【感想・ネタバレ】老いては夫を従えのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年03月24日

キャッチーなタイトルですが、最後まで読んでも夫を従えてはいません。
夫(弘兼憲史)は究極の自由人と見ました。

でも柴門さんの方は、義父母と同居し、幼い子供を育て、「東京ラブストーリー」を連載していた。
いや、やらざるを得ない状況に陥ったら、やれるもんですよ。
ある程度は。

時は流れ、人は年をとる...続きを読む
もう、体の不調が顕著なのよ。
私もここ数年で、外反母趾になり、生まれて初めてのインフルエンザに罹り、乳がんにもなった。
右胸にメスを入れた後遺症なのか加齢のせいか、右腕の可動域が狭まった。
手を上にあげることも横に延ばすこともできるけど、後ろに引くと痛くてたまらん。
毎日毎日、老いを感じる瞬間。

新しいものに挑戦しても、根気が続かなくなる。
頭で考えていることと口が、または手が連動しなくなる。
忘れてしまいたい過去は覚えているのに、大切なことを忘れていく脳。

ああ、同じ同じ。
病気自慢をするようになると年寄りの仲間入りの気がするけれど、自分だけじゃないんだなあと安心できるのはことのほか嬉しいし、楽しい。
このポジティブな気持ちが免疫力を高めているのかもしれないのだから、ちょっとご容赦願おう。

夫も妻も、自分のペースで生活を楽しみ、たまに一緒の嬉しい時間を持てたら、それは幸せな老後と言っていいのではないだろうか。

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Posted by ブクログ 2020年11月01日

タイトルに惹かれて手に取ったが、夫を尻に敷いてる感じの柴門さんではなかった。

というか、旦那さまは弘兼さんだということを知って驚いた!東京ラブストーリーと島耕作夫婦なんて!凄い!

そして弘兼さんは尻に敷かれるタイプではなさそう。柴門さんの尻の下まで来ないというか...
本にも自分の予定が来たらぴ...続きを読むゅーといなくなるという表現が出てきていたのが面白かった。しかも何度も...

コーギーのリンコちゃんをクリスマスプレゼントで買ってあげるよと言いながら、仕事があるからと言ってぴゅーといなくなり、結局柴門さんが自分の口座から現金を下ろして買ったというのが笑えた。

私は老化を意識し始めの時期なので、エッセイを読んで、そうそう!と頷くことが少なかったが、10年もすれば赤べこのように頷くのであろう。

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