桜庭一樹のレビュー一覧

  • GOSICKs ──ゴシックエス・春来たる死神──

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    2011年にアニメ化もされた桜庭一樹の"GOSICK-ゴシック-"シリーズの外伝第1巻。本巻はアニメでは第4、5、12話で放送されました。本巻は長編ではなく連作短編になっています。時系列も1巻よりも前です。本編でもちょくちょく話が出てきていましたが、一弥とヴィクトリカが出会うことになった事件や一弥とアブリルが出会うことになった事件が語られます。本編とは異なり、ミステリーとして読むよりも、ボーイ・ミーツ・ガールの物語として読む方がスッキリしています。聖マルグリット学園に怪談が多い理由も少し分かります。

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    2013年08月26日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    "GOSICK-ゴシック-"シリーズの第4巻。アニメでは第13話から第15話で放送。錬金術師リヴァイアサンを巡る聖マルグリット学園での殺人事件のお話。今まではシャーロックホームズのような探偵物を連想しましたが、本巻は怪盗ルパンのような冒険物を連想しました。フランス語圏が舞台なので、こちらの方が正しい気もしますが。ブライアン・ロスコーとの接触によりヴィクトリカを中心にした謎にじょじょに近づいてきた気がします。あと気になるのは一弥とヴィクトリカ、アブリルの三角関係の行方ですね。ついに直接対決!?

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    2013年08月26日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    直木賞作家の読書録。とにかく読む、読む、読む。
    自分の守備範囲と重ならない部分が多い読書だが、
    それにしてもこの読書量には頭が下がる。
    一種のブログ本としてはかなり有益な方では。

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    2013年08月23日
  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    2011年にアニメ化もされた桜庭一樹の"GOSICK-ゴシック-"シリーズの第3 巻。本巻はアニメでは第9話から第11話で放送されました。今までは客船や山奥の村など閉ざされた場所で発生する事件でしたが、今回はソヴュールの首都にあるデパートが舞台です。加えて、今回は、久城一人の外出です。久城が出かけたことを知ったヴィクトリカの反応がとても可愛いです。事件そのものよりも久城とヴィクトリカの電話でのやりとりが面白かった。ブロワ警部の髪型の謎がひょんなことから分かったり、ブロワ公爵家にはまだまだ秘密があるようだ。

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    2013年08月22日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    南総里見八犬伝をしらなくてもじゅうぶん楽しめる、これは時代劇というよりファンタジー小説だと思う。あえて贋作とうたっているのだから、八犬伝との整合性を求めなくてもよいでしょう。活劇としても、ファンタジーとしても面白かった。犬と人との因果を背負った「伏」たちが、みな魅力的に描かれているので、非道なのだけれども惹かれてしまう。

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    2017年10月29日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    面白かった!
    犯人やトリックは別段驚くような展開じゃなかったけど他の『皇妃』や『死者』の正体は凄く面白かった。
    特に『皇妃』の狂いっぷりがすごい。

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    2013年07月27日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    夏休みに起こった小さな番外編。この巻数、事件の内容自体は薄い。
    一弥の姉である瑠璃、メイドのゾフィ、グレヴィールの幼なじみのジャクリーヌ等による本編では脇役として登場した彼女たちによる短編集。
    本編では描かれなかった、一弥とヴィクトリカの本当の夏休みが、少しだけ味わえる巻である。

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    2013年07月24日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    ネタバレ

    ヴィクトリカの誕生日のクリスマス。
    プレゼントを渡したり、15個の謎を探したりと前半はほのぼのと。
    そんな中、ついに二度目の嵐。世界大戦。
    離れ離れになる2人。

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    2013年07月22日
  • GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生──

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    ネタバレ

    劇場での一幕。
    過去に起きた王妃殺害事件の解決。
    段々久城とヴィクトリカが離れなければならない時が近付く、そんなとこ。

    ココさんと息子お幸せに(´ ` )

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    2013年07月22日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    ネタバレ

    この巻は前の巻と比べても面白かった。
    登場人物もそれぞれよくて、奇妙な空気感がより一層強まってた気がする。
    久城もスタントシーンありで、頑張った(´ ` )笑

    そろそろ物語も後半に入ってきたかなー

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    2013年07月13日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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    ネタバレ

    囚われたヴィクトリカを救え、な内容。
    特に救うためにバトルやらなんやらってわけではないけども。
    お互いが救いになってるんですね(´ ` )

    コルデリアついに登場で、段々嵐も近付いてきてる中の2人はこれから…ってとこでしょうか(´ ` )

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    2013年07月13日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    ネタバレ

    学園の時計塔。錬金術師リヴァイアサン。
    ブライアンもだいぶ登場し始めたし、ヴィクトリカ母の姿も見え始めた。
    のんびり学園生活も変わってきてる、そんなとこ。

    それにしても、一人じゃなくて二人でいる時に時計塔の賢者の石もどきに指突っ込んでたらどうしたんだろ?即バレる気が(´ ` )

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    2013年07月11日
  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    ソヴュール王国の都市ソブレムでの事件。
    久城がひとりでの冒険。
    ヴィクトリカがより安楽椅子探偵っぽい感じで。
    段々母の姿も見え始めた、
    ストーリーも進んできたそんな巻。

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    2013年07月09日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    ネタバレ

    リヴァイアサンの正体がアフリカ人というのも驚きでしたが、彼が周りに言われたように富や名声や女を目的としたのではなく、植民地政策に介入して祖国を救おうとしていたのが切なかったですね…。
    そして、一弥とブライアンの対峙!
    ブライアンも灰色狼の一人だったんですねェ。
    これからどう物語に作用するんだブライアン。
    アヴリルとヴィクトリカも対面しましたし、人間関係も展開もどんどん進んでいくんでしょうね楽しみ!
    2人の女の子同士の掛け合いがめっちゃ可愛いけど一弥はヴィクトリカを選ぶんだろうな、アブリルどんまい!

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    2013年07月07日
  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    ネタバレ

    面白かった―。
    試着室の中に入った女性がその後姿を消すっていう都市伝説は昔からありますが、デパートが裏で人身売買のために攫っていたっていうの不気味ですね。
    アナスタシアもルイジもいい方向に人生が向かっていってよかった。
    それにしてもブロワの髪型、本人も変だと思っていると発覚した場面の台詞に笑った後にその際にブロワがヴィクトリカに言った言葉、
    「こんなもので絶望はしない。~何故ならお前が愛を知らないからだ」というのはかっこいい所もあると思いつつ、違うんじゃないかと感じた。
    こんな幼稚な嫌がらせしか思いつかないほどヴィクトリカは子供であって、愛を知らないというか愛を与えてないのはお前の父親だろうと

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    2013年07月07日
  • 道徳という名の少年

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    一緒に収録されているインタビューのほうが長くて、少し物足りない感じもしましたがおもしろかったです。
    この静かできれいな文章の雰囲気が好きです。

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    2013年07月07日
  • 傷痕

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    あ、やっぱりマイケル・ジャクソンのことか!と参考文献のページを見て思った。
    私は、作品の中で言えば、彼が死んでから、その偉大さを、色んなものを通してなんとなく感じた世代に属していて、
    つまりは、私は繁栄の神がいなくなってしまった世界に生まれてきたということか、と気づくと同時に、傷痕がこれから生きてゆく世界が、私達が生きてゆく世界でもあるのだなぁと感じた。
    でも狂乱と繁栄の時代よりも、今の世界の方が静かでいいな、と私は思う。傷痕もきっとそうだったんだじゃないかと思う。

    桜庭さんがかく、世界が年老いていくという表現がとても好きだ。
    現代が、私がこれから生きていく世界が、年老いた世界であるという表

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    2013年07月13日
  • 道徳という名の少年

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    桜庭さんの短編って珍しい。短編とはいっても、すべての話が続いてるように書かれているから、完全な短編じゃないのかも。不道徳で官能的で美しいです。インタビューは既読の作品についての部分のみ読みました。桜庭さんの生み出す世界の仕組みがほんの少しだけ見られて楽しかったです。

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    2013年07月04日
  • GOSICKs III ─ゴシックエス・秋の花の思い出─(ビーンズ文庫)

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    ゴシックの番外編、短編集。

    風邪を引いたヴィクトリカのために、久城が花にまつわる本を読み聞かせ、その本の中に含まれた謎をヴィクトリカが解き明かすというもの。
    ミステリの要素は薄いけど、短編集ならではの小さくまとまった、なごやかさのある話がよい息抜きになります。

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    2013年07月07日
  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    ネタバレ

    今回、ヴィクトリカが熱を出してしまうので、一弥は一人で難問を解決しなければなくなる。
    しかし、ヴィクトリカのヒントや持ち前の?度胸で解決することができるのだ。成長には目をみはる。

    今回は女児たちの誘拐事件。その疑いをもった一弥は監禁先に行ってみるが、誘拐の痕跡は全くなかった。さて、どうなっているのだろう。そこに救世主が現れ・・・

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    2013年06月24日