柴門ふみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ若い頃から、漫画家として母として多忙な毎日を送ってきた柴門ふみが、50歳になって、子育てから手を離し、自分時間を充実させ、日々小さな幸せを感じるコツを紹介したエッセイ。
共感するところもあり、読みながらクスッと笑ってしまうところもあり、楽しめた。
ぽっかり空いた2時間の使い道を考えたり、身の回りにはお気に入りのものだけを置いたりすることで小さな幸せを感じたり、ストレスを溜めない方法として、「嫌な感情が浮かんでも、それを言葉に置き換える前に忘れるようにする」といった工夫は見習いたいと思った。
そして、美しく歳を重ねるために、もっとも必要なものは「愛」。家族、ペット、友人など「愛するものに愛情を注ぐとき、人はもっとも美しい表情を浮かべる」というのも納得。
あー、私も犬を飼いたい! -
購入済み
女性にオススメ
初めてこういった分野に足を
踏み入れてみました。
内容は総じてソフトな印象で
幸いでしたね。ノーマルな志
向の?女性向けの一冊だと思
います。 -
無料版購入済み
王道なドロドロ(になる予定?)三角関係、feat. 再開した初恋と新人同僚に挟んだなよなよした主人公。女性の笑った口が大きいせいでみんなが怪しい気がする。
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Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて手に取ったが、夫を尻に敷いてる感じの柴門さんではなかった。
というか、旦那さまは弘兼さんだということを知って驚いた!東京ラブストーリーと島耕作夫婦なんて!凄い!
そして弘兼さんは尻に敷かれるタイプではなさそう。柴門さんの尻の下まで来ないというか...
本にも自分の予定が来たらぴゅーといなくなるという表現が出てきていたのが面白かった。しかも何度も...
コーギーのリンコちゃんをクリスマスプレゼントで買ってあげるよと言いながら、仕事があるからと言ってぴゅーといなくなり、結局柴門さんが自分の口座から現金を下ろして買ったというのが笑えた。
私は老化を意識し始めの時期なので、エッセイを読んで、そうそう!と頷くことが少なかったが、10年もすれば赤べこのように頷くのであろう。
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Posted by ブクログ
ネタバレ今週の水曜、駅の本屋に立ち寄ると、柴門ふみの書いた「東京ラブストーリー After 25 years」というマンガが目に付いた。そう言えば、新聞の記事かなんかで見た記憶がある。柴門ふみが、25年経った後の東京ラブストーリー後日談みたいのを書く、と言う企画があると言う記事だ。
それが単行本となって売っていた。イマイチ買うのに躊躇したのは、面白くないように思ったからであったが、数分逡巡して手を伸ばし、レジに持って行った。
東京ラブストーリーがドラマ化されたのは、高校1年の頃の冬だ。当時、私は週刊ビックコミックスピリッツを毎週買って読んでいたが、その時は既に東京ラブストーリーは終わっていたので、原作をリアルタイムで見たわけじゃ無かった。が、コミックは全4巻買った。
織田裕二と鈴木保奈美が主演のドラマで、バブル期に製作されたドラマの中での金字塔の一つかと思う。私は毎週見ていたし、クラスの連中もみんな見ていた。都心の超一等地と言える渋谷区神宮前にある高校に通っていた私たちにとって、東京ラブストーリーで出てくるロケ地は、生意気にも馴染みがある土地が多かったのも、余計に視聴を後押しした。有森也実演ずるさとみ役が、原作にある通りのキャラクターを好演しており、そのイメージ通りに理解した単純な視聴者から事務所に脅迫まがいの手紙が届くほどだったそうだ。こう思わせる演技をしたのだから、好演と言っても良いだろう。
政府が経済統制を完全に誤ったと言えるほどの好景気に沸いたバブル期の世相を遺憾なく表現しており、自分自身、大学を出て社会に出たときは、こんな感じの世の中になっているのだろうかと思っていた。しかし、現実は凋落の一途を絵に描いたような不景気の時代に社会に出ることとなり、東京ラブストーリーの情景は幻も良いところだった。
東京ラブストーリーは、私にとってはかけがえのない作品、と言う訳では無い。原作のマンガは、多分実家にも無いと思う。だから、今まで何十回と読んだ遠藤周作の「沈黙」と異なり、細かいところは殆ど憶えていない。
でも、25年後の東京ラブストーリーを今回読んでみて、各々の登場人物の25年後は「思い出す努力」を全く要すること無く、スッと理解した。
出て来た登場人物は、既に50歳になっている。50歳になるのか、と思うが、これは会社の先輩達で、現在50歳くらいになっている人びとを見ると、かえってイメージしやすい感じがある。
現在50歳くらいになっている人たちは、東京ラブストーリーのカンチだのリカだの同様、バブル全盛期に社会に出た。何度か書いていると思うが、この時代に社会に出た人たちは、新人の働きに見合わないほどの多額なボーナスを得たりと、経済的にはかなり恵まれた若者時代を過ごした。活発な時代で、金曜の夜になると職場の連中で車に分乗し、スキーに出掛けるなんて時代だったようだ。ウチの会社は、都内で遊ぶより、アウトドアに打ち興じる人間が圧倒的に多かったように思う。バブル時代のこう言うのに、私自身が間接的に恩恵に浴していると思えるのは、この時代に登山だなんだを極めた先輩達と、一緒に登山に行ったり出来ることだ。彼らは身に付けた知識や技術を、後輩の私たちに教えてくれたりする。
その、会社の先輩達とシンクロさせながら、カンチやリカの今を読むが、読み進めている上で私が「この人出ないのかな」と思ったのが、「和賀さん」という人であった。
和賀はカンチとリカが勤めていた会社の経営者で、同時にリカと不倫関係にある人物だった。ドラマは西岡徳馬が演じていたが、まさか、あの西岡徳馬が、毎年「笑ってはいけない」であれだけやるようになるとは、それこそ25年前は想像だにしなかった…。
和賀も本作中に出ているのだが、そこで驚いたのは、当時、和賀が42歳だったと言うことである。マジか!50歳くらいじゃなかったのか!と驚いた。と言うのも、今の私と同い年である。
高校時代、和賀を見て「こんなオッサンと不倫関係にあるのか」なんて意外な思いで見ていたが、そのオッサンの年齢に俺はなってるのか、と思った。
当時、漫画を読みながら、そうは言っても大人の風格を出している和賀は、やや異彩を放っていたようにも思うが、そんな感じに今の自分がなっているとは思えない。同期と飲み会で部長の愚痴をダラダラ言っているのである。
本作の方に戻り、肝心の内容は、とっても面白かったと言う訳では決して無かったものの、買って損したと言う感じでも当然無かった。50歳の登場人物達はまだ若く、連載時に描かれていた和賀より若々しい感じであった(と思う)。
それにしても、50歳か。8年後だな。相変わらず同期と、飲み屋で愚痴言ってそうな気がする。