのも困ったものだ。

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    2025年01月18日
  • 名探偵の有害性

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    謎解きや舞台設定はおもしろかったけど、名探偵の助手だった主人公の心のつぶやきが多く(小さい「ぇ」が多用されている)、さらにその主人公の煮え切らない考えにイライラしちゃって、ずっとそっちが気になってしまいました。

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    2025年01月16日
  • ばらばら死体の夜

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    金が人をどん底に突き落とすのは他人事とは思えず、ドキドキ(悪い意味で)しながら読みました。
    ヒタヒタと寂しい時にお金を使いたくなる気持ちもよく分かります。その時のやりきれない孤独感の描写が怖いけど、綺麗さもありました。

    ただ、解の行為はどうだったのかな?と思いました。

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    2025年01月09日
  • いつか、アジアの街角で

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    *あの街の空気が呼びおこす遠い記憶と、かすかな希望、そして――
    人気女性作家6人による、心に染みる珠玉のアジア・アンソロジー*

    どの作家さんのお話もそれぞれの特徴が良く出てるけど、
    全編一様にアジア調の空気が漂っているので統一感もありつつ、
    独特な浮遊感も楽しめる不思議な短編集。

    特に良かったのは、中島京子さんの「隣に座るという運命について」。
    ふわふわと柔らかくて、キュートな登場人物たちと優しい読後感が好き。

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    2025年01月06日
  • 名探偵の有害性

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    私も生きてきた平成時代と、今現在を生きる令和時代の、特に若者の感覚はすでに大きく違っていることを、著者自身が深く受け止めているように感じる場面が多いです。

    『赤朽葉家の伝説』『私の男』と著者の作品を読んできたけれど、この作品は方向性が違う、著者にとっての新たな分野の作品に思えました。

    読み進めているときは、時折挫折しそうにもなりましたが、こういう時こそと頑張って読み上げました。そういう読書もありかもと自賛しています。

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    2025年01月01日
  • 名探偵の有害性

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    昔の事件を振り返る名探偵と助手。名探偵って勝手なことしてるから有害性はわからなくもない。関係ないけど「おいでぃぷす」がいちいち「おいでやす」に見えて困った。

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    2024年12月29日
  • いつか、アジアの街角で

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    6人の作家さんによるアンソロジー
    アンソロジーは買ったことがなかったのですが装丁のマンゴーかき氷に心奪われて手に取りました。

    「停止する春」心に刺さる。また読み返したい
    「チャーチャンテン」読んでいてワクワクした
    「猫はじっとしていない」蜃気楼のような空気感のある話

    私はこの3つがとても好みでした。台湾、香港旅行好きな方におすすめです。
    なんとなく敬遠していたアンソロジーでしたが読んだことのない作家さんの魅力を知るきっかけになってたまにはこうやって新しく本を開拓していくのもいいなと思いました。

    台湾で食べたマンゴーかき氷はほんとうにおいしかった。。また行きたいなぁ

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    2025年01月28日
  • いつか、アジアの街角で

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    6作家の短編集。

    どの作品も作家さんならではの内容でした。

    大島真寿美のチャーチャンテンがいちばんテーマにも合って良かったな。著者作、最近見かけないな、そろそろかしら。

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    2024年12月18日
  • 赤×ピンク

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    相変わらず桜庭一樹さんの作品は形容しがたいなにかだなあって思いますね。
    最初泥試合してる時、なにを読んでいる?と思ったけれどすぐに受け入れ読み進めた。
    皐月の行動がずっと不可解だったけれど、章を跨ぎ納得。
    3作全て形容しがたいなにかだった。

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    2024年12月17日
  • GOSICK ──ゴシック──

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    いま深夜にやっているアニメgosickの原作。アニメの絵がかわいくてかわいくて、でも内容はいまいちなんだけど毎週録画している。原作は見逃した最初のころの話で、ようやくあのアニメの話がわかった。
    最初はきついな…と思いながら読んでいたけど、途中からは乗ってきて一気に読めた。人がいっぱい死ぬのを除けば、気軽に読めるライトノベル。
    角川文庫版で読んだんだけど、最初に出版された富士見文庫だと可愛い挿絵が入っている。角川のほうには挿絵入れられなかったかー。 2011/5/4

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    2025年02月02日
  • 名探偵の有害性

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    それなりに面白かったけど、私にはいまいちテンポが悪くて、星は3。入れ子のような構成が凝りすぎてる?気がする。
    良かったのはラストの主人公、鳴宮夕暮の言葉。「わたしなりの人生をこれから歩いて行く」
    ずっと作られたイメージに合わせて助手の立場に甘んじていたが、自分の能力を自分で正しく評価できる世の中になってきて、離婚しても1人で生きていける、と思えるようになった鳴宮のこれからの物語を読んでみたい。サマンサとの掛け合いが面白かったので、この2人を主人公に続編が出ないかなぁ。とりあえず、おじさんになってしまった風は置いといていいや。

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    2024年12月12日
  • 名探偵の有害性

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    名探偵と助手の今と過去が行ったり来たりするので、内容は進んでいるのに戻っている感覚に陥りました。テンポは良いのに何故かページを捲るスピードが上がらなかったのが残念でした。

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    2024年12月03日
  • 名探偵の有害性

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    実家の喫茶店を継いでいた鳴宮夕暮の許を約30年振りに訪れた元相棒の名探偵五狐焚風。

    Youtuberから過去の名推理に疑問を投げかけられそうになったことから、2人は過去の各事件現場を裁縫する。

    事件も推理もそれ以外の展開もドタバタだが、50歳間際の中年となった主人公たちの自嘲が一連の出来事を経て前向きに変わる、自分を取り戻す物語。

    中年になった作者が自らの衰えと名探偵という存在(現実に存在したことはないが)の凋落を重ね合わせたということか。

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    2024年11月26日
  • 名探偵の有害性

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    ネタバレ

    二人の関係性をどう収めるか、夕暮の変化については、確かに今の時代ならではで、二人が活躍した頃には無かった着地だなと。

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    2024年11月22日
  • 名探偵の有害性

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    かつての名探偵を弾劾する動画が出回り、20数年ぶりに再会した助手と共に過去の推理を検証する旅に出る、ロードムービー風小説でミステリ要素は少ない。過去の2人のままで、中年過ぎの男女のリアル感がないのが残念。当時の社会、流行が映し出されててそこは懐かしかった。

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    2024年11月05日
  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    ネタバレ

    美しく生まれた七竃と雪風の話。
    最後の七竃と雪風の名前を呼び合うシーンが切なくて綺麗だった。
    忘れた頃に読み返したい

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    2024年11月01日
  • いつか、アジアの街角で

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    アジアというか東南アジア大好きな私にとって、なんとなくふわっと面白い短編集でした。

    一番好きだったのは、「月下老人」

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    2024年10月23日
  • いつか、アジアの街角で

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    私も同じ経験をしているので、「停止する春」は当時の事を思い出すと同時にあれから月日が流れて今居る自分の居場所、気持ちも含めて共感出来るものがあった。

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    2024年10月07日