あらすじ
新大陸に到着した早々、難事件を次々解決したヴィクトリカと一弥。開業したグレイウルフ探偵社には依頼人が殺到。伝説の銀行強盗が脱獄したというが……? 奇跡の名コンビが、またもN.Y.中を巻きこむ大活躍!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
謎解きはともかく、話筋が面白かった。
カラーシリーズで一番かも。
依頼者との関係
ニコとの関係
少しずつ少しずつ移り変わっていく描写がとてもいい
でも個人的にはヴィクトリカはもうすこし人見知りなかんじで
九城はもうすこし利発なかんじなイメージがよいですね。
そしてそして
うわ~ここで終わりかっ!
続きは~?
Posted by ブクログ
ヴィクトリカが久城好きなのがどんどん伝わってくる
こんなに感情表現するようになったんだなぁ
最後、グレヴェールに手紙を書いていて、次の物語から登場するみたいで楽しみ!!
Posted by ブクログ
「GOSICK GREEN」
新大陸に到着した早々、難事件を次々解決したヴィクトリカと久城。開業したグレイウルフ探偵社には依頼人が殺到。伝説の銀行強盗が脱獄したというが?奇跡の名コンビが、またもN.Y.中を巻きこむ大活躍?
新大陸に到着し、新居は決まったが、家具がない。人の好い管理人から、家具を譲ってくれる未亡人を教えて貰ったヴィクトリカと久城。しかし、未亡人の住む家は奇怪な仕掛けが施されていたカラクリハウスだった。その未亡人は、アーサーキング別名ドルイドという建築家の妻で、彼の夫は、様々な建築物を手掛けていたのだった。一方で、伝説の銀行強盗が脱走したと報道され、ヴィクトリカの下に、ある依頼人がやってくる。
新居が決まった翌日の話であるので、時系列ではPINK→GREENの様。メイントピックは、銀行強盗との対決とドルイドが隠した地図探し。新シリーズでは、ミステリテイストは薄めな感じがしていたが、今回は前シリーズに近いテイストになっている気がしました。
新シリーズになってからはミステリよりも一層、ヴィクトリカと久城の関係性や”今後どうやってアメリカで生きていくのか”に焦点が当たっているストーリーになっていると感じていますが、今回は、ミステリも推理テイストだし、次から次に起きる展開もある。稀代の大強盗・KIDの監獄脱出からの銀行再襲撃予告という大きなイベントに、KIDの見えぬ仲間たちが絡む久方ぶりのミステリー感。そこに、キャラクターの濃いメンツが其々の個性を発揮する。特に、KIDの仲間達は、非常に強力。そして、最後の地図探しに至る流れもGOODでした。
それに加えて、ヴィクトリカも良く笑う。そして泣きもする。非常に良い。しかし、九城も自分発信のヴィクトリカを思う気持ちには照れるくせに、ヴィクトリカが発信するものには全然気づかない。更に、九城がデイリーロード社で組むニコとの関係性が変わっていく点もポイント。最初は、九城を相棒と認めない仕草ばかりが目立つが、徐々に久城を信頼していく。久城も粗暴なニコの態度に珍しく憤怒していたけど、最終的には相棒が自転車からニコに変わっていく。この点も微笑ましい。
推理テイストなミステリー感、次から次へと起きる展開、そして人間関係の変化+ヴィクトリカの笑み。多くの要素が詰まった久方ぶりの良いGOSICK感だ。この感じが続いてほしい。
しかし、キャラクターの良いロバート・ウルフ(呼称トロル)は、もっとストーリーに絡んでくると思ったけど、今のところおとなしい。自動車王だけに今後、非常に使い勝手が良いと思えるが、果たして次巻では主役級として出て来てくれるのだろうか。後、グレヴィール・ド・ブロワ。こんな感じにいつの間になったのだ。これもいつか描かれてほしい所だ。
Posted by ブクログ
今回もドキドキ、ハラハラ、ワクワクが止まらない!(^o^)でも新大陸に渡ってから、数日で事件に巻き込まれ過ぎ‼(^^;)どんどん人間らしくなるグレイウルフ♪最後の手紙はちょっと泣けた(--、)兄のグレヴィールも次回登場するのかな?
Posted by ブクログ
REDが刊行されてから毎年でるシリーズ、次は何色になるのか楽しみに過ごしてて、今年はgreen!
新キャラのレギュラーメンバー(?)が段々決まってきていてとても楽しい!
&最後の章を読んだら次の日にでも次巻が出ないかソワソワし出すこと間違い無し( ✧Д✧)
Posted by ブクログ
読んでいるときはその出来事が何を意味しているのかわからない文章であっても、最後まで読むと一つ残らず繋がって、見事解決!
その爽快感がたまりません。
今回は特にスッキリしました。
Posted by ブクログ
脱獄した伝説の銀行強盗KIDを追って、セントラルパークを探険。色々な事件がひとつにまとまって、相変わらず人がガヤガヤ騒がしくて、すごく面白かった。お札の語りもユニーク。そしてついにあの人登場!GOSICKといえばこの人がいないとね!って感じ。また来年続きが出るのかな? ますます楽しみになってきましたー。
Posted by ブクログ
「RED」、「BLUE」、「PINK」、「GREEN」と回を重ねるごとに人間らしくなっていくヴィクトリカのたまに見せる恥じらいが可愛らしい。最後、兄グレヴェールの登場と彼の言葉に感動した。次巻が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
新シリーズも4作目。今回は昔新大陸を騒がせた怪盗一味の首領が脱獄して連邦準備銀行強盗を企てる話の筋。「新大陸編」になってから時間が戻ったり進んだりしているので、久し振りに読んで少し混乱したが、久々にヴィクトリカ達の活躍が見れて面白かった。旧大陸でのしがらみもなくなり、ヴィクトリカ達は今後ニューヨークの地でどんな活躍をしていくのだろう。次も楽しみである。
Posted by ブクログ
今回も出て来たパーツは全部回収してくれました。
つくづく風呂敷を畳むのが上手な作家さん。
ヴィクトリカが随分丸くなったきたあたり、物語の長さも現してる。
最後の章にジワっと来るものが。
Posted by ブクログ
ヴィクトリカが人らしい優しい心を取り戻していく
ずっと自分が人間らしくあることに反抗してたのに
新大陸に着いたからヴィクトリカも新しい道を進もうとしてるんだな
兄は次巻に出てくるのかなぁ
一樹はどんな世界を想像して描いてるのだろう
一樹の世界でゴシックを見てみたいな
Posted by ブクログ
耽読中。そもそもラノベ文庫から始まった作品に何を期待して読まれているのか疑問。単行本になるとライトノベルからミステリに格上げするとでも?なんて事はともかくゴシックシリーズは面白い。
Posted by ブクログ
今回は不思議な建築物にお札に強盗団の話が上手くまとまっていました☆
お札の気持ちも書かれていて、不思議な気分になりましたが・・A^^;)
次回は、ヴィクトリカと兄クレヴィールの再会かな?と今から楽しみです♪
Posted by ブクログ
あああ、もう!ヴィクトリカと久城のツンデレコンビっぷりったら!!♡♡♡
子供たちの事件解決は小手調べ程度なのかと思ってたら、ちゃんとあとの事件解決に繋がってるのねぇ、と感心する。
読み終わったら、もっとツンデレっぷりを堪能したくなっちゃったので、コミック読み返しちゃお~っと!www
Posted by ブクログ
お札の合間繋ぎが面白い♪相変わらずのラノベっぽい文体。桜庭さんは引き出しが多いなぁ。フリルと甘いものに囲まれて、そしてヴィクトリカが流す涙は久城くんのために。善意を語る自分に戸惑うヴィクトリカはきっと、やっと人としての心を取り戻しつつあるのだと思いたい。アパートを見つけ、ニコと出会い、そして探偵社のお仕事開始。時代に翻弄されたKIDは可哀想だけど…罪は罪。最後の看守とのやりとりはほっこり。ラスト、グレヴィールへ手紙を書くシーンや受け取ったグレヴィールの喜びは感動的でした。次も楽しみです♪
Posted by ブクログ
毎回言ってるけどヴィクトリカかわいいよ~~。暗い影が落ちていても、GOSICKの旧大陸編の荘厳さというか、不気味だけど綺麗なかんじすごく好きだったので新大陸編の雑多なかんじなかなか慣れませんでしたが、やっと慣れてきたかも。ヴィクトリカがソヴュールにいたときのように遠巻きにされるのではなく、ごちゃごちゃに巻き込まれるかんじ、初めてのいろいろに体当たりしていくかんじ、すごくかわいい。依頼人を心配したり、申し訳なさそうにしたりする姿のいじらしさといったら…!
ヴィクトリカをかわいいと思うと同時に、ヴィクトリカの気持ちになって、九城がいれば安心って思う気持ちもよくわかる。
本編の最後、わたしの大好きなあの人が出てきたので、次もますます楽しみです。
Posted by ブクログ
探偵社を始めたヴィクトリカと新聞記者になった久城が、新たな事件に挑む。それは、脱獄した伝説の銀行強盗KIDが、新たな銀行強盗を行うのを阻止するというものだ。セントラルパークの謎とあわせて、ヴィクトリカと久城の冒険が始まる。そして、この新たなGOSICK新大陸編は、このグリーンの巻で中断している。早く継ぎを書いてほしい。
Posted by ブクログ
ヴィクトリカ、丸くなって……!
てんやわんや感が戻ってきた懐かしさやら、新天地で楽しくやっているようで嬉しいやら……。
最後にグレヴィールに手紙を書くヴィクトリカもかわいすぎます。
Posted by ブクログ
本巻も桜庭一樹氏らしく、GOSICKシリーズらしく、スムーズに読みやすい。読みやすい? 昔、彼女の作品を本棚に並べていくのが楽しく読み漁っていたが、このシリーズは何度同じような表現(ヴィクトリカを可愛くフワフワなように・久城一弥の漆黒の可愛らしくも生真面目な性格を伝える言葉回し)と思っていたが、いつの間にか月日が流れ、むしろこのフワフワでキリッとした台詞回しこそが、この世界観の語りであり、安心できるのだなと一周回って好きになっていた。
本書の内容は戦争が終えて引っ越してきたばかりの久城とヴィクトリカの新たな生活スタートの様子と、摩訶不思議な建築家の残したおかしな家へ椅子を貰いに行くと…? そこからはいつものGOSICKのトーンでミステリが読める。
Posted by ブクログ
ヴィクトリカ、グレイウルフ探偵事務所開業。
ニューヨークで銀行強盗がさかんだったのは、数十年前。その主犯格KIDが刑務所から釈放された。もう老人なはず。
元気すぎな老女の同窓会。暗躍する孤児院の子たち。
あいかわらず、ヤク中で苦しむヴィクトリカ。老人にポプリをもらう。ポプリを嗅ぐとどうやら効くらしい。
銀行強盗、もちろん未然に防ぐ。
ヴィクトリカが今回手に入れたのはポプリ。
クレヴィールへ手紙を書く。容姿端麗を武器にヨーロッパで俳優してるクレヴィール。それを受け取った彼は、ニューヨーク行きを決意する。
クレヴィールの人気競演俳優がヴィクトリカのもとに。退屈だから引き受けるよ、とヴィクトリカ。
・・・続編!期待!
Posted by ブクログ
渡米三日目、依頼に押し切られるように開業したヴィクトリカと、空から紙幣をばら蒔き犠牲も多かった伝説の銀行強盗KIDと仲間たち。今回に限らず著者ならもっと凝縮出来そうな気がするんだけどなあ。微妙に変わった気がする「である」口調も言語の違い?と思いつつ未だ若干慣れない。妹の消息を喜ぶグレヴィールが可愛い。
Posted by ブクログ
題名色予想から気になっていた!なるほどお札の色、そしてセントラルパークの色か。予想外れたけど、納得出来た。
お札たちの断篇がそれぞれ個性あっておもしろい。そういう風に見えてるのかも。
そして何よりもヴィクトリカと一弥の仲の良さ。ニコとの初めての仕事っていうのもあり、なんかREDのラスト思い出したら余計切なくなるじゃないですか。階段を登るところで、旧大陸の頃の2人の話をするのが印象的。特に、ヴィクトリカが一弥の足音を待ってたっていうのが。いつも階段で登ってたもんね。
Posted by ブクログ
アメリカ大陸に渡ってからまだ一週間も経ってないんじゃない? なのに事件に巻き込まれ過ぎ。二人に安穏とした生活は無理なのか? もっと健やかで穏やかな時間を楽しむ二人が見たいけど、それだとタイクツだとヴィクトリカが騒ぎそうだし無理か。
何にしても、せっかくヴィクトリカがデレてるんだから、一弥は少しは気付けよ!! この朴念仁が!!!