Teamバンミカスのレビュー一覧

  • 1984年 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    戦後の間もない1950年ころに未来を描いたSF小説のマンガ版。
    長編をコンパクトにまとめているため、背景の理解に手間取ったが一気に読めた。

    戦後間のないこの頃に、これだけ未来を予測できた作者の眼力は見事である。
    本の世界では、権力に服従させるプロパガンタの浸透、テレビジョンによる監視、奴隷階級の利用、言論弾圧、歴史の改変によって権力を集中させ、戦争も正当化している。
    現代ではどうどうだろう。ネットを使えばある程度監視できるし、海外では盗聴、広がる格差、報道規制、歴史認識の変更など話題になっている。このまま、戦争も正当化されたら、プチ・オーウェル世界になるのだろうか?

    0
    2015年05月05日
  • 破戒(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    封建的身分差別が残る明治時代。
    青年教師・瀬川丑松は父の戒めを守り、素性を隠し暮らしていたが、同じく被差別部落出身の解放運動家・猪子蓮太郎の生き方に感化されてゆく。
    ある日、丑松の素性を疑う人物が現れ、生活は一変する…。
    「差別」という人間に根ざす社会悪を描き、漱石からも激賞を受けた自然主義文学の傑作を漫画化。

    0
    2015年12月31日
  • カラマーゾフの兄弟(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    妖艶な美女を奪い合い、長男ドミトリーと淫蕩な父親フョードルが激しくいがみ合う。
    家族のことに無関心な次男イワンと心を痛める三男アレクセイ。
    親子の確執は激しさを増し、悲劇は起こる。信仰や死、国家と教会、貧困、父子・兄弟関係など深遠なテーマを含む人間ドラマ。
    現代の予言者ドストエフスキー生涯最後の作品を漫画化。

    「父親殺し」がこの小説のメイン・イベントです。
    殺される父親はフョードルといいまして、好色で性格のねじまがった老人です。
    このフョードルには3人子供がいまして、彼は長男と金や娼婦・グルーシェニカをめぐって争っています。
    このいざこざははもう、傍目でも見てられないくらい破廉恥なものでして

    0
    2015年12月31日
  • カラマーゾフの兄弟(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ドフトエフスキーの名作。
    最近ドラマ化もされていた。
    活字で書かれた本を何度も手に取ったことはあるが、難解で購入までは至らなかった。

    100年以上も前のロシアの貴族制や使用人など格差社会を背景に、貴族の家族を中心に話は進んでいく。
    今の日本では考えられない社会で、ではその中で生きていく人々の細かい感情がまんがでは読み取れなかった。活字の本ではその中で生きていく人々の細かい感情が読み取れるのだろう。
    いずれは活字で読んでみたい。

    0
    2015年05月04日
  • 死に至る病(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    他の同シリーズに比べて、絵が少しかわいい。原作を読んだことはない。雰囲気を感じることはできると思う。そのうち原作も読んでみたい。

    0
    2015年04月29日
  • 戦争論 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    クラウゼヴィッツの「戦争論」のエッセンスをマンガにした本。いきなり原著を読むのはしんどそうなので、まずは概略だけでもつかもうと本書を選択した。原著の解説だけでなく、クラウゼヴィッツ亡き後の世界の動向についても、「戦争論」をベースにした考察がされているところが面白いと思った。もっともマンガの中では死んだクラウゼヴィッツ本人に解説させているところは問題あり。本人がほんとにその後の動向を見てそう考えるかどうかはわからないもんね~。

    0
    2015年03月31日
  • カラマーゾフの兄弟(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    カラマーゾフ家の三男アリョーシャと次男イワンは父親のフョードルから呼ばれ再婚すると告げられる。
    しかしその相手グルシェンカは長男ミーチャの女であった。
    ミーチャは婚約者カテリーナがいるにも関わらずグルシェンカにいれこんでいた。
    その場に乗り込んできたミーチャとフョードルは争いになり・・・。。

    原作はとても読めそうにないので漫画版で読みました。
    漫画でも後半の展開は、宗教、格差社会、家族、政治などなど色々なテーマに溢れて圧倒されました。
    心と時間に余裕のある時にでも、原作チャレンジしてみるのも良いかも。

    0
    2015年01月25日
  • 赤と黒(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    フランス革命後の貴族社会の退屈、そこでなんとか立身出世を狙うプライドの塊のソレル。愛と欲望と貴族と…いかにもフランス人が好みそうな題材。
    このドラマを創っているソレルの突き抜けたプライド、そして愛の無知、設定はまったく違うけどどことなくコクトーの『恐るべき子供たち』のドラマルギーに似てる。

    0
    2015年01月06日
  • 論語(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    読み掛けの本を持たずに帰省したので、新幹線のお供に駅の本屋で購入。

    学生の頃、漢文の題材として読んだだけの論語をまんがで読破。まあ、読破と言っても、まんがでエッセンスを紹介って感じ。改めて、いいこと言っているんだよねと再認識。

    0
    2015年01月04日
  • モルグ街の殺人(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    推理小説の元祖であり密室殺人の元祖でもある【モルグ街の殺人】。正直推理小説としては色々と難がありますが、演出はなかなか凝っていると思いました。

    【盗まれた手紙】は、「あいつなら何処に隠すか」という推理は強引な気がしましたが、物語の世界観は楽しめました。

    絵柄は好みではなかったものの、怖い雰囲気や犯人の狂気など、描写はしっかりしていると思いました。

    0
    2015年02月28日
  • 論語(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    先達の教えで、生きて行く上での指南書をかいつまんで紹介しています。論語の入門書としては簡単に楽しく読める良い本でした。

    0
    2014年11月29日
  • 方法序説(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    デカルトが、理論の為に使った時間は、今色んな人が共有している。本よりは分かり易いけど、やっぱり難しかった。

    0
    2014年11月26日
  • 戦争論 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    戦争をなくすためには戦争を知らねばならないと思い、手始めに読んでみた。漫画形式で文字数が少なく、入門書に最適。
    理想論としての「戦争反対」から一歩ひいて「戦争とは何か?」を分析しようとしている本。戦争は忌むべきもの、という前提に立った上で、戦争の形態を「現実の戦争」と「絶対的戦争」と概念的に分けて、理論化している。
    うっすらわかりつつあることは、2度に渡る大戦とそれ以前の歴史上の戦争、さらには現代の戦争は別モノである、という点。どう別モノか説明できるほどの理解は未だない。

    「第三次世界大戦がどんな戦いになるかはわからないが、第四次世界大戦ならわかる。人々は石を投げあって戦うだろう」アインシュ

    0
    2014年07月13日
  • 羅生門(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ・羅生門
    教科書の内容に、前段階へプラス要素。追い剥ぎの動機が強く感じられて、今までより説得力が感じられる。

    ・偸盗
    盗賊の中ではあるが、女に翻弄する話。裏切りに次ぐ裏切り。やはり兄弟は大事ね。話は初めて読んだ。

    ・藪の中
    タイトルは有名ですよね。しかし初めて。
    ヤブの中で起こる殺人。三者三様の言い分を展開、真相がわからないまま終わる。ただそれだけなんだが、3人の内1人はイタコ。こいつがイケないんじゃないかwwwww



    藪の中の女好きな盗賊が、羅生門の若い男に似ている。つながっていてもおかしくは無いと思わせた。

    0
    2014年02月24日
  • それから(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ・結婚式から
    ・「あぁ 世界が動く」

    原作を2年前に読みました。丁寧に。
    冒頭の結婚式のシーンは、原作には回想だけで時系列的をメインに合わせたものと思われ。原作の代助のグダグダした 感覚やら 思考 をザックリ削いであるぽい。時代にズレた風刺的な面を削いで、恋愛模様だけを抽出した感。恋愛模様、と書くのは著者やら論評家に殴られる気がするけど。自然の流動だけを捉えた、と言えばいいですか?ただ、個人的には大きめの共感を得た代助の「心臓の鼓動を確認する」描写が消したのは~ まぁしゃあないかw彼の自身への過信はその辺に感じてるはずなんだけど。

    どちらにせよ言い回しをこねくってこねくってやってはいるが 

    0
    2014年02月24日
  • ドグラ・マグラ(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    原作は途中で断念した。原作をかなり端折ってるけど、大意はつかめた。多分、発狂していないと思う。心理遺伝学とか心理解剖学などの言葉が出てきたり、精神病者を病棟から解放するという発想があったりと、現代の精神科トピックにつながることが1920年代に書かれていたことにびっくり。しかも小説家がそれを書いているということに。

    0
    2013年12月26日
  • 1984年 (まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ジョージ・オーウェル作品の漫画化、原作は1949年に刊行されたらしいので、35年後の世界を描いた近未来SFである。架空の社会主義国で出版物の検閲(のような仕事?)をする男性が主人公。
    偶然にも読んでいる最中に、某社会主義国のナンバー2が粛清されてしまった。おそらくこの作品のような世界が展開されてるんだろうなと思った。

    0
    2013年12月19日
  • リア王(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふと思いついて読んでみた。
    リア王の原作は未読だが、話の流れは十分にわかった気がするものの、悲劇には見えなかった。

    0
    2013年11月10日
  • 若きウェルテルの悩み(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ウェルテルの手紙が物語の主体である。ロッテの感情がほとんど現れず、ウェルテル自身が苦しみ、嵐に耐え切った事で終幕を選び取る。
    人間の本性には限界がある。ある種の不条理をも彷彿とさせる物語。

    0
    2013年11月04日
  • 神曲(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    【原作】既読

    どんな名作も185ページにまとめてご覧に入れましょう、って趣きの「まんがで読破」シリーズ。当たり外れも大きいけれど、そのギャンブル性が堪らなくて、ついつい濫読してしまいます。

    ダンテの『神曲』は、もともと大好きな作品。
    思春期からこじらせ続けている中二病のせいか、「地獄」とか聞くとちょっと胸躍るんですよね。「ジュデッカ」とか「コキュートス」とかカッコイイですよね。完全に『BASTARD!!』(萩原一至/ジャンプコミックス)の影響ですけどね。
    生前犯した罪の種類によって階層分けされた地獄、エグい責苦を受け続ける亡者たち。怖いもの見たさが主な動機で「地獄篇」ばかり何度も読み返して

    0
    2013年10月26日