桜庭一樹のレビュー一覧

  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

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    ラストには驚愕させられた。本谷有希子著『乱暴と待機』に通じるものがある。ダークな内容をライトな小説として読ませる。詳細について語らないほどにイメージを膨らませてしまう。とても上手な書き手だと関心した。

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    2025年11月07日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    読むと、本が読みたくなる。
    桜庭さんのどことなく不思議な日常もいいけど、取り巻く人達が個性的で、それもまた面白い!
    ドSのK島さんが気になる!笑
    作品がたくさん紹介されてるのもい。だかさこそ、余計に本が読みたくなる!

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    2014年09月16日
  • 赤×ピンク

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    【本の内容】
    東京・六本木、廃校になった小学校で夜毎繰り広げられる非合法ガールファイト、集う奇妙な客たち、どこか壊れた、でも真摯で純な女の子たち。

    体の痛みを心の筋肉に変えて、どこよりも高く跳び、誰よりも速い拳を、何もかも粉砕する一撃を―彷徨のはて、都会の異空間に迷い込んだ3人の女性たち、そのサバイバルと成長と、恋を描いた、最も挑発的でロマンティックな青春小説。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    ミステリは殺人や謎解きばかりと思って敬遠していませんか?

    でも、実際には起こり得ない状況を設定しつつも、読後、「どこかで本当にあるかも」と思わせてしまう話も立派にミステリだと私は思います。

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    2014年09月07日
  • 私の男

    Posted by 読むコレ

    結末の曖昧な物語は葉巻に似ていると感じました。
    肺に入れずに味と香りだけを愉しむんだと言われても、煙草との根本的な愉しみ方の違いに戸惑うばかり。
    それ自体は嫌なものでもないのだけれど、煙草吸いには芯の所で相容れない、満足できない、そんな感覚。
    グロテスクだけど純粋な性愛、現在から過去へと遡っていく形式、秘められた謎。
    綺麗な文体とも相まって先へ先へと読ませてくれたのですが、やはり人が一般的な概念から道を外すにはそれなりの理由、つまり結論が欲しくなってしまう。
    嫌いではないが吸った気もしない。
    そんな感じの物語でした。

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    2014年08月29日
  • GOSICK II ──ゴシック・その罪は名もなき──

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    桜庭一樹のラノベゴシック推理小説第二弾。
    こっぱずかしい少年少女の純愛(以前だけど)をスパイスに怪奇とミステリーは進んで行く。
    世の中学生にはこれを読んで、清く正しく中二病をこじらせて欲しいものです。

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    2014年08月28日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    ミステリー要素がほぼ皆無の最終巻でしたが、一弥はヴィクトリカにとって大変な謎を残していったんですよね。
    この思いがいったいなにかって? それはーー

    激動の展開の連続でまるでドラマや映画を観ているような上下巻。 このGOSICKもそんなこんなで完結です!
    ヴィクトリカと一弥がどうなるか心配だっただけにハッピーエンドな結末にはひと安心。ページ数は少ないけど最後のエピローグも良かったです。 あ、短編集も読まねば。

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    2014年08月16日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    結局離ればなれになっちゃってどうなることやらと思っていたら、そうくるか。相変わらずツッコミどころが結構ありますが、2人が一緒にいられるエンドで良かったです。
    続編は・・・どうかな。読むかな。。。

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    2014年07月18日
  • ばらばら死体の夜

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    ネタバレ

    再読。消費者金融、多重債務、サラ金といったテーマを描いているのに、その社会問題に重心がないところが桜庭さんらしい。登場人物たちが堕ちていく暗さにひきずりこまれそう。犯罪者は捕まるか、死ぬかという結末が一般的だが、このラストは暗示的でよい。この曖昧さが倫理的に許されるかどうかは疑問だけど。

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    2014年07月09日
  • 私の男

    ネタバレ 購入済み

    もう一度読み返したくなる

    なんか愛情っていろんな形があるなーと思った。でもやっぱり複雑。

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    2014年06月24日
  • GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生──

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    角川ビーンズ文庫のVII以降が出ないのでこの巻からこちらで。
    挿絵がないのは残念だけどそれを補って余りある文章力の高さ! ミステリーと謎解きも面白くてシリーズで1番好きな話かも。
    にしても一弥の成長ぶりには目を見張るものが……いつの間にか頼もしくなっていたんだなぁと実感。

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    2014年06月23日
  • GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生──

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    追加するの忘れてた・・・。
    母国の王妃の首なし死体事件の解決がメインの巻。
    細かい事を言えば、トリックなんかはつっこみどころが色々あるのですが
    やはりこれは雰囲気を楽しみながら読むのが一番なので
    それを踏まえて面白かったです。
    最後の最後には意外な展開もありつつでしたし。

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    2014年06月15日
  • 私の男

    私は大好きです

    なんとも言えない寂しさが物語全体を通して伝わってきて、むしろ心地よいです。タブーと知りつつも、流されてしまう人間の哀しさですかね?因みに私は3回読み返しました。

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    2014年05月31日
  • GOSICK II ──ゴシック・その罪は名もなき──

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    名もない村で起きた殺人事件の無実を晴らすためにヴィクトリカと一弥はその村へ向かう。
    同行者の他3人の若者とシスターのミルドレッドとともに。
    そこで起こった殺人事件と過去の殺人事件をヴィクトリカが解決していった。
    つくづく思うけど、ヴィクトリカの一弥に対してのツンデレぶりがおもしろい。
    けど、一弥も家族に対して負い目を感じているところがなぜか共感。

    2014.5.22(1回目)

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    2021年09月11日
  • 製鉄天使

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    赤緑豆小豆は、中学一年生のとき、ひょんな出会いからレディースへの道を進むようになる。
    そのレディースチームは製鉄天使と呼ばれ、やがて中国地方を席巻するようになった。
    たくさんの登場人物が××の軽妙な語り口によって楽しく、そして激しく語られる読んでいて楽しい一作。

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    2014年05月07日
  • GOSICKs IV ──ゴシックエス・冬のサクリファイス──

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     短編集四作目は、冬のリビング・チェスの日に思い返される、様々な昔の経緯である。
     ここに来てまとめに入っている感は否めないが、話に出ていながら詳しくは説明されなかったグレヴィール関連の話や、以前ちょろっと顔を出したレディズメイドが再び顔を出す話など、過去にあった出来事を詳らかにしている。
     その中で書き下ろしの五章は異色だが、これはどう解すればいいのだろうか? 個人的には、やや遊びが過ぎるかな、という気もする。ミステリーは簡潔をもって良しとするものだと思うので、この部分は(たとえばこれからの争いを暗示するものだったとしても)冗長に感じられた。
     結末前の箸休めといったところだろうか。ただ、次

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    2014年04月22日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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     短編集二作目。今回は、一弥とヴィクトリカ以外にも焦点が当てられていて、一弥の姉・瑠璃やヴィクトリカの異母兄・グレヴィールの話なども収録されている。
     それぞれキャラを深めるエピソードばかりで、たとえば寮母さんとセシル先生の昔の話など、ちょっとした驚きがある。あえて言えば、セシル先生(笑)と言ったところだ。
     今回も謎解きそのものはシンプルなものであったが、物語が重みを増している本編と対照的に、清涼感をもたらす短編集だった。楽しませてもらったよ。

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    2014年04月22日
  • GOSICKs ──ゴシックエス・春来たる死神──

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     シリーズを補完する短編集の1冊目である。
     このシリーズのシンプルな推理には短編の方が似つかわしく思われる。後書きでも指摘があるように、この短編集は安楽椅子探偵物の体裁を採っているが、そもそもヴィクトリカ自体が安楽椅子探偵的な探偵であるのだから、この形式がすっぽりハマっているのもむべなるかな、である。
     シリーズを見ていく上で、詳らかになっていなかった過去の経緯が明らかになっており、補完する作品としても非常に面白い物だった。次巻への引きもあることだし、次も楽しみにしたい。

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    2014年04月22日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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     この巻での論評は差し控えたい。
     物語が崩壊し、再構成される直前である。激動の展開と、鮮やかな結末が、次の巻へとどうつながっていくかをただただ見守りたい。

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    2014年04月22日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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     先の物語を引き継いで、シリーズ六作目は帰還の列車における事件である。
     今回も謎解きは主題から外れ、シリーズの大きな物語が展開する。ただ、さすがに赤い箱の秘密には拍子抜けしたかな。どのような陰惨な謎が隠されているのかと思わされていただけに。
     主人公二人の思いは、より進んだものに、より自覚的なものに変わりつつある。この思いがシリーズ完結の折りにどういう着地点を得るのか、見守りたいところだ。

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    2014年04月22日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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     シリーズ五作目は、移送されたヴィクトリカが居る修道院での事件である。
     今回はシリーズ全体に対するネタ撒きが中心で、シリーズがここに至っては大変興味深い巻である。しかし一方で、ミステリーとしてはあまりに簡略化しすぎている感も否めない。
     次の巻に物語は続いていくようだし、これは次の巻とあわせて一つの流れとして楽しむべきなのかもしれない。六巻に期待したいところだ。

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    2014年04月22日