【感想・ネタバレ】恋する母たち 5のレビュー

あらすじ

マズいわ これ以上の深みは…

夫がいて、息子がいて――
背負うもの、守るものがあるからこそ、
大人の「恋」は、少し重い。

柴門ふみ、最新作にして代表作

名門中学に通わせる息子はいずれも出来が悪くて落第目前。
そんな息子たちをきっかけに出会ったのは、
夫が不倫相手と失踪しシングルマザーで息子を育てる・杏、
不倫夫に悩むセレブ妻・まり、
専業主夫を持つキャリア妻・優子
――互いの距離を少しずつ縮めながら交錯する三様の人生。

それぞれに満たされない思いを抱えた彼女たちに待ち受けていたのは、
「妻」でもなく「母」でもない、「女」としての自分との対面。
子育てや仕事に悩み、葛藤し、生まれた心の隙間を埋めてくれたのは“恋”だった。

“清算したはずの過去”が追いかけてきた杏、
まりの夫は愛人にハメられすべてを失い、
年下の彼との欲情に溺れる優子はついに…!?

「不倫」という単純な言葉では片づけられないアラフォー女性の迷いとよろめきに、共感の声が続々。

アラフォーを越えたからこそ見つめられる、
私が選んできた道、そしてこれからをどう生きるか――

仕事か、家族か、恋か、
「私」が本当に欲しいものって…

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木村佳乃、吉田羊、仲里依紗という豪華キャストにて、2020年ドラマ化!

シングルマザーの石渡杏 、キャリアウーマンの林優子、セレブな専業主婦の蒲原まり。
経歴もバラバラで、性格も違う三人の女性たち。三人は、同じ高校に通う息子たちをきっかけに知り合い、お互いの傷や悩みを共有しあう仲になります。母として家庭の問題に悩み、妻として夫との関係に悩み、社会人としてキャリアや仕事に悩み、女として恋に悩む……。本作は、そんな"恋する母"たちの行方を描いた力作です。

本作のおすすめポイントは、大人の女性の苦悩がリアルに描かれているところです。それぞれが抱える不安や焦りが、生々しく描かれ、読者の心をギュッと揺さぶります。また、不倫がテーマになっていますが、自分の責任を果たそうとする大人としての覚悟もきちんと描写されているため、ただ恋に逃げているだけではないと分かり、より主人公たちに共感しながら読み進めることができるのも、この作品の素晴らしい点です。

また、ドラマでは、石渡杏役を木村佳乃、 林優子役を吉田羊、蒲原まり役を仲里依紗が演じ、相手役の男性をそれぞれ、小泉孝太郎、磯村勇斗、阿部サダヲが演じ、男性陣のセクシーな魅力が話題になりました。

恋愛マンガの名手・柴門ふみが、"恋をする母"を正面から描いた力作。すべての大人の女性におすすめいたします!

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3人とも、子どものことも恋も一生懸命です。
ただ、恋焦がれる気持ちは止められないけれど、既婚者が実際行動に移すにはリスクを伴うもの。
絶対にバレない、誰かを傷つけない、証拠を残さない。
その覚悟を持ってはいても、それを実行するには相当なエネルギーが必要なのでしょう。当人たちが気づいてなくても、バレてるケース多いですもんね。

0
2020年12月15日

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