桜庭一樹のレビュー一覧

  • 傷痕

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    ポップスターである父親を持つ娘の傷痕。
    有名人ならではの苦悩があり時代に翻弄される。大切な娘の為に亡き父親に代わりに周りの家族が守っていく。死の真相をもう少し詳しく知りたいとは思いました。著者の作品は初めて読みましたが、抵抗なく読み進めることが出来ました。

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    2025年05月31日
  • GOSICK GREEN

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    ネタバレ

    ヴィクトリカ、丸くなって……!

    てんやわんや感が戻ってきた懐かしさやら、新天地で楽しくやっているようで嬉しいやら……。
    最後にグレヴィールに手紙を書くヴィクトリカもかわいすぎます。

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    2025年05月26日
  • 名探偵の有害性

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    金田一少年も名探偵コナンも大好きで呼んでいたが、事件を解決した後の関わった人たちはどんな生活をおくっているんだろうと読みながら思った。

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    2025年05月24日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    ネタバレ

    お久しぶりのGOSICK4巻。
    今作は学園内での事件だから野兎走りや人狼村とかと比べるとシチュエーションとしてはパッとせず印象は薄め。
    でも伝説の錬金術師リヴァイアサンの謎が解かれたりヴィクトリカがついに教室に来たりと色々と進展が感じられた。

    相も変わらず可愛いツンデレヴィクトリカに比べてやっぱりアブリルが本当に無理すぎる…‼︎
    封鎖されたドア無理矢理蹴破った挙句一弥のせいにするわ教室来たばかりのヴィクトリカにいの1番に悪口言うわスカート踏ん付けて転ばせるわ……それで「悪気はなくて」とか頭イカれてんのか(ー ー;)
    悪気なくそういうことできる方がサイコパスだよ…
    でもドア蹴破ったのアブリルだ

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    2025年05月23日
  • 道徳という名の少年

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    前半が小説、後半が著者インタビュー。

    美しい女性が4人の美しい娘を産んだ後に町を出てやがて戻って来る。戦争が始まると女性は太り狂って朽ちていく。娘たちは娼婦となり、末っ子の娘は美しい弟と結婚する。歌い手の美少年は人気者となるが、その手に抱くのはプラスチック玩具。
    美しい人が朽ちたり欠陥を持っていたりして、エロさと退廃さの連鎖がいい。

    インタビューもまたいい。
    ラノベを原点として少女を描き続け、また故郷の鳥取を何度も小説の舞台とした背景などが語られていて、ファンには興味深い内容。

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    2025年05月21日
  • 読まれる覚悟

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    小説家の桜庭一樹さんが、小説を書くことによって作家の身の回りに起こる変化、そして、読者、批評家、ファンダム等まわりとの関わりについて一章ずつ丁寧に解説及び意見を述べた本。

    僕は『わたしの男』から桜庭作品に入ったので、桜庭一樹さんは重厚な作家のイメージだが、デビュー当初の売れなかった頃(出版されても何も起こらなかったそうだ)やラノベが主だった時代(『Gosick』は後追いで読みました)を扱った1章は面白い。作家ってどうやって認知され売れ始めるんでしょうね。

    また、読者やファンダムとの関わりを誠実・丁寧に語る2章、4章も面白いのだが、最も考えさせられるのは書評家・批評家との関係や力関係、役割や

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    2025年05月08日
  • 掌の読書会 桜庭一樹と読む 倉橋由美子

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    2023年。
    桜庭一樹が選んだ倉橋由美子の短編集。スノッブで鼻につくという人もいたが、私は好きだなぁ。エロを書いても上品だ。
    あらためて年表を見て、60年代に人気を博し、子育て中はあまり書かなかったよう。そういえば、子育てしてたら、先進的な倉橋さんが子育て中心になるなんて・・と言われたみたいなエッセイがあったなぁ。先鋭的には見えたよねぇ。60年代のバイブルだったのかぁ、知らんかった。

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    2025年05月12日
  • 読まれる覚悟

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    ネタバレ

    小説家として、読まれる覚悟、読者と、ファンダムと、批評家と、小説を巡る色んな立場の関係性を考える本。

    いくつか、心に残った箇所をピックアップ。
    ・よもやまばなし①
    綺麗事でも、机上の空論でも、理想論だとしても、
    実現不可能な正しさについて、真正面から叫び続けることが、作家としての義務。
    この主張を読んで、桜庭一樹さんという作家さんを好きになりました。

    ・誤読、ということの定義
    これも面白かった。なるほど。

    ・共話の件からの差別やハラスメントへの考察
    共話、初めて知った言葉。
    日本特有のコミュニケーション術。
    一つの文を、二人でつくるような、会話の仕方。


    作家さんを推しと思ったことない

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    2025年04月22日
  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    ちょいと深いストーリーが理解できずに完読。日常の生活から逸しているが、日常の生活リズムも感じられる。この違和感がファンには魅力なのかな? サラッと読ませていただきました

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    2025年04月19日
  • 私の男

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    状況に嫌悪感はあるけれど、惹き込まれる。過去に戻っていく書き方から、最後はふわっと終わってしまった。

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    2025年03月25日
  • このたびはとんだことで 桜庭一樹奇譚集

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    ネタバレ

    モコ&猫
    触れたい、近づきたいとは思わず、ただ見つめていたい男の話。これを恋や愛と言っていいのかは分からないけれど、感情ってそんな単純なものじゃなくて矛盾を含んだものだよな〜と。

    このたびはとんだことで
    死後に妻と愛人の争いを見守る男の視点で進む。女の愛とは重いものです、と言わんばかり。

    青年のための推理クラブ
    誰が現実ではどんな人で、誰になりきっているのか掴むのに若干苦戦。違う人格として過ごす空間が少女たちには必要だったんだなと。

    冬の牡丹
    今回はこれが一番刺さった。
    かつては父に一番に認められている自分を軸に生きてきた、現代的で慎重で"残念な"美しい女性。

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    2025年03月20日
  • 名探偵の有害性

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    かつての名探偵とその助手が自分たちが解決した事件を振り返っていく話。

    過去にしたことが現在の価値観で判断され裁かれていくことについて、きっと自分もいつか向き合うことになるんだろうなぁ。その時、ちゃんと向き合えるんだろうか。

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    2025年03月16日
  • 彼女が言わなかったすべてのこと

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    3.8/5.0

    病気を経験し、他の人に比べて「死」を近いものに感じている女性のお話。生きていることと、死んでいくことの価値とは何か。劇的でドラマチックな何かが起こるわけではない、地道にコツコツ踏ん張りながら生きている全ての人に捧ぐレクイエム。

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    2025年03月15日
  • 私の男

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    孤児となった少女と引き取って育てた親戚の男の物語

    以下、公式のあらすじ
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    落ちぶれた貴族のように、惨めでどこか優雅な男・淳悟は、腐野花の養父。孤児となった10歳の花を、若い淳悟が引き取り、親子となった。そして、物語は、アルバムを逆から捲るように、花の結婚から2人の過去へと遡る。内なる空虚を抱え、愛に飢えた親子が超えた禁忌を圧倒的な筆力で描く。
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    冒頭、二人の関係性と結婚のエピソードから入るので
    「そして、バトンは渡された」みたいなものかな?と少しでも思った自分を殴ってやりたい
    お前が読んでいるのは桜庭一

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    2025年03月12日
  • 読まれる覚悟

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    ネタバレ

    小説に限らずあらゆるエンタメ、あるいはクリエイティブな活動をしている人の発信を自分はどう受け取っているか考えさせられた。解釈の自由と偏見をはき違えた無自覚な加害者ではないか。「自分が間違っていたと理解する」アップデートを忘れずにいなくては。

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    2025年03月09日
  • 読まれる覚悟

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    人間は皆同じような感性を持っているんだなぁ。作家、プロ野球選手、画家、etc、世の中に凄く才能があると認められている人間でも、噂や風評を気にかけるんだ。私みたいな単なる凡人と同様以上に、そんな感性が敏感なんだ、と感じた。そんな批判を受けて、より強く立ち上がるのがプロで、めげるのが一般人なのかも。 この本から桜庭さんの本を大量に購入して読み出しています(笑) 参考文献の購入にも繋がっています、ひょっとしてこの本は、蟻地獄的な一冊だったかも(≧∀≦)

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    2025年03月05日
  • ばらばら死体の夜

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    貧しさの中で育った吉野ずっと裕福に生きてきた由乃の対比が最後で際立ったと思う、

    前者→由乃と結婚して好きな仕事を選べて、好きに趣味に打ち込ることがてきるけど、ストーリー内での行為そのものだったり、その後の老いた人生だったりして、結局貧しさから逃げられない


    後者→吉野とは対照的にずっと若々しく描写されている。ペットが亡くなった時に人間にするように葬式をするなど

    また、裕福に育った沙漠も貧乏の中で育った由乃も共通して借金という日常のどこにでも潜んでいる落とし穴にかかってしまう恐ろしさを感じた。

    しかし、他の作品にも言えることではあるが少し読みにくい文章なので3にした。

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    2025年03月04日
  • 名探偵の有害性

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    名探偵が活躍した世界、という微ファンタジー。
    他はほぼ現実世界。
    警察のしくみや名探偵の位置づけがふわっとしているので、いまいち入り込みづらい。
    ジェンダーバイアスの部分には若干感心した。四天王に女は2人いらない、と、男女ペアがいたら助手が女、ってところ。
    エンタメ性も低く、なんか言いたいことだけ言って終わる話な印象。

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    2025年02月26日
  • 読まれる覚悟

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    作者と読者、批評家、書評家、ファンダムなどとの関係について、困ったこと腹がたったこと誤解や誤読について述べていて、こうありたいという願いも込めて書かれていて、作家さんも大変だと思った。

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    2025年02月18日
  • 読まれる覚悟

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    “先日あるアイドルのファンの方が、アイドルの発信するものを〝供給〟ということに抵抗が生まれてきたとお話されていました。
    わたしも誰かのファンであるので、どきっとしました。
    生きている人間のパフォーマンスなのに、楽しむあまり、相手を物のように扱ってしまうときがあると気づきました。”(p.151-152)


    “そしてこの数年、さまざまな価値観が一新されつつあることをひしひしと感じています。
    きっと大勢の人がいま体感しているであろう、小説を読むことと読まれることをめぐるあるおおきな変化について、なんとか言語化しようとして書いたのがこの本です。
    わかってはいるけれど、まだ名前がついていないものに名付

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    2025年02月16日