桜庭一樹のレビュー一覧

  • 少女七竈と七人の可愛そうな大人

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    ネタバレ

    美しく生まれた七竃と雪風の話。
    最後の七竃と雪風の名前を呼び合うシーンが切なくて綺麗だった。
    忘れた頃に読み返したい

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    2024年11月01日
  • いつか、アジアの街角で

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    アジアというか東南アジア大好きな私にとって、なんとなくふわっと面白い短編集でした。

    一番好きだったのは、「月下老人」

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    2024年10月23日
  • いつか、アジアの街角で

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    私も同じ経験をしているので、「停止する春」は当時の事を思い出すと同時にあれから月日が流れて今居る自分の居場所、気持ちも含めて共感出来るものがあった。

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    2024年10月07日
  • 名探偵の有害性

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    おじさん・おばさんになったライトノベル版回顧録!?
    装丁がかわいすぎるので、50歳の物語には思えない(笑)

    年齢と時代のギャップをベースに、流れは探偵回顧録なんだけど、ありそうでなさそうなテーマということでいえば新しい。

    就職氷河期の年代には響くものがあるんだろうな。
    あいにくちょっと世代が違う・・・
    とはいえ、昔と今のギャップをうまく最後はまとめた感じですかね。

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    2024年10月06日
  • いつか、アジアの街角で

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    表紙のイメージからてっきり「食べ物」「旅」のアンソロジーかと勘違い。実際は台湾や香港を感じられるアンソロジーでした。

    特に好きだったのは、
    「隣に座るという運命について」 
    幽霊疑惑のエイフクさんとのクスリとなるエピソードが好きでした。大学生が描かれており、懐かしい気持ちにもなりました。

    「チャーチャンテン」 
    初読みの作家さん。何だか“縁”を思わせるストーリーも、作品に漂うごちゃごちゃしてるけど安心感のある雰囲気も、とても心地よくて好みでした。

    「停止する春」 
    「あぁ、これは…」。心が痛むのに読まずにいられない。言葉が自分のなかに爪痕を残していくような妙にあとを引く感じ。島本さ

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    2024年09月26日
  • 彼女が言わなかったすべてのこと

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    先日、大学の同級生だった中川君と偶然再会した。彼と私は、どうやら別の東京を生きている。向こうの世界では世界規模の感染症が広がり…。切なくもすがすがしい、パラレルフィクション。

    パラレルワールドといえば村上春樹が思い浮かぶけれど、桜庭一樹の描くそれはずいぶん趣が違った。コロナのある世界とない世界など、現実の事柄が多く散りばめられて、3年前のエッセイ「東京ディストピア日記」を小説化した感じ。物語は途中の盛り上がりもなく淡々と進み、ラストもやや拍子抜けだった。
    (C)

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    2024年09月23日
  • いつか、アジアの街角で

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    星3.5
    有名女性作家たちが書いたアジアを舞台にしたアンソロジー、と思ったら実際アジアに行った話は角田光代さんのだけだった。アンソロジーのいいところは、普段手に取ることのないようなジャンルの物語を読めること。この中にも、私がいつもは読まないような不思議な話がいくつかあった。
    角田さんの話に出てくる迪化街は去年ぶらぶらして歩いたので、不思議な話でもどこか納得してしまった。また、私は猫にあまり興味がないのだが、角田さんの猫の描写はくすっと笑ってしまった。
    表紙のマンゴーかき氷の絵が好き。

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    2024年09月18日
  • ブルースカイ

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    3つの世界と1人の少女のお話。

    作者さんのお名前は存じていたけれども作品を読んだことがなかったので手に取ってみました。

    逃げ惑うセーラー服の少女がブルースカイと呼ばれる理由が一番スッキリした点。
    他は世界ごとにちらほらと謎が残ります。でももやもやはしないかな。「余地がある」がしっくりきます。

    魔女狩りの話は本当に苦手。
    他人のための無意味な暴力。

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    2024年08月29日
  • いつか、アジアの街角で

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    暑い夏の小旅行のお供にと手にした文庫。
    台湾多めのアンソロジーで、待ち時間にちょこちょこと読むのに丁度よかった。

    台湾には若い頃訪れたことがあるけれど
    桜庭一樹さんも角田光代さんも描いていた「月下老人」は聞いたことがなかった。
    角田光代さんの猫をモチーフにした輪廻にまつわる短編が、ぼんやりとした結末にも関わらずグッときた。(やっぱり角田さんといえば猫ですね…)
    私自身に前世の記憶はないけれど、私の姉もひょんなことから前世の記憶が蘇ったという。
    角田光代さんの前世の記憶が気になる…

    前世の記憶はないけれど、私も生まれ変わったら出逢うべき人に出逢えるようにいつか月下老人にお参りに行きたい。

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    2024年08月11日
  • 彼女が言わなかったすべてのこと

    購入済み

    感じ方は様々

    パラレルワールドがあり、向こうの世界ではコロナのパンデミックが起こっている。しかしこちらは通常通りという設定。こちら側にいる主人公の波間の視点で話が進む。だから、あの時のことを客観的に思い出す。学校が全て休みになったが、あの対応でよかったのか?コロナ禍があったから、今はやりやすいこともある。などなど。10年後に読み直すと、どんな感想を持つのか?興味がある。

    #深い

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    2024年08月06日
  • いつか、アジアの街角で

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    台湾多めのアジアの話、6篇。

    ズバリその国に出かけて行ったり、その国の人との交流だったり、ただ出てくる食べ物がアジアのものなだけだったり、と、アジア度はそれぞれなれど、どれも体温の通ったあったかいお話でした。

    「停止する春」「チャーチャンテン」の2篇がおすすめ。

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    2024年08月03日
  • いつか、アジアの街角で

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    旅にでたーい!アジアー!
    この暑い夏、暑い国に旅行したい!旅気分を味わいたくて手に取った。6人の作家の短編集なのでお得♪

    ○印象的だったもの
    「隣に座るという運命について」中島京子
    日本で感じる台湾。ちょうど電車の中で読んでいたので、隣に座っている人を意識してしまった。

    「チャーチャンテン」大島真寿美
    香港迷の奈美子と香港からやってきたケリーのやりとりに、あるあるとニヤニヤしてしまった。
    ケリーが香港で活動していたこと、そのことをきっかけに家族と距離ができてしまったこと、香港をでて日本で暮らしていること、こんなふうな気持ちで暮らしている若者が今どこかにいるかとおもうと悲しくなってしまう。彼

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    2024年08月02日
  • いつか、アジアの街角で

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    特に好きな作品の感想を。

    ・桜庭一樹「月下老人」
    大好きなバディもの。
    状況も空気も雑多でごっちゃ混ぜな感じが楽しい。

    ・島本理生「停止する春」
    ぐったり元気が出ないとき、自分で自分を励ます方法を知っているだろうかと考えた。
    それでも何ともならないときは思い切って人に寄っかかる思い切りの良さも必要なのだと知れた。

    ・大島真寿美「チャーチャンテン」
    年の離れた友達、文化の違う友達、距離が縮まるには時間がかかりそうだけれどだからこそ深く分かち合えるものがあるのかもしれない。
    ふたりの空気感がとても尊いもので壊れないよう遠くでそっと見ていたいと思った。

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    2024年07月30日
  • 彼女が言わなかったすべてのこと

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    SFの要素がメインかと思いましたが、病とともに暮らす日常が淡々と描かれていました。誰もが感動するようなドラマはないですが、病と向き合う中で揺れ動く心情が繊細に表現されているところがすきでした。

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    2024年07月22日
  • いつか、アジアの街角で

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    装丁に惹かれて気になって読んだ、
    アジアにまつわるアンソロジー作品。

    ─ 隣に座るって、運命よ。

    わたしも香港に行ったとき入ったお店で、たまたま隣に座っていたお姉さんに声をかけられたなぁ、なんて思い出してみたり。

    香港で食べたあのココナッツアイスの味が今でも忘れられなかったり。

    旅先でも、本でも、出会いは大事。

    各作家さんの個性もみられる、繊細でどこか懐かしく感じる素敵な作品だった。

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    2024年07月10日
  • 彼女が言わなかったすべてのこと

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    パラレルワールド世界で、癌を患った女性の日常を淡々とモノローグや日記のように描いている。LINEとか現代のコミュニケーションの取り方があるなか、様々な人や出来事が、風景のように現れては流れ行く。パラレルワールドとの関係性が発展していくかと思いきや、日常のなかの風景に取り込まれていき、覚えておく日常の記憶の一つとしてあるように描かれていた。コロナをあっちの世界にしたのは、コロナ禍の閉ざされた中でLINEとかzoomでしか繋がれなかった状況と似てて、実際コロナ禍は、パラレルワールドみたいだったなと思った。

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    2024年07月09日
  • 無花果とムーン

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    主人公となる18歳の「月夜」は、紫の瞳に狼のような犬歯を持つちょっと変わった少女。
    彼女は前嶋家に幼女として迎えられたもらわれっ子だった。
    優しい教師の父親、8歳年上の兄貴、そして大好きな一つ年上のお兄ちゃんこと「奈落」との4人家族。
    何故か母親は存在しない。

    物語の冒頭は、大好きだったお兄ちゃんこと「奈落」の葬式の場だ。
    「月夜」の悲しみは深く、周囲の者たちも対処に困り果ててしまう程だ。
    「月夜」が深く落ち込む理由は、コンビニの駐車場で一緒にアイスを食べていた「奈落」が、「月夜」の目の前で急死したことにあった。
    「月夜」は、「奈落」が死んだのは自分のせいだと思い込む。
    葬儀が済んんだ後、家

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    2024年07月05日
  • GOSICK GREEN

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    本巻も桜庭一樹氏らしく、GOSICKシリーズらしく、スムーズに読みやすい。読みやすい? 昔、彼女の作品を本棚に並べていくのが楽しく読み漁っていたが、このシリーズは何度同じような表現(ヴィクトリカを可愛くフワフワなように・久城一弥の漆黒の可愛らしくも生真面目な性格を伝える言葉回し)と思っていたが、いつの間にか月日が流れ、むしろこのフワフワでキリッとした台詞回しこそが、この世界観の語りであり、安心できるのだなと一周回って好きになっていた。
    本書の内容は戦争が終えて引っ越してきたばかりの久城とヴィクトリカの新たな生活スタートの様子と、摩訶不思議な建築家の残したおかしな家へ椅子を貰いに行くと…? そこ

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    2024年05月30日
  • 推定少女

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    古本屋で購入⑻

    不思議な女の子がずっと正体不明のままなところが良かった。
    よくわからないし、友達でいた年数は全然浅いし、考えていることは全くわからないけれど、なぜか心は繋がっていて絆が確立されている関係性が、不思議で尊くて、子供ならではの関係性だと思った。

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    2025年11月18日
  • GOSICK PINK

    ネタバレ

    タイムループ

    著者が完全に疲れ果てていることは明らかです。
    著者が読者に伝えられるのは次のことだけだった。
    1. スラブ諸国の領土はなく(作者はすべてを奪いました)、スラブ諸国の言語の抑圧、スラブ諸国の文化はありません。作者は意図的にこれらすべてを小説の世界の表面から消去しました。スラブ人のすべての領土は他の州に譲渡されました。
    2. 喫煙ロリ女王様処女(恋人を長年圧政している)たとえ彼らの周りに黙示録があり、何百万人もの人々が目の前で死に、世界は地獄に陥り、本は二桁に進み、彼らの愛の関係は前進しているとしても
    最大でも手を繋ぐレベルまで。
    3. 主人公の視界の範囲内にある、話すことができる生きているもの

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    2024年05月20日