桜庭一樹のレビュー一覧

  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

    Posted by ブクログ

    10代の時に読みたかった、痛くて苦しい青春。

    生き残った子だけが、大人になる。
    子どもが生きる世界は、あまりにも狭くて苦しい。

    0
    2025年08月02日
  • GOSICK GREEN

    Posted by ブクログ

    探偵社を始めたヴィクトリカと新聞記者になった久城が、新たな事件に挑む。それは、脱獄した伝説の銀行強盗KIDが、新たな銀行強盗を行うのを阻止するというものだ。セントラルパークの謎とあわせて、ヴィクトリカと久城の冒険が始まる。そして、この新たなGOSICK新大陸編は、このグリーンの巻で中断している。早く継ぎを書いてほしい。

    0
    2025年07月30日
  • GOSICK PINK

    Posted by ブクログ

    アメリカに来た翌日、ヴィクトリアと久城は新たな事件に巻き込まれる。がボクシングの試合が橋の上で興業されるのを前に、試合で戦う二人から依頼を受けたのだ。二人が仲違いをする原因になった、世界大戦でのクリスマスの出来事の謎を解いてほしいという。ヴィクトリアは見事に事件を解決し、二人は「グレイウルフ探偵社」を始めることにする。

    0
    2025年07月30日
  • GOSICK ──ゴシック──

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    友達におすすめされて読んだ本。
    シニカルなヴィクトリカと真面目な久城のやり取りが面白い!
    こういう男女の関係いいよなぁ!

    久城君、アブリルとヴィクトリカどっちなんだい!?

    0
    2025年07月26日
  • 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet

    Posted by ブクログ

    「生き残った子どもだけが大人になる。」

    オーディブルで聴いた。
    悲しい。子どもって不自由。

    ともひこは結構すき。
    海野藻屑がどうしても好きになれないって思ってたけど、終盤になるにつれて藻屑の明るさが苦しくなる。

    0
    2025年07月12日
  • 名探偵の有害性

    Posted by ブクログ

    謎解きしない名探偵の旅笑
    現代と絡めた名探偵の時代っていう設定が絶妙で面白かった!

    最後の真相とかミステリー感あって良きでした、、、!
    名探偵の有害性か、、、最初よくわからんかったこのタイトルが読み進めるうちにじわじわ真に迫ってきてなんか毒が効いてきた、、、!みたいな感じ笑

    いろんな登場人物がいて、むむむ、、、ってなることもあるけど、それを鳴くんが絶妙に癒してくれてる感あった笑

    0
    2025年07月08日
  • GOSICK ──ゴシック──

    Posted by ブクログ

    20年ぶりに再読。ヴィクトリカかわいいよ。
    ミステリーはレトロ(ポアロの時代)でイージー(古典的)。ティーンズ向けですが、ホラー(オカルト?)周りもレトロにまとめられ、そこも良い。

    0
    2025年07月02日
  • GOSICK BLUE

    Posted by ブクログ

    新大陸に渡ったヴィクトリアと久城の活躍を描く新シリーズの第2巻。ここでは、二人が新大陸に渡って最初に巻き込まれた事件が語られる。しかも、現地で人気の「ワンダーガール」というマンガとパラレルに物語は進むという工夫が凝らされている。ワンダーガールそっくりと新しいビルの落成記念パーティーに招かれたヴィクトリアと久城。しかし、会場には爆弾が仕掛けられていた。パニック映画のような舞台設定の中、ヴィクトリアの推理が冴え渡る。

    0
    2025年06月28日
  • 私の男

    Posted by ブクログ

    父親と娘の歪んだ愛♡血の繋がりが引き付け合うものがあるのかなぁ〜???共依存な関係であまりよいとは言えないけど、似た境遇で、お互いを慰め合って生きていたのね。結婚したあとが気になる…

    0
    2025年06月27日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    台湾と香港をテーマにした短編アンソロジー。
    東京の大久保や江戸川橋近辺など、ノスタルジックな雰囲気の街も登場する。
    ルーローハンや大根餅を調理する場面もあって、なんだかホッとする。
    日本と比べて異文化だけども、どこか懐かしさを感じる街に出かけて、
    思い出の人やペットとの巡り合いに期待しながら、ぶらついてみたい。
    ぶらついている間に、忘れかけていた思い出や過去の辛い体験が、
    人生の再発見に繋がる形で昇華されるのかもしれない。

    0
    2025年06月15日
  • GOSICK BLUE

    Posted by ブクログ

    ヒーローものみたいな作品。その中で少女が活躍し少年が補佐する立ち回り。コミックの内容と現実世界が同時並行に展開していく。
    ラスボスとの戦い(決着)が意外な終わり方をした。シリーズものなので他の作品とどう関連するのか楽しみです。星3つです。

    0
    2025年06月12日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    想像とは違い不思議なお話が多かったけど、
    桜庭一樹さんの「月下老人」
    島本理生さんの「停止する春」
    大島真寿美さんの「チャーチャンテン」
    が好みでした。

    「月下老人」は続きが気になる。

    0
    2025年06月08日
  • 名探偵の有害性

    Posted by ブクログ

    『名探偵コナン』のような、"名探偵”が日常に溶け込んでいる世界線。かつての名探偵と助手が、過去の推理を検証する旅に出る展開。事件が解決して名探偵が去ったあと当事者達はどうなったのか?そもそもあの推理は本当に間違ってなかったか?という、普通のミステリー物ではあまり触れない切り口は面白かった。でも、回想と現実の時間軸がごちゃごちゃしていて読み辛かったな…

    0
    2025年06月05日
  • 私の男

    Posted by ブクログ

    現代から過去に遡っていくので、登場人物が持っている想い、それに至る背景などを考えながら読めるので、面白かった。ただ、内容がセンシティブで、すべてが明らかにされるわけではなく、その先は各自の想像によるので、スッキリしない人もいるかと思う。

    0
    2025年06月02日
  • 傷痕

    Posted by ブクログ

    ポップスターである父親を持つ娘の傷痕。
    有名人ならではの苦悩があり時代に翻弄される。大切な娘の為に亡き父親に代わりに周りの家族が守っていく。死の真相をもう少し詳しく知りたいとは思いました。著者の作品は初めて読みましたが、抵抗なく読み進めることが出来ました。

    0
    2025年05月31日
  • GOSICK GREEN

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ヴィクトリカ、丸くなって……!

    てんやわんや感が戻ってきた懐かしさやら、新天地で楽しくやっているようで嬉しいやら……。
    最後にグレヴィールに手紙を書くヴィクトリカもかわいすぎます。

    0
    2025年05月26日
  • 名探偵の有害性

    Posted by ブクログ

    金田一少年も名探偵コナンも大好きで呼んでいたが、事件を解決した後の関わった人たちはどんな生活をおくっているんだろうと読みながら思った。

    0
    2025年05月24日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お久しぶりのGOSICK4巻。
    今作は学園内での事件だから野兎走りや人狼村とかと比べるとシチュエーションとしてはパッとせず印象は薄め。
    でも伝説の錬金術師リヴァイアサンの謎が解かれたりヴィクトリカがついに教室に来たりと色々と進展が感じられた。

    相も変わらず可愛いツンデレヴィクトリカに比べてやっぱりアブリルが本当に無理すぎる…‼︎
    封鎖されたドア無理矢理蹴破った挙句一弥のせいにするわ教室来たばかりのヴィクトリカにいの1番に悪口言うわスカート踏ん付けて転ばせるわ……それで「悪気はなくて」とか頭イカれてんのか(ー ー;)
    悪気なくそういうことできる方がサイコパスだよ…
    でもドア蹴破ったのアブリルだ

    0
    2025年05月23日
  • 道徳という名の少年

    Posted by ブクログ

    前半が小説、後半が著者インタビュー。

    美しい女性が4人の美しい娘を産んだ後に町を出てやがて戻って来る。戦争が始まると女性は太り狂って朽ちていく。娘たちは娼婦となり、末っ子の娘は美しい弟と結婚する。歌い手の美少年は人気者となるが、その手に抱くのはプラスチック玩具。
    美しい人が朽ちたり欠陥を持っていたりして、エロさと退廃さの連鎖がいい。

    インタビューもまたいい。
    ラノベを原点として少女を描き続け、また故郷の鳥取を何度も小説の舞台とした背景などが語られていて、ファンには興味深い内容。

    0
    2025年05月21日
  • 読まれる覚悟

    Posted by ブクログ

    小説家の桜庭一樹さんが、小説を書くことによって作家の身の回りに起こる変化、そして、読者、批評家、ファンダム等まわりとの関わりについて一章ずつ丁寧に解説及び意見を述べた本。

    僕は『わたしの男』から桜庭作品に入ったので、桜庭一樹さんは重厚な作家のイメージだが、デビュー当初の売れなかった頃(出版されても何も起こらなかったそうだ)やラノベが主だった時代(『Gosick』は後追いで読みました)を扱った1章は面白い。作家ってどうやって認知され売れ始めるんでしょうね。

    また、読者やファンダムとの関わりを誠実・丁寧に語る2章、4章も面白いのだが、最も考えさせられるのは書評家・批評家との関係や力関係、役割や

    0
    2025年05月08日