柴門ふみのレビュー一覧

  • 家族の食卓 1
    時が経つと読み返したくなり、もう何度も読んでいる短篇集。
    どの作品もそれぞれ味わい深いが、特に「トランプの家」が好きだ。
  • 東京ラブストーリー 4
    研究室においてあったのを発見。一気に読破。読み終わった後、つい泣いてしまった作品。ただ切ないだけではなく、それぞれが辛さを乗り越えて、最後にハッピーエンドを迎えているから読後感が良い。そしてリアル。絵の適当さも好き。ストーリーに集中できる笑。関口さとみの三上への未練にもやもやしたけど、足になじみすぎ...続きを読む
  • 小早川伸木の恋 1
    なじ■一巻だけ読むつもりで手に取ってみたらついついそのまま全巻一気読み!
    伸木や奥さんやカナさん、それぞれの生き方にそれぞれ違う角度から胸を打たれました。厳しい美しさや優しさに何度も涙が出た…
    結末がちょっとあっけなかったようにも感じたんですが、一冊いっさつに心に訴えかけてくるシーンが沢山あって良か...続きを読む
  • あすなろ白書 3
    半年前くらい、
    東京ラブストーリーを読んで、
    一気に紫門ふみにハマった。

    絵もなんか変なコマが多数あるんですけれど、
    もう恋愛の達人です。

    東京ラブストーリーもよかった、
    けどあたしはあすなろ白書!!!!!

    カケイ君は、顔とか髪型とか昔っ!
    って感じだけど、
    本当にかっこいい。
    もう見た目とか...続きを読む
  • 女はなぜダメ男に魅かれるのか?  日本レンアイ文学のすすめ(1)
    「恋、と書いたら、あと、書けなくなった。」

    何度目だろう。また性懲りもなく恋をした。
    太宰治の言葉に。

    読んで数分ぼうっとただただその言葉にとりつかれる
    これほど贅沢な恋があるだろうか。


    「あさましくてもよい、私は生き残って、
     思うことをしとげるために世間と争っていこう。」
    ...続きを読む
  • 恋する文豪
    「恋、と書いたら、あと、書けなくなった。」

    何度目だろう。また性懲りもなく恋をした。
    太宰治の言葉に。

    読んで数分ぼうっとただただその言葉にとりつかれる
    これほど贅沢な恋があるだろうか。


    「あさましくてもよい、私は生き残って、
     思うことをしとげるために世間と争っていこう。」
    ...続きを読む
  • 家族の食卓 1
    ある家族に焦点を当てた短編からなる作品。
    主人公である父親や母親ら夫婦が育児・教育・人間関係に悩みを抱えながらも愛のある家庭を築いていく姿を描く。

    連載されていたのが今から10年以上前と比較的古い作品だが、当時読んでいた時の感動は今でも忘れられません。
    この心温まる家族ドラマをぜひ家族の絆が希薄な...続きを読む
  • あすなろ白書 第2部 1
    暗い。第一部よりとことん暗い。
    重い。とことん重い。
    無理やり、運命だとかの言葉を用いれば、そういうのって気がついたら取り返しのつかない方向に進んでいるんだなぁ、そう思う話。

    重いけど、なんだかんだ好きだなぁ、この人のかくはなしは憎めない
  • P.S.元気です、俊平(1)
    大学生
    というより
    人間
    ってもっとこう、だらだらした生き物よね

    というような話だったかと思う
    恋愛って、人生においてこう
    サブイベントで隣をずっと流れ続ける
    もっとこう、軽いものなんじゃないかって
    そういう考え方
  • あすなろ白書 1
    大学がどうこうであるより
    初恋に近いこんな青春で
    こうすごして、こうすぎていってと
    作為的でないこういった人と人とのすれ違い、出会いと時の流れ

    自然でうまい漫画。
  • 青春とは笑える 思い出の’70年代(小学館文庫)
    「青春とはなんだかんだ」と改題。同級生の男子たちより吉田拓郎に胸をときめかせ、修学旅行では麻丘めぐみの『私の彼は左きき』をフリつきで歌う。『奥さまは魔女』でアメリカの中流家庭の暮らしに憧れ、『スクリーン』を見て、レイモンド・ラブロックに英文のファンレターを出す…。15、16、17と、’70年代に、ま...続きを読む
  • 東京ラブストーリー 4
    不器用なカンチこと永尾完治、何事もうまいプレイボーイ三上、まじめなカタ物関口さとみ、自由奔放な赤名リカ、カタキ役?優等生の長崎尚子。
    惹き込まれる!!思わず四冊を読み続けてしまった。
  • 恋する母たち 4

    同世代

    東京ラブストーリー あすなろ白書 同世代の紫門ふみ 作者に熱狂です。
    杏 まり 優子達の友情 それぞれの心情に共感仕切りです。三人の個性が 際立って
    ドラマを見ているような 錯覚すら覚えております。
    大人の恋は 家庭のなかの多くの 問題を 遺憾なく発揮せざるを得ないことを
    三人の主人公たちは 織りな...続きを読む
  • ビッグコミックオリジナル 2024年4号(2024年2月5日発売)
  • ビッグコミックオリジナル 2023年22号(2023年11月4日発売)

    はじめての青年雑誌

    先日、ミワさんなりすます、のコミックに沼落ちしました。ミワさんが神と崇める八海に私まで心ときめいてしまい、次がどうなるのかと気になっての購入。少女漫画派の私のはじめての青年漫画雑誌です。なんと、アキコ様も連載されておられ、気になる漫画も出てきました。が、あくまでも宝物としてコミックを持ちたい私、今回...続きを読む
  • 薔薇村へようこそ 1
    薔薇村に行き着く前に無料版は終わってしまいますが、思いがけない地点に行き着いた人たちの過去を掘り下げる系の話なのかな、と予想しています。現代社会の闇を優しいタッチで描いている感じで悪くない作品かなと思います。
  • ヴォイス~憂鬱なエスパー~ 1
    女性の頭に手を当てるとその人が考えてることがわかる特殊能力持ちの主人公だけど、悪意がオブラートに包まないでダイレクトに伝わるからあまりいいこと無いみたいだな。
  • ビッグコミックオリジナル 2023年5号(2023年2月20日発売)
    僕らはそれを乗り越えてゆくは高校野球の漫画でとても面白く読んでおるが、今回のラストに新型コロナの記事を見て愕然。
    そうきたのかと、リアルで読むことがどんなに心を揺さぶることになるのか知った。
    彼らは知らない、でも読み手はそれだけでわかってしまう神の気持ちになることに、どんなに辛いのか、どう克服するの...続きを読む
  • 家族の食卓 1

    昭和時代の家族ドラマ

    昭和の漫画なので、家庭における男女の価値観が現在とは異なる。
    今の若者がそれに違和感を感じるかもしれない。
    物語としては、家族の在り方を何組かの家族で表現している。
    最後は少し心が温かくなって救われる物語です。
  • 恋する母たち 7

    いつもの

    この作家さんの特徴的パターン。
    出逢いや葛藤、どろどろを描く序盤から中盤までは描き込み鋭く次が楽しみな展開なのに
    終盤は息切れするのか凡庸。
    代表作も25年後に無理矢理弄るくらいだし仕方ないけど、いつも残念。