桜庭一樹のレビュー一覧

  • 傷痕

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    故マイケルジャクソンをモデルにした小説でいいのかな?
    娘やファン、アンチのジャーナリスト、彼を訴えた少女など色んな人によって語られる彼。
    どの視点でも『強烈なカリスマ性』というより「人を惹きつけてやまない」彼が描かれてました。
    彼がどれだけ偉大で孤独だったのかわかる作品でした。

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    2012年10月24日
  • GOSICKs IV ──ゴシックエス・冬のサクリファイス──

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    冬の学園のある日のお話
    この穏やかな感じが、まさに嵐の前の静けさなのだろうな…と切なくなった
    第五話 忠臣たち は何を意味してるの…深い意味があるのかしら、

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    2012年10月14日
  • ブルースカイ

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    ネタバレ

    ◇中世。女の子マリー。少女という概念は存在しない。
    ◇未来。青年ディッキー・カラン。少女はもはや存在しない。少女化した青年と大人の女性のみ。
    ◇現代。少女青井ソラ。少女の天下。

    入れ子構造かヴァーチャルものかと思いきや、時をかける。
    しかし運命の女であるべき青井ソラという少女がなんともいえず薄っぺら。
    中世の描写と勇ましさ、
    未来における思索、
    はそれぞれ刺激的だったが。

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    2012年10月17日
  • 傷痕

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    ネタバレ

    桜庭さんの最新作。マイケルがモデルになってるとは知らなくて、読み進めていくうちに「もしかして...?」と思って確認した。その事実を知ってからは、何度も「彼」の姿がマイケルと重なってしまって、何度も「あ、違う、彼は日本人だ...」「あ、彼の故郷は日本なんだっけ...」と、何度も軌道修正をする必要があった。実際、私はマイケルのことは漠然としか知らない。ただ、裁判や遊園地のことは、彼の音楽やダンスの素晴らしさを知らない私にも、十分すぎるほどのインパクトを与えた。作中の彼、「銀狐」は、繊細で傷付きやすく、読んでるとこっちが泣きたくなるほどにかわいそうな美しいこども。恵まれないこどもたちのために、そして

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    2012年10月06日
  • 荒野の恋(2)

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    ネタバレ

    ・義母が家庭内で存在感を示す。
    ・ハングリーアート。ジャズ。
    ・友人がLだった。
    ・神無月と海へ。
    ・二年間の留学!?

    胸が痛む。
    わたしはうるさいおとなよ。
    時間が止まっているみたいだ、この夏のこと忘れないと思う。
    言葉に憑かれた男。
    などなどなど、名言多し。
    そしてタカハシマコの絵が、神がかっていると思う。
    モノクロなのに、色が見える。

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    2012年10月04日
  • GOSICK VIII 上 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    GOSICK完結 上巻。第二次世界大戦突入。ヴィクトリカと一弥は離ればなれに。強く想い合っている二人の想いが切ない。どう終わるんだろう。下巻に続く。

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    2012年10月04日
  • GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生──

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    ヴィクトリカの誕生、コルデリアの過去が見れる。今回は大事件 王妃ココ=ローズの殺人事件。GOSICKシリーズはずっとおもしろいけど、この巻はいつもに増しておもしろかった。ゾフィやジンジャー・パイもよかったな。

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    2012年10月04日
  • GOSICK IV ─ゴシック・愚者を代弁せよ─(ビーンズ文庫)

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    ゴシックシリーズ4作目。

    稀代の錬金術師リヴァイアサンとの対決。
    そしてアブリルがついにヴィクトリカと対面します。
    二人のやりとり、その間に挟まれる久城の態度など楽しめますが、物語そのものはちょっと重めでした。

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    2013年07月21日
  • GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生──

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    今回の謎は国を揺るがす過去の大事件!!登場人物も総出演で豪華な感じ♪ヴィクトリカの誕生の話、コルデリアの踊り子時代の話も読めて大満足(^^)

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    2012年09月14日
  • GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──

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    珍しく学園での穏やかな日々。一弥がヴィクトリカに本とそれにまつわる花を持ってきて、本の謎を解く♪二人の微笑ましい世界(*^^*)最後ヴィクトリカとアブリルの話はヴィクトリカの雰囲気が違うなと思ってたら、エピローグで明らかになって納得(^^) でも、これから大事件が起こる予感(-_-;)ドキドキ

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    2012年09月11日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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    すごーく気になる終わり方!これからどんな大事件が起こるのか期待してしまうo(^o^)o ヴィクトリカの母コルデリアが登場!母も一弥が間違えるくらい小さくてカワイイんだな(*^^*)チェスドールで「猫を抱いて象と泳ぐ」を思い出した。あれは最後、悲しい終わり方だったけれど、この物語はハッピーエンドになって欲しい!

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    2012年09月06日
  • GOSICKs ──ゴシックエス・春来たる死神──

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    短編も面白かった(^^)というか、こっちの方が好きかも!? シリーズに登場する人達の出会いの話。お気に入りのセシル先生がたくさん登場するので嬉しい♪ ヴィクトリカが一弥の兄に出した謎解きも気になる!

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    2012年09月02日
  • ファミリーポートレイト

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    ネタバレ

    おもしろかったけど、長かった。。。
    壮絶な残酷な人生で、気分が暗くなるのだけれど、ページをめくる手が止められない。

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    2013年06月12日
  • ブルースカイ

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    ネタバレ

    たしかになんか尻切れトンボですね。
    第1部をあれだけしっかり書いているなら他の話もしっかり書けばもっといい気はする。
    っていうかいっそ3冊くらいの分量にしてもいいんじゃない。一部一巻で。

    でも個人的にはレベルは高いと思う。

    否定する要素はたくさんあるけど、同時に「傑作」であるというのは納得できる。こういう小説が書ける人には期待してしまいたくなると思う。

    桜庭さんにこの作品をもう一度構成し直してほしいなー

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    2012年08月07日
  • GOSICKs IV ──ゴシックエス・冬のサクリファイス──

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    シリーズ最終巻の直前を描いた短編。
    嵐の前の平和な学園の様子や、ヴィクトリカが学園にくる前の話、クレヴェールの話など、サイドストーリー。
    シリーズの謎がわかる話です。

    登場人物たちの変化がわかるなあ。

    面白いです!
    怖いミステリーより、私はこういうファンタジーちっくなミステリーが好き。
    私も、 リビングチェスやってみたい!

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    2012年07月14日
  • 荒野の恋(2)

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    多少順番の前後があった気がしたけれど今回も原作の雰囲気はそのまま。
    それにしても、もう原作で20ページくらいしか残っていないのだが、三巻では番外編や短編でも入るのだろうか。それともすごく引っ張るとか?

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    2012年07月08日
  • GOSICK V ──ゴシック・ベルゼブブの頭蓋──

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    ネタバレ

    ヴィクトリカママン登場。
    少しずつ一弥に対して素直になっていくヴィクトリカがかわいくて好き。
    今回も不器用なりに一弥に対して自分の気持ちを伝えようとする、でもやっぱりえらそうな(笑)ヴィクトリカ。


    「生まれてきた意味もわからぬのに、生きるために走れるものか」

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    2012年07月07日
  • GOSICK―ゴシック― 8巻

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    うーむ、まずは一言「残念!」

    作画も大変魅力的でコミカライズとしての完成度は大変素晴らしく非常に盛り上がってきたところで、まさかの最終巻。
    もちろん今巻もヴィクトリカを始めアヴリルもセシル先生もみんな素敵に描かれてます。

    それだけにもっと読みたかった。
    アニメが完結まで描き切っただけにコミック版のここでの幕引きは非常に残念と言わざるを得ない。

    ただコミカライズとしては比較的長期の連載ではあったのでこれ以上は欲張りすぎなのかもしれない。
    天乃咲哉先生の次回作に期待したい。

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    2012年06月18日
  • GOSICK VI ──ゴシック・仮面舞踏会の夜──

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    ネタバレ

    ベルゼブブの頭蓋からヴィクトリカを助け出し、聖マルグリット学園への帰途、彼等の乗るオールドマスカレード号で奇妙な人々と出会う。そんな中殺人が!暴走するオールドマスカレード号、錯綜するソヴュールの2大勢力オカルト省と科学アカデミー、そして形見箱とは?エンディングに向けての伏線が出揃った感あり。シリースを通して古典ミステリの様式美をなぞる文体、トリックが共通項であったが、この1篇は事件発生から真相解明、事件の終結への構成が際立っていた。気に入った1文を紹介したい。

    ~それは戦場においては、大人の男たちから弱さと糾弾されるべきもの、後世の歴史家によって〝間違った選択"として記録されてし

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    2012年06月17日
  • GOSICKs III ──ゴシックエス・秋の花の思い出──

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    ネタバレ

    ゴシックシリーズの外伝。
    今回はいつものように事件が起きてそれをヴィクトリカが解決するパターンではなく、本の中の謎を解く話。
    日常のヒトコマを描いたのんびり穏やかなストーリーになっている。

    個人的にはいつもヴィクトリカに口では勝てない一弥が結構ボロクソに言っていたのが気に入った。

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    2013年02月18日