桜庭一樹のレビュー一覧

  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    南総里見八犬伝(とそれが実際に執筆された当時)とファンタジーとを、とても巧く融合された作品。
    話の途中で、さらに作中の物語が始まった時は「物語にこんなにスペースとって話まとまるの?!」と驚きましたが、そこも巧くつながっていて…と言うかそこが大きな肝でした。反省。作品の構成が面白いです。

    各所の表現も豊かだし、本当に純粋に面白かった。

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    2014年03月14日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    今までの中では結構好きな方かも。ヴィクトリカを無事に助けだし、学園に戻る列車の中でのお話。トリックは相変わらずシンプルだけど、ストーリー展開が良かった。

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    2014年03月13日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    やや引き延ばし気味かとも思うけど、後半に期待を込めて。
    読みやすくて、雰囲気が暗くて、好きなシリーズ♪

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    2014年03月05日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    1402 映像で見る様に想像し易く読み易かった。登場人物それぞれも個性派揃いで印象的でした。私の男と続きで読んだので作風のギャップを楽しめました。

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    2014年02月26日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    読み終わったよーーーーー!!!!キャラクターがみんなだいすきになった…ブロワ侯爵でさえも。悲しいなって。シリーズの感想語り出すときりがないんですが、いろんな本をたくさん読んできたひとだからこそ書ける物語だなあと思った。とても深みがある。たとえるなら、おもちゃ箱…宝石箱…って考えてたんだけど、要素がこれでもかと並んでるわけじゃなくて、あちこちに散りばめられて、全体の要素を崩さずに魅力を増してるから、宝石があちこち散りばめられた、うつくしい、ビスクドールかな。

    ヴィクトリカをまるで人形のように描くときの毎回の描写すきなんだけど、まさにそれ。見惚れるほどうつくしくて、可愛らしくて、こわくて、知性と

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    2019年10月19日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    精神的にも、身体的にも、痛い描写があって、改めてGOSICKだと余り目にしてなかった、桜庭さんのそういう面での上手さを思い出す……。制服のところが、ものすごく、ぐっときました。早く下巻よむ!!

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    2014年02月11日
  • GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生──

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    佳境というか、ラストにむけていろんな勢力が動き出しつつ、悲しいこととか切ないこととかぐっとくることとか、全部紡ぎあげてくるのがさすが桜庭さんだなと…。久城たのもしくて泣けてくる。ヴィクトリカかわいい。
    あとはわたしは王族エピソードによわいのでこの巻は尚更ずるい。『愚者を代弁せよ』もっかい読みたい。

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    2014年02月11日
  • 少女には向かない職業

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    ネタバレ

    出だしから、人を殺した。なんて興味をそそる書き出しで楽しく読めました。

    第二章の109ページの
    少女と少女の同級生颯太のやり取りがとても印象的でした。

    義父を亡くしたことに落ち込んでいるんじゃない
    殺したことを負い目に感じているから落ち込んでいる

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    2014年02月05日
  • GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──

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    ネタバレ

    外伝らしい話の展開で、こういうのも面白いなあと思った!まさかのコルデリア登場にテンション上がりました。お話的には「幻惑」がすきだったなあ。

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    2014年02月01日
  • GOSICK III ──ゴシック・青い薔薇の下で──

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    珍しくベッドルーム探偵となったヴィクトリカと電話なら強くなれる一弥。熱があるからか、調子が狂ってるところ、カワイイ。

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    2014年01月27日
  • GOSICK ──ゴシック──

    Posted by 読むコレ

    本作については、直木賞も取った女性作家、という以外の知識を持たずに臨みました。桜庭さんの本自体、初めてになります。
    ですので、一人で勝手に驚いたり感心したりしながら読みました。
    期待値以上でした。面白かった!
    まず、本作がコテコテのラノベだったことに驚きました。そして、ラノベでありながら、案外ハードな設定のミステリだったことに感心しました。
    ただ、シチュエーションが良かっただけに、肝心な仕掛けの部分が簡単で残念でした。この展開なら、過去と現在の両方を濃くして、上下巻にしても良かったのでは、とも思ったり。
    とはいえ、次巻買います!

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    2014年01月19日
  • 傷痕

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    一人の世界的スターの死を巡るストーリー。
    この話はどこがって言われてもうまく言えないけど好きだな。…このスターのについてスター以外の視点から語られて好印象だったのだと思う。だからこの話が好きって言うよりスターが好きなんだと思う。

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    2014年01月15日
  • 傷痕

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    偉大なポップスターの死を残された人々の視点から描いた作品。
    様々な人物の物語や想いが、最後の、彼の死から2ヶ月後に催された特別なセレモニーのシーンに繋がっていく。
    彼を送るためのセレモニーはとても素敵だった。彼のことを知らない、一読者であるわたしも思わず彼の死を悼み、叫んでいる。そんな想像が頭の中で広がった。本の内容だけでなく、個人的な感情や思い出も押し寄せてきて、ゾクゾクっと背筋に何か走った気がした。GLAYの20万人ライブの熱狂や、小さな劇場で、卒業公演の後の挨拶を行い涙を流す演者を包み込む熱気。ZARDの坂井泉さんの突然の訃報やミスターこと長嶋茂雄が病で倒れたニュースを聞いた時。頑張っ

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    2014年01月13日
  • 少女には向かない職業

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    ネタバレ

    「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」とテーマは通じていて、あちらをちょっとマイルドにして、大人の筆で描きなおしたような感じなのですが、やっぱり面白くて、一気に読めます。
    冒頭からいきなり「中学二年生の一年間で、あたし、大西葵十三歳は、人をふたり殺した」と来る。
    桜庭さんて、ほかの作品もそうなんだけど、最初の一行がすごいうまい。
    もうのっけから引っ張り込まれる。
    (で、中二、というだけでなくこの十三歳という年齢が後からまたすごく意味を持ってきたりして、感服)。

    主人公の女子中学生、義理の父は飲んだくれで暴力的、母はいつも疲れていて不幸をアピールし続けている、かなりつらい家庭環境。
    なの

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    2013年12月03日
  • 製鉄天使

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    何というダサさ!何という荒唐無稽さ
    だがそれがいい、滅茶苦茶熱い青春小説。
    本当にヤンキー漫画をそのまま小説にしたような疾走感と躍動感。
    桜庭さんのライトノベル時代を思い起こすような表現もあってまさに青春、GOSICKとは違う幻想の少女って感じでした。

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    2013年11月23日
  • 赤×ピンク

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    オリジナルは2003年に出版された桜庭一樹の初期作品です。表紙が普通の小説っぽくなって驚きました。しかし、この頃の桜庭作品は好きです。本作は六本木の廃小学校で夜な夜な行われる女性だけの非合法格闘技イベント"ガールズ・ブラッド"に出演するまゆ、ミーコ、皐月の3人の物語です。まゆの物語が引き金になって、その後の2人の進む道が変わるので、連作短編という形式なんでしょうか。"檻"と"手錠"という拘束する道具が印象的に使われ、ちょっと現実離れした話ですが、リアルな男子高校生っぽい武志が出てくると作品が和みます。

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    2013年11月16日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(下) A Lollypop or A Bullet

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     絶望とはいかなるものか。
     子供たちは大人になる。
     子供たちはなんでもできるはずなのに、立ち止まることを≪強要≫され、≪共用≫され、絶望を知る。
     これは小さな物悲しいお話。

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    2013年11月11日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない(上) A Lollypop or A Bullet

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     原作に殆ど忠実に沿っていて分かりやすいです。≪サマーウォーズ≫のコミカライズも手掛けている方で安心して読めます。藻屑もなぎさもまるで小説から飛び出してきたような容姿で……。

    「好きって絶望だよね」

     藻屑の儚んだような投げやりなような。生き抜くことを諦めたような。
     おとなになること。

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    2013年11月10日
  • 赤×ピンク

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    闇キャットファイトの世界で生きる女性3人の話。
    ですが、それ自体がメインの話ではなく、3人の風変わりな生き方が書かれています。
    自分には縁の無い世界の話なので、興味深くて面白いです。

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    2013年11月10日
  • 傷痕

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    マイケル・ジャクソンを現代日本で再現したら?という話。
    桜庭一樹は父もしくは母との関係により、少女が健全に生きられないという話が多かった。
    今回はスーパースターに性的いたずらをされた復讐と、彼の娘の傷跡が対照的に描かれている。
    復讐はスーパースターの視界に入るために、また大人たちにのせられて、彼を訴える。けれども、スーパースターは彼女に同情するだけ。一方、傷跡は彼が亡くなっても生きていけるように、自由になるように配慮される。保護される者とそうでない者。持つ者、持たざる者。
    傷跡に対する彼の行動、傷跡が立ち上がる姿は今までの桜庭一樹にはなかったように思う。強い。
    この対比は彼を取り巻く人間にも言

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    2013年10月15日