村上春樹のレビュー一覧

  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    三年ぶり長編小説という見出しに惹かれて読みました。

    登場するアリクイ夫婦などキャラクターも不思議な惹きつけられる設定が良いです。

    また、一つ一つの言葉が考え考えて選ばれたものと感じ、日本語表現の豊かさを再認識しました。

    著者のシリーズをまた読み返したくなりました。

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    2026年07月13日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    イッキ読みしました。

    家族の試合がありしかも雨が強くって車中で約半日近く待機中に村上作品を読みました。

    強い雨音が車を叩きつくるなか読むから夏帆の冒険に拍車をかけてくれました。
    夢か現実かの境界線が曖昧になる。いつのまにか本の世界や夏帆の中にはいるから不思議な感覚になる。

    いつ先にかいなくなる…白く広い広場に階段がありその上に立ち景色をみている自分がいるイメージが脳内に広がった…いつか自分もいなくなり階段となり、次の世代がまた階段をつみあげる。

    今回も村上春樹先生ワールドを堪能しました。

    次回作も楽しみに待ちます


    ぜひ〜

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    2026年07月13日
  • スプートニクの恋人

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    ネタバレ

    ギリシャの描写がいい。風景や、それに伴う感情を体験しているよう。人工衛星のように近づいたり遠ざかったり。人との繋がりだったり、または孤独だったり。村上春樹の読後感に勝るものはないと感じさせられた。

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    2026年07月13日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    比較的ファンタジー色が強くて、今までの作品のような、読んでるうちにうっかり自分も現実と虚構の世界が入り混じってしまいそうになる危うい感覚は少なかった。
    でも、読み終えて、自分の人生を振り返り、別の視点から捉え直すような感覚になった。

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    2026年07月12日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    村上春樹氏の新作ということで手に取る。これまでほとんどの著作は読んでいて、海辺のカフカや世界の終わりとハードボイルドワンダーランドは先月ごろ再読した。

    夏帆という女性が主人公。大きな動作がある話ではないが、守護天使やありくいの夫婦など不思議な登場人物たちが数多く現れ、物語を動かしていく。
    感想としては、とにかく読みやすい文体。物語としては難解、というよりも不可思議。だが、これまでの筆者の特徴とも言える男性主人公が醸す諦念感や性描写などが無くなり、とても読み進めやすい。

    これは親との別れについての物語?というよりも、近しいものは、離れていかざるを得ないという話?
    同じ人間でも同じ関係、同じ状

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    2026年07月11日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読、貸した友達に返す気がないと断言されたことを思い出す。そのせいで僕は少ない給料の中から上下巻を改めて買い直すことになったのだが、それもまたよかったとせら思える。彼は自分では村上春樹を買わないだろうと言う感じがする。一人が二つ持つより二人で一つずつ持つ方がきっといい。(なんて、ここまで書いて村上春樹の文体のコピィを感じて恥ずかしい。)
    後半、デビット・ボウイという文字がもたらす感情の昂りを是非とも体験すべきだ。

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    2026年07月10日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    旨味が凝縮していました。
    自分からしか見えていない世界の曖昧さと、その世界を訪れる訪問者たち。普遍的なお話です。モチーフがどれも可愛らしいので、緊張感のあるシーンであっても落ち着いて見ていられました。これは悪いことではないのです。本当に。
    そうならないように意識してみたのですが、やはり村上春樹の文章を読むとそれに似た文章になってしまいますね。それもまた一興でしょうか、それはさておきどうしてもこの物語のモチーフたちの可愛さを知ってほしいのです。まず、アリクイのご夫婦です、彼らは頼りがいがあって物語がどの方向へ向かうか指示してくれます。そして、ジャガー。ジャガーはどうやら凶悪らしいのです。がしかし

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    2026年07月10日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    村上春樹は文字で絵本を描いてしまった。

    非現実的な側面と現実的な側面。それらは決して交わることはないが、全く関係がないともいえない。村上春樹節である壁や井戸の表現を、夏帆では絵本に変えて表現されている。おそらく、物語には終わりがあるということを伝えたかったのだと思う。女性視点での村上春樹は新鮮で面白かった。

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    2026年07月10日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    とても面白かった。
    村上春樹の中でも、かなり好きな作品。
    起承転結がしっかりしていた。

    アリクイやジャガー、シロアリの女王、牛柄の猫など、出てくる動物達がかわいい。

    後半、母親との確執の話、それを乗り越える話なんだとわかった。

    夏帆の性格も好き。
    落ち着いていて、慎重なんだけど、勇気もあって。

    絵本の内容が、第1章の顔の話も、アリクイの話も、ミソラの話もすごくよかった。

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    2026年07月10日
  • 村上朝日堂 はいほー!(新潮文庫)

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    私も村上春樹さんと同じ1月12日生まれで、このエッセイに出てくる「わりくう山羊座」です。地道にこつこつ努力を重ねても報われず、でもひっそりと楽しく生きています。

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    2026年07月10日
  • 風の歌を聴け

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    n回目。
    何かが書かれることによって、書かれていないものの姿形、質量や手触りがこの上なくリアルに立ち上ってくる。優れた表現者は、常に自分の心を耕し技術を磨き続け、そして人が語り得ない領域への一線を土足で踏み越えない、見えないものへの畏れの感覚を持ち合わせているのだと思う。デビュー作って…すごい。。。とても好きな作品です。

    次、同時に購入している「夏帆」へ行って参ります。

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    2026年07月10日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

    購入済み

    春樹噺

    初期の村上春樹作品ははっきりしない
    終わりでもやもやしてましたが、

    最近の村上春樹作品はファンタジー?
    御伽話?的なはっきりしないけど
    終わりは明確で今作も村上春樹噺でした

    新作をありがとうございました

    #エモい #シュール

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    2026年07月09日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    これぞ春樹ファンタジー。

    p276 想像していいかな?-いいとも。想像というのは鳥のように自由で海のように広いものだ。誰にもそれを止めることはできない。
    p311 これは私の偏見だが、私はハンカチを持っている男をあまり信用しない。私はそのように数多くの偏見にみちているのだ。だからあまり人に好かれない。人に好かれないとますます偏見が増える。
    p341 親切さと心とはまた別のものだ。親切さというのは独立した機能だ。もっと正確にいえば表層的な機能だ。それはただの習慣であって、心とは違う。心というのはもっと深く、もっと強いものだ。そしてもっと矛盾したものだ

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    2026年07月09日
  • 風の歌を聴け

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    村上春樹さんのデビュー作ですが、初めて読みました。
    とてもリズムが良く、軽やかな文体で、春樹らしさがとても出てました!

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    2026年07月08日
  • スプートニクの恋人

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    これもまた純度100%の恋愛小説。心がぎゅっとなる。ミュウがタイトルになっているけれど、主人公こそが「スプートニク」じゃないか。地球を中心に、行き場のない想いは永遠の巡回を続ける。
    いつも通り振る舞ってみせながら、すみれを失い、やがて水を失った草木のようにしなびていく主人公にえも言われぬ感情を抱く。自分自身の中に飼っている純な部分を取り出されて見せつけられるような、そんな感覚。宇宙空間に突如投げ出されたかような無防備さ。失って実感する「愛」が、一番真に感じられるのは不条理でしかない。けれど、そんな不器用な愛の形が私は好きで、そんな小説を描く小説家のことも大好きなのだ。
    P.s. 村上春樹を誇張

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    2026年07月08日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    ネタバレ



    世界が必要としているのは、名指しで「お前のせいだ!」と指をつきつけることのできる特定の悪者なのだ。

    のところ、架空OL日記の「今のうちらに必要なのは真実じゃなくて矛先だからさ」を思い出した。

    村上春樹ってめっちゃ走るんだな。

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    2026年07月08日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    ネタバレ

    ランナーにも色んなタイプがいますが、とても共感するところが多かったです。クラブ等に所属せず、SNSにも投稿しない、ぼっちランナーには特に。

    ・走りながら、ただ走っている。空白を獲得するために走っている。
    ・走り続ける理由はほんの少ししかないが、やめる理由なら大型トラックいっぱい分ある。
    ・長く生きなくてもいいから、生きてるうちは十全な人生を送りたい。
    ・ウルトラマラソン後のランナーズブルー。

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    2026年07月07日
  • ラオスにいったい何があるというんですか?

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    ラオスに行ったことがあり、ラオスに何があるのか、と聞かれたことがあったという理由で手に取った一冊。
    村上春樹の旅行記で文章も読みやすく面白い。あっという間に読み終えました。
    旅について哲学を持っている著者のあとがきに感銘を受けたので残しておきたい。

    本書のタイトルの「ラオスにいったい何があるというんですか?」は、文中にもあるけれど、僕が「これからラオスに行く」と言ったときに、中継地のハノイで、あるベトナム人から僕に向かって発せられた質問です。ベトナムにない、いったい何がラオスにあるというんですか、と。
    そう訊かれて、僕も一瞬返答に窮しました。言われてみれば、ラオスにいったい何があるというのだ

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    2026年07月06日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    n回目。
    本当に欲しいものに「欲しい」と言ってこられなかったわたしへの“人生に関する気の利いた警句"がたくさん。10年後位に、また読むと思う。

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    2026年07月06日
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)

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    村上春樹らしいトーン、設定とチャレンジングな設定が移り変わり、それが加速していくうちに渦の底に沈んでいくような埋没感が良かった。最近の作品とは異なる朴訥な部分も「残っていて」没入。最後にはまた読書を取り戻す感じになった。

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    2026年07月06日