村上春樹のレビュー一覧

  • 1973年のピンボール

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    再読。
    主人公達と同じ年齢になって読むと、虚しさとか哀しさを理解できた。
    通過していくだけのような人生に苦しくなる年齢なのかもしれない。

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    2026年07月27日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    無意識下への探求イコール存在意義の探求。歴史的出来事は今を生きる日本人としてのわたしの中にもしっかりと根を張り、今ここに存在しする。自分自身を深く掘り下げてみたくなった。人はそれぞれの物語の中に生きている。どこまでも閉じない物語。

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    2026年07月27日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    一文いちぶんが愛おしい。ストーリー展開は作者らしい進行を示している。
    ある新聞の書評にあったような、ストーリーの構成を追うのが楽しみ方ではないと思う。
    突拍子もないストーリーを通して、作品が醸し出すアトモスフィーを楽しむのが、この作品の味わい方だと思います。

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    2026年07月26日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    今作は個人的には非常に読みやすく面白い作品でページを捲る手が止まりませんでした。
    現実と非現実(現実と夢)、自分自身の中でも物語の世界があるように思えて余計に引き込まれました。だからこそ、何か考えさせられ、大いに共感出来たように思います。

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    2026年07月26日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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     わたしには、こう感じました。
     現実世界を描いているようでいて、登場人物も含めてすべて非現実の世界を描いている作品。村上春樹さんのアタマの中のできごとであると。

     夏帆に対して、ある言葉を言い放つ男性。それを受けて、ありくいをイメージする夏帆。
     冒頭から、わたしには、そこは現実世界を乖離して上滑りするイメージの世界だと映りました。つまり、「こんな人たちは居ないよ」と。(ものすごく違和感を持ちました。。。)

     (わたしが現実だと思っている)世界と並行している(かもしれない)パラレルワールド。そんな世界を見せられている気がしました。
     それが村上春樹さんが意図して描く世界。ムラカミ・ワール

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    2026年07月26日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    私のベスト・オブ・村上春樹を更新しました。
    非常に読みやすく平易な文体にもかかわらず、その根っこはあまりに複雑で、今でも「あれはどういうことただったのか」と考え続けてます。
    私が夏帆と同じく浦和生まれで、母に対して複雑な感情を抱いているから、というところも大だとは思うけれど。

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    2026年07月25日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    村上春樹の女性主人公ってどんなもんかなって思ったんですけど、面白かったです。なお「やれやれ」はない。

    主人公は絵本作家なんですが、自分の経験した少し不思議な出来事を絵本として昇華していく形が心地いい。一番最初の自分の顔を探す絵本の話が好き。

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    2026年07月25日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    面白かった。村上春樹はわくわくする。今回も。
    「とぎや」で、母親と待ち合わせしたときは、怖くてドキドキして、無音に耐えられずテレビをつけた。笑
    現実のほうが作りもので、存在しないものに存在感を感じる…よくわかる。
    終わり方も、人生が続いていくかんじでよかったな。

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    2026年07月25日
  • 村上朝日堂はいかにして鍛えられたか(新潮文庫)

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    ネタバレ

    おもしろかった!ニヤニヤしながら読んだ。物語も好きだけどやっぱりエッセイは格段に面白いなーと思う。全裸で家事をする主婦、ラブホテルの名前、梅の下竹の下ランナーズクラブ全部面白かった。
    小説家になった瞬間に感じたことを書いてあるところが好きだった。

    今になって振り返ってみるに、あれは実は、激しい恋に落ちたのと、原理的には同じようなものだったのかもしれないと思う。あのびりびりっと背筋に来る感じは、数しい宿命の恋以外の何物でもなかった。
    うん、あれはなかなかいいものだったな。

    宿命の恋っていいなー

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    2026年07月24日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    村上春樹作品、今まで途中やめしてしまうことが多くて、なのに新刊気になって買っちゃって、、、読めるかな〜なんてちょっとばかしの不安を抱えながら読み始めたけれど

    おもしろかった!!!!ライトめだし、特に難しい表現もなくて、すんなり村上春樹ワールドに没入できた!イッキ読みしちゃいました!嬉しい!!
    再読するたびに世界の見え方が変わってくるんだろうなと思うから、何度でも読みたい!
    楽しい時間でした!

    村上春樹初心者にオススメです!

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    2026年07月24日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

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    人によっては、この作品が村上春樹の最高傑作と評している。私は同意しないわけではないが、前回に読んだねじまき鳥クロニクルの方が猛烈に記憶に残ったのは何故だろうか。どちらも村上春樹らしい、現実世界と別世界の境界が薄くなる描写、複数の主人公が徐々に巡り合うに至るまでのエピソード展開はとても見事で心地よい。その中でもねじまき鳥の良さは、井戸の中での精神対話と、笠原メイという魅惑的な存在が大きかったのかもしれない。海辺のカフカではギリシャ神話のエディプスを想起させる、父を殺し、母と交わるという明確なテーマが設定され、主人公の心理描写も惹きつけられるものがあった。だがもしかすると、カフカは15歳にしてはし

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    2026年07月20日
  • 女のいない男たち

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    村上春樹は短編が苦手と、前書きで言っていたが、本書に含まれていた全ての作品に村上春樹らしさを見つけることができた気がする。妻が何らかの理由で自分の元を離れた男の話の中には必ず、現実世界と別世界を繋ぐための夢が出てきたし、普通に生活をしてるのにどこか自分の存在に違和感を感じて生活を破壊しようとする男の姿を儚げに描き出すのはとてもお見事だった。個人的には、やはり長編小説で腰を据えてゆっくり読みたいのが村上春樹先生の作品かもしれない。

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    2026年07月20日
  • 風の歌を聴け

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    昔は気づかなかったが、今読み返すと人類の歴史の中で続いてきた進化論的な発展史観がいよいよ限界を迎えて(日本では学生運動の破綻をきっかけに)、いわゆる「大きな物語」が崩壊して自身の存在理由が宙ぶらりんになってしまい、もっとミクロな「小さな物語」のなかに存在理由を探さざるを得なくなった若者たちの群像劇なのだと思った。

    この本の登場人物たちの殆どがどこかからどこかへ行く合間の人物なのもそういった理由があるのではないかと感じた。

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    2026年07月19日
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

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    村上春樹さんの、小説は大昔に何度か読んだけど難解であまりよくわからない……すごくスルスル読めるし、印象に残るフレーズは今も覚えているので、すごい作家さんなんだなぁと思っていたし、威張ったところのない作品ばかりで親しみやすいけど「物語」としては、あまりよく理解できない、と思っていた。ごめんなさい。
    ただ、なんとなく「いつかこの人の小説でないエッセイが読みたいな」と思っていた。理由ははっきりと言語化できなかったのだけど、この本を読んで、この本を私は読みたかったんだな〜とストンと胸に落ちた。
    私自身、村上さんとは全然スケールが違うけど、趣味で小説を書いている。その中で、やはり自分が書きたい「物語」が

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    2026年07月17日
  • 遠い太鼓

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    ぼくはこの3年間分にわたるヨーロッパ紀行文を読んで、なぜこんなに村上春樹が他の作家と異なり、簡単なのに難解で、愛されているのと同じぐらい批判され、独自の確固たるスタイルを確立しているのにも関わらず寛容であるのかを理解できた気がする。理屈ではなく、乾いた夏の風を感じる時のような肌感覚として。

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    2026年07月14日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

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    村上春樹の文章は不思議なくらい読書が進む。寝る間を惜しんで、日常の隙間時間を少しでも捻出して食い入るように読んだ本に出会うのは何年ぶりだろうか。文章体や語彙が特別なわけでもないと思うのだが、とにかく切なくて、広がりを感じる文章だと思う。結果的に綿谷ノボルという存在が示した意味とはなんだったろだろうか。それは、何か大きくて機械的なものへの果てしない嫌悪感、村上春樹が近代の日本や物質主義に対して抱く率直な嫌悪感の象徴的な存在だったのではないだろうか。自分から大切な情愛を奪う、残酷で冷酷、機械的な存在としてのヴィヴァン。そこに対の存在として強調されたのが、社会の評価や合理性から離れた笠原メイ、加納ク

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    2026年07月13日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読、貸した友達に返す気がないと断言されたことを思い出す。そのせいで僕は少ない給料の中から上下巻を改めて買い直すことになったのだが、それもまたよかったとせら思える。彼は自分では村上春樹を買わないだろうと言う感じがする。一人が二つ持つより二人で一つずつ持つ方がきっといい。(なんて、ここまで書いて村上春樹の文体のコピィを感じて恥ずかしい。)
    後半、デビット・ボウイという文字がもたらす感情の昂りを是非とも体験すべきだ。

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    2026年07月10日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    私も村上春樹さんと同じ1月12日生まれで、このエッセイに出てくる「わりくう山羊座」です。地道にこつこつ努力を重ねても報われず、でもひっそりと楽しく生きています。

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    2026年07月10日
  • 風の歌を聴け

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    n回目。
    何かが書かれることによって、書かれていないものの姿形、質量や手触りがこの上なくリアルに立ち上ってくる。優れた表現者は、常に自分の心を耕し技術を磨き続け、そして人が語り得ない領域への一線を土足で踏み越えない、見えないものへの畏れの感覚を持ち合わせているのだと思う。デビュー作って…すごい。。。とても好きな作品です。

    次、同時に購入している「夏帆」へ行って参ります。

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    2026年07月10日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

    購入済み

    春樹噺

    初期の村上春樹作品ははっきりしない
    終わりでもやもやしてましたが、

    最近の村上春樹作品はファンタジー?
    御伽話?的なはっきりしないけど
    終わりは明確で今作も村上春樹噺でした

    新作をありがとうございました

    #シュール #エモい

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    2026年07月09日