【感想・ネタバレ】恋する母たち 4のレビュー

あらすじ

息子がいても、恋はするわ

夫がいるのに、息子がいるのに――
ときめいて、迷って、諦めて大人の「恋」は楽じゃない

柴門ふみ、最新作にして代表作

名門中学に息子を通わせている三人の母たちの物語。

いずれの子供たちも出来が悪くて落第目前。
浮気相手と失踪した夫を待つ杏、不倫夫に悩むセレブ妻・まり、専業主夫を持つキャリア妻・優子
――互いの距離を少しずつ縮めながら、三様の人生はやがて交錯し始める。

これまで築き上げてきた人生、暮らし、家族――
大切にすべき「尊さ」と、何か物足りない「虚しさ」。

アラフォーを過ぎたからこそ向き合える、「妻」でも「母」でもない、「女」としての自分。
それぞれに満たされない思いを抱えた彼女たちに待ち受けていたのは、予期せぬ出会い、そして別れ。

心の支えはやがて手放せない情愛に変わり、ドキドキの時間は家族を守るための癒やしとなった。
そして、ストレートな好意は理性をも捨てさせて…!?
「不倫」という言葉では片づけられないアラフォー女性のよろめきに、共感の声が続々。

大事なものを守るために、パワーをくれるのが恋だった。
密やかでいて、激しい、柴門ワールドの新境地。

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木村佳乃、吉田羊、仲里依紗という豪華キャストにて、2020年ドラマ化!

シングルマザーの石渡杏 、キャリアウーマンの林優子、セレブな専業主婦の蒲原まり。
経歴もバラバラで、性格も違う三人の女性たち。三人は、同じ高校に通う息子たちをきっかけに知り合い、お互いの傷や悩みを共有しあう仲になります。母として家庭の問題に悩み、妻として夫との関係に悩み、社会人としてキャリアや仕事に悩み、女として恋に悩む……。本作は、そんな"恋する母"たちの行方を描いた力作です。

本作のおすすめポイントは、大人の女性の苦悩がリアルに描かれているところです。それぞれが抱える不安や焦りが、生々しく描かれ、読者の心をギュッと揺さぶります。また、不倫がテーマになっていますが、自分の責任を果たそうとする大人としての覚悟もきちんと描写されているため、ただ恋に逃げているだけではないと分かり、より主人公たちに共感しながら読み進めることができるのも、この作品の素晴らしい点です。

また、ドラマでは、石渡杏役を木村佳乃、 林優子役を吉田羊、蒲原まり役を仲里依紗が演じ、相手役の男性をそれぞれ、小泉孝太郎、磯村勇斗、阿部サダヲが演じ、男性陣のセクシーな魅力が話題になりました。

恋愛マンガの名手・柴門ふみが、"恋をする母"を正面から描いた力作。すべての大人の女性におすすめいたします!

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感情タグBEST3

ネタバレ 購入済み

同世代

東京ラブストーリー あすなろ白書 同世代の紫門ふみ 作者に熱狂です。
杏 まり 優子達の友情 それぞれの心情に共感仕切りです。三人の個性が 際立って
ドラマを見ているような 錯覚すら覚えております。
大人の恋は 家庭のなかの多くの 問題を 遺憾なく発揮せざるを得ないことを
三人の主人公たちは 織りなしてくれて さすが 紫門ふみ!
ドロドロの愛憎にならない まりちゃん に共感!年下の社内不倫中の優子!
これからの展開が楽しみな杏!久々の押しです。

#切ない #カッコいい #共感する

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2024年03月17日

匿名

ネタバレ 購入済み

まぁ…確かに

三人三様、どっぷり恋にはまってますね。40代、夫に不満や物足りなさを感じた時、近くにいて話を聞いてくれて、自分を認めてくれる(あくまで自身の主観だけど)男性に惹かれるのは無理もない。
子供のためにも、理性とバランスとりながら立ち続けていられる、心の支えなのかも。

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2020年09月27日

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