桜庭一樹のレビュー一覧

  • 傷痕

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    14/6/22

    キングオブポップ/マイケルジャクソンをモチーフにしたお話。
    「モチーフにした」だけどあまりマイケルジャクソンに詳しくない私にはドキュメンタリーのように感じた。
    そして途中からマイケルジャクソンの曲が聴きたくて聴きたくてたまらなくなって何度も本を閉じて音楽を聴いてしまいました。
    今更ファンになったよ。それほど魅力的に描いてあった。
    せっかく一緒に生きている時間があったのに勿体無かったな、もっと彼が生きている間に彼のこと知りたかったなー。

    桜庭一樹作品としては少し物足りなく思ったけど。
    キングオブポップに性的虐待されたとされる復讐という名の少女の描き方はとっても桜庭一樹らしかっ

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    2014年06月22日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

    Posted by 読むコレ

    初巻からミステリともファンタジーとも微妙な年代設定だなと感じながら読んでいましたが、本書でやっとその理由が明かされスッキリ。
    史実の時代背景を多く利用した舞台設定となっていますが、その史実部分を思ったよりも丁寧に物語に絡めていると感じられる部分が有り好感でした。
    また肝心なミステリ部分も、途中まで焦点がぼやけて分かり辛い、トリックが同じものを使ったケイゾクの方がリアルという難点はあったものの、無理に技巧に走らず時代背景をうまく利用した落とし方はすんなりと受け入れる事が出来こちらも好感。
    予想を上回る一作でした。

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    2014年06月14日
  • GOSICKs ─ゴシックエス・春来たる死神─(ビーンズ文庫)

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    ネタバレ

    本編より前の話を書いた短編集でした。それぞれの出会いが描かれていて興味深かったです。ミステリー要素は本当に軽くさくさく読めて、どちらかというと、登場人物たちの関係の始まりをかいた人物メインの本だと思います。

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    2014年05月27日
  • GOSICK IV ──ゴシック・愚者を代弁せよ──

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    ネタバレ

    事件の謎解きもさることながら、登場人物たちについても明らかになってきた巻でした。主人公たちが通っている学校にはまだまだ秘密がありそうで先が楽しみな感じです。今回のなぞも歴史が絡んでおり楽しめました。人間関係においては・・・久城くんは無神経だなと思わずにはいられませんでした。少しはアヴリルのことも考えてほしいなー、て思わなくもなかったです。

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    2014年05月18日
  • 推定少女

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    読んでる途中から
    どうしてこんな話を大人が書けるんだろう、という素朴すぎる疑問が生まれてしまった。
    ってくらい、この話は完全に子ども目線。子どもの見てる世界、考えてる頭の中。
    頭の固ーいおじさんがこの話を読んだら、子どもは何を言ってるんだ!くだらん!なんて言い放つんじゃないかなーレベル。笑

    今の悩みに埋れていると、昔悩んでたことなんてちっぽけに思えてくる。その時だって、それなりに全力で悩んでたはずなのにね。
    子どもの世界は狭い。でも、狭いなりに自分の目で見てる世界にどうにかこうにかして、自分の生きている証を見つけようとしていたんだと思う。大人の言ってることだけを信じてすくすく育ってきましたー

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    2018年12月18日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    猟師の娘の浜路は、江戸にいる兄の道節のもとに身を寄せ、彼とともに、最近江戸に出没している「伏」と呼ばれる犬人の賞金稼ぎとなります。

    山で暮らしていた浜路は、獣の匂いを敏感に察知し、さっそく一匹の伏を仕留めることに成功します。そんな彼女の活躍を聞きつけた、曲亭馬琴の息子の滝沢冥土は、あることないこと織り交ぜて、浜路のことを新聞記事にして江戸中に知らせます。そのことを知った浜路は、文句を言うために冥土のもとを訪れますが、そこで彼が執筆中の、伏が生まれた顛末を記した読本『贋作・里見八犬伝』のことを知ります。

    『贋作・里見八犬伝』は、美しく強い里見城の姫君・伏姫と、弟の鈍色、そして伏姫の愛犬・八房

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    2014年05月12日
  • ばらばら死体の夜

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    ネタバレ

    消費者金融のアリジゴクにはまりあがく男女の様子を描いた作品。
    そこにひろがる暗さ、無気力さにせつなくなりました。

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    2014年05月06日
  • ばらばら死体の夜

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    多重債務とばらばら死体の話。

    久々に読んだ桜庭さん。
    湿ってて暗くて重たい。

    何にせよ借金は恐ろしい。
    若い頃無知ゆえローンを組まされたことを思い出した。

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    2014年04月26日
  • ばらばら死体の夜

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    最初に殺人の現場から始まり、どちらが加害者か被害者か分からないまま話が進みます。
    どちらも借金にまみれ、現実の世界でうまく生きられない、似たもの同士の2人です。
    結局美奈代が解に殺されるのですが、罰せられることもなく生きていくという終わり方。
    何かを読み取るべき?すっきりしない感じで読み終わりました。

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    2014年04月23日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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     これはさすがに……。
     物語としてはよく収まっていて、その意味でこの上下巻はあくまでエピローグなのだと見ることが出来る。ミステリーとしての要素は限りなく薄くなり、それぞれの行き道を描いた物語、なのである。
     彼らの結末にはひとまず安堵するところであるが、しかし、さすがに思ってしまう。すなわち「これはありなのか?」と。
     誰もが、二つ目の嵐がなんであるかわかっていたのだし、その終末というと二人の年齢は……と指折り数えたところだろうが、その予想を裏切る展開を組んでいる。が、それはあまり、フェアに感じられなかった。
     だから、物語としては楽しんだが、その点に疑問が残った結末だった。この二つ目の嵐の

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    2014年04月22日
  • GOSICKs ──ゴシックエス・春来たる死神──

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    桜庭氏の描く女の子たちはどうしてこうも切なく、自分だけの価値観、世界観を手ずから創り上げ、それがちょっぴりいびつなものであろうとも、決して揺らぐことなく信じ続ける。そのあまりの心の清潔さ、透明感がイイね!

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    2014年04月22日
  • ばらばら死体の夜

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    ネタバレ

    ステキタイトル選手権が開かれれば上位にくるはず。
    しかし内容は。……。

    カネの問題に切り込む、という姿勢のためか。
    ともかく徹頭徹尾カネ、カネ、カネの話ばかり皆が皆している。
    さらには多重債務に陥ったときの対処法までレクチャーしてくれたりして。
    一体、こんなに日々カネの話ばかりする?

    謎な女がいて、謎な生き方をしている。
    その裏側にはセオリー通りのカネ絡みの平々凡々な失墜のお話があるばかり。
    うーん。その月並みさが狙いなのか。
    サイコパスっぽい男や、犯されながらもマニキュアの乾き具合の心配をする序盤が素晴らしかっただけに。

    ただし一点、最後の最後にぞっとする場面があって、そこは素敵だった

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    2014年04月10日
  • 伏 贋作・里見八犬伝

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    里見八犬伝となれば、もっと怨、恨、おどろおどろしいという先入観があったが、主人公の娘猟師の浜路のあっけらかんとした性格が、生臭さを薄めていて、淡い恋心あり、旅あり、エンターテーメントだなぁ。
      同一作家の「私の男」とのギャップが大きくて、それも面白い。
     

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    2014年04月06日
  • ファミリーポートレイト

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    事前情報0で読み始めたので、どういう話なのか
    物語の幹が掴みきれないまま読み進めていったのだけど
    この本に関してはそれがけっこう辛かった。

    女性の方がこういう話を肌感覚で理解できるのかもしれないけど
    正直自分には評価不能としか言い様が無い本だった。

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    2014年04月01日
  • 道徳という名の少年

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    本編は移動中に読み終わる位なので、ちょっとした暇には持って来い。

    母から、娘へ、
    娘から娘へ、
    父から息子へ、と
    物語が続いて行く。

    ファンタジーの世界のようで、やはり哀しい。桜庭さんの世界だなーと。

    その後インタビューになるが、桜庭さんの世界感を少し理解できるような…。
    桜庭さんが影響を受けたものが、自分の知っているものだったりして、色々と想いを馳せた。

    個人的に”あのはな”が出て来たのは感激でした。(笑)桜庭さんの作品を読みたくなるインタビューでした。

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    2014年03月03日
  • ファミリーポートレイト

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    主人公の名前が「駒子」ってことで、私と同じ名前なので読まなきゃ!って感じで読みました。
    前半は駒子が母「眞子」の子分として(「まこ」の子供だから「こまこ」なんだって! なんだなんだ?!)育っていく様子でした。
    母は殺人を犯してしまい、二人で逃げてたどりついた村で生活し、また追っ手が迫ってきたら逃げて…という日々で。
    前半はかなりドキドキしました。
    おぞましい雰囲気のシーンも多くて、えーーーん、最近こういう感じの本ばかり読んでいるーー!と思いましたが。

    そして後半は「まこ」の子分ではなくなった後、つまり少女時代から大人になった駒子の物語でした。
    しかし、後半はわりとありふれた人生で、とにかく長

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    2014年02月18日
  • GOSICKs II ──ゴシックエス・夏から遠ざかる列車──

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    アニメでも少しだけ描かれた九条とヴィクトリカの一夏を描いた連作短編集。

    お話としては吉良さんがイケメンな「怪人の夏」とグレヴィールのジャクリーヌへの想いが描かれた「初恋」が良かったなと。

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    2014年02月18日
  • 少年になり、本を買うのだ

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    読書と共に綴られるエッセイ。こんな作者なんだろうな、という期待を全くもって裏切らない。たくさん読みたい本が出てきたので、次に読む本に困ったら此処に依拠しようかな。圧倒的読書量には見てるこっちがくらくらしそうだけど……。

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    2014年02月13日
  • GOSICKs IV ──ゴシックエス・冬のサクリファイス──

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    キャラクター同士の関係が深まってて、それでいて裂かれる予感が出てて、切なくももえる。久城が毒味役「いたね」って答えるとこ、すきだわ…!いよいよラスト、って感じさせる終わり方でした。早く次の上下巻読みたいけど、読み終わるのが勿体無くもある。

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    2014年02月11日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    ちゃんと再会できて、よかった。
    指輪やペンダントを失うこともとてもリアリティがあったし、すべてをご都合主義みたいにしないところも誠実さを感じた。

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    2014年02月06日